西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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16/04/06(水)

[]入学式 19:56 入学式 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 入学式 - 西川純のメモ 入学式 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子の高校入学式に参加しました。1ヶ月弱前の中学校卒業式微妙に違うのを感じます中学校卒業式の時には、息子が成長したな、と感じました。しかし、今日入学式では、大人に近づいているのだな、と感じました。

[]声 19:56 声 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 声 - 西川純のメモ 声 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日入学式では、校長の式辞を楽しみにしていました。きっと良い式辞を語っていただけるだろうと思っている方なので。

 期待通りでした。内容は型通りです。しかし、声が良い。自分の語ることに関して、願いと確信を持つ方の声は違います。心地よかった。

 式辞の後に、「ね、よかったでしょ?」と家内に話したら、大きく頷きました。

[]日本人 09:35 日本人 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本人 - 西川純のメモ 日本人 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 朝のNHKニュースを見ていたら、外国人労働者の確保のことが扱われていた。ニュースでは外国人労働者を確保しやす環境を整えるべきだとまとめられていた。「違うだろ」と心の中で思いました。今、年収170万円の非正規採用の子ども達が世の中にどんどん出ています。その子達こそ、そのような職業に就くべきです。小中高のキャリア教育を抜本的に変えるべきだと思います

地元にこそ、未来がある。

 アクティブ・ラーニングによるキャリア教育入門(http://goo.gl/RuI2qE

追伸 願わくばミャンマーベトナムの人と机を並べて縫製作業にいそしみ、彼らの言葉を学び、ビジネスチャンスを見いだすぐらいのローカルエリートが生まれて欲しい。

[]英語09:17 英語力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 英語力 - 西川純のメモ 英語力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 荻原雅之さんは文部科学省調査http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1369258.htm )から英語英語力(英検準1級以上の教員比率)と生徒の英語力(英検準2級程度以上の高校3年生の比率)に相関がないことを明らかにしました。爆笑というか、痛快ですね。「教師の教科の力量を高めれば子ども学力高まる」というナイーブ素人的)な俗説を否定する結果を文科省データからだしたのですから

 多くの教師にとっては理解不能だと思います。それは、「全ての子どもにフィットした教え方がある」という学術的にはあり得ない俗説に染まっているからです。さらに、「教科の力量が高い方が教授能力は高い」という、これまた学術的にはあり得ない俗説に染まっているからです。おそらく、ツチノコ存在を信じるより無茶な話しです。何故なら、先の二つは誤りであることが学術的に証明されているのに対して、ツチノコ存在学術的に否定されていませんから

 さて、俗説から脱すれば以下のことが分かります

 子ども集団には学力差(その他の多様性)がある。

 認知能力の離れた人の説明は分からない(いわゆる専門家の話は分からない)。

 小中高の全ての教科において、教師学力的に中の下に合わせた授業をする(少なくとも殆ど時間)。

 となると、教室には4種類の子どもがいます

 塾・予備校通信教材によって教師の語る中の下に合わせた授業が退屈な子ども。おおよそ3割はいます

 教師の語ることが全然からない成績下位層が2割います

 つまり教師の教科の力量の多寡に関わらず、最初から授業の意味がない子どもが5割を占めています

 残りの5割の3割は先の2つに近い状態なのです。

 つまり、もともと今の授業では教師の授業能力(狭義の意味で)が影響する子どもはごく一部なのです。

 次に、中の下に合わせた授業づくりに教師の高い教科の力量が必要でしょうか?中の下の子もの場合、単純なドリル学習の方が有効です。だから多くの教師は「繰り返し」を多用した授業をします。

 他にも色々と理由がありますが、という理由から教師の教科の力量は子ども学力にあまり影響しないのです。

 では、教師の力量(広義の意味で)は影響しないのでしょうか?

 します。

 それは、子ども勉強しようとする気持ちに火をつける能力です。結局、テストの点数を上げたいならば、本人があげたいと思わなければなりません。

 先に挙げた教師英語力と子ども英語力の関係図によれば千葉県が飛び抜けて子ども英語力が高いという結果が出ています千葉先生方には悪いですが、集団としての教師の力量(広義の意味で)が他県に飛び抜けて高いとは思えません。となると、もう一つの要因が考えられます。それは千葉県では子どもに対して英検受験しなさいということが求められていることが予想できますあくまでも想像です)。

 どんなに子どもの心にやる気の火をともせる教師の下で学ぶ子であっても、英検準2級(同等の何か)を取ることを求められなければそうなりません。

 私なりのざっとした分析です。