西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/03/05(土)

[]愚か 18:48 愚か - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 愚か - 西川純のメモ 愚か - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある若者がいました。父を早くなくし、母のパートで生計を立てています。同級生がオシャレを楽しんでいるとき、それをぐっと我慢していました。豊かになりたい。親孝行をしたいと願いました。そこで目をつけたのは不動産投資です。不動産投資の勉強を一生懸命にしました。しかし、投資するためのお金がない。そこで借金をしました。ところが投資はうまくいきません。やがて借金生活になりました。とても払えません。しかたなく破産することにしました。しかし、破産した場合、連帯保証人の母に督促が行きます。母はわずかな年金で生きています。

 これを読んで若者に同情しますか?

 その若者が「家が貧乏だったら不動産投資をしてはいけないのか?」と言ったらどう思いますか?

 その若者が貧しい家庭の人が不動産投資をするための基金づくりのために募金活動をしたら、あなたは募金しますか?

 私は同情しません、募金もしません。

 そして、「何で不動産投資みたいなものに手を出すんだ。もっと地道にやれることがあるだろう。」と思います。

 おそらく、大方の人は同意すると思います。

 中日新聞が奨学金で苦しむ若者を特集しました(http://www.chunichi.co.jp/…/bi…/list/CK2016010302000158.html 一番下に記事一覧が載っています)。それを読んだとき、私は「愚かだな~」と思います。今の世の中で、投資に見合うものを提供できる大学は多くありません。分の悪い投資なのです。もともと、お金に余裕がある人がやるのはいいですが、借金してまで投資するものではないのです。

 中途半端な非ジョブ型大学に行くぐらいだったら、職業高校で手に職をつければ良いのです。高卒で大卒より安定した生活を得ている人は少なくありません。

 その若者に大学進学という不動産投資を教えた人がいるはずです。おそらく、教師でしょう。たしかに昔は大学進学という投資が儲かった時代もありました。でも、今はそうでないことを、不勉強な教師は知らないのです。

 1973年(私が14才)に国盗り物語という大河ドラマがあります。その中で、今でも印象的だったのは、斎藤道三が旧主を国外に送り出す際に言った言葉、それは、無能な君主はそれだけで罪である、つまり、無能な君主は悪人だと旧主に言う場面です。原作にはその場面はありませんが、原作のその他の部分に書かれています。

 一般人は、善人であるかどうか、もっと正確に言えば、悪人でなければ評価されます。しかし、管理者はかなりの善人であっても無能であれば悪人なのです。無能であるのにも関わらず、身を引かないのは悪行なのです。でも、無能の人はそれが分からない。管理者は管下の人の人生を預かっているのです。無能ならば、自分のことだけ責任を持って無能な善人であればいい。そして、教師は子どもにとって管理者なのです。

 是非、これを読んだ後に、先の新聞の記事をお読み下さい。

追伸 この手の記事は、奨学金制度の充実を求めています。それも必要ですが、金がない日本でリアリティがありません。実現するとしたら、成績上位5%の子どもに特化した返還免除の奨学金にすべきだと思います。そして、あまり指摘されていないことが大事です。第一に、高校のジョブ化です。もう一つは、大学が投資に見合うジョブ型大学にシフトすることです。