西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

16/10/31(月)

[]若手本 18:13 若手本 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 若手本 - 西川純のメモ 若手本 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 新規採用者は採用されてから半年たちました。うまくいっていますか・

 採用されてから数年の方はどうですか?今のままで勤め続けられそうですか?

 合格が決まり、来年から教師になる方は、心配ありませんか?

 そんな方へ「新任1年目を生き抜く教師のサバイバル術教えます」、「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」(いずれも学陽書房)を用意しました。

 大学の理学部を卒業し、大学院で概念研究をした私が、暴走族がいっぱいの学校に物理教師として採用されました。1年で授業が成立するようになったのです。どうしてでしょうか?

 理由は先輩教師から可愛がられたからです。

 教材研究ではなく、すぐに役立つところにエネルギーを費やしたからです。

 じゃ、どうしたらいいか?それが書いています。

 例えば、先輩教師に驕ってもらったとします。その時に「ごちそうさまでした」とは言うでしょう。では、翌日に「昨日はごちそうさまでした」と言っていますか?地元に帰ったとき、簡単なお土産を持って行きますか?そんなポイント一覧がついています。

 教材研究が授業に反映されるには時間がかかります。でも、毎日毎日の授業は待ったなしです。だったら、まずは声の出し方を練習しましょう。鏡を見て表情をコントロールしましょう。そこが入り口です。どんな素晴らしい授業も聞こえなければ駄目です。

 その他、生活面も書いています。

 例えば、4年の学生さんの場合はもうそろそろ彼氏・彼女とつきあい続けるか、分かれるかの分かれ目にさしかかると思います。でも、今の相手が一番いい相手なのです。それは確率論から言えます。え?と思うでしょ。

 男性の皆さん、伴侶が「この人と一生添い遂げよう」と思うのはいつだと思いますか?それを知らないと怖いことになりますよ。

 おそらく、経験十年ぐらいの人もお読みいただくと、自分の抜けたところが分かります。お勧めです。

追伸 可愛い後輩に勧めて下さい。もっと可愛くなりますよ。

[]志 12:51 志 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 志 - 西川純のメモ 志 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 学力的に最底辺の学校の教師として多くのことを学びました。その一つが、どんな子どもも皮一枚の違いしかないことです。凄いカッコをして、猛獣のような行動をしても、皮一枚下には可愛い子どもがいます。その子どもは必死になってよりよく行きたいと願っています。

 まあ、中の上のレベルの私立の高校や大学の管理職だったら5年で大化けさせることはそれほど難しくないと思います。

 広報でしょうか?違います。

 予算でしょうか?違います。

 子ども達の心に火をつけることです。そうすれば、子ども達が広報を考えてくれるでしょう。やる気のある子どもは数億円の設備よりも強力です。

 が、短期間にやるとしたら人事に関して大なたを振るわなければならない。だから私学です。何故、中の上なのでしょう?それは上になれば社会が注目してくれる。それによって正のフィードバックがかかります。大化けするまでの時間が短いからです。

 ま、実際にはやる気はないし、やる機会もないから、無責任にそう思います。でも、西川ゼミのメンバーを見ているとそう思います。

16/10/30(日)

[]複線化 21:12 複線化 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 複線化 - 西川純のメモ 複線化 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 これからは普通科高校が少なくなり、職業科高校が多くなる。つぶしのきく学部が少なくなり、特定の職業と一対一対応した学部(ジョブ型)が多くなる。

 今まで普通科高校に進学した子どもは職業高校に進学するようになる。いままでつぶしのきく学部に進学した子どもが、専門学校やジョブ型大学に進学する。

 今までの価値観に縛られている人は、普通科高校がエリートコース、つぶしのきく学部がエリートコースだと思うでしょうね。そして、修士、博士の学位を得て、文化勲章やノーベル賞を取る人がエリートコースだと思うでしょうね。

 そう思う人は思わせればいい。

 日本は単線型の教育システムから複線型の教育システムに変わります。色々な人が自分自身の進路を選び、その人の中で自分の夢を叶える。

 その夢を叶える中で、自分の社会的意味を理解し、それを行動する人、つまりエリートになる人が多様に増えます。全員がエリートになれる社会になれたらいいな。

[]福岡の会 17:47 福岡の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 福岡の会 - 西川純のメモ 福岡の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 11月19日に福岡で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/436018/

16/10/29(土)

[]あこがれ 21:40 あこがれ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - あこがれ - 西川純のメモ あこがれ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私のゼミは大学で一番多いゼミです。じゃあ私のようになりたくてゼミに入ったかと言えば、そうではない。ゼミ生は私のようになりたいという人はいません。(少なくとも多くはない)『学び合い』を通してよりよき教師になりたいとは思うけど、私のようにはなりたいとは思わない。

 『学び合い』的には正しい。

 他の人もそうなのかな。

 でも、それだから矢面に立ってくれる人が少ないのかな、とも思います。私と同じになる必要性はないし、それを望まないし、第一、なれない。でも、矢面になってくれる人が増えることを願います。

[]同志 21:31 同志 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同志 - 西川純のメモ 同志 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 子どもたちに「多様な人と折り合いをつけることは大事だ」と言っている人が集まる『学び合い』の会はすぐに繋がります。情報発信が大事だという私のメッセージの意味をおわかりの方ならば、特にすぐに。今後、もっと、もっと繋がればいいなと思います。全ての人が繋がらなくても、各地域の数人が他地域の人と繋がればいい。

 一方、スターになろうという人がいないので、それが困りものです。私と同じように矢面に立ってくれる人、募集中です。

16/10/28(金)

[]権力 21:50 権力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 権力 - 西川純のメモ 権力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日アップした記事ですが、この手のことは大学ではよくあることです。

 何かを決めるためには、かなり説得力のある論がなければ決定できません。これが出来るのは集団の中のごく一部です。ところが、何かを決定しないためには、単に声を大きくして、繰り返せばいいだけのことです。そして、最後に、「これについては、じっくり議論を深めましょう」という先送りになります。何故、そんなことが起こるかといえば、大学のコース・専攻には一般社会での管理職はいないからです。何故ならば管理職は投票で決められ、その管理職の権力は限定的だからです。管理職がいない場合は、決定する権限を持つ人はいません。そして村社会では多数決で決めず、全員一致で決めようとします。だから、一人でも反対者がいれば、決められないのです。

 もし、管理職がおらず、ことの重大性を理解しない人(この場合だったら大津波が来るとは思っていない人)がいたならば決められません。そして、あの地震であれほどの津波が来るとは思っていない人は、かなりいたと思います。従って、以下のことが起こっても驚きません。

 以下のことが本当だとして、子どもたちを死に追いやった人は悪気がある人ではありません。ただ、あれほどの災害が来るとは思っておらず、その中でじっくりと最善の策を探っていた人なのです。つまり、どんな学校でも校長が不在であったならばあり得た話です。

http://thutmose.blog.jp/archives/66862393.html

追伸 考えてみてください。学校の研修テーマが、全員が合意できるレベル(つまり、何もしない)というレベルまで低くなる例は山ほどありますよね。

[]吉祥寺の会 18:13 吉祥寺の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 吉祥寺の会 - 西川純のメモ 吉祥寺の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 11月6日、吉祥寺で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/435642/

[]権限 12:51 権限 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 権限 - 西川純のメモ 権限 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以下の記事を読むと怒りがわきます。たとえ死者にむち打つことになったとしても事実関係を明らかにすべきです。もし事実でないならば、この記事を書いた人に怒りがわきます。いずれにせよ事実関係が明らかにならねば。

http://thutmose.blog.jp/archives/66862393.html

 が、上記が事実だった場合、根本的な問題は校長が不在の時の責任者は誰かを明きらかにすることでしょう。もし、教頭が副校長だったら結果は変わったかもしれません。

toukonyukitoukonyuki2016/10/28 18:24久々に頭に血が上りそうな怒りを感じました。この記事が本当なら許せません。しかし、この現場に自分が教員としていたら、どこまで何ができたのか⁈とも思います。保護者が裁判を起こしたのも納得です。唯一生き残って、でも証言を拒否したという先生に、事実がなんであったかを話してもらいたいと心から願います…。

16/10/27(木)

[]頭が下がる 20:03 頭が下がる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 頭が下がる - 西川純のメモ 頭が下がる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある管理職と話しました。終始、ニコニコして話し合ったのですが、心の中では頭が下がりました。人の人事に関わる人は、そのために数千万円の不利益があっても自分の人事において筋を通すことを知りました。

 私には出来ないなと思いました。「徳」というものの一端を感じました。

16/10/26(水)

[]大川小学校 21:33 大川小学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大川小学校 - 西川純のメモ 大川小学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は大川小学校の判決が出ました。

 大川小学校の生き残った教員に刑事訴追はありません。民事訴追もありません。行政が賠償するだけです。そして、それでいいと思います。

 しかし、関わった教員は一生涯負い目を負うべきです。他人からではなく、自分で自分を責めて欲しい。でも、刑事訴追もなく、民事訴追もなければ、すぐに自己憐憫と自己合意化になるででしょう。それでいいとお思います。

 日本は法治国家ですから。

 が、本当の救いは、償いを何かすることだと思います。自己憐憫・自己合理化「だけ」ではなく。

 私はカリスマ教師を目指した自分の罪を忘れません。

[]未来 21:24 未来 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 未来 - 西川純のメモ 未来 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 年をとると、自分の利害を離れられるようになります。簡単言えば、勤務する大学が激変する前に退職が来ると思えるようになると、色々なことが見えます。日本の社会構造から導き出される教員養成系大学の未来、教科教育学の未来が見えます。その中で負け組になるのは何か、勝ち組になるのは何かも分かります。

 それを見越して、平教員の出来ることをやり続けています。が、限界もあります。激変時期における圧倒的大多数の人の行動は「先送り」です。多くの場合「先送り」は最善の方法です。が、それがダメな時期がいくかきます。ダメな時期に当たれば、苦労する時期は二十年、三十年になる可能性があります。問題は、「それがいつか?」です。これは私は分かりません。今の四十歳代なのか、三十歳代なのか、二十歳代なのか?それともいまいるメンバーは全員逃げ切れるのか。

 色々と考えます。

 が、日本の教育のことを考えた方が、安定した結果を出せる。『学び合い』のセオリーの示すところです。

[]シンプル 18:28 シンプル - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - シンプル - 西川純のメモ シンプル - 西川純のメモ のブックマークコメント

 仕事が終わらないと言っているゼミ生に先ほど言ったこと。

 

