西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/04/06(水)

[]英語09:17 英語力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 英語力 - 西川純のメモ 英語力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 荻原雅之さんは文部科学省調査http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1369258.htm )から英語英語力(英検準1級以上の教員比率)と生徒の英語力(英検準2級程度以上の高校3年生の比率)に相関がないことを明らかにしました。爆笑というか、痛快ですね。「教師の教科の力量を高めれば子ども学力高まる」というナイーブ素人的)な俗説を否定する結果を文科省データからだしたのですから

 多くの教師にとっては理解不能だと思います。それは、「全ての子どもにフィットした教え方がある」という学術的にはあり得ない俗説に染まっているからです。さらに、「教科の力量が高い方が教授能力は高い」という、これまた学術的にはあり得ない俗説に染まっているからです。おそらく、ツチノコ存在を信じるより無茶な話しです。何故なら、先の二つは誤りであることが学術的に証明されているのに対して、ツチノコ存在学術的に否定されていませんから

 さて、俗説から脱すれば以下のことが分かります

 子ども集団には学力差(その他の多様性)がある。

 認知能力の離れた人の説明は分からない(いわゆる専門家の話は分からない)。

 小中高の全ての教科において、教師学力的に中の下に合わせた授業をする(少なくとも殆ど時間)。

 となると、教室には4種類の子どもがいます

 塾・予備校通信教材によって教師の語る中の下に合わせた授業が退屈な子ども。おおよそ3割はいます

 教師の語ることが全然からない成績下位層が2割います

 つまり教師の教科の力量の多寡に関わらず、最初から授業の意味がない子どもが5割を占めています

 残りの5割の3割は先の2つに近い状態なのです。

 つまり、もともと今の授業では教師の授業能力(狭義の意味で)が影響する子どもはごく一部なのです。

 次に、中の下に合わせた授業づくりに教師の高い教科の力量が必要でしょうか?中の下の子もの場合、単純なドリル学習の方が有効です。だから多くの教師は「繰り返し」を多用した授業をします。

 他にも色々と理由がありますが、という理由から教師の教科の力量は子ども学力にあまり影響しないのです。

 では、教師の力量(広義の意味で)は影響しないのでしょうか?

 します。

 それは、子ども勉強しようとする気持ちに火をつける能力です。結局、テストの点数を上げたいならば、本人があげたいと思わなければなりません。

 先に挙げた教師英語力と子ども英語力の関係図によれば千葉県が飛び抜けて子ども英語力が高いという結果が出ています千葉先生方には悪いですが、集団としての教師の力量(広義の意味で)が他県に飛び抜けて高いとは思えません。となると、もう一つの要因が考えられます。それは千葉県では子どもに対して英検受験しなさいということが求められていることが予想できますあくまでも想像です)。

 どんなに子どもの心にやる気の火をともせる教師の下で学ぶ子であっても、英検準2級(同等の何か)を取ることを求められなければそうなりません。

 私なりのざっとした分析です。