西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/05/22(日)

[]勤評闘争 06:14 勤評闘争 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 勤評闘争 - 西川純のメモ 勤評闘争 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 多くの教師が嫌がることをあえて書きます

 勤評闘争代表されるように、教師自分評価されることを嫌います。ま、誰でも嫌いますが、民間だったら当然のようにやられている評価なのですが。一方、自分子ども評価することは当然であると考えます教師評価によって命を絶つ子どもがいるほど教師評価絶対的意味を持ちます

 教師に対して評価をする理由と、それに対して反対する理由があります。反対する教師自分評価する側にたつと見事に教師に対して評価する理由と同じ理由を述べます

 私は教師に対しても、子どもに対しても評価があるべきだと思います。ただし、二つの条件が成り立つとき健全性が高まると思います

 第一に、外部評価を導入し、重視する。校長教師評価する、教師子ども評価する、いずれもお手盛りになる危険性があります学習指導要領準拠した基礎的なテスト実施し、その達成度を評価します。それによって教師子ども評価されます。同時に、出席率で評価します。ただし、点数ではなく基準以下の子どもがいるかいないか評価します。

 校長評価も、教師評価形成的な評価、つまり途中経過教師子どもに伝える意味を持つに過ぎません。校長教師教師子どもに対して適切な評価をすることによって最終的な外部評価クリアするための援助者の立場に立ちます

 第二に、評価自身評価されることが大事です。外部評価、その他の情報評価される側に開示し、どの評価者の評価を受けたいか評価される側が評価するのです。教師は異動初年度から異動希望を出せるようにするのです。教師子どもが選ぶのです。

そんな無茶な、と思っているでしょうね。

 しかし、上越教育大学教職大学院ではこれが成り立っています

上越教育大学教職大学院教育実習を中心としたカリキュラムを組んでいます院生達は実習先から評価されます。学卒院生教員採用試験評価されます。つまり外部評価があり重視されています

評価の多くはアドバイザーによってなされています。そのアドバイザーは1ヶ月に渡る面談期間で学生が決めています。そして途中で変わる権利があります

 ま、「大学院学校は違う」、「そんなことをやったらこれこれの問題が起こる」という指摘はあるでしょう。私はそれに対していちいち説明することが可能ですが、それを全部書いたら切りが無いのでここでやめますしかし、自分校長から評価を受けたくないなら、自分子ども評価するとき理由を思い出して欲しいと願います子どもにとって教師は、教師にとっての校長より絶対者なのですから

追伸 日本の勤労者の圧倒的大多数は上司によって評価を受け、給料に反映されています。当然、教師に対して評価することは多くの人は当然と思っています。ところが、それがなされていないとしたら、その外圧の盾となっているのは、文部科学省教育委員会だと私は思っています。敵ではなく味方なのです。諸外国教育現場における評価もの凄く厳しいですよ。