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授業公開の仲介のガイドライン http://dl.dropbox.com/u/352241/manabiai-data/koukai.pdf
だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。
本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。 「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。 是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。
16/06/30(木)
■ [大事なこと]単純

私の経験上、9割か9割9分は単純なルールで行動した方が良い。それによって1分に関しては柔軟な対応が出来ます。何が何でも人間関係を維持しようとするより、1分の人を切った方が良い。それによって九割九分の人と誠意あるつきあいが出来る。
■ [大事なこと]ディファクトスタンダード

ディファクトスタンダードという言葉があります。公的機関の定めた「標準」ではなく、市場が事実上決める「標準」です。有名なのはVHS対ベータ戦争があります。これに対しての分析は様々ありますが、私は二つだと思います。
第一は、VHSが松下と手を組み、その販売網を活用して売り込んだ点です。
当時は家電量販店が殆どない時代です。地元の電気屋で機器を購入しました。だから、地元の電気屋がソニー系列であれば、ベータを強く薦め、松下系列であれば、VHSを強く薦めました。そして、松下系列の販売網の方が強かったのです。
第二は、VHSの方がソフトが充実していました。私の若い頃は、レンタルビデオ屋には同じ映画のVHSとベータの二つがおいていました。しかし、あれよあれよという間にVHSだけのものが多くなりました。
この結果、VHSがディファクトスタンダードになりました。
ま、妄想します。
アクティブ・ラーニングに関して百家争鳴の状態です。ただ、ひいき目ですが、一つ一つの方法論を別々にとらえたならば、99.999%は個人の実践をアクティブ・ラーニングとして売り出したものです。従って、販売店は「その人」だけです。そう考えると、アクティブ・ラーニングの中で最大の販売網を持っているのは「何も変わりたくない」という実践の次は『学び合い』だと思います。
また、コンテンツの量です。これは『学び合い』が最大だと思います。それはお近くの書店に行けば明白だと思います。全教科一貫したコンテンツは『学び合い』のみが提供できるし、事実、そうだから占有率が高い。理論がないなら、全教科取りそろえても、個人書店の製品を集めた商品カタログにしかなりえない。
私にとっての最大の敵は、「何も変わりたくない」です。だから、私の本、また、講演で重視するのは、方法論ではなく「何故、アクティブ・ラーニングなのか?」です。
16/06/29(水)
■ [大事なこと]一人も見捨てない

「一人も見捨てない」、この言葉の意味を本当に理解することは大事です。一人も見捨てないとは、集団が一人も見捨てないことを目指すことなのです。一人も見捨てないことを個人で背負うことではありません。
人を見捨てるような人たちが集団になって一人も見捨てないことなんか出来ない、という理屈もあるでしょう。しかし、人を見捨てるような人であっても集団だったら一人も見捨てないことは出来るのです。一人でそれを背負ったらすぐに潰れてしまいます。
私がつとめた高校は家庭的にかなりの業を背負った子は少なくありません。その事情を知れば知るほど同情します。しかし、先輩教師からは子どもを助けようとするなと教えてもらいました。一人の子どもを救うということは己の全人生を捧げる覚悟がないと出来るものではありません。家族を持つ人は、家族に犠牲を強いることです。そして、先輩教師からは、その一線を越えてしまったいろいろな教師の末路を教えてもらいました。
教え子から相談を受ければ相談に乗ります。しかし、もし、すがりつかれたならば、他人であることをキッパリと言い渡すと思います。そのことに関して、心情的な悲しさはありますが、道義的な問題を私は感じません。
我々が最後の最後まで救わなければならないのは、己であり家族なのです。
『学び合い』はあくまでも「己の課題を解決する」という自己の利益を実現する考え方であり、方法論なのです。それは人類が生存競争の中で生み出した生き方です。生物の二大欲求は自己保全と、自身の遺伝子を残すこと。そこには浅薄な善悪の入る余地はありません。
ここまで冷徹に分析した上で、より多くの人が見捨てられないためにはどのようにするべきかを考え、行動しています。
16/06/27(月)
■ [嬉しい]ここまで来た

それまでに予備的な研究はありましたが、『学び合い』に関する成果を学術研究の形でハッキリと出したのは、2001年12月のカウンセリング的手法を用いたコミュニケーション指導、中学校における実践を中心に、日本教科教育学会誌、22(3)です。書籍に出したのは2000年の「学び合う教室」です。それ以降、毎年、10弱の学術論文を書き、1冊の書籍を書きました。
ただ、昔の本を読んでいただければ分かると思うのですが、いわゆるノウハウが全く書いてありません。だから、子どもにはこのようなことが出来ることは分かるのですが、そのような授業をどのようにしたら出来るのかが書いてありません。変ですよね?でも、理由があります。
『学び合い』は考え方です。その考え方が分からずテクニックが広がってしまい、『学び合い』が誤解されることを恐れたのです。当時は『学び合い』を実践できる人(私、西川ゼミの人)から直接口伝によって伝えられました。その中で徐々に広がってきました。
2007年3月29日にそのような人に向けて『学び合い』の手引き書(最初は奥義書という仰々しい名前を付けました。笑って欲しかったのです)を公開しました。ただ、この本にもノウハウレベルのことは書いてありません。あるのは基本的な考え方です。テクニック的なものは最低限です。このレベルの話しが一般に受けるわけありません。従って、書籍ではなくネットブックとして公開しました。
2010年に『学び合い』スタートブック(学陽書房)を出しました。この本は爆発的に読まれました。現在でも読まれています。とてもいい本です。この本は、『学び合い』の素晴らしさを多くの方に伝えました。が、私は焦ってしまったのです。
『学び合い』スタートブックで紹介しているノウハウは多くの人にフィットするとは限らないのです。そもそも『学び合い』にシンクロしていた人、つまり、基礎がある人が書かれている本です。ですので、これから始める人が安全に、確実に、始めるにはレベルが高すぎます。また、初心者の人が読みようによっては誤解が生じます。
慌てて、ノウハウ本を出すことを決めました。誤って伝わることを恐れているよりも、初めて失敗する人が多く生まれることを恐れたのです。諸般の事情で出版は2012年になりました。それ以降、様々な切り口で『学び合い』のノウハウを伝える本を書きました。ただ、私の本を読まれた方ならばお分かりだと思うのですが、ノウハウ本なのに、ノウハウより考え方が大事だと何度も連呼しています。
さて、しばらくして、ある初心者と話して愕然としたことを知りました。その方は、ノウハウ本ではなく、ネットブックの手引き書を参考にして授業をしていたのです。新規採用者です。腰を抜かしました。実践者と直接やりとりせずに、考え方オンリーの手引き書で実践したら失敗する可能性は少なくありません。慌てて、手引き書をネットから消しました。
色々な方から手引き書を再度アップして欲しいとの要請が来ています。『学び合い』の初心者の段階を乗り越えた方々からです。その方々にご案内します。
手引き書を加筆し、明治図書から7月22日に以下を出すように進行しています。
『資質・能力を最大限に引き出す!『学び合い』の手引き ルーツ&考え方編』
『資質・能力を最大限に引き出す!『学び合い』の手引き アクティブな授業づくり改革編』
ノウハウ本ではなく、理論書、それも学校現場の先生が読める理論書を書籍として出せるほど『学び合い』の裾野は広がりました。『学び合い』の中級者向けの本です。乞うご期待。
ここまで来たんだ~・・・。と感慨深いものがあります。
■ [う~ん]なんかな~