 人の能力にはそれほど差はない。少なくとも数倍の差はない。じゃあ、それぐらいの差があるように見えるのは何故か?おまえの場合は、色々なことを楽しんでいる。それじゃあ、時間がいくらあっても足りるわけない。何かをしようとするならば、それ以外のものを諦めることだ。

 

 私は大学で遊びまくりました。そして、何もものにならなかったことを悔やみ大学院に入りました。一念発起して、生活をシンプルにしました。それ以来、私の趣味だったクラシック音楽をじっくり聞くことを封印しました。小説も封印しました。その他、時間が大幅に取られる楽しみを封印しました。そして、仕事に費やしました。結婚してからは、仕事と家族との時間を優先し、それ以外を封印しています。また、仕事に関しては自分がすべきこと以外には手を出しません。だから非常にシンプルな生活を送っています。毎日毎日、ほぼ同じような生活を繰り返しています。だから、論文も書けたし、本も書けたし、講演も出来ます。

 ストイックでつまらないように思いますが、慣れればそれが自然です。逆に、ゴチャゴチャと色々な楽しみに時間を費やすと、大学時代の私のようにどれも中途半端な楽しみになります。

 ま、志を持たない限り、わからんだろうな~

[]自慢 08:31 自慢 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自慢 - 西川純のメモ 自慢 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 自慢です。

 私は色々の所で「一番大変なクラスを2時間預けて下さい。私のゼミ生が飛び込み授業をさせて下さい。魔法のように変えて見せます。」と豪語します。私のゼミに所属して半年の現場経験のない学生が飛び込み授業をして、魔法のように変えます。

 それを可能とする授業実践の理論とノウハウ、それを半年で獲得できるゼミの文化。こんなゼミは日本中にあるだろうか、と思います。

 旅費を手当てしていただければ、ゼミ生を派遣します。

16/10/25(火)

[]芯 21:39 芯 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 芯 - 西川純のメモ 芯 - 西川純のメモ のブックマークコメント

同志の皆さんへ

色々なテクニックを併用するのは結構です。が、最終的にはそれを使うか使わないかは子どもに判断させてくださいね。教師が子どもに強いるのは、「一人も見捨てるな」だけです。最終的にはそこまで削り落とすことが出来ます」。

が、その先もあります。「高い志を掲げることが得」です。これは西川ゼミレベルの集団を形成するとできます。もちろん、色々な問題はありますし、限界もあります。しかし、私という愚かな凡夫で形成できる最高の集団だと思っています。

[]考え方とテクニック 21:28 考え方とテクニック - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 考え方とテクニック - 西川純のメモ 考え方とテクニック - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は数多くの本を出していますが、それらは私が対応した数千人のお悩み相談を整理したものです。その多くは、集団の半数以上は学ぶことは大事だということを「理屈」で理解しており、集団の2割程度は2、3人以上の同級生に影響力がある場合です。つまり、日本中の義務教育の圧倒的大多数の集団です。もちろん、私のクラスは違いますと言う相談者がいますが、それは統計学的にあり得ません。もっとも可能性があるのは相談者がその原因の場合です。

 この場合は本にあるテクニック通りに実践すれば、本の通りに子ども集団は変容します(実際は本人が変容するのですが)。そうすれば、子どもに対する考え方が変わります。そうすれば言葉に力が入ります。

 本当に大事なのはテクニックではなく、考え方です。が、いきなり考え方を持ち出しても抽象論で終わるので、テクニックを前面に出します。ま、「剣の道は心」と初心者に言っても分からないのと同じです。

 が、希ですが『集団の半数以上は学ぶことは大事だ「理屈」で理解しており、集団の2割程度は2、3人以上の同級生に影響力がある場合』でない場合があります。この場合は、テクニックでは動かせません。心で動かすしかありません。その場合は、サバイバルアクティブラーニング入門(明治図書)、学歴の経済学(学陽書房)を読んで危機感を持って欲しいです。その危機感を持って子どもたちに語るしかありません。そうすれば2割が動くのです。

 というようなことを、今のお悩みメールに返信しました。

[]評価 19:37 評価 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 評価 - 西川純のメモ 評価 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大学や進学校の中にはテストの平均点が低いことを自身の授業のレベルの高さと、評価の厳格さを示すものだと考える人がいます。

 一面で正しい。

 しかし、評価は子どもの達成度を表すと同時に、自身の教授能力を評価していることを知らないのでしょうね。知っていれば、テストの平均点が低いことは、自分自身の教授能力の低さを示しているのです。

[]貧乏くじ 18:42 貧乏くじ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 貧乏くじ - 西川純のメモ 貧乏くじ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越教育大学の学長選挙では無投票で決まりました。それも、現学長が出馬せずです。実は、前回の選挙もそうでした。前々回以前はかなり激しい選挙戦があったのですが様変わりです。

 でも、そうだよな~って思います。今の時代に教員養成系大学の学長になるのは割が合わないと思います。前回、今回は候補者がいました。私は候補者が誰もいなくなるのではと恐れます。それだけ大変な時代です。

16/10/24(月)

[]法律 21:28 法律 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 法律 - 西川純のメモ 法律 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 高校教師時代、犬畜生のような親がいました。幸い私の担任した子どもの親にはそのような「やつ」はいませんでしたが、先輩教師の話を聞くと怒りがわきます。以下の記事を読むとアドレナリンが高まります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00000073-san-soci

 日本国憲法に中で国民の義務は3カ所しかありません。それは義務教育に関する第26条の2と、勤労の義務を定めた第27条、納税の義務を定めた三十条のみです。全百三条のなかで3カ所だけ。もともと国家権力の暴走をとめるための憲法ですから当然かもしれません。

 義務教育を定めた第26条の2には「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」とあります。つまり、子どもに教育を受けさせる義務は国ではなく、親にあります。つまり、山奥に住むのは国民は自由ですが、その子どもを学校まで毎日送り届けする義務は親にあるのです。それが困難だったら、そのようなところに住むのは憲法違反です。そして、国が義務を負っているのは義務教育であって、給食は義務ではありません。

 たわけた親の意見を知ると、アドレナリンが上がります。生活保護という制度はちゃんとあるのです。つまり、子どもの給食費を親が使い込んでいるだけのことです。そういう親がいたのでアドレナリンが高くなります。

 下げなきゃ。

[]プロポーズ 19:37 プロポーズ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - プロポーズ - 西川純のメモ プロポーズ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は我が家に数多くある記念日の一つである、プロポーズ記念日です。これからすき焼きです。

[]集団の力 19:37 集団の力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 集団の力 - 西川純のメモ 集団の力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 高校になりスマートフォンを息子に買い与えました。当然のことながら、使います。使いすぎるなと言いますが、なかなかです。面白いですからね。

 本日、「明日からスマホを学校に持って行かず、その代わりにノルウェーの森を読む」と風呂の中で言い出しました。ビックリして理由を聞くと、周りの同級生がスマホ依存から脱しているからだそうです。どんなところでそう思ったのと聞くと、朝学習の時、前はスマホをいじくっている人がいたのですが、今はいなくなったそうです。

 「アクティブ・ラーニングを実現する! 『学び合い』道徳授業プラン」(明治図書)で書きましたが、行動変容に一番影響力があるのは「周り」なのです。

[]新宿の会 16:59 新宿の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新宿の会 - 西川純のメモ 新宿の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月30日に新宿で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/434832/

16/10/23(日)

[]志 22:16 志 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 志 - 西川純のメモ 志 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の父が語ったことで、ハッキリと覚えていることは多くはありません。その中の一つは「人の値打ちは、葬式で泣く人の数で分かる」というものです。それを初めて聞いた子どもの時は、その意味はよく分かりませんでした。しかし、父が思いを込めて語っていることは分かったので覚えているのでしょう。今は分かります。

 祝儀、不祝儀の違いはあれど、節目節目にどのような人が集まるかは人の価値を示すもののように思います。

 本日、ある方の結婚式がありました。長いつきあいです。FBには情報が流れます。実に多様な人が参加したことが分かります。凄いな~っと思います。でも、そうだよね、とも思います。長期間、色々な人のことを思い、行動した人だからだと思います。長期間行動できるのは真の志がないと出来ません。

 これからの人生、不義理をしても奥様を大事にすることが大事です。奥様を大事にして、それでいて志を維持する、これからは知恵が必要です。

 人が幸せになることは、ホッとします。

[]カリキュラム・マネジメント 18:21 カリキュラム・マネジメント - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - カリキュラム・マネジメント - 西川純のメモ カリキュラム・マネジメント - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在、書店に行けばアクティブ・ラーニング本が山のように溢れています。その初期に私はアクティブ・ラーニング本を書きました。自画自賛で恐縮ですが、とても意味があったと思います。私の本では「アクティブ・ラーニングをどのようにやればいいのか」だけではなく「アクティブ・ラーニングはどのような時代背景に基づき生まれたか」を書きました。書店に並ぶ本の多くは「アクティブ・ラーニングをどのようにやればいいのか」だけの本が大部分ですが、本読むような教師は「今までの延長上」では間に合わないということを知識としては知っていると思います。これによって総合的な学習の時間がクロスカリキュラムに堕落してしまった轍を踏む危険性を大幅に軽減したと思います。

 カリキュラム・マネジメントに関しても同じ役割を果たしたいと思っています。

 カリキュラム・マネジメントを理解する方法はアクティブ・ラーニングの時と同じで色々です。「今までの延長上でいいんです」というものもありです。しかし、それではカリキュラム・マネジメントで求められていることは実現できません。だから、アクティブ・ラーニングと同じように「カリキュラム・マネジメントをどのようにやればいいのか」だけではなく「カリキュラム・マネジメントはどのような時代背景に基づき生まれたか」を書く本を世に出したいと思います。

 カリキュラム・マネジメントとは何でしょうか?

