西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/06/24(金)

[]戦略 21:35 戦略 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 戦略 - 西川純のメモ 戦略 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 長文です。

 今まで学習指導要領の改定のたびに、看板となるものがありました。しかし、それらは本実施したとたんに形骸化します。そして、その残骸が10年間続きます。でしょ?

 私は今回はそうしたくないと思っています。そのためには、何故、そうなったかを理解し、それに対応した戦略が必要です。

 改革には理念があります。そして、方法論があります。今までは、それが両方とも現場の教師に理解されなかったからだと思います。

 考えてみてください。日本の教員の中で学習指導要領の背景となった中央教育審議会の答申を読む人がどれだけいるでしょうか?1%もいません。それは市町村レベルならば行政職もそうです。そのため、文科省から都道府県に伝達し、都道府県から市町村に伝達し、市町村から学校(具体的には主任)に伝達し、主任から教員に伝達する際に、大事なことがまるっきり抜け落ちてしまうのです。そりゃそうでしょう。だって、中央教育審議会の答申を読んでいない人が、中央教育審議会の答申を読んでいない人に伝達するのですから。

 さらに、答申の美辞麗句の中で本質は何かを読み解く訓練を受けていない人ばかりです。本当に読み解くためには、審議の会議録を読み解かなければなりません。先行する答申を読み解かなければなりません。

 さて、私の年代に近い方にお伺いします。かつて、そのレベルの読み解いた教育本を読んだことがありますか。もちろん、時間のない現場教師が理解できるような本です。

 おしかりを覚悟で申します。

 ありません。

 理念がわからないから、「どうすればいいの?」という問いにすぐになってしまう。本当は、達成すべきものは何かを理解せずに、方法はあり得ないのに。

 だから、「主体的な子どもを育てる」、「協働的な子どもを育てる」、「対話的な子どもを育てる」という言葉を使います。しかし、何をもって主体的、協働的、対話的であることが曖昧です。だから、今までの授業でOKとなり、形骸化します。そんな言葉遊びしても意味がないのにな~と思います。

 ということで、私は今回の学習指導要領の背景を書きました。それも、最初は入試改革を書いて、徐々に教育村から離れました。

 結論から言えば、教育という巨大なシステムに自浄能力はありません。入試改革は大学入試センターが形骸化します。学習指導要領は文科省の初中局が形骸化します。しかたがありません、実際にやることに関して責任を負っているのはそこです。そして、現場の実情を一番知っているもそこです。だから、見事に形骸化するでしょう。

 しかし、大学入試センターが形骸化しようとしても、トップ大学は形骸化を許しません。初中局が形骸化しようとしても、高等教育局と官房が許さないし、何よりも企業が許さないでしょう。

 という図式を多くの教師に知ってもらおうと思います。現在、アクティブ・ラーニングの情報を求めている人はアンテナの高い人であり、現場をリードする人です。だから、できるだけ早い時期にその人たちに形骸化に汚染される前に理念の意味を伝えたかった。だから、いち早く本を出しまくりました。

 今は、イノベーターとアーリーアダプターが情報を収集しています。しかし、しばらくするとキャズムの向こうのアーリーマジョリティが情報を求めるはずです。その人たちにはすぐ使えるホールプロダクトを用意しなければなりません。それが最近出した一連のシリーズです。今は、高校教師が中心ですが、中学校教師も変わり始めています。やがて小学校教師の需要も生まれるでしょう。

 同時に、アクティブ・ラーニングをきっかけに『学び合い』を知った人も多くなりました。そして、単なるテクニックの段階を超えた人、つまり、入門段階から次の段階に進む人が多くなりました。つまり中級編の本が出せる準備が整い始めました。今後順次出します。

 そして、保護者です。先に述べたように、教育という巨大なシステムに自浄能力はありません。外圧が必要です。だから保護者向けの本を出す必要があります。それが2020年の本であり、7月15日出す本なのです。

 現在、出版が決まっており、着々と進行中の本が二十弱あります。そして、企画を検討してもらっているのが十ぐらいあります。そして私の頭の中で暖めている企画も十あるのです。冷静に考えればクレージーです。しかし、どれがビンゴになるかわかりません。だから、ありとあらゆることをしています。幸い、このことを理解し、協力してくれる仲間は学校現場にも、出版社にもいます。今のところ私の戦略はほぼ思ったように進行しています。今後も手を緩めずにやります。

 主体的・協働的・対話的という言葉遊びや、「話し合いをすればいいんでしょ」、「グループ学習なんでしょ」という形骸化をなんとか押しとどめたい。でなければ、目の前の子どもが不幸になる。そして、餓死・孤独死につながると私は本気で信じています。だからクレージーなことをしています。

 長々と書きました。つまり、お願いです。助けてください。

[]絶滅危惧種 09:25 絶滅危惧種 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 絶滅危惧種 - 西川純のメモ 絶滅危惧種 - 西川純のメモ のブックマークコメント

ビックリしました。

家内のママ友から聞いた話しです。

ある高校(トップレベルの学校です)の子が間違えて第一ボタンを付け忘れたのです。そうしたら、ある教師が胸ぐらをつかんで生徒指導室に連れて行き、「ボタンを付けろ」と言ったそうです。

県立高校の教師なのですが、「事務所に来い」という暴力団と同じですね。何故、その場で「ボタンを付けなさい」と言えなかったのだろう。

未だに、このような生物が棲息していたことにビックリです。

[]恋愛 07:23 恋愛 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 恋愛 - 西川純のメモ 恋愛 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 あなたがある人から求婚をされ、断ったとします。その人から「私はスタイルはよく、一流大学の出身で、高収入であるので私の結婚を断るのは理不尽だ」と言われたらどう思いますか?おそらく「馬鹿じゃないの?」と思うでしょう。そして断った判断を正しかったと確信するでしょう。

 そこで以下の記事を見てください。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/post-5371.php

 アメリカの入試とは恋愛のようだとある方から教えてもらいました。いい表現です。でも、科挙の歴史を持つ国の人は、それが理解できないのでしょう。この問題は、アメリカの大学化する日本の大学でも起こるでしょうね。(ま、アメリカにおいてアメリカ人がSATの点数が高いのに落とされたことを訴訟するぐらいなのですから)

 大学を一次元の序列ではからず、多次元化しなければなりません。