西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/02/02(火)

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 一斉指導とは一人の教師が多数の子どもに対して授業することです。この一斉指導の延長上にはアクティブ・ラーニングは「絶対」に生まれません。それは小学校レベルの計算で証明できます。

 一クラス30人としましょう。1校時を30人で除せば2分弱です。一人一人の子どもは最大限2分程度、教師と双方向的になり、主体的になれます。もしくは1単元の中で十数分程度、教師と双方向的になり、主体的になれます。でも、この程度でアクティブ・ラーニングなのでしょうか?この状態でアクティブ・ラーニングになっているのは教師ただ一人です。例えばサンデル教授の白熱授業では、アクティブになっているのはサンデル教授ただ一人です。

 実際は全ての子どもに2分弱の時間関わっていません。殆どの時間は教師の一方向の時間に費やしています。これでアクティブ・ラーニングと思えるのは、子どもという仮想な存在を前提としているのです。子どもという子どもは一人もいません。

 従って、アクティブ・ラーニングを実現するには、子ども同士が協働的に学ぶ時間を与えなければなりません。さて、どれぐらい与えたらいいでしょうか?ここに学校教育の意味をどう考えるかによって差が出ます。

 少し成長した大人にしようとするか、大人にしようとするか、です。

 採用間もない学生の新任教師を大人にするにはどうしたらいいでしょうか?大人として扱い、失敗させ、乗り越えさせるしかないと思います。それによって少し成長した大人になり、それを積み重ねて、一人前の教師に成長します。もし、教育実習的な仕事を与えて一人前の教師になると思いますか?「私」はそう思いません。

 そんなのは無理と思うのが普通です。そうやって小学校、中学校、高校と育てられています。常に、「子どもだから」と育てられます。その子どもが大学の4年間を過ごしたのちに採用されます。新規採用者が高校生と違う「大人」ですか?4年間で魔法のように大人になるのですか?

 大人にするには、小学校の時から大人に育てなければなりません。では、1校時の内のどれぐらい子どもに任せるべきでしょうか?色々な考え方があるでしょう。『学び合い』はほぼ全てを任せます。そして、そこまでではなくても大人にしようと任せるならば、それは一般的な意味での一斉指導ではなくなっています。