 一言で言えば、教師集団のアクティブ・ラーニングです。

 こう考えると、スッキリと理解できますよ。

 ただし、今までの延長上のアクティブ・ラーニングでは不可能です。でも、『学び合い』は可能です。だって、『学び合い』は子どもを大人扱いしていますから。ふぉふぉふぉ

[]現在進行形 18:21 現在進行形 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 現在進行形 - 西川純のメモ 現在進行形 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私には頼れる仲間が全国にいます。また、頼れる編集者がいます。ありがたいことです。

 新年度に間に合うように現在進行している本を数えてみました。

 その結果、23でした。単著はその中の3だけで、あとは編著です。

 急がねばなりません。現在進行形で、奈落の底に突き落とされている子どもが量産されています。教師の目には普通の生活が送れると思っている子どもも半数近くは奈落に落ちます。急がねばなりません。いや、教師も今のままでは奈落に落ちるのも時間の問題です。

 医者ですらカウントダウンなのですから。

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/enokieisuke/20161023-00063553/

 財務省はネットやAIを活用すれば、大幅に人員削減が可能であることは気づいているはずです。ただ、それを国会で通すには国民がそれを理解しなければならない。でも、その保護者はネットを活用している世代に変わっているのです。

 現在、日本全国で急速に小規模校の統合が進んでいます。何故でしょうか?昔は地域が一丸となって統合反対でした。ところが、現在の保護者は小規模校を避けるようになったからです。だから反対が腰砕けになります。だからです。保護者はどんどん変わっています。

16/10/22(土)

[]長野セミナー 22:38 長野セミナー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長野セミナー - 西川純のメモ 長野セミナー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は三崎研究室主催の長野セミナーに参加した。三崎ゼミの皆さんがいい集団になっていることが分かります。参加して、新たな種がいっぱいまかれたと思います。楽しかった。感謝。

[]一行 19:33 一行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一行 - 西川純のメモ 一行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大学人以外には関係ないことです。

 先の「普通免許状の授与を受けるために大学において修得することを必要とする最低単位数に係る科目の区分を統合するものとすること。」の解説です。

 免許法において「教科および教職の科目」という分類はありました。しかし、「教科の科目」と「教職の科目」があったので、その意味するものは『「教科の科目」or「教職の科目」』という意味です。ところが、「教科の科目」と「教職の科目」がなくなったので、「教科および教職の科目」の意味するものは『「教科の科目」and「教職の科目」』という意味です。

 これのもとになった答申(http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/01/13/1365896_01.pdf)を読めば、メインターゲットは教員養成系大学の教員の過半数を占める教科科目担当であることは明らかにです。

 従って「普通免許状の授与を受けるために大学において修得することを必要とする最低単位数に係る科目の区分を統合するものとすること。」の意味は「教科の科目」は『「教科の科目」and「教職の科目」』になりなさいということです。

 でも、これは30年以上前からずっと言われ続けてきたことです。「普通免許状の授与を受けるために大学において修得することを必要とする最低単位数に係る科目の区分を統合するものとすること。」で、どう変わるか?

教科科目担当者は知らないし、教職科目担当者の大多数は知らないですが、大学の学部の免許関連科目では、教職科目担当者は業績を出しますが、教科科目担当者は業績を出さなくてもいいのです。ところが教科科目が無くなったので、教科科目担当者は業績を出さなければならないことになります。もし、教科科目担当者が教職関連の業績を持たないならば学部の免許関連科目の担当になれないということを意味しています。

 ただし、これは大学の紀要(つまりほぼフリーパス)に教科教育学の人との連名論文が一つぐらいあれば大丈夫です。

 ところが、大学院の科目は審査が一段と厳しくなります。15回の講義内容を一つ一つ示し、それに対応する業績を示さなければならないのです。単純に数えると15の業績が必要です。ま、それほどは必要ないですが、4か5の教育論文が必要になります。

 ま、オブニマス形式の授業をすれば乗り越えることが出来ますが、今までのような一人で一つの科目を担当することが出来なくなります。

 と思うのですが、どこまでOKで、どこからアウトかは法で詳細を決めていない設置審査と課程審査で決まります。つまり、文科省の担当者が大学を潰さない程度で、大学の改革を促進する程度の厳しさを求めることになります。怖いのは設置審査のおおくくり化によって大学は使えない教員を解雇できる裁量権が広がったのです。

 つまり、教科内容学という生き残り策に対してイエローカードからレッドカードに移行しつつあると思います。教員養成系だからこその教科専門の先生がおられることを知っています。その方々がその成果を書き物としての業績にまとめられることを勧めます。これを読まれている教科専門の方が生き残る可能性が高まることを願います。

追伸 学内の会議で教科専門の先生方が教育系の業績を上げることを勧める発言したところ、教科専門のある先生(私の好きな先生です)から「教育の論文は専門外の我々が書ける程度のものか!私の専門の論文は専門外の人は書けるようなものではない!」と一喝されました。教科と教科教育の中間領域を専門とする研究者は育っていません。だから、多様な出自の人が今から模索できるし、すべきだと思ったのですが、それ以上の発言は控えました。

OB1989OB19892016/10/23 07:23お褒めの言葉光栄です。各所から絶賛された最高の講演に心から感謝いたします。

jun24kawajun24kawa2016/10/23 10:22良き機会を与えていただき、ありがとうございました。

16/10/21(金)

[]一行 22:37 一行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一行 - 西川純のメモ 一行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

「教育公務員特例法等の一部を改正する法律案」(http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/detail/1377981.htm)がアップされました。それの中に「普通免許状の授与を受けるために大学において修得することを必要とする最低単位数に係る科目の区分を統合するものとすること。」という一行が「さりげなく」書かれています。「設置審査」や「課程審査」を受けて、その仕組みが分からないと、この一行の意味は分からないと思います。文部科学省は教員養成系教員の過半数の生殺与奪の権を握りました。ま、大なたを振るったら大学が潰れますから、上手く使うのでしょう。

 役人は頭がいいな~っと思います。

[]計画的 10:09 計画的 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 計画的 - 西川純のメモ 計画的 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は仕事が早いと言われます。雑誌記事だったら2時間程度、雑誌の年間連載だったら推敲も入れて最大3日で追わらせます。単著の書籍だって1週間で書き終えます(ただし、推敲は3ヶ月ぐらいかかります)。

 何故早いか?理由は忙しいからです。後から後から仕事が来ます。だから、与えられた仕事はすぐにこなします。よく学生が(実は現職者も)仕事が遅れる理由として最近あったことをつらつらと述べる場合があります。私はじっとそれを聞き終わってから、「それは理由にはならない。これをしなければならないことはずっと前から知っているはずだ。その余裕を与えている。ところが、直前になってから手をつけているからそうなるんだ。」と言って、過去のブログを教えます(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20060223/1140679791)。だから、期限を守れない人は「暇」な人だと思います。少なくとも仕事を先送りできると思えるぐらい暇な人だと。

 私は期限直前になると焦ります。そして、パフォーマンスが極端に下がる。だから、人から仕事を与えられたらすぐに処理します。

 ということを言うと「先生とは能力が違います」と言われます。たしかに一日の長があり、そういう人の1.2とか1.5何倍程度の速度の処理が違うでしょう。しかし、私は十倍、百倍ではありません。私の仕事の早い理由は、「やっている時間」が長いからです。これを実現するために、毎日の生活をきわめてシンプルにしています。そして、自分のすべき仕事と自分以外の人がすべき仕事を峻別しています。多くの人はそれが出来ない。ダラダラと趣味に時間を費やす。いや、それならまだいい。楽しみの時間でもなく、仕事の時間でもない、無駄な時間が長いのです。例えば、私は大学本部に書類を持って行くとき、その方面でやらねばならない仕事を一気に出来るように段取りをします。大学本部に行って戻るという10分の時間も無駄にしたくないのです。

 私はスーパーマンではありません。やるべきことをやり続けているだけのことです。誰でも出来るはずのことです。

[]東葛の会 07:13 東葛の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 東葛の会 - 西川純のメモ 東葛の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 11月6日に千葉で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/420676/

[]教職デザインコース 19:52 教職デザインコース - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教職デザインコース - 西川純のメモ 教職デザインコース - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職デザインコース全員が履修する科目で今日は授業です。

 彼らに教職デザインコースの特徴を1年生(本学では1年から2年に進級するときコースに分かれます)に分かってもらえる説明文を100文字にまとめろという課題を与えました。30分で出した結果は以下の通りです。立派なものです。


f:id:jun24kawa:20161021194754j:image:left

16/10/20(木)

[]若い教員 19:45 若い教員 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 若い教員 - 西川純のメモ 若い教員 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 若い教員の悩みを電話で相談を受けていると感極まりそうになります。しかし、それではいけないので努めて淡々としています。色々なことがあっても子どものために踏ん張れる教師がこれだけいるのかと思うと感じるものがあるからです。私の若い頃より、遙かに優れています。

16/10/19(水)

[]ぐんたまの会 22:26 ぐんたまの会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ぐんたまの会 - 西川純のメモ ぐんたまの会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

第22回『学び合い』ぐんたまの会

日時:平成28年10月29日(土)15時~

場所:本庄市児玉公民館 和室

住所:埼玉県本庄市児玉町八幡山368番地

茶菓子代として、100円をいただいています。

お茶菓子の持参大歓迎です。お願いします。

[]軍団 17:44 軍団 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 軍団 - 西川純のメモ 軍団 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は戸北先生のご命日です。教え子であり、同僚である桐生さん、水落さん、片桐さんと一緒にお線香を上げました。

 かつて戸北研究室+西川研究室は理科教育学会で最強の「軍団」と呼ばれました。

 いま、教育学において最高の軍団を形成しつつあると、戸北先生にご報告申し上げました。

kuro106rakuro106ra2016/10/19 22:36情報発信ありがとうございました。

16/10/18(火)

[]老後 21:34 老後 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 老後 - 西川純のメモ 老後 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 15回の授業を単位とする大学の授業だったら、かなり面白くてためになる授業はできます。事実、楽しい。

 研究室を主催せず、授業だけの責任だったらどれだけ楽だろう。その中で、勤務する大学に貢献できることは山ほどあります。少なくとも、給料分以上は出来ます。

 ゼミ生やOB/OGは「西川先生はゼミ生がいなければダメだ」と言うでしょうね。でも、大丈夫。家族がいますから。普通の教員以上のOBOGがいます。その人たちの成長を楽しみたい。授業だけだったら、どれだけ楽か。そう思います。

[]月の光 21:21 月の光 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 月の光 - 西川純のメモ 月の光 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日も普通通りに家族と晩酌しました。

 家内が秋をテーマにしているCDを買ってきたので、それを最後に聞きました。月の光やその系統の音楽です。実に幸せです。この系統の音楽の良さを味わえる年になりました。が、「だめだめ、まだまだ」という気持ちが起こります。

 教え子たちに対して責任を負っている間は、この音楽、その世界に浸ってはダメです。やるべきことをやり尽くし、その世界に浸ることが楽しみです。今は、マシーンになっています。

 封印している自分を開封するのが楽しみです。

[]無し 08:49 無し - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 無し - 西川純のメモ 無し - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の予定管理はグーグルカレンダーでやっています。そして、直近に私がやるべきことはgmailでやっています。ゼミ生は知らないみたいなのですが、gmailにはアーカイブという機能があります。受信箱から全てメールに移動して見えなくする機能です。私は解決したメールをどんどんアーカイブします。結果として、受信箱には私がやらねばならないことが残ります。