本日、阿部隆幸さんが講演します。昼頃になったら我がゼミ生がパリッとした格好で集まっています。今から講演会に参加するそうです。行ってらっしゃいと送り出しました。
それからしばらく仕事をしました。ふと気づきました。
あいつら、私の講演会の時には聞きに来ないぞ、と。
そこで大学にいた他ゼミの学生に聞きました。それによれば、私の話は全部聞いているからと言っているそうです。まあ、そうです。でもね、そうだとしても講演会の時の私は普段の私とは違います。芸人に変身し、ザッツエンターテイメントになります。その一斉指導の技術を見るだけでも得るものがあるのではないかと思うのです。
ま、在学中はわからんだろうな~。
私と親しく話せるということはどういうことか。あはははは。な~んちゃって。
16/06/26(日)
■ [お誘い]新宿の会

7月3日に新宿で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/408806/
■ [大事なこと]支持政党なし

昨日、期日前投票に行きました。比例区の用紙に「支持政党なし」という選択肢があったので、不思議だな~っと思っていました。今、知りました。「支持政党なし」という党名の党があります。「支持政党なし」と書くと、その党の得票になるそうです。びっくり。
16/06/24(金)
■ [大事なこと]戦略

長文です。
今まで学習指導要領の改定のたびに、看板となるものがありました。しかし、それらは本実施したとたんに形骸化します。そして、その残骸が10年間続きます。でしょ?
私は今回はそうしたくないと思っています。そのためには、何故、そうなったかを理解し、それに対応した戦略が必要です。
改革には理念があります。そして、方法論があります。今までは、それが両方とも現場の教師に理解されなかったからだと思います。
考えてみてください。日本の教員の中で学習指導要領の背景となった中央教育審議会の答申を読む人がどれだけいるでしょうか?1%もいません。それは市町村レベルならば行政職もそうです。そのため、文科省から都道府県に伝達し、都道府県から市町村に伝達し、市町村から学校(具体的には主任)に伝達し、主任から教員に伝達する際に、大事なことがまるっきり抜け落ちてしまうのです。そりゃそうでしょう。だって、中央教育審議会の答申を読んでいない人が、中央教育審議会の答申を読んでいない人に伝達するのですから。
さらに、答申の美辞麗句の中で本質は何かを読み解く訓練を受けていない人ばかりです。本当に読み解くためには、審議の会議録を読み解かなければなりません。先行する答申を読み解かなければなりません。
さて、私の年代に近い方にお伺いします。かつて、そのレベルの読み解いた教育本を読んだことがありますか。もちろん、時間のない現場教師が理解できるような本です。
おしかりを覚悟で申します。
ありません。
理念がわからないから、「どうすればいいの?」という問いにすぐになってしまう。本当は、達成すべきものは何かを理解せずに、方法はあり得ないのに。
だから、「主体的な子どもを育てる」、「協働的な子どもを育てる」、「対話的な子どもを育てる」という言葉を使います。しかし、何をもって主体的、協働的、対話的であることが曖昧です。だから、今までの授業でOKとなり、形骸化します。そんな言葉遊びしても意味がないのにな~と思います。
ということで、私は今回の学習指導要領の背景を書きました。それも、最初は入試改革を書いて、徐々に教育村から離れました。
結論から言えば、教育という巨大なシステムに自浄能力はありません。入試改革は大学入試センターが形骸化します。学習指導要領は文科省の初中局が形骸化します。しかたがありません、実際にやることに関して責任を負っているのはそこです。そして、現場の実情を一番知っているもそこです。だから、見事に形骸化するでしょう。
しかし、大学入試センターが形骸化しようとしても、トップ大学は形骸化を許しません。初中局が形骸化しようとしても、高等教育局と官房が許さないし、何よりも企業が許さないでしょう。
という図式を多くの教師に知ってもらおうと思います。現在、アクティブ・ラーニングの情報を求めている人はアンテナの高い人であり、現場をリードする人です。だから、できるだけ早い時期にその人たちに形骸化に汚染される前に理念の意味を伝えたかった。だから、いち早く本を出しまくりました。
今は、イノベーターとアーリーアダプターが情報を収集しています。しかし、しばらくするとキャズムの向こうのアーリーマジョリティが情報を求めるはずです。その人たちにはすぐ使えるホールプロダクトを用意しなければなりません。それが最近出した一連のシリーズです。今は、高校教師が中心ですが、中学校教師も変わり始めています。やがて小学校教師の需要も生まれるでしょう。
同時に、アクティブ・ラーニングをきっかけに『学び合い』を知った人も多くなりました。そして、単なるテクニックの段階を超えた人、つまり、入門段階から次の段階に進む人が多くなりました。つまり中級編の本が出せる準備が整い始めました。今後順次出します。
そして、保護者です。先に述べたように、教育という巨大なシステムに自浄能力はありません。外圧が必要です。だから保護者向けの本を出す必要があります。それが2020年の本であり、7月15日出す本なのです。
現在、出版が決まっており、着々と進行中の本が二十弱あります。そして、企画を検討してもらっているのが十ぐらいあります。そして私の頭の中で暖めている企画も十あるのです。冷静に考えればクレージーです。しかし、どれがビンゴになるかわかりません。だから、ありとあらゆることをしています。幸い、このことを理解し、協力してくれる仲間は学校現場にも、出版社にもいます。今のところ私の戦略はほぼ思ったように進行しています。今後も手を緩めずにやります。
主体的・協働的・対話的という言葉遊びや、「話し合いをすればいいんでしょ」、「グループ学習なんでしょ」という形骸化をなんとか押しとどめたい。でなければ、目の前の子どもが不幸になる。そして、餓死・孤独死につながると私は本気で信じています。だからクレージーなことをしています。
長々と書きました。つまり、お願いです。助けてください。
■ [ビックリ]絶滅危惧種

ビックリしました。
家内のママ友から聞いた話しです。
ある高校(トップレベルの学校です)の子が間違えて第一ボタンを付け忘れたのです。そうしたら、ある教師が胸ぐらをつかんで生徒指導室に連れて行き、「ボタンを付けろ」と言ったそうです。
県立高校の教師なのですが、「事務所に来い」という暴力団と同じですね。何故、その場で「ボタンを付けなさい」と言えなかったのだろう。
未だに、このような生物が棲息していたことにビックリです。
■ [大事なこと]恋愛

