西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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16/07/17(日)

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 20年前の私(Aとします)と今の私(Bとします)の会話を想像しました。

 きっとAが色々と説明すると、Bは「その教材や指導法が有効である子どもがいると思うよ。でも、そうでない子はいる。おそらく、かなりの割合。そして、あなたが見捨ててしまった子どもは100%そうだよ」と言うでしょう。そして、BはAに「そもそも、それを学ぶ意味は何?それをハッキリと言えないでしょ。それは教科内容で説明しようとしているから。その教科を学ばなくてもいい子どもがいることは分かっているよね。じゃあ、その子たちに何を語る?一度、教科内容を捨てるべきだよ」と言うでしょう。

 その時の、私をシミュレーションしました。その結果、驚くほど反発はありません。

 学会で人工知能の教材プログラムを知ったとき、クラッキーの「記憶のしくみ」を図書館で何気なく読んだときを思い出します。全身にアドレナリンが満ちあふれ、それから3ヶ月ぐらいは関連する本を読みあさりました。反発するより、ワクワクとしていました。

 私は本質的にイノベーターです。理屈で理解します。研究者の中でも希な存在です。でも、だから今の私がいます。イノベーターは最初は学会で排斥されますが、うまくやると大勝ちできます。研究者の大多数は新たなことをするのではなく、今までやっていることの延長上のことをします。その人たちは、そこそこの業績しか上げられません。今後の教員養成系研究者にとって、それは死を意味しています。

 ちょっと反省です。

 なぜ、『学び合い』という大勝ちできるカードを、研究者の若手のイノベーターは知らないのだろう。と。