 本日の8時半に、久しぶりに受信箱が空になりました。

16/10/17(月)

[]トップギア 13:35 トップギア - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - トップギア - 西川純のメモ トップギア - 西川純のメモ のブックマークコメント

 水落研究室は今トップギアで研究を推進しています。

 ある現職院生は2年間で国内外の学会に4つの論文を投稿すると言ってます。さすがです。研究を推進できる教職大学院の面目躍如です。

[]願うこと 09:56 願うこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 願うこと - 西川純のメモ 願うこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

私が『学び合い』の実践者に願うもの。それは『学び合い』の授業で子どもに求める行動を自ら行動することです。

折り合いをつけて下さい。

みんなが分かることを諦めないで下さい。

頭を使って、自分が出来る子とをやって下さい。

そして、その行動が自分に得であることを理解して下さい。

至極、単純なことです。

16/10/16(日)

[]アドラー 21:48 アドラー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドラー - 西川純のメモ アドラー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 酔った勢いです。きっと地雷を踏んでいる。でも、アドラー心理学に対する尊敬と愛があるからあえて踏みます。そして関係者が知恵があると信じるから。(逆に言えば、多くはそれを書かないのはそれを信じられないから)。昨日のアドラー心理学会で出会った方々からそれは確信になりました。だから、書きます。

 何故、アドラー心理学はアドラーとネーミングしたのだろう。ドライカースは優れた人だ、何故、そうしたのだろう。アドラーの「願い」ではなく、アドラーの方法論を守ろうとしたからではないか。アドラーの願いを追求すれば、アドラーの書いていることと違う方法が生まれるのが当然です。ことの是非は事実で証明すればいい。きっとアドラーはそれを喜ぶだろう。

 方法では無く、キーワードでは無く、願い。

 と素人は考えます。

追伸 昨日はアドラー関係で前々からファンであったお二人に握手をした。嬉しかった。

[]ネットワーク 21:19 ネットワーク - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ネットワーク - 西川純のメモ ネットワーク - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は単純です。一定以上の授業能力があれば出来ます。

 自分が出来て、毎日がハッピーに過ごせればそれでいいと思うのは人情です。

 でもね。

 子どもの幸せを本気に願わないならば、いつかクラスの2割に見透かされますよ。

 自分の能力はどんどん落ちていきます。その中で生き残るためには、人とのネットワークが大事。そのことき、自分の志が志の高い人とつながれるポイント。

 が、人は壁にぶち当たらないと分からない。

 分かるまでの子どもの未来はどうなるか。

 ま、いたしかたなし。

[]新宿の会 19:20 新宿の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新宿の会 - 西川純のメモ 新宿の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

10月23日に新宿で『学び合い』の会が開かれます(http://kokucheese.com/event/index/433301/)。お誘いします。

daitouirukadaitouiruka2016/10/18 06:40先日のご講演、私にとって、とても有意義でしたし、会場全体の雰囲気もとてもよい感じでした。感想にもたくさんの好評価があったということでした。
アドラー心理学という名称については、日本アドラー心理学会のHPでは、
「個人心理学(Individual Psychology)というのが正式名称ですが、個人心理学というと、個人を細かく分析したり個人のみに焦点を合わせるように誤解されやすいので、日本 では、この名称はあまり使われません。」
となっています。
でも、それが伝わっていないと、西川先生のようにお感じになられる方もおいでになるでしょうね。

jun24kawajun24kawa2016/10/18 08:16ありがとうございました。

16/10/15(土)

[]講演 20:06 講演 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 講演 - 西川純のメモ 講演 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 心を込めて講演すると1時間半でへとへとになってしまう。筋肉は使っていない。どこを使っているのだろう?と思います。

16/10/14(金)

[]自力解決 08:42 自力解決 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自力解決 - 西川純のメモ 自力解決 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』では自力解決する力が伸びない、と言われる方がいます。私から言えば、今の授業では自力解決する力が伸びない、と言いたいです。

 自力解決するか、しないか、その最大のポイントは、本人が自力解決したいと思うか否かなのです。ところが、他者との接触を禁止することによって自力解決すると思っている方がいる。でも、その問題がまったく分からない子は、問題を見たとたんに諦めます。そして、教師が板書することを丸写しします。

 『学び合い』だったら、自力解決の重要性を子どもに語ればいい。丸写ししようとする子どもは自力解決するということの意味が分からないかもしれません。しかし、写させる子どもは分かっています。だから安易に丸写しをさせません。相手に合わせたレベルで自力解決させます。そこまで至るまでアドバイスをします。こんなことを一人の教師が三十人の子ども相手に出来るわけありません。

 こんな単純な論理、私には当たり前すぎるほど当たり前です。自力解決、云々を言われる方と議論したいのですが、おそらく感情論になるでしょう。何故なら、その方は変わりたくない自分を合理化したいのですから。

[]成績 07:21 成績 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 成績 - 西川純のメモ 成績 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある方のブログに「油断、慢心大敵ですが、今まで『学び合い』!?教えないで子どもたちに教え合わせる!?そんなんで学力(テストの得点)が上がるの!?と完全に疑っていましたが、今は逆に、これでテストの点が上がらない理由があるのと言える状態になってきています。」とありました。

 「学力向上のテクニック入門(http://amzn.to/2dzTkV3)」に書きましたが、『学び合い』で成績が上がらない理由は3つだけです。第一に、『学び合い』をやっていない。代表的には時間の半分は今まで通りの授業、残りの半分は『学び合い』(?)という足して2で割る「な~んちゃって『学び合い』」をやっている場合です。見た目は『学び合い』もどきですが、『学び合い』とは無関係です。

 第二は、子どもたちに成績を上げろと求められない。実は心優しき教師はこの傾向があります。先に挙げた「学力向上のテクニック入門」を読まれていない方は多かれ少なかれその傾向があります。小学校の教師の場合、顕著です。成績は目的ではありません。子どもの幸せが目的です。しかし、子どもの幸せを計るすべはありません。それを計る最も確かな方法は成績なのです。それが分かれば、率直に、後ろめたさ無く求めることが出来ます。一つの目的に集団が向かうとき、本当の団結が生まれます。

 第三は、日々の課題とテストの問題が一致しないものです。代表的なものは、日々の課題は深い読みを与え、テストでは漢字の書き取り、基礎的文法が多くを占める場合です。これは評価とは何かと言うことが分かっていないために起こる問題です。

 以上3つを満たしていれば、必ず成績は上がります。それも、抜群に。

 ただし、以上3つを「やりつづける」ことは教師の心の問題です。何か問題があれば、自分の心に問えばいいのです。典型的なものは、放任になってしまうことです。『学び合い』が軌道に乗れば、ものすごく気が楽になります。子どもたちがどんどんやってくれます。ただし、それは教師が子どもを見続けているからです。もし、放任になれば子どもを見なくなる。そうなれば、集団をリードする子どもが教師と同じように手抜きをします。そして、集団が崩れます。だから、問題が起これば自分の心に問えばいいのです。

16/10/13(木)

[]分かれ目 22:15 分かれ目 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 分かれ目 - 西川純のメモ 分かれ目 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 仮に徹底的に非『学び合い』の人と論理的に議論すると、両者の見解の相違は求めるものの違いと分かります。例えば。(前者が『学び合い』です)

 一人の子どもも見捨てない。それが不可能であっても、それを求めることを諦めない。/全ての子どもを救うことは無理。それを諦めないのは非生産的。

 学習が成立するならば学び方は多様でいい。/静かに黙って人の話を聞くことを学ぶことが学習。

 子どもたち全員が最低限の学力保証をする。/教科の深いとことを学ぶことが授業。仮にそれが全ての子どもでも無くても。

 私は全ての子どものニーズに応えられない。それは無理。/私は全ての子どものニーズに応えられる。そうするのが教師。

 等々

 これは善悪、正否の問題ではなく、判断の問題なのです。ただ、それを決定するのは教師だけではなく、社会の問題だということが分かって欲しいと思います。それも数十年先の社会の問題なのです。

 本当は、突き詰めて、どこに見解の相違があるかを理解すればいいのに、と思うのですが、そのだいぶ前に感情論に陥ってしまう。だから分からない人とは議論しない人がいいですよ。

[]英語教育 19:52 英語教育 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 英語教育 - 西川純のメモ 英語教育 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、大修館が発行する「英語教育」11月号が郵送されました。私が何かを書いたわけでないので「?」と思いましたが、93ページに「すぐ実践できる!アクティブ・ラーニング中学校英語」の書評が載っていました。短い文章ですが、我々の意図を的確にまとめられていていました。ありがたいことです。興味のある方は11月号をご覧ください。

 中学校、高校で『学び合い』を取り組むとき、拒否感を示す2大教科は国語と英語です。(ま、他の教科もそうですが)その英語でこのように取り上げていただけることに、なおさら嬉しく思います。でも、当然とも言えます。

 英語は一番風当たりの強い教科です。4技能を強く求められています。当然かもしれませんが、教員養成の仕組みはそうなっていません。4技能全てに長けた教師ばかりではないのは、本人の責任というより教員養成システムの問題です。ところが、そのところは変えずに、4技能を指導せよと言われているのです。

 さらに、4技能の指導は現状の学校では難しいと判断され、大学入試において英検等の外部資格でOKとなります。私の本(明治図書の「アクティブ・ラーニング入門」と学陽書房の「2020年激変する大学入試」)でも書いたとおり、これは今後広がると思います。マンパワーのない中小の大学では外部資格を利用した方が安上がりですから。今後、高校入試にも波及するでしょう。そうなれば、学校の英語はそこそこにして外部資格にエネルギーを費やすようになります。これは学校英語教育の危機です。つまり、アクティブ・ラーニングのあらを探す閑は無いのです。

 しかし、これは英語のみではありません。次の次あたりになれば、他教科も同じようなことが求められるでしょう。例えば、仕事の稟議書を書けるような子ども、膨大な資料を読み込んで報告書にまとめる子どもを育てられる国語が求められるでしょう。ディベートは正課に取り入れられるでしょう。数学だって同じです。解析学や線形代数を分かるための数学ではなく、ノンパラメトリック統計学の比重が多くなるでしょう。そして、数学で表して終わりではなく、それを使いこなすレトリックが求められるでしょう。

