西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/09/22(木)

jun24kawa20160922

[]そもそも 16:28 そもそも - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - そもそも - 西川純のメモ そもそも - 西川純のメモ のブックマークコメント

 挑発的なことを書きます。ご容赦を。

 『学び合い』は色々と疑問を持たれたり、批判を受けたりします。でも、そもそも今の授業にどれほどの命脈があるか考えて下さい。

 わかりやすい例を一つあげましょう。

 今、ネット上に授業映像が無料でアップしています。

 学校の授業はそれに勝る点があるでしょうか?

 私にはそれほど無いように思えます。ネット授業の利点は以下の通りです。順不同です。

 ネットにアップされている授業は平均的な教師より質が高い。中にはチームで吟味し、何度も取り直し、編集しています。

 分からないところで一時ストップしたり、巻き戻したりすることが出来ます。分からなければ何度でも繰り返し聞けます。

 ネット上には何種類もの授業がアップされています。今後はもっと増えるでしょう。子どもが選択できるのです。

 さて、現状の授業に上記に勝る点はあるでしょうか?

 今の授業には殆ど双方向の場面がありません。双方向の部分があっても、それが意味あるのは子ども達のごく一部です。例えば、成績上位層と教師の会話を理解できない子どもは少なくありません。

 子どもとの人間関係があることが有効である場面はあるでしょう。

 では、板書発問で忙しい教師がその強みを出せるのと、子ども達が自由にそのような映像を利用している状態でフリーになった教師がその強みを活かせるのと、どちらの方が効果的ですか?

 『学び合い』だったら、子ども達がその授業を見ながら話し合って学びます。教師は、クラス全員が学びに向かっているかを見取り、部活の練習で教師が語っているような言葉がけをします。

 今の授業は、本が高価で、コピーがなく、塾予備校が発達しない状態で、一人の教師が数十人教えるというホモサピエンスの歴史の中で希なあだ花です。だから、条件がそろったならば消滅する運命です。

ネットを利用したツールがいくら発達しても『学び合い』は困りません。それをツールとして使うだけです。ところが、ネット上に無料にあるツールと背比べしているような現状の授業には命脈はありません。今の授業の成長の余地は少ないですが、ネット上のサービスの成長の余地は遙かにあります。なにしろ、人件費という制限がないのですから。

学び合い』を批判する暇なんて有るのでしょうか?

追伸 仮に、成績上位層の子どもと保護者が、授業中にネットを使わせて欲しいと礼儀正しく申し入れたらどうします?おそらく、上位層に対応するとは言うかもしれませんが、そんな余裕は教師にはありません。「私の子どもは進学する。成績中層に合わせた先生の授業では対応できない。学力保証をして欲しい」と言われたら。それをどこまで押さえられると思いますか?一度許したら、中位層の保護者はどのような動きをしますか?そうなったら、教室には教師を無視してネットを見ている成績中上位層と、教師の話しを聞かない下位層の教室です。地獄絵図ですよ。

 実現するのは簡単です。教室でスマートフォンを使うことを許せばいいのです。

 今の40歳代より若い方は逃げられません。