あなたがある人から求婚をされ、断ったとします。その人から「私はスタイルはよく、一流大学の出身で、高収入であるので私の結婚を断るのは理不尽だ」と言われたらどう思いますか?おそらく「馬鹿じゃないの?」と思うでしょう。そして断った判断を正しかったと確信するでしょう。
そこで以下の記事を見てください。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/post-5371.php
アメリカの入試とは恋愛のようだとある方から教えてもらいました。いい表現です。でも、科挙の歴史を持つ国の人は、それが理解できないのでしょう。この問題は、アメリカの大学化する日本の大学でも起こるでしょうね。(ま、アメリカにおいてアメリカ人がSATの点数が高いのに落とされたことを訴訟するぐらいなのですから)
大学を一次元の序列ではからず、多次元化しなければなりません。
16/06/23(木)
■ [大事なこと]勝ち組

保護者の勝ち組とはどんな人でしょう?
子ども達を東京大学に入学させた保護者が、勝ち組として本を出しています。
でも、これって勝ち組でしょうか?
子どもにとって東京大学は勝ち組なのでしょうか?
ある地域の話しです。同級生の中で、一人は東京大学医学部に入学し、一人は私立医大に入学しました。学校の成績は前者が断トツです。今は二人ともその地域で開業しています。前者の人の所には患者は多くはないです。後者の人の所には予約待ちで溢れています。
この手の例外事例は、私の時代にもいくらでもありました。しかし、それ自体が話題になるほどでした。しかし、今では話題にもならないほど、ごく一般的なことになりつつあります。東証に上場していない企業の方が、ごく普通に「東大生が入社試験に受けました。しかし、落としました。使えそうもないからです」と言うのです。
保護者にとって東京大学は勝ち組なのでしょうか?
地元から離れた企業に就職する、会えるのは年に5日ぐらい。いや海外で活躍し、ここ数年、会っていない。これが勝ち組でしょうか?
真逆の人もいるでしょう。子どもを五人育てました。みんな高卒で地元企業に就職し、地元の人と結婚しています。その中の一人と同居しています。何かというと、全員が集まり会食しますし、旅行もします。子ども達の伴侶は子どもの頃から知っており、そのうちの半数は学校の同級生です。子ども抜きで家族ぐるみで旅行もします。
はたして、どちらが勝ち組なのでしょうか?
■ [大事なこと]選挙

手前勝手ですが、私は生まれた時期がよかったと思っています。私たちより直前の団塊の世代がもがきながらスタンダードをつくってくれて、私たちはそれを享受しました。バブリーな青春時代を謳歌しました。
が、今はどうでしょう。
私の子どもの時代は「お子様」でした。我々を消費者として大事に扱われたように思います。テレビ番組は子ども番組が多くを占めていました。夏休みには「マンガ祭り」と称して子ども番組のオンパレードです。子ども向けの商品がどんどん生産され、おもちゃ屋さんは夢の世界でした。
ところが、今の子どもはどうでしょうか?上記は全く変わりました。この前、テレビで老人オムツのコマーシャルが流れるのを見て、脱力しました。
そして、彼らは私の経験したようなバブリーな青春時代を経験しないでしょう。就職も厳しいし、生活も安定しないでしょう。それにも関わらず、旧時代の保護者は自分の規準の幸せモデルを子どもに求めます。そして、子どもはそれに洗脳される。これを何とかしたいと思って本を書きました。
政治もそうです。国民のための政治をするのではなく、投票する国民のための政治をします。若い人が投票しなければ、若い人のための政治は行われません。投票にいきましょう。投票にいけば、そして統計に表れれば、政治家は意識します。
確たる支持政党がなくたって良いと思います。「なんとなく」でもそれらが多くなれば集まれば集合知になるとジェームズ・スロウィッキーは書いています。「意識高い系」が物事を決定するのは、革命などの特異な時期だけです。民主主義が成立する前から、物事を決めているのは多くの人です。昔から政治は利害の取引所なのですから。
十八歳投票は最近に希な明るいニュースです。
みなさん、若い人に投票に行くことの意義を語りましょう。そうでないと、団塊の世代と私の世代が骨の髄までしゃぶり尽くした日本を若い世代に残すことになります。
■ [大事なこと]沈没船

ネットを見ると「・・・・が日本を滅ぼす」という言葉を見ます。最初の部分は様々です。が、私には沈没船の中で「空調の設備が老朽化している」、「火災報知器が不備である」というようなことを声高に叫んでいるように思えてなりません。たしかに大事かもしれませんが、そんなことよりも大事なことがあるように思います。
また、政治家や政党の問題を指摘するものもあります。それも反対/賛成の両方から。その事実を判断する知識がありません。しかし、政治家や政党の資質がそんなに急激に変わるとは私には思えないのです。おそらく、以前も同じレベルなのだと思います。ようは本体である国や国民の変化だと思うのです。
じゃあ、一番大事なのは何か?
私はドラッカーと同じく、人口構成だと思っています。
大学に無理せず進学し、地元で親と同居しつつ高卒で就職する。小中高で伴侶となる人を見付け、若い頃に結婚し、ジジババと一緒になって子育てをする。高度成長期前の社会に一度戻す必要があると思っています。だから、私の出来ることをやります。だから本(「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)を書くのです。
16/06/22(水)
■ [大事なこと]再生産

体罰をする教師が後を絶ちません。体罰をする教師は、自分の過去の経験に基づいてそれがよいことだと確信しています。ただ、その教師が思い至らないのは、自分がよかったことが万人によいこととは限らないということです。
教員養成系大学の推薦入試で志望した理由を問えば、十中八九は恩師のことを話します。それも涙ながらに話す子もいます。その姿はテレビ番組のよい教師の姿です。ただ、その子達が思い至らないのは、自分にしてくれたようなことを全ての子どもには出来ないことです。そして、教師は全ての子どもに責任があるのです。
『学び合い』はありとあらゆる面で、今の教育より「まし」だと思います。色々な理由はありますが、最も簡単な理由は「たった一人の教師で全てを背負うより、子ども達と一緒に背負った方が、出来ることは多い」という至極当たり前のことです。ただし、『学び合い』よりも成果が上がる状態があります。それはメンバーをドンドン切り捨てることが出来て、あとからドンドン希望者を補充できる状態です。この場合は教育する必要すらありません。単にだめ出しをして、切り捨てれば良いのです。プロ野球をはじめとするプロスポーツ、また、一部の私立学校の部活がそれにあたります。
目の前にいるメンバー全てを救おうとしたら『学び合い』しかないと思います。しかし、自分の過去の経験を単純に普遍化する人は後を絶ちません。
http://m.jp.wsj.com/articles/SB10001424052702304827404579106511854921736?mobile=y
16/06/21(火)
■ [お誘い]山部小学校