 が、教員養成のシステムはそうなっていない。つまり、教師は教えられないのです。だから、子どもに教えるのではなく、子どもが学び取る集団を創れる教師が求められます。今の三十歳代、二十歳代はそういう時代を生きます。四十歳代だって、管理的な立場でそれをリードしなければならない。

 ドラッカーは未来を予測する方法として、既に起こったことから類推すると言っています。それは未来を予測する人の多くが書いていることです。英語で起こったこと、それは今後の流れです。そして、その頃には英語教育はもっと先に進むことが求められるでしょう。

[]次の一歩 12:49 次の一歩 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 次の一歩 - 西川純のメモ 次の一歩 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』のテクニック本をお読みになった方へ

 『学び合い』はテクニック本の通りにやれば成功します。ただし「その通りやれば」です。ところが、自分の一人判断で「やること」と書いてあることをやらず、「やらないで」と書いてあることをやってしまう人がいます。というか、半数近くの人は、そうです。代表的なものは20分間今のままの授業をやって、残りの時間に『学び合い』をやるという人です。徐々にならしていきたいという気持ちは分かります。しかし、この方法は、もともと名人級の授業能力がある人だけが成功する方法です。

 人は常識に囚われている。

 私の本に書いてあるテクニックは、ちゃんとした学術的、実践的なデータによって構築されているものです。でも、テクニック本にはそれを割愛しています。100以上の学会誌論文を読めば基礎が分かりますが、現場の教師にはハードルが高いでしょう。

 そこで3冊の本を用意しました。これらの本を読めば、色々なテクニック本で書いてあることが結びつきます。そのために書いた本です。お勧めです。

汎用的能力をつけるアクティブ・ラーニング入門(http://www.amazon.co.jp/dp/4182612256

学び合い』の手引き ルーツ&考え方編(http://www.amazon.co.jp/dp/4182547179

学び合い』の手引き アクティブな授業づくり改革編(http://www.amazon.co.jp/dp/4182577167

追伸 『学び合い』暦の長い方は色々な人から質問されることが多いと思います。それに対しての理論武装にも役立ちます。

[]無線LAN 05:32 無線LAN - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 無線LAN - 西川純のメモ 無線LAN - 西川純のメモ のブックマークコメント

 全国の学校に無線LANを整備するそうです(https://www.kyobun.co.jp/news/20160510_04/)。しかし、小役人は無意味なものにするでしょう。つまり、インターネットと繋がらないLAN、子ども同士が繋がらないLANにします。子どもためと言いながら、その実、我が身を守るために。

16/10/12(水)

[]白鴎大学 22:17 白鴎大学 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 白鴎大学 - 西川純のメモ 白鴎大学 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は大学院説明会のために白鴎大学に出張です。聞かなくてもいい話を聞きに来る学生さんは意識は高いです。そんな人に話すのは快感です。かわいいな~っと思いながら、心を込めて語りました。

[]急がねば 21:46 急がねば - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 急がねば - 西川純のメモ 急がねば - 西川純のメモ のブックマークコメント

 久しぶりにヒナの動画を見ました(http://bit.ly/2e6XGmm)。年のせいか涙腺が弱っています。教職大学院に移行してから3人目の西川ゼミのゼミ長です。西川ゼミは「バカ」が所属します。本学教職大学院には優れた教員が多い。私が院生だったら、おそらく西川ゼミに入らないと思います。私のゼミに入るのは、西川ゼミに入るしか学べないことを学ぼうとする人です。でも、学べるのは今メジャーじゃないものです。

 私は「一人も見捨てない授業は自分にとっては得だ」ということは理解して卒業・終了してほしいと願います(全員がわかるわけではありません)。でも、『学び合い』を実践しろとは勧めません。うまく世渡りしなさいと言います。ゼミ卒業生の中には、毎日「静かにしなさい」、「座りなさい」を連呼せざるをえない人もいます。しかたがありません。そうしなければ軋轢を生じるからです。

 そんな中で若造が『学び合い』を実践できるのは、一に学校、二に学校、三四がなくて五にヒナです。ヒナを育ててくれている校長先生、学校の皆様に感謝しかありません。しかし、彼は学校を異動するでしょう。管理職も変わるでしょう。その時、彼を守るために何が必要なのかを考えます。実は、それは日本中にいる同志を守ることです。

 私の出来る良い悪巧みを考え続けています。

[]鍋田さん 20:02 鍋田さん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 鍋田さん - 西川純のメモ 鍋田さん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は人は一人一人違うもの、と割り切っているので、人の能力をうらやむことはありません。でも、鍋ちゃんの人柄が私にあれば、『学び合い』を蛇蝎のように嫌う人はものすごく減っていたのではないかと思うことがあります。まあ、今から変われませんから、そういう人にお任せするしかないと思っています。http://bit.ly/2e0Qbhn

[]長者中学校 15:01 長者中学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長者中学校 - 西川純のメモ 長者中学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 12月1日に長者中学校で『学び合い』の公開授業があります。私の講演とゼミ生の公開授業です。お誘いします。http://bit.ly/2dbs7qw

[]福岡の会 13:47 福岡の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 福岡の会 - 西川純のメモ 福岡の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月12日に福岡で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/432455/

16/10/11(火)

[]指導教官バカ 21:22 指導教官バカ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 指導教官バカ - 西川純のメモ 指導教官バカ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 親ばかとバカ親は違います。

 本日、ある方より、以下のメールをいただきました。

 読んだ私の気持ちは「そうだろ~。我がゼミ生は、普通のゼミ生ではないんだ。」と思いました。これってバカ指導教官ではなく、指導教官バカだと思います。

 『お礼が遅くなって申し訳ありません。越後「学び合い」の会では、大変お世話になりました。研究室の皆さんのスムーズな運営と気持ちよい対応がいままで拝見した大学のどこよりも素晴らしく、感動しました。』

[]飛び込み授業 08:58 飛び込み授業 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 飛び込み授業 - 西川純のメモ 飛び込み授業 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミ生が飛び込み授業をします。『学び合い』の生をご覧になりたい方にお誘いします。

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場所 大阪府 枚方市立氷室小学校

日時 10月20日(木)

   5・6時間目(1時45分〜)

   授業後に協議会を予定しています。

学年 4・5・6年生(6クラス)

問い合わせ 関 信昭 sekkun-123-0@maia.eonet.ne.jp

16/10/10(月)

[]期限 22:23 期限 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 期限 - 西川純のメモ 期限 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は色々な仕事を平行してやっています。仕事に関わる方はこれを読んでいると思います。その皆様にお伺いします。私は期限に遅れたことが一度でもありますか?

 無いと思います。

 理由は、時間を守らないと社会人としてどう判断されるかを知っているからです。それが怖いから、守ります。

 どうやって守るか?

 仕事を与えられたら、直ぐ処理する。閑な人間ではないので、仕事を先送りできません。だって、あとからあとから仕事は来ますから。先送りできると思う人は、それだけ閑だからです。

 では、限られた時間の中であとからあとから来る仕事をこなすにはどうしたらいいか?

 100の完成度ではなく、70の完成度で直ぐやるのです。どうせ、80、90、100にしようとしたって、凡夫である私には無理ですから。

16/10/09(日)

[]太田 21:58 太田 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 太田 - 西川純のメモ 太田 - 西川純のメモ のブックマークコメント

主催者の記事をコピペします。

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第8回 『学び合い』太田の会

日時 10月15日(土)15時〜17

場所 生品行政センター 談話室

参加費 無料

申し込みなどは不要です。お気軽にお越しください。

[]東京 16:52 東京 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 東京 - 西川純のメモ 東京 - 西川純のメモ のブックマークコメント

東京で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。

10月15日(土) 『学び合い』豊島(駒込)の会

http://kokucheese.com/event/index/431922/

10月16日(日)『学び合い』新宿の会

http://kokucheese.com/event/index/431921/

[]長野セミナー 09:04 長野セミナー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長野セミナー - 西川純のメモ 長野セミナー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月22日に信州大学で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/378463/

[]日本を変える 07:22 日本を変える - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本を変える - 西川純のメモ 日本を変える - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の研究室の目標は「自分の心に響き、多くの人の心に響く教育研究を通して、自らを高め、一人も見捨てない教育・社会を実現する」(http://bit.ly/2cckyEn)です。学生には「日本を変えろ」、「我々は変えられる」と言います。

 ゼミに入る前の学生はレトリックと思います。しかし、入れば私がそれを満額信じ切っていることを分かるし、そう思っている先輩がいることに気づきます(そして、ちょっと引くかもしれません)。普通に考えれば、県庁所在地にもない日本最小の国立大学の研究室の学生が日本を変えるなど無理です。しかし、我々には武器があります。日本中に広がるネットワークです。「一人も見捨てない」という青臭いと笑われるであろうことを本気に願っている人たちとのつながりです。

 上越に学びに来る人をホテルに送る車の中でゼミ生が語ることがその人を変えるかもしれません。ゼミ生が飛び込み授業で2時間で子ども集団を激変させることを見せることで変わるかもしれません。今回の越後『学び合い』の会を通して、『学び合い』を実践しようと決意する人がいるかもしれません。

 その数は願うほどには多くはない。しかし、恐れるほど少なくはない。

 一人の教師が変われば、その後の教師人生で教える数千の子どもたちにほっと出来る1時間を年間を通して与えることが出来ます。もしかしたら、その中には人に対する信頼を持ち自らの命を絶つことを防ぐことさえ出来ます。

 芥川の蜘蛛の糸ではカンダタは人生一度きりの善行によって救いの糸が垂らされたとあります。ゼミ生のやっていることはどれほどの波及効果があるか。いつ、なにがビンゴになるか分かりません。だから、出来ることをやり続けて欲しいと願います。

 ゼミを巣立てば集団から孤立するでしょう。その中でも誇り高く、強く生きられるようになるには、人とのつながりであることを分かって卒業・修了して欲しい。私も含めて、自分一人で強く、志高くいられる人はいません。凡夫には無理なこと。

16/10/08(土)

[]引退 22:18 引退 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 引退 - 西川純のメモ 引退 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 酔ったせいか、ふと気づきました。

 もし、『学び合い』が広がり、一定数の人が『学び合い』の考えを理解し、実践しようとする人がいて、同じ職場にサポートするような状態が生まれたら。いつか分かりませんが。

 その時、私は小さくまとまるでしょう。大きな流れになったことを楽しまないと思います。

 理由は、私を突き動かすものは、子どもが不幸であることが辛いから。それを軽減することをし続けることによって苦しみから逃れています。幸せを願うより、不幸が辛いのです。だから、そのことを誰かが背負ってもらえたら、引きこもりたい(平均的な教員以上に給料分は働きます)。

