西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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16/02/27(土)

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 ネットサーフィンをしたり、本を読んだりすると、アクティブ・ラーニングの構造図なるものが散見します。しかし、実証的研究の研究者としては「根拠は?」と言いたくなります。それは、日本中の研究指定校の研究主任が用いる「本校の研究主題」と同じぐらい、結局は思いつく限りの言葉をちりばめた図に過ぎません。海外の研究者の論文を引用しているものもありますが、その論文の原典を読んで下さい。結局、その人の思いつきなのです。

 そして、最も根本的なのは、我々がいま直面しているアクティブ・ラーニングとは学校教育でのアクティブ・ラーニングなのです。それを規定しているのは学習指導要領であり、その背景となっている中央教育審議会答申なのです。それらは、どこかの研究者の研究成果を本にしてアクティブ・ラーニングを定義つけていないのです。

 学校教育におけるアクティブ・ラーニングの定義は以下の通りです。それ以下でも、それ以上でもありません。どうして、そんなことが分からないのか、理系の私には意味不明です。

『教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。』

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20140112/1389487610