地元の山部小学校でアクティブ・ラーニングの校内研修会が6月27日にあります。希望者は学校の教頭先生か小島先生に連絡してください。
1、ねらい
校内研修テーマ(小規模校におけるアクティブ・ラーニング)について理解を深める。
2、外部講師 上越教育大学教職大学院 准教授 阿部 隆幸 様
3、当日の時程
14:45 児童下校
15:00~15:30 協議会
15:40~16:40 講師講話(質疑応答含む)
「複式指導とアクティブ・ラーニング(仮題)」
講師 阿部 隆幸 様
■ [大事なこと]活用法1

7月16日にでる「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)で得られる知識の活用法をいくつかご紹介しましょう。
おそらく偏差値60の名門大学の非ジョブ型に進学するより、偏差値50強ぐらいのジョブ型に進学した方がいい、ということはなかなか理解しがたいことだと思います。保護者の中には偏差値が高い方が有利な人生があるという刷り込みがありますから。
でも、偏差値60ぐらいの文系のお子さんが、偏差値50強の教員養成系大学に進学することは理解できるのではないでしょうか?保護者の中には、文学部を卒業して何に就職するのだろう??という漠然とした不安があります。そして、我が子を公務員になって安定して欲しいという人はいます。そして、遙か遠くの都市に就職するのではなく、自分の近くで就職して欲しいと願う保護者は多いでしょう。地方で最も安定して、高収入な職業は教員です。今のところ教員採用試験の筆記問題は高校入試レベルの問題です。従って、大学入試の偏差値の高い子は合格する可能性が高いのです。
地元で安定して就職して欲しいという願いにフィットするかもしれません。
■ [大事なこと]活用法2

7月16日にでる「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)で得られる知識の活用法のその2です。
もし、高校入試に関して、お子さんが偏差値60以下だったとします。つまり、地方だったら2番手、3番手の普通科に進学する子だったとします。その場合は、真剣に本書を読んでいただきたいと思います。
平均的な保護者ならば進学を勧めると思います。そして、現状だったら進学できます。しかし、進学して就職出来るとは限らないのです。
だから二つの道があります。
第一は、2番手、3番手の普通科高校に進学し、進路指導部の紹介する就職先に就職します。しかし、普通科高校の場合、そのような企業とのパイプが弱い可能性があります。プー太郎にするわけにもいかないので進学を勧めると思います。進学するのだったらジョブ型学部を薦めます。しかし、就職実績をじっくり吟味して下さい(就職実績の実態については本書に書いてあります)。もしくは、専門学校に進学して下さい。これも就職実績を吟味して下さい。
第二は、職業科高校に進学し、進路指導部の紹介する就職先に就職します。ただ、職業科高校だから就職に強いというわけではありません。就職実績を吟味して下さい。そして、安易に進学しないで下さい。
偏差値60弱の子どもが職業科高校に進学するとことは、現状の保護者はまず出来ないでしょう。しかし、そうできるか出来ないかが大きな分かれ目です。
■ [大事なこと]活用法3

7月16日にでる「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)で得られる知識の活用法のその3です。
日本学生支援機構(旧育英会)がサラ金であることです。もちろん、善意の団体であることを慌てて付け加えます。しかし、育英会の感覚で安易に借りると、サラ金と同じになるのです。
日本、もしくは日本以上に大学進学率の高い国はあります。その国と日本との違いは2つです。第一に、十八歳で大学に進学するというのは一般的ではありません。自ら稼いで貯金し、そして大学に入学しています。つまり、お金を借りて大学にはいきません。第二は、その国の大学とは日本の感覚だと専門学校なのです。つまり超ジョブ型なのです。日本もやがてそうなります。
つまり、返済しなければならない奨学金を利用しなければ大学進学できないならば、進学せずに働き、それでも大学に行こうと思うならば、自らの学費を確保すべきなのです。そして、進学するならば専門学校を薦めます。
■ [大事なこと]活用法4

7月16日にでる「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)で得られる知識の活用法のその4です。
大学で学ぶことは働いてから役に立ちません。
そんなことはみんな知っていますよね。しかし、今と昔の違いは、働いてから役立つ能力を持っていないと就職出来ないと言うことです。これが大きな違いです。
そして、いま役立つと思われる能力が、20年後、つまりリストラの対象となるような時代では無用の長物になるということです。例えば、英会話はどんどんコンピュータに置き換えられます。その時代に残るのは人とのネットワークなのです。例えば、英会話はコンピュータに置き換えられますが、英米人の友達を持っていることはコンピュータに置き換えられません。
■ [大事なこと]活用法5

7月16日にでる「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)で得られる知識の活用法のその5です。
終身雇用が崩れる今後の社会において、失業するということは一般的になります。特別に無能だから、大きな問題を起こしたから失業するのではなく、優秀な働きをしている人が突現失業することは希なケースではなくなります。
昔は「寄らば大樹の陰」で、一生涯、安心できる企業に就職するという方法はありました。しかし、そんな企業はありません。そして、そんな企業に就職しても、クビになるのです。
従って、クビにならないことよりも、クビになったときに再就職出来る人にならねばなりません。そのポイントは何でしょう?それを本書に書きました。
16/06/19(日)
■ [大事なこと]まず始めたい方

アクティブ・ラーニングをまず始めたい方へ。
きっと、私に出来るかしら?
失敗したら、どうしよう。
同僚や校長から何を言われるだろう・・・
と心配している方もおられるでしょう。
そのために「週イチでできる! アクティブ・ラーニングの始め方」(www.amazon.co.jp/dp/4491032114)を用意しました。
みなさんもテスト前に1時間与えて子ども達に勉強させたことがありますよね。また、出張の時に課題を与えて自習させますよね。あれと同じだと思って下さい。ただ、「一人も見捨てず、全員達成することが大事だよ」と言うだけのことです。そう考えてみれば、既にやったことはあることだし、失敗もしないですよね。
週イチでやるのだったら、ことさら目立つこともないと思います。話し合いを活用した授業ぐらいにしか見えません。さらに、同僚や校長にはアクティブ・ラーニングを少し試みていますと言えば、万全です。
『学び合い』はもの凄くシンプルです。だから、起こるであろうことは既に起こり尽くしています。そして、それに対してどのようにすれば良いかも整理され尽くしています。週イチでやる程度のことでしたら、先の本に書いてあります。
しかし、あれが起こったら、これが起こったら、と心配は尽きませんね。そんなときにどうしたら良いかに関しては「『学び合い』を成功させる教師の言葉かけ」(www.amazon.co.jp/dp/449103091X)をお読み下さい。読めば、「な~んだ、ここまでちゃんと整理されているんだ~」とビックリするでしょう。
次に、課題はどうしたらよいかに関しては、先の「週イチ・・」に作り方が書かれています。が、実際どうしたら良いか分からない場合は、教科本が用意されています。現在、高校地歴公民(www.amazon.co.jp/dp/4313653139)、中学社会(www.amazon.co.jp/dp/4313653147)、高校数学(www.amazon.co.jp/dp/4313653163)、中学数学(www.amazon.co.jp/dp/4313653171)、中学理科(www.amazon.co.jp/dp/4313653155)が用意されていますが、今後、中学英語、高校理科、高校国語、中学国語が刊行予定です。
小学校に関しては「週イチ・・・」に使っている業者テストから課題をつくる方法が書いてあります。
まずは週イチから始めて下さい。2ヶ月以内に、「これって良いかも」、「これなら私も出来る」と思われると思います。
そして、『学び合い』のアクティブ・ラーニングは、全教科が全く同じ理論と方法で実践できるので学校単位の取り組みにも対応出来ます。
■ [お誘い]新宿の会

