西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/04/30(土)

[]全人的ガン医療 17:49 全人的ガン医療 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 全人的ガン医療 - 西川純のメモ 全人的ガン医療 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 みなさんは全人的ガン医療という言葉をご存じですか?その定義は以下の通りです。

 

 特定の部位や疾患に限定するガン医療とは異なり、患者に対して受容的で柔軟に接するガン医療の総称。中長期にわたるガン患者との関係構築によって、ガン患者の心理や社会的側面なども含めた総合的な患者の幸を実現するする医療を図る。抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤、外部照射法、密封小線源治療、非密封の放射性同位元素等による方法が含まれるが、造血幹細胞移植、細胞免疫療法、ワクチン療法、サイトカイン療法、BRM療法、抗体療法、遺伝子治療 代替療法、温熱療法等も有効な方法である。

 

 ところが、困ったことに、「私はサイトカイン療法をやっている」、「ホルモン剤を使っている」、だから全人的ガン医療をしていると言う人がいるのです。そんなの誰でもやっていることです。

また、患者に対して受容的で柔軟に接しているから全人的ガン医療をしている、中長期にわたる患者との関係構築をしているから全人的ガン医療をしているという人もいます。困ったものです。でも、まあ、ホルモン剤を使っているから全人的ガン医療をしていると言う人よりはまだマシです。

 しかし、全人的ガン医療を全人的ガン医療ならしめているものは、それによって達成するものなのです。即ち、「患者の心理や社会的側面なども含めた総合的な患者の幸を実現する」ことが一番大事です。ワクチン療法をしなくても、抗体療法をしなくても、患者に対して授業的で柔軟に接しなくても、中長期にわたる患者との関係構築をしなくても、「患者の心理や社会的側面なども含めた総合的な患者の幸を実現する」ならば、それは全人的ガン医療なのです。

 なお、上記「患者の心理や社会的側面なども含めた総合的な患者の幸を実現する」の「幸せ」も1年間の幸せか、3年間の幸せか、四十年、五十年の幸せか、どこまでを視野におくかで、その医療は天と地ほどの差があります。

 さて、以下は中央教育審議会のアクティブ・ラーニングの定義です。もう一度読んでください。私が何を言いたいか分かると思います。

教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。

 

追伸 なお、全人的医療という言葉はあります。しかし、全人的ガン医療はこのメモのための私の架空の言葉です。