西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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15/10/27(火)

[]じゃあ 07:01 じゃあ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - じゃあ - 西川純のメモ じゃあ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』が広がるに従って、ご批判の頻度も種類も多様になります。その中に「どうも『学び合い』とか『教え合い』とか、好きになれん。「子どもに自ら考えさせる」言っておきながら、結局友達に教えてもらってるやないかぁあい!」というご指摘を見付けました。

 ご指摘は正鵠を得ています。ただ、二つのことが抜けている。

 第一は、「では、今の授業で自ら考えさせているだろうか?」です。子ども一人一人の考え方は多様です。そのプロセスは行きつ戻りつします。考えをまとめるに必要な時間はまちまちです。さて、どの子の時間に合わせるのでしょうか?一人の教師がコントロールするのは「絶対」に無理です