6月26日に新宿で『学び合い』の会があります。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/406795/
■ [大事なこと]親なら知っておきたい 学歴の経済学

何度も書きましたが、7月16日に「親なら知っておきたい 学歴の経済学」」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)を出します。この本は『学び合い』の「ま」の字も書いていません。なのに書きました。理由を説明します。
この本は、我が子に読ませたいから書いたのです。そして、我が子の学校の先生に読んで欲しいから書いたのです。つまり、自分のために書いた、私としては希な本です。
アクティブ・ラーニングの本当の姿を知るに従って、とても怖くなりました。私の時代には、この大学に入れば一生涯はまず安泰というようなものがありました。ところが無いのです。日本全体の元気が無くなるとき、「当たり」は無いのです。あるのは、「まあまあ」と「はずれ」と「大外れ」しかありません。
身近な例です。
私の息子のお世話になった中学校の卒業生の半数は地域のトップ校に入学します。そして4割の子どもは地域の2番手、3番手の普通科高校に進学します。そして1割弱が地元の職業高校に進学します。今までのモデルならば、「トップ校」>「2番手校」>「3番手校」>>「職業高校」ではないでしょうか?しかし、実際は「トップ校」≑「職業高校」>「2番手校」>「3番手校」なのです。つまり、「職業高校」に進学した生徒はお得な買い物をして、「2番手校」は損な買い物をしたのです。息子の友人に職業高校に進学した子がいます。思いやりのあるしっかりとした子です。私は言葉には言いませんが、「良い選択をしたよ」と思っています。
しかし、職業高校、そして2番手校、3番手校の子どもも次に選択があります。進路です。私の高校卒業時は大学受験者の3分の1は浪人しました。ところが今は違います。息子の年代の子どもが卒業するときには大学受験者の20分の1しか浪人しないでしょう。今は、職業高校の子ども達もどんどん進学します。が、進学が賢い選択では無いのです。「職業高校」、「2番手校」の子どもは高校卒業時に進路指導部を通して地元の企業に正規採用されること、そして、そこに勤め続けることが正解なのです。ところが、2番手校は就職のパイプが弱い。だから、高校入試に関して「職業高校」>「2番手校」、「3番手校」なのです。
最近、ある人の弟が不登校になりました。その子は「4番手校」の高校を不登校になりました。私は不登校になったのは正しい選択であること、そして、自分の進路を考え直す機会であることをアドバイスしました。4番手校を卒業しても先は暗いです。少なくとも現状の高校での進路指導の先生の頭の中にあるモデルだったら。おそらく、進学を勧めるでしょう。先に述べたように大学は言葉通り全入の時代です。しかし、大学に進学してもまともに就職出来ず、500万円の借金をサラ金化した学生支援機構からとりたてられることになりますから。
さて、我が子に対して私が息子に薦めたのは、地域のトップ校に進学し、トップ大学に進学することです。息子には非正規雇用の人の悲惨な生活を書いた本を読ませました。そして、「そうなりたいのか?」と高校入試の間、問い続けたのです。しかし、私のような知識が無い保護者だったら、トップ校が無理だったら、2番手校に進学させるでしょう。それが無理なら3番手校に進学させるでしょう。しかし、それは「大外れ」なのです。おそらく、その子は進学を勧められて上記のような状態になるのです。
今の日本においての「まあまあ」の道は、トップ大学に入学するか、高校卒業後に地元の企業に正規採用されることです。しかし、トップ大学に入学したとしても、それは「まあまあ」なのです。何故ならば、既に、これからはさらに、企業の寿命が短くなっています。20年で半数の企業は倒産するのです。倒産しなくても終身雇用は崩れているので、40歳、50歳の頃にリストラされます。その頃には、人工知能が中間管理職の仕事を代替わりします。今の花形職業である、医者だって弁護士だって、トップの一部は安泰ですが大多数の人の仕事は取られます。
じゃあどうするか、人工知能に取られない能力を得なければならないのです。また、リストラになった時、そのキーは学校なのです。ところが、学校教育は人材養成の場では無いとのたまっている人がいる今の学校には任せられません。
本書で書いていることはショッキングなことだと思います。しかし、全て根拠を明示しています。是非、お子さんにまず読ませて下さい。高校生では遅いくらいです。小学校高学年になったら読ませて下さい。何故なら、高校選択を誤らないためには中学1、2年までにはこれからの社会を理解しなければならないからです。
もし、お子さんが2番手校、3番手校の普通科高校に進学しているとしたら焦って下さい。大学に入学すればいいんだという幻想を親子とも捨てて下さい。今の高校を卒業したときどのようにすべきかを考えて下さい。
繰り返します。お子さんに読ませて下さい。
私は我が子に読ませたいと思って書きました。だから、『学び合い』の「ま」の字も書く余裕が無かったのです。
さて、我が子を救うにはどうしたらいいでしょうか?それは日本の学校全体が変わらなければならないのです。親が何とかできるのは、進路までです。職に就いてからのことは守れません。それを守れるのは、「今」学んでいる学校を変えるしかないのです。
自分の文章がろれつが回らない文章であることは十分に理解しています。しかし、私は恐ろしいのです。
私が何を恐れているのかは読めば分かります。
16/06/18(土)
■ [大事なこと]秘訣

「僕は天才ではありません。なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」というイチロウの言葉が好きです。かつてノーベル賞受賞者が閃きとは何かを質問されました。応えは「言語化できない論理的な思考」と言っていました。イチロウやノーベル賞受賞者に比較するのは申し訳ないのですが、私も膨大な論文をどうすれば書けるのか、本を何故バンバン書けるのかを説明することが出来ます。実は簡単です。が、ダイエットと同じで、やり続ける人は殆どいません。
■ [大事なこと]集団無責任体制

