西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/03/04(金)

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 昨日、友人の大学人とのやりとりのなかで、なるほどと思ったことがあるので書きます。その人の意見としては、「まあ、焦るなよ。西川心配しすぎる。」というものです。その根拠は今までの文部科学省のやり口です。

 文部科学省にはそれなりの説明の仕方があると思いますが、多くの教員養成学部教員の考えていることだと思います

 橋本内閣教員養成学部の定員削減の際、0免課程(つまり教員養成学部の中に免許を取らなくてもいい課程)をつくることを勧めました。それに乗った大学も多かったと思います。ちなみに上越教育大学はそれには乗りませんでした。しばらくすると、0免課程の廃止が求められました。多くの大学は「おい、詐欺じゃない?」と思ったと思います。そして、0免に乗らなかった大学は難を避けられました。

 また法科大学院もそうです。法科大学院を設置する際はバラ色の未来を抱かせました。それに乗った大学は多かったと思います。ところが設置してもインセンティブ殆どありません。そして、カリキュラムに関する縛りが多い。司法試験対策に力を入れると、カリキュラムから逸脱していると指摘される。しかし、司法試験合格率が低いと指摘される。踏んだり蹴ったりです。結局、多くの予算をかけて設置した法科大学院バタバタ潰れています。多くの大学は「おい、詐欺じゃない?」と思ったと思います

 そして、今、教職大学院を建てることを国立大学に求めていますしかし、いつハシゴを外されるか分かりません。上越教育大学教職大学院の設置の際、大幅な定員を設定するように文科省から求められました。しかし、歴代の学長は慎重に対応していました。身の丈、もしくは、身の丈よりちょいと多いぐらいの定員を設定しました。そのため、定員の殆どを現職派遣で占めており、つまり、ほぼ定員充足が約束されている、定員の少ない大学院を除けば、例外的に定員充足を満たし続けている希な教職大学院です。おそらく、教職大学院がひとあたり建てられたとしたら、法科大学院と同じようにハシゴを外されると思っている教員養成学部大学教員は少なくないと思います。いや、大部分はそう思っていると思います。その最大の根拠は、そんな無茶なプランを押し通せば、教員養成学部大学は潰れてしまう、と言うことです。

 なるほどな、と思いました。

 ただ、私の友人と私の考えの決定的な違いは、文部科学省は潰れる教員養成学部大学院があっても仕方が無いと思っていると私が思っている点です。もちろん、都道府県教育委員会絶対地元教員養成学部を残したいと願うでしょう。でも、その際に国は、その分のお金を出すことをその地元に求めます並行在来線第三セクターになるようなものです。そして、総合大学教員養成学部の存続を望んでいません。理由お金がかかるからです。つまり妥当な落としどころは免許センターに再編することです。

 ただ、この場合問題になるのは、初等免許の出し方です。これにも二つの道があると思います。第一は、小学校の教科担任制への移行です。これには兆候があります。第二は、小学校免許は単科の教員養成大学に集約するという方法です。

 私はその大きな流れは変わらないと思います。その根拠は、教育的な理念問題ではなく、人口お金問題です。子どもの数が急激に下がります。少人数学級の導入よりも急激にでしょう。そうなると、今の定員を維持する必然性がないのです。そして、国にはお金はありません。かつて大学の分校が集約されたように、教員養成学部の集約が求められると思います

 ま、私の定年までの後半時期の話しです。そして、私はどのような状況にでも生き残れる実績を積み上げ続けています。「そんな無茶なプランを押し通せば、教員養成学部大学は潰れてしまう」という根拠に乗るか乗らないか、判断の分かれることでしょう。若い人には、生き死にに関わる選択だと思います