[]凄い 21:30 凄い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 凄い - 西川純のメモ 凄い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、越後『学び合い』の会の2日目が終わりました。

 素晴らしいものです。私は1回だけ全体に向かってその意味を語っただけです。でも、経験の何もない学生たちがほとんどを占めている西川ゼミでこのレベルのことを成し遂げていることに畏怖します。私は全国レベルの学会の事務局を5回担当しました。その時に、どれほどのことがあるかを知っています。一人一人の学生の多くは「兄ちゃん」、「姉ちゃん」です。現職院生もいますが、仕切るわけではありません。

 嬉しいのですが、心がざわつきます。

 何故だろう?と思いました。

 分かりました。というか、最初から分かっていたのですが、「この集団の管理者が私でいいのか?」と思ったからです。彼らの管理職に値するのだろうか?私は彼らにどのようなミッションを与えるべきなのか?と考えています。

 実行力において、教員養成系大学最強のゼミと思います。

 急流で舟をコントロールするには、急流より早く進まなければなりません。彼らが思いもつかない、彼らの人生に資するものは何かを生み出せる私にならねばならない。五十後半の私にはハードなミッションです。

16/10/07(金)

[]宇宙語 22:09 宇宙語 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 宇宙語 - 西川純のメモ 宇宙語 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私にとっては当然のことを話しているつもりなのですが、ゼミ生から「先生は宇宙語を喋っている」と言われることがあります。

 本日、越後『学び合い』の会の懇親会が終わってから、明日の講演をお願いしている校長と二人だけで二次会をしました。校長先生が語ることは私にとっては至極当然なのですが、多くの人には宇宙語と思える話を聞きました。とても気持ちいい。そして、私と違って、宇宙語を実現する手立てが綿密です。だから、いくら聞いても興味が尽きない。

 楽しかった。

 ということで、明日の講演会を聞かれる方は「得」です。

[]不易流行 14:53 不易流行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 不易流行 - 西川純のメモ 不易流行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 不易流行という言葉があります。

 古くからあるものを維持するためには、常に新しきものを吸収する必要があるという意味です。学校教育を維持するためには、あらたなものを吸収する必要があり、その一つがアクティブ・ラーニングだと位置づけられます。

 が、不易とは何でしょう?おそらく、今の授業だと多くの方は思っています。そして流行はアクティブ・ラーニングです。でも私は逆だと思っています。頭に浮かべる範囲を200年ぐらいに、そして、学校ということに限定するならば、それは正しい。しかし、人類の歴史のレベルで考えれば、アクティブ・ラーニングの方が不易です。そして、現在においても、学校教育以外の教育の場(例えば職員室)はアクティブ・ラーニングなのです。

 人類の歴史の中で身分制度が崩壊し、一時的に受け入れたのが一斉指導です。しかし、状況が変わったから自然な方に戻す。と私は思っています。

[]諸情報 07:20 諸情報 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 諸情報 - 西川純のメモ 諸情報 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 この2年間、色々な情報がまことしやかに私の耳に入ります。典型的なのは「文部科学省はアクティブ・ラーニングという言葉を使わなくなる」というものです。私は苦笑します。私はアクティブ・ラーニングというタイトルの本をいくつも出しています。ところが、それを引っ込められたら、ハシゴを外されるものです。だから心配される方が私に連絡してくれます。私は大丈夫ですと申すのですが、なかなか納得してもらえません。そりゃそうです。その人たちの情報ソースは文部科学省の委員や、文部科学省の人たちなのですから。地方大学の教員である私より遙かに信頼性が高い。

 しかし、冷静に考えてみればバカな話です。文部科学大臣が新学習指導要領の諮問でキーワードで使った言葉が、「あれ、なしね」なんて出来るわけありません。さらに、アクティブ・ラーニングという言葉は高等教育局マターの答申で既に使っている言葉であり、それは教育再生実行会議でも使われている言葉です。初等中等局でなんとかできる言葉ではありません。

 私にとっては、そんなレベルのことを理解できない委員や文部科学省の人(末端でしょうね)もいることに、組織人として純粋に驚きました。(もちろん、伝聞なので本当でないかもしれません)結局、「いわゆるアクティブ・ラーニング」や「アクティブ・ラーニングの視点」のように微妙にずらしていますが、捨てることは出来ません。

 結局、今自分が扱っているものが宇宙の全てだと思い込んでいるのでしょう。だから、とんちんかんな誤解が生じる。自分が扱っていることの、上の次元、その上の次元を理解しないと、些細なことが大げさになり、大事なポイントを見逃してしまう。

 我田引水ですが、だから、私の本では大きな図を提示しているのです。一見、「なにやればいいの?」と思われている方にはまどろっこしいかもしれませんが、「なにやればいいの?」を誤りなく判断するにはそれが必要なのです。

[]学術 07:20 学術 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学術 - 西川純のメモ 学術 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』のは徹頭徹尾、実証的データに基づく学術に裏打ちされていますと何度も書いています。おそらく、全国的に展開されている実践の中で、そのような実践は『学び合い』のみと自負しています。(怒られそうですが)

 希に「どのように学術に基礎づけられているの?」と疑問にお持ちになる方がいます。その場合は、例えば私の業績一覧(http://bit.ly/2dwn7Rd)を紹介して、それを順にお読みくださいと言います。まあ、ビビりますよね。

 昔に東洋館出版から出していた本にはそのあたりを引用していましたが、最近は実践に重きを置いているので、それが割愛しています。

 が、もし、「どのように学術に基礎づけられているの?」という方のために二つの本を紹介します。後者は理科と銘打っていますが、理科以外の方にも「直接」関わるものです。例えば、『学び合い』では何故グループを構成しないのでしょうか?ちゃんと意味があります。だから、『学び合い』入門者はグループを作りますが、そうすると問題が起こるのです。読むと、「なるほど、そこまで調べた結果が『学び合い』なのか」ということが分かります。

西川純(2016.8)『学び合い』の手引き・ルーツ&考え方編、明治図書

西川純(2014.4):理科だから出来る本当の「言語活動」、東洋館出版社

16/10/06(木)

[]目的 22:07 目的 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 目的 - 西川純のメモ 目的 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 多くの先生が「子ども」という言葉を安直に使います。この発問は子どもにわかりやすい、この教材は子どもに合っている。

 子どもという子どもは一人もいません。

 そして、三十人以上の子どもを一人一人理解したとしても(絶対に出来ませんが)、その総和は子どもたちではありません。相互作用がありますから。だから、個々人の子どもを追い求めても意味がありません。

 同様に中央教育委員会の委員という委員は一人もいません。文部科学省の役員という役人は一人もいません。一人一人の思いがあります。だから、その個々人を追跡しても無意味です。

 じゃ、どうするか?

 一人一人の思いではなく、文章になったものです。公的なものは途中過程で一人一人がどう思ったのかは重要ではありません。最終的に文章になったものが大事です。

 では、文章は全て大事かと言えば、そうでもありません。文章は一人一人の思いの妥協点です。一人一人の思いを含ませています。だから、全体的に読めば総花的になるのは当然です。それを統一的に理解するなんてそもそも無理です。

 では、どうするか?

 方法ではなく、目的に注目すべきです。

 中央教育審議会の方々、文部科学省の方々は、今後の教育はどの方向性に進むべきかは語れます。しかし、具体的に何をすべきかを語れるのは現場の教師です。一方、現場の教師は今できることに縛られて、今後どのような方向性に進むべきかは見られません。

 だから、大事なのは文章で決まったことの目的に注目すべきです。そして、その目的を達成する方法は「創造」すべきなのです。

 と私は思っています。

 が、誰がこういった、誰がこう書いたに注目します。そして、どうすればいいかに注目しますが、何故、そうしなければならないかは問われません。

 それでは本質的な改革は無理です。だから、しつこく書きます。

[]教育長 19:50 教育長 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教育長 - 西川純のメモ 教育長 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私のゼミは全員で32名です。その32名が明日より越後『学び合い』の会を開きます。たまに学生さんのいる部屋に行くと、県指定の研究会直前の職員室みたいです。ただし殺伐としておらず、ほわほわした感じです。

 私の立ち位置は「校長」の立場かな、と思っていたのですが、そうでもないように思います。感じとしては「教育長」レベルみたいです。とにかく私と関係なくどんどん進んでいます。特段、私が何かをしたということはありません。

 明日、明後日の私の仕事は、「飲み会の前の挨拶」と「講演会」の二つだけです。主催者は西川ゼミです。一言加えると、西川ゼミの中には私は入っていません(この感覚は分かりづらいですが)。

 とにかく、ものすごく安心して、ものすごく楽しみです。

追伸 ということで、私は閑です。気軽に話しかけてください。

追伸2 そういえば、直前になってFBにアピールする仕事を「命じられました」。

16/10/05(水)

[]役立つ 21:40 役立つ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 役立つ - 西川純のメモ 役立つ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本年度のノーベル賞受賞者の大隅さんは以下のように述べているそうです。

 

『私は「役に立つ」という言葉がとっても社会をだめにしていると思っています。数年後に事業化できることと同義語になっていることに問題がある。本当に役に立つことは10年後、あるいは100年後かもしれない。社会が将来を見据えて、科学を一つの文化として認めてくれるような社会にならないかなあと強く願っています。』

 

 この言葉から「だから基礎研究に予算をつけるべきだ」という議論は短略に過ぎます。

 だれも役立つとは思わないようなものに有限な資源を投下するほど豊かな国はありません。世の中には飢えで苦しんでいる人もいるし、病で死につつあります。有限な資源をあるものに使えば、別なものに使える資源は減少します。当然のことです。

 世の中には一般人には何の役に立つのかちんぷんかんぷんなものに、莫大な予算が費やされています。しかし、それは役立つと思う人がいるから予算が付くのです。そして、その役立つと思う人は、役立つことをしている(非常に単純化しています)

 数学研究は何に役に立つのかわかりにくい。大学の人事で業績審査を私もしますが、数学だけは本当に分かりません。しかし、その発展が必要だと思っている理論物理学者がいます。この理論物理学者のやっていることは、数学に比べてわかりやすい。「もの」がありますから。でも、それが役に立つのかどうかは一般人は分かりません。しかし、その研究が自分にとって役に立つことを分かる実験物理学者がいます。実験物理学のやっていることは・・・・が自分にとって役立つことが分かる一般人がいます。

 予算は政治が決めます。政治は、日本人全体の利害の交換所なのです。

 大隅さんは自分の研究が役立たないかもしれないと思ったのかもしれません、でも、役立つと思うから研究が出来た。そして、本当は役立つことを知っていた。だって、それを分かって文章を書けなければ予算は獲得できず、研究は出来ないのですから。

 非常にきついことを言います。

 国立大学の予算は厳しく、各大学の教員の研究費は笑い話のように削減されています。が、ちゃんと自身の研究の意味を語れる人は予算を得ています。予算が無いという人は、自身の研究の意味を他分野の研究者や一般人に語る言葉を持たず、事実、役に立たないことをやっているのだと思います。世の中には、予算を獲得している人がいるのですから。減らされているのは黙っていてももらえる予算で、競争的な予算は相対的に増えています。

 しかし、予算を獲得できない人を非難するつもりはありません。世の中のルールが急激に変わりすぎているのです。だから、ついて行けない人が生まれるのが当たりまえです。我々の世代、そして、その前の世代がするべきことを怠ったのかもしれません。

[]『すぐ実践できる!アクティブ・ラーニング 中学英語』 13:58 『すぐ実践できる!アクティブ・ラーニング 中学英語』 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 『すぐ実践できる!アクティブ・ラーニング 中学英語』 - 西川純のメモ 『すぐ実践できる!アクティブ・ラーニング 中学英語』 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『すぐ実践できる!アクティブ・ラーニング 中学英語』(学陽書房)が増刷になりました。ご愛顧感謝します。まだの方は是非、お願いいたします。

16/10/04(火)

[]再開 21:41 再開 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 再開 - 西川純のメモ 再開 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 7月中旬、何故が血液検査のある数値が変だったのでお酒を断ちました(というか立つよう求められました)。本日、単なる一時的なものであることと判断されました。で、今日飲みました。ま~おいしい!

[]特等席 21:41 特等席 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 特等席 - 西川純のメモ 特等席 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の研究室は、教え子である桐生さん、水落さんの研究室と合同で色々な動きをします。私にとっては孫みたいなものです。責任はなくて、可愛い。

 私の研究室は、しばらくすると私の相手をしません。ま、そのような学習者を求めている結果ですが。でも、私の中にある教師の心が寂しいと感じます。そんなとき、水落研究室、桐生研究室の学生さんが頼りです。彼らは私の相手をしてくれます。孫みたいなものです。

 3研究室のみんなは昼休みに一緒に食事をします。もちろん、全員ではありません。その周りの仕事の多い研究室ですから当然です。同時に、自分のペースで食べたいと思うのも当然です。

 あるジンクスがあります。昼休みに一緒に食べる回数、特に、私の目の前の席に座って、面倒くさいオジサン(つまり私)の相手をする頻度が高い人の教員採用率は高いのです。そりゃそうでしょう。彼らが発想できない方向から切り込んでくるオジサンの相手は大変です。それに、年齢的に様々な集団に関わることは大事です。それが無ければ現場では生きていけません。

 ある学生がいます。私のゼミではありません。非常に生き方の下手な学生です。当意即妙は出来ません。要領が悪い。が、昼休みには一緒に食べる頻度が高い。そして、果敢に私の前の席に座ります。が、私のスピードについて行けません。が、それでも座ります。そう「バカ」なやつです。

 本日、彼が今年の採用試験に受かったことを知りました。合格率の高い本学教職大学院としては珍しく3年かかかりました。嬉しかった。同時に思います。彼を採用した県は「お得」です。彼は採用された直後はエースではありません。しかし、彼は年長者の知恵を吸収し続けるでしょう。何よりも周りの年長者がサポートするでしょう。10年後の彼はかなり優秀な教師になるでしょう。そして、10年後の彼が若い教師の愚かしさに寛容になれれば、かれば一流の中堅となり、ベテランになるでしょう。

 今日をそれを思い。久しぶりの酒の中で1分少々、うれし涙を流しました。彼が合格したことも当然ですが、彼の長い人生の幸多きことを喜びました。

16/10/03(月)

[]増刷 17:42 増刷 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 増刷 - 西川純のメモ 増刷 - 西川純のメモ のブックマークコメント

『アクティブ・ラーニングを実現する!『学び合い』道徳授業プラン』(http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20160241

『子どもが夢中になる課題づくり入門』(http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20150095

 の増刷が決まりました。ご愛顧感謝します。まだの方は是非!

16/10/02(日)

[]新宿の会 17:32 新宿の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新宿の会 - 西川純のメモ 新宿の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月10日に新宿で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/430483/

[]お願い 09:56 お願い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お願い - 西川純のメモ お願い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 これから『学び合い』にトライする方、『学び合い』を実践しはじめた方、『学び合い』で実践の成果が出始めた方へのお願いです。

 まず全ての方へ

 本を読んで下さい。

 私は毎日、毎日、数多くの方からの相談メール等を受けています。『学び合い』に関して、最も多くの人から相談を受けたと思います。他の方の3桁以上違うと思います。その相談は非常にパターン化しています。『学び合い』はシンプルな理論と方法論によって構成されています。それ故、起こるであろう問題は出尽くしていますし、そして整理されています。多くの方の質問は、私にとっては百人一首の一文字札と同じで、出だしの一言二言で大体想像できるぐらいです。それを整理したのが本です。だから、本を読んで下さい。詳しくはこれ(http://bit.ly/2dPwwUU)をお読み下さい。基本は全部読むつもりで下さい。

 次に、『学び合い』の会に参加して下さい。私のブログ・FBでは開催を案内します。そこに参加し、相談して下さい。どきどきかもしれませんが、学び合うことは大事だと思っている人達の集まりですのでご安心下さい。

 

 さて、『学び合い』にトライする方へのアドバイスです。

 不安だと思います。だから、週イチから始めて下さい。そして、周りに言わないで静かにやりましょう。

 『学び合い』に不安でしょう。では、今の授業で不安がありませんか?考えてみて下さい。今の授業は教師一人の力量で成り立たせているのです。子ども達(特に、成績上位層の子ども達)と一緒にやったほうがいいと思いませんか?

 今の授業は元気いっぱいの子ども達に、「座りなさい、静かにしなさい、ノートをつけなさい」と求めている授業です。『学び合い』は「立ち歩いていいよ、相談してもいいよ、でも、一人も見捨ててはいけないよ」と求める授業です。どちらが簡単ですか?

 今の授業が出来るのは、問題を目立たなくすることは出来ますが、解決することは出来ません。もし、一人ぼっちの子どもがいたとき、あなたがその事に気づかないようにするには座って黙っている授業の方が楽です。しかし、あなたが班の中に組み込んでも、その子は班の中で孤立しているのです。

 あなたは、あと何年働きますか?あなたの時代は定年は65歳になっています。いや70歳になっているかもしれません。そのあなたは今の授業で生き続けられますか?あなたよりうまい授業をする人の映像が無料でネット上に溢れるのですよ。今の授業で全員を満足させられますか?無理でしょ。もし、一人でも満足させられなかったら、保護者はそれを指摘しますよ。保護者の権利意識は高まる一方です。当然です。日本の民主主義が定着した証拠です。それが何人になったらあなたは耐えられますか?

 つまり、『学び合い』に不安かもしれませんが、それ以上に今のままであることに不安はありませんか?もし、試しに実践してみようという方は以下をお読み下さい。

学び合い』実践を始めた方へ

学び合い』はシンプルな方法論で実践できますが、一つ一つは実証的なデータによって保証されています。本の中で、「こうしてください」と書いているのはそのままやってください。「してはだめです」はしないで下さい。「まあ、いいだろう」と独り合点はやめてください。入門者は基本通りに「そのまんま」やってください。

 私に相談する人の9割以上は上記を逸脱しています。だから、「え?それは本に書いているでしょ?」と聞くと、本を読んでいないか、本の通りのことをやっていません。代表的なものは20分間は今のままの授業をして、残りの時間、『学び合い』をするというものです。それは『学び合い』になりません。もの凄い授業力のあるごくごく一部の教師は出来ますが、多くの人は無理です。

 最終的には関連する本は全て読んで下さい。その中でも読書ガイド(http://bit.ly/2dPwwUU)の赤字の本は絶対に読んで下さい。あなたが実践を始めて半年ぐらいに起こるであろう悩みとその解決策はそこに書いてあります。

学び合い』で実践の成果が出始めた方へ

 思い出して下さい。子ども達の集団の能力が高まると、昔は不可能であった課題を易々と乗り越えるようになります。さて、そうなるとどうなりますか?腐ります。人が集団が健全であるためには楽しては駄目です。小人閑居して不善を為すなのです。だから、集団が成長するに合わせて課題をレベルアップしなければなりません。

 実は、あなたも同じです。おそらく自分の授業改善ではじめたでしょう。そして、ある程度出来て喜んでいるかもしれません。しかし、それに甘んじれば、あなたの心には隙が出来ます。その隙をクラスの中にいる大人の腹を読むことに長けた子(つまりクラスをリードする子)が見逃すわけありません。あっという間に、その子が手を抜き、集団は崩れます。

 あなたの視点を、自分のクラスから、学校に、市に、県に、日本に向けて下さい。それに合わせて読むべき本も違ってきます。他県の人ともつながり議論をしましょう。積極的に情報発信をして、タフに政治をしましょう。あなたが向上しつつけており、子ども達が思いもつかないレベルで物事を考えていないと、子ども達を掌握できませんよ。

 そして、みなさんへ。

 『学び合い』を授業改善の手法と見ている限り、一喜一憂し、心が揺れます。是非、子ども達の40年後、50年後の未来を保証することを求めましょう。

 車の中で本を読むと車酔いします。遠くの山を見ましょ。それと同じです。

 あなたが、未来の子どもの幸せを願えば、あなたの子どもや孫を救えます。何故でしょう?

 私は、今後の社会に関するヴィジョンを持っており、高校一年の息子に色々なアドバイスをします。ところが、息子は納得しません。我々は周りの人が持っている常識に囚われているのです。息子を納得させるためには、息子が話す友人を変えねばならないのです。

 今のところ、40年後、50年後の未来と一対一対応する毎日の実践を示せるのは『学び合い』のみと思います。是非、進んで下さい。皆さんより前に歩み始めた人のあとにのこる道を紹介しましょう。そして、皆さんが歩むことによって、その道は広く、確かにして下さい。子どものため、自分のため、自分が守ろうとしている肉親のために。

16/10/01(土)

[]学力 21:19 学力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学力 - 西川純のメモ 学力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 全国学力調査に関して「真の学力」、「正しい学力」、また、それに類する言葉を見かけると、「あ~、素人・・・」と思います。

 きっと真の正しい学力がどこかにあると思っているのでしょうね。でも、過去から現在まで万人が合意する学力の定義は存在しません。いや、たった一つの学会だけであっても、その殆どの研究者が合意する学力の定義すらありません。

 だから一人一人が別個のあやふやな意味で使っていて、あやふやすぎるのでそれらが矛盾しないのです。そして、そんな言葉からは具体的なものは何も生み出されないのに。

 もし、正しく学力という言葉を使うならば、「◎◎を使って測定されるものを学力とする」という風に操作的に定義をしなければなりません。このことを知っているならば、全国学力調査と日常の授業を結びつけるということが、いかに無理があるかは自明です。

[]一人口 21:03 一人口 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人口 - 西川純のメモ 一人口 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ここから書くことはおしかりを受けるかもしれません。しかし、少子高齢化社会の日本には明るい展望は無く、子どもたちは一生涯私の経験したような時代を経験できないと、各種データから判断しています。その子どもたちが不幸にならないためにと思って書いていることですので、ご寛恕ください。

 さて、ある人が「働くか、働かないかは、個人の判断だ」と言って働かず、「基本的人権は憲法で保障されている。それ故、私の生活を保障するのは国の責任だ」という人がいたらどう思いますか?

 今の日本は非正規雇用がドンドン増えています。非正規雇用の年収は170万円で、女性に限ったならば140万円といわれます。国の施策の不備を指摘することは可能でしょう。しかし、マクロに見たら、GDPの殆どが国内市場に依存し、人口が減少し、高齢者の割合が増える日本にどんな選択肢が残っているでしょうか?

 国が何をするか、しないかに関わらず、我々は幸せになろうとしなければなりません。与えられた最悪の条件下でも子どもが幸せに生きる道をイメージしなければなりません。

 結婚は有効な貧困対策だと思っています。年収170万円であっても結婚すれば世帯の収入は340万円になります。しかし、共稼ぎで大変なのは子育てです。それを保育園に任せれば出費がかさみます。だから、ジジババに頼る必要があるでしょう。しかし、ジジババ世代も優雅な生活とは言えません。頼られっぱなしは大変です。出来れば、夫と妻の両方のジジババに協力してもらいましょう。そして、ジジババの年金と合わせて大家族になれば経済的に余裕が生まれるかもしれません。昔から一人口は食べられないが二人口は食べられると申します。なんのことはありません、高度成長期に生まれた現在の家族は高度成長期の終焉とともに終わるべきです。そして、高度成長期以前の地方の家族に回帰すべきなのでは無いでしょうか。

 これからの日本は精一杯に頑張らなければ生きられない時代です。男も女も、「家族」という職場に就職しなければ生きられない時代だと思います。

 さて、ここまで説明して、以下を書きます。

 

 ある人が「結婚するか、結婚しないかは、個人の判断だ」と言って結婚せず、「基本的人権は憲法で保障されている。それ故、私の生活を保障するのは国の責任だ」という人がいたらどう思いますか?

 

 夫の妻の両方の両親とともに生きるためには、伴侶は中学校区で見つけなければなりません。つまり、義務教育は婚活の場でもあるのです。

 極論だと否定される方にお伺いします。

 少子高齢化社会の日本に、上記以上にリアリティのある貧困対策の道はあるのだろうか?と思います。

 我々の時代で成り立ったものを子どもに押しつければ、子どもが不幸になります。

追伸 だから、収入が無いから結婚できない、という考え方が時代遅れで、本当は収入が無いから結婚する、が正しいと思います。

[]生徒指導2 10:00 生徒指導2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 生徒指導2 - 西川純のメモ 生徒指導2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師になるような人の多くは(全部とは言いませんよ)今の学校教育のシステムにフィットしている。だから、生徒指導を受けたことがあまりありません。

 だから、従来型の一斉指導だったら出来たとしても、生徒指導は不得意ではないでしょうか?だって前者だったら、数十人の人から20年間、毎日、受けていた。理論的な裏付けはなくても見聞きしている。ところが、後者の場合は理論的な裏付けはもちろん、見聞きもしていない。だから、自分の数少ない経験でやらざるを得ない。こう考えてみると、指導の行き過ぎで子供を自殺に追い込む教師がいても仕方がない。無免許の人が路上でスーパーカーを全速力で走っているのだから。

追伸 人ごとではなく、私も無免許運転をしました。ただ、私を救ってくれた多くの先輩教師がいたからなんとか生きています。ただ、自分がひき殺した子どものことを思うと今でも涙が出ます。が、自己憐憫の涙より、改善の行動。

[]ギフテッド 10:00 ギフテッド - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ギフテッド - 西川純のメモ ギフテッド - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、ある先生から、本当に才能のある子どもに『学び合い』は何が出来ますか?と聞かれました。

 私は、今の授業は成績中もしくは中の下に合わせており、だから才能のある子どもを見捨てている。その子のために発展的な教材を用意すると言う人がいるけど、一度でも本当にやったなら、そんなことは言わないはず。だって、数人のために労力が数倍になり、かつ、それでもふきこぼしてしまう。だから、仮に『学び合い』が何も出来なくても、現状と同じ。

 でも、『学び合い』は分からない子どもを教えるという超難解な発展的な課題を与えている。そして、その子は感謝され、仲間を得る。だから、かなり「まし」と言いました。

 その方は、本当に才能のある子を伸ばせないのですか?と聞きました。

 私は、そもそも教師になるような人は成績中の上もしくは上の下であることを確認しました。だから、そもそも成績上の上の人を教える能力は無い。そして、天才的な才能がある子どもの場合、小学校1年生でも教師が負ける。だから、教師がその子の得意な部分に何か出来るなんて無理。学校教育では人格の完成をすればいい。その子の才能を伸ばすのは、教師が何もしなくてもその子は伸ばす。それが天才。教師に出来る子とは「じゃましない」つまり、お節介になんらかのプラスアルファの課題を出さない。

 教師は才能ではそのような子に劣るでしょう。しかし、クラス集団をまとめ方向付けることに関しては、教師が勝ることが出来る。そこで勝負すればいい。

 と申しました。

 私も教師は子どもより全面的に勝っていると思っていましたし、思いたいと願いました。でも、今は「しょせん私なんだもん」と思うことの方が楽だし、色々なことが出来ることを知りました。

[]漫画 10:00 漫画 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 漫画 - 西川純のメモ 漫画 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は小学校低学年から漫画を読まなくなりました。理由はあまりにも図式が単純だから。少年漫画は、「敵が出て、打ち負かす、さらに強い敵が出て、打ち負かす・・・・。」という図式で、最後は指一本で地球を壊すことが出来る敵が出てきて収拾がつかなくなります。少女漫画は「素敵な男性が現れ、憎たらしい同性がいて。すったもんだで、最後は結ばれる」という図式。フランスの笑い話に、『作家のサガンが友人に小説のアイディアが沸かないと悩んだそうです。その友人は「女性がいて。そこに男性が現れる。その男性は・・・」と言いかけたとたんにサガンは「もういいは小説の筋が出来た」と言った。』というものがあります。そんなものですね。

 なんでこんなに単純か?私なりの分析ですが、主人公が一人もしくは数人に限られている。だから、話しを同じ次元で複雑化できないためだと思います。もしかしたら、いや、おそらく、主人公が多数で(こうなったら主人公という言葉自体が矛盾ですが)あれば、ごく日常がドラマになるのになと思います。

 以前から『学び合い』を漫画にしたいと思っています。実践者だったらお分かりだと思いますが、『学び合い』クラスはドラマが満載です。でも、同時に同意してもらえると思うのですが、その状況があまりにも日常なので、時間的にも空間的にも長く・広い知識が無いとそのすごさが表しきれない。

 ま、そうは言いつつも、今、文章で書いているところです。乞うご期待。(カリキュラム・マネジメントに関する本です。え?と思うでしょ。詳細はひ、み、つ。イントロは越後『学び合い』の会で話します)

追伸 大学生になり、漫画ファンの同級生から、そんな単純な漫画ばかりではないことを教えてもらってから読むようになりました。しかし、世に溢れる本は私が小学校の頃とまあ同じです。ただ、昔は小学生をメインターゲットとしていましたが、今は、オッサンをターゲットとしている点はちょっと違いますが。

[]生徒指導 07:32 生徒指導 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 生徒指導 - 西川純のメモ 生徒指導 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は小学校1年生に対しても、中学校3年生に対しても、大学生に対しても、院生に対しても、教え子に対する態度はほぼ同じです。

 初対面の場合は、初対面の大人のように接し、親しい子の場合は親しい大人のように接します。私には絶対的な権力は無く、基本的には対等な関係だと思います。そして、私が教師として何かを強いる場合は、正当なプロセスによって決まり明文化されているものを根拠として求めます。そして、拒否する権利を認めます。

 このスタンスが生まれたのは初任校の影響です。暴走族だらけで、退学なんて屁とも思わない子どもたち相手に教師として対峙するには、居丈高にならず(喧嘩をすれば私は負けます)、卑屈にならず(馬鹿にされます)、大人として接することしかないことを多くの失敗から学びました。

 しかし、義務教育の学校、高校でも中以上の学校では、私のような経験をしません。そして、経験するときは最悪の状態になってからです。大学の教師として、この大事なことを二十代で学べたことを僥倖と思っています。同時に、その経験の無い教師の子どもへの言動を見ると「危ういな」と思います。

 多くの教師は教科指導の本は読みますが、生徒指導の本は読みません。それは自己流で出来ると思っているように思います。書店にあるのは、最悪な状況に対応した生徒指導本です。しかし、本当は日常の生徒指導をちゃんとやることが教科指導のベースになります。

www.amazon.co.jp/dp/4181965120

[]原因 07:15 原因 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 原因 - 西川純のメモ 原因 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 学校でスピーチタイムというものがあり、順番に全員の前で発表させます。しかし、ほぼ100%沈滞しています。おざなりの教師からの質問だけになっています。

 学校で作文があります。ところが、書けないし、書いたとしても箇条書き的な文章になります。

 多くの教師は指導します。しゃべり方の、書き方の指導です。それがないから喋れず書けないと思っているから。でも、違います。喋る必然性が無いから、書く必然性が無いから、それが原因です。

 会話にも文章にも、相手があり、目的があります。そして、相手の目的に合致していなければなりません。それが欠如していたり、ぼやけていれば、喋らないし、書きません。当然のことです。

 教師のすべきことは喋る技術、書く技術の指導ではなく、喋りたくなる、書きたくなるミッションを与えることです。

 子どもは操る対象ではありません。芸を教え込む猿でもありません。一人の人格として敬意を持って接すれば、当然のことです。