この前、教育新聞にアクティブ・ラーニングの本体は経済・産業界が求める人材を養成することだと書いたら、予想通りの大反発を受けました。
しかし、最終的に経済・産業界で生き残る人材、つまり給料が貰える人材にしなければならないのは誰でも認めるところです。問題は誰がその責任をおっているかということです。
今までは小中高大の全てが企業がその責任を負っていると考えていて、自分たちの責任ではないと考えていました。そして、企業も学校教育に期待していません。むしろ有害と考えていました。
しかし、余裕のなくなった「営利企業」は、即戦力の人材だけを正規採用するようになりました。即戦力にならない人材は使い捨ての非正規採用にならざるをえません。
無責任なのは営利企業と学校教育のどちらでしょうか?企業は自らの営利に一致しなければ教える義務はありません。
今の時代、学校教育は人材養成の場では無いと主張している人は、子どもを非正規に追いやっています。私は無責任だと思っています。小中高大の全てにおいて給料を貰える人を育てる義務があります。
16/06/17(金)
■ [大事なこと]不誠実

世間が広がると、不誠実な人との出会いが幾何級数的に広がります。世間が狭いと、不誠実な人は少ない。人という生物は普段合う人には誠実になるようになりますから。
で、不誠実な人に振り回されない方法。
知らない人との初回の出会いは寛容に。
しかし、その人と実質的な仕事をする場合は、誠意を確かめる。たいていの場合は「お金」です。言葉だけの誠意は信用できません。もちろん少数の方は行動で誠意を示してくれます。ただし、言葉の誠意は信用しません。
一度誠意ある人だと思った人に対しては、不誠実な行動をしても2度は許します。2度目に警告をします。それで3度目に同じ不誠実をすると関係を断ちます。ただし、攻撃をともないません。ただ、断つだけです。
ただし、3回の不誠実を補う可能性のある誠実をもって謝罪するならば、前のことはチャラにします。(ただし、これをした人は、私の記憶の中では一人だけです。人は謝らないものです。)
非常に単純ですが、この10年、このルールで生きています。
■ [大事なこと]どうやるのではなく何故

文部科学省が何かをやろうとすると、現場は大慌てです。最初は、それをもともとやっていた人が本を出し、講演をします。しかし、しばらくすると雨後の竹の子のように百家争鳴になります。多くは、自身の過去の実践を強引に引きつけます。しかし、多くの人がその意義に気づき始めると、コピーして子どもに配れば出来るレベルの本が出ます。そして、みんなが「な~んだ」と気づくと、沈静化します。
今までも何度も起こったことです。
しかし、私は今回はそうしたくないと思っています。何故なら、先送りできるほど日本には余裕が無いからです。その余裕の無い日本で子ども達は一生涯を過ごすからです。
ですので、私の書く本では「どうやればいいか」だけではなく「何故、そうしなければならないか」に重点を置いて書きます。中には、それだけの本を書きます。
これは今までに無い本です。
どうやればいいか、は無限に方法があります。
しかし、何故やらねばを理解すれば、方法は限られます。そして、形骸化できません。
沈静化する前に、何故を理解している人を一定数生まれて欲しいと願っています。幸い、どんどん増えています。
16/06/16(木)
■ [お誘い]別な方法

ほぼ毎日、講演依頼が来ています。しかし、その度に、http://jun24kawa.jimdo.com/に公開している出張を伴うガイドラインをご説明します。そして、お断りせざるをえません。
ただし、私が制限したいのは出張なのです。もし、上越においでいただければ、誠意を持って対応いたします(無料で)。また、旅費を手当ていただければ、ゼミ生を派遣します。飛び込み授業もいたします。
追伸 かつて上記のように申しましたら、「出張する余裕はありません」とお叱りをいただきました。「じゃあ、私は余裕があると思っているのですか?」と書こうとしましたがやめました。安く見られたものです。
16/06/15(水)
■ [お誘い]広島の会

7月9日に広島で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/405984/
16/06/14(火)
■ [お誘い]群馬・長野

6月18日に『学び合い』の会が長野で開かれます。お誘いします。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/take1_No12/20160605/1465142482
■ [う~ん]愚痴

ちょっと調べれば、私に対する人格攻撃は山のようにあります。『学び合い』に対するご批判も山のようにあります。
ま、それが普通なんだと理屈で分かります。今までと違うことを始めれば、疑問を持つのは当然で、その中には批判する方も生まれ、中には下品な発言する人もいるでしょう。
しかし、いつも思うのは『学び合い』を批判する人は本を読まない。そして、『学び合い』に関してトンチンカンな批判をする人がいます。脱力します。ま、これは笑えますが、下品な人格攻撃はどうしても慣れることが出来ません。
私のすることは相手にしないことです。
納得するつもりのない人との議論は無意味です。語るべき相手は反対者ではなく理解者です。その人達は、ちゃんと読みます。その人達が分かれば、中間層に語ってくれます。反対者はそのままにほっておけば良いのです。そのうちに分かります。
反対者は『学び合い』を批判する時間が合ったら、『学び合い』と異なる実践を積み上げ、それの素晴らしさを広げれば良いのです。批判を躍起になる人はヒマなのでしょう。私にはヒマはありません。今日も一つの本の企画を通しました。
ま、愚痴です。
16/06/13(月)
■ [お誘い]新宿の会

6月19日に新宿で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/405484/
16/06/12(日)
■ [大事なこと]判別法

本日は、色々な方から、同じ質問を受けました。
内容は、私は『学び合い』をやっているのでしょうか?という質問です。
ある方へのやりとりです。
『現状で、その大変な時代を子ども達全員が生き残れると思いますか?
できなけば『学び合い』ではなく
できれば『学び合い』です。
それを判断するのは、私ではなく、あなたなのです。
今の『学び合い』の姿は、それを求めた結果として生まれたのもです。
大事なのは、願い、です。』
■ [親ばか]デート

本日は息子の高校の高校祭です。ということで、高校祭を見終わった後、夫婦で映画も見に行きました。二人で食事(ラーメン屋ですけど)。これって子どもが生まれてから珍しいことです。夜は息子は打ち上げです。ということで夕食も二人です。
■ [大事なこと]書きたいこと

私は『学び合い』のことを一言も書かなくても書きたい本があります。しかし、売れる可能性はありません。何故なら、それを知って欲しいのは大学人であり、大学人の殆どはそれを求めないからです。
それは真のジョブ型とは何かです。
今の世の中では、ジョブ型とは理系であり、英会話能力です。そして、人文社会系が肩身の狭い思いをしています。私は社会系の教員養成系大学の教師として歯がゆい思いをしています。何故ならば、今後の社会において、多くの人にとってのジョブ型とは人文社会系だと確信しているからです。というのは理系や英会話に関してトップ以外は直ぐに人工知能に置き換わってしまうことが明白だからです。
しかし、人文社会系が真のジョブ型であることを示すには大学人が、それを示さなければなりません。今までのように自らは学術に専念し、それをジョブに繋げることは学生に丸投げ、企業に丸投げではジョブ型に脱皮できません。
ま、売れませんね。だから、出せません。
■ [大事なこと]しつこく

本当に読んで欲しいので、しつこく書きます。7月に出す本の紹介です。
第1章は「「うちの子はとにかく大学へ」は危ない」では、大学は入りやすくなりましたが、ハイリスクの博打になったことを書きます。我々の中には「中卒より高卒、高卒より大卒、同じ高校、大学だったら偏差値が高い方がいい」という単純なモデルがあります。それが誤りであることを示します。
第2章は「いま「安全な進路先」はあるのか?」では、少子高齢化社会で終身雇用が崩れ即戦力が求められます。そのためには高校3年までにキャリア教育を完成する必要があることを述べます。今の時代、本当のキャリア教育を高校は大学に丸投げし、大学は企業に丸投げしています。それが出来ない時代になったことを示します。
第3章は「トップ大学はこう変わる」では、東京大学、京都大学の入試の変化を述べ、その理由は大学の国際競争の激化であることを述べます。世界ランキング何位は大学の名誉の問題ではなく、卒業生が就職出来るか否かであることを述べます。今、東大生が東証上場していない会社に断られる時代なのです。
第4章は「我が子を生き残れるようにするには?」では、人工知能が発達するとどのように社会が来るか、終身雇用が崩れるとどのような社会になるかを述べます。いわゆる士業は生き残れません。今のあこがれの職業の殆どは、トップの人間が生き残れますが、それ以外は生き残れないのです。今の生活モデルは高度成長期に合わせたものです。それが崩れた後には、人と人との繋がりを大事にした1950年代以前の生活モデルに戻す必要があることを述べます。
第5章は「我が子を守るための戦略」では地方で生きることのメリットを述べます。また、マスコミに踊らされることなく、一人一人が自分なりの幸せモデルを打ち立てれば、非正規雇用の収入では生きられることを述べます。そして、私なりの実現可能なパラダイスを述べます。
そして、「あとがき」には「教員養成系大学の教員として、残念なのですが、私のアドバイスは「教師を信じるな」ということです。」と書きました。
本書で書いていることは、教師にとってはショッキングなことでしょう。しかし、ちょっと調べれば分かるデータに基づくものです。読めば分かると思いますが、凄く簡単で単純な論理で書いています。そんなことも知らない、知ろうとしない教師を信じてはダメだと書きました。事実、無知で善意な教師のために借金地獄に突き落とされる子どものことも書いています。それらは本来知っているべき高校教師の責任であり、中学校教師が適切な高校を薦められなかったためです。そして、それは小学校教師が保護者に新たな社会の現実を伝えなかった責任です。日本国首相の責任ではなく、教師が無知であったためです。影響力を持つ人の無知は罪なのです。
7月に出る本は「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)です。
『学び合い』のことは一言も書いていません。それでも、この本を書いたという意をくんで下さい。
16/06/11(土)
■ [大事なこと]必読

7月に出る本の書名が決まりました「親なら知っておきたい 学歴の経済学」(http://www.amazon.co.jp/dp/4313810927)です。これは全教師に読んで欲しいと願っています。読まない人は、ほぼ確実に、教え子のかなりの人数を借金地獄に突き落とします。誇張ではありません。いや、我が子の問題でもあります。
思いつきで書いた本ではありません。徹頭徹尾、その根拠となるデータを明示しています。だから、それを確認することが出来ます。
この本には『学び合い』のことを書いていません。ですので、『学び合い』に疑問を持つ方も安心して読めます。
おそらく、多くの先生にはショッキングなデータだと思います。とても信じられないと思います。でも、繰り返しますが、根拠を明示しています。
読めば、保護者に読ませる必要を感じると思います。
私は自分の本に関して拡散希望をしたことは殆どないと思います。しかし、これに関しては拡散を強く希望します。『学び合い』云々ではありません。今、もの凄いことが進行中なのです。
おそらく多くの教師は、非正規雇用の人の生活がどれほど悲惨かを知らないでしょう。
人工知能が多くの人の仕事を奪うことを、SFととらえているでしょう。
入試問題が劇的に変わっていることを知らないでしょう。
奨学金がサラ金になっていることを知らないでしょう。
それゆえに、子ども達の入試を危うくし、就職を危うくし、彼らが40歳代になったとき失業に追い込むのです。その責任は日本国首相ではなく、何も知らない善意の教師なのです。
もう一度言います。『学び合い』のことは書いてありません。
16/06/10(金)
■ [大事なこと]基礎

一斉指導でも、『学び合い』でも基礎はあります。それは声の出し方、表情の作り方、笑い方です。本日、学生に手ほどきしました。教材研究や発問を100時間かけるより、そこに1時間かけるほうが効率が良い。
ただし、子どもは直ぐに見極めます。結局、子どもは人を見ます。正確には、子どもの中には2割は大人の腹を読むのが上手い子がいて、その子がキーパーソンです。
「新任1年目を生き抜く 教師のサバイバル術、教えます」(学陽書房)に書いたとおりです。新任でなくてとも、読み返すと、反省することはあると思います。
■ [お誘い]大阪の会

7月23日に大阪に参ります。http://kokucheese.com/event/index/404860/
16/06/09(木)
■ [大事なこと]賞味期限

ある人は「アクティブ・ラーニング」の祭りだと言われます。
その通りです。「アクティブ・ラーニング」という「言葉の祭り」です。では、「アクティブ・ラーニング」の賞味期限はいつでしょう。学習指導要領が決まる段階でしょう。どんなに伸びでも実際の授業がはじまるまです。何故でしょう。何故なら、日本の教師の大多数は何も変わりません、何もしません。そして、学習指導要領が決まり、それに従った教科書が決まり、授業がはじまれば、その大多数の教師に合わせた授業がはじまります。
しかし、それまでに新たな視点を日本の教師の一部に持って欲しいと思います。その視点とは、目の前の子どもの三十年後、四十年後、五十年後の幸せです。幸い、順調に進んでいます。これによって日本の教育は変わると信じています。
だから、気が狂ったように本を書きます。ありとあらゆる罵詈雑言を受けることを予想しつつ。
だから、ありとあらゆるアクティブ。ラーニングに関する各方面の巻き返しがあっても冷静にいられます。大学入試センターの「出来ません」の連呼。アクティブ・ラーニングを論点整理を通じて「なんちゃって」しよう動き。日本の置かれている現状はその人達の手の届かないところで決まっています。
ま、数年で終わる祭り。でも、その先に何があるか。私には見えます(間違っているけど)。祭りの本質は何か。それが勝負です。
16/06/08(水)
■ [ゼミ]飛び込み授業

本日は『学び合い』をゼミ生が飛び込みでやりました。セオリー通りにやったので、もちろん良い内容でした。なによりも授業をさせてもらった学校の生徒達が良かった。『学び合い』は未体験ですが、受け入れ準備は整っています。
詳細は、そのうちにゼミ生がアップするのではないかと思います。
私からは三つ。第一に、私自身は殆ど何もしていないのですが、戻ってからの疲労感が半端ない。やはり緊張しているのですね。
もう一つ、参観したゼミ生(私のゼミに所属して1ヶ月)に「お前が飛び込み授業を出来ない理由を述べよ」と言いました。「ありません」との返答です。ということで、近日、飛び込み授業をさせようと思っています。ふぉふぉふぉ。
最後に、ゼミ生に声の出し方のトレーニングをしてあげようと思います。声の出し方が分かっていません。これが出来るだけで授業が格段に良くなります(「新任1年目を生き抜く 教師のサバイバル術、教えます」(学陽書房)に書いたとおりです。)
なお、ゼミ生の飛び込み授業の予定は以下の通りです。
6月 8日,水原中学校
6月 8日,宮田中学校
6月22日,村上第一中学校
7月 4日,中之口中学校
7月 6日,豊科北小学校
7月 7日,宮田小学校
■ [大事なこと]囲碁

『学び合い』のセオリーは強力です。
勤務校を変えようとする人がいます。なかなか変わりません。どうしたらいいでしょうか?
勤務校を変えようとして、それに拘る姿は、クラスの「あの子」を変えようとして、それに拘る姿に似ています。
では、どうしたらいいでしょうか?
「あの子」を一度忘れ、クラス全体を変えようとするべきなのです。その方が簡単だから。クラスが変われば、「あの子」も変わります。自分が「あの子」を変えられなくても、自分が変えられる人たちによって「あの子」が変わります。
勤務校も同じです。勤務校が変わらないならば、外に目を向けましょう。それも様々な次元で考えましょう。日本レベル、都道府県レベル、市レベルでやりましょう。
日本レベルと言っても簡単です。ブログ等で情報発信を毎日やれば良いのです。
都道府県レベルと言っても簡単です。『学び合い』の会を開きましょう。3人集まれば良いのですから。それを続けましょう。
市レベルと言っても簡単です。市レベルの研究会で発表しましょう。
私は囲碁が好きです。囲碁では劣勢な盤面に拘ると負けが進みます。劣勢だと判断したら、上手く引きます。そして、別な盤面で戦います。その戦いの中で、劣勢だと判断した盤面がいつのまにか優勢に変わります。
16/06/05(日)
■ [お誘い]新宿の会

6月12日に新宿で『学び合い』の会があります。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/403727/
■ [大事なこと]評価

ネットを見ていると、アクティブ・ラーニングに対して取引をしようとしている記事が見られる。つまり、今の自分の実践がアクティブ・ラーニングだと合理化しようとするものです。理屈と膏薬はどこにもつきます。言葉遊びだったら何とでも出来ます。総合的な学習の時間が、そのために今のままの実践に落ち着いた。
今、自分が変わらないことを合理化する理論を多くの人が探しています。
今度のアクティブ・ラーニングはそうはさせません!
そのために、何をやったらアクティブ・ラーニングかという議論を、どのような結果を出すのがアクティブ・ラーニングかという議論にシフトさせます。そして、その結果を、数年レベルではなく、数十年レベルを視野におかせます。
教育、特に公教育のような巨大な組織は自浄能力を持ちません。絶対に。外圧が必要です。だから、外に向けて現状を知ってもらう情報発信をしています。
私のやっていることです。
16/06/04(土)
■ [大事なこと]教えてもらう

教えてもらいっぱなしであることは悪いという人がいます。私には理解できません。教えてもらいっぱなしで良いじゃないですか。世の中で大事なのは教える能力より、教えてもらう得る能力です。
なんで教えるのは偉くて、教えてもらうのはダメなのでしょうか?
そんな価値観で、知的な障害を持つ子の前にどのように立つのでしょうか?
ちょっとムカムカします。
■ [大事なこと]無意味

「学び合い」(二重カッコではありません)と「教え合い」は違うと言うことが言われます。しかし、「学び合い」と「教え合い」の明確な定義があるのでしょうか?私の知る限り学術の世界で認められた定義はありません。定義できない言葉で議論する。言葉遊びです。
仮に定義らしきものがあったとします。西川ゼミの膨大なデータに基づく学術研究の結果からいえば、人と人との関係は流動的です。それが固定化したとしたら、教師が固定化しているのです。
■ [嬉しい]恐れ多い

本日は埼玉セミナーに参加しました。いつものように暑苦しく語りまくりました。失礼ながら可愛いとしか思えない、純粋無垢の若手教員と話し、心が洗われました。
その中で一人の先生から「私は今年退職です。教員人生の中で『学び合い』に出会えたこの3年間が一番幸せです」と言われました。思わず、ぐっときました。しかし、その先生の言葉の重みを感じ、私の涙で汚すのは恐れ多いと思い、淡々と受け、会話しました。
本当は泣きたかった。私は過去に犯した行いに恐れ、その贖罪のために馬車馬のようにやりつづけます。しかし、どんなにやってもやったという実感を感じられません。でも、本日は、私も何かが出来たと感じました。
今、心豊かに帰途についています。
16/06/03(金)
■ [嬉しい]反応

最近、教師対象のある会で講演しました。参加者の気に触ることを話しました。おそらく、私の持っている危機感を共有していただける方が2割、感情的に反発される方が2割、面白かったと思うけど直ぐに忘れる人が6割と予想していました。
アンケート結果が来ました。参加者約百名のうち「大変参考になった」が約5割、「参考になった」が約5割で、無答もしくは「あまり参考にならなかった」が5人です。「大変参考になった」と回答された自由記述を読むと、私の危機感を共有していただいていると感じます。「参考になった」という方の自由記述を読むと、私の危機感を共有していただいたと感じます。ただ、今回の講演ではアクティブ/ラーニングの生まれる日本の社会背景を述べるにとどめ、具体の方法は語っていなかったため、そこを語って欲しかったという思いがあるようです。ただ、与えられた時間で二つは出来ません。いずれにせよ、ほぼ全員に私の危機感を共有されていただいたことに満足しています。
本来ならば感情的に反発される方は2割いるはずなのですが、それがあまり見当たりません。無答と「あまり参考にならなかった」とお応えになった方の自由記述は以下の通りです。
●いつもと違った切り口でのアクティブ・ラーニングのお話だったが、現状の捉え方があまりに一面的に感じた。
●「アクティブ・ラーニング」について、もっと具体的な技法について、もう少し聞きたかった。
●現実的な課題との関連についても多少説明がされていたが、全体として、現実との関係が薄く、高校現場におけるアクティブ・ラーニングについての内容は乏しいと感じた。
●不適切な発言が多すぎる。人選をしっかりしていただきたい。
●東京大学をはじめとするトップ校を先鋭化させる国家的戦略について、詳しくお話しいただけたので、理解が進みました。学校現場で取り組むべきアクティブ・ラーニングの実態や実例についてのお話をもっと聞いてみたいと思いました。
当日の話した内容、そして私の語り口から考えて当然な反応だと思います。私がビックリするのは、そのような内容、語り口であるにも係わらず、圧倒的大多数の方は私の危機感を共有していただけたことです。それだけ危機感のベースはお持ちなのだと思います。
どのような反応だろうと、ドキドキだったのですが、かなり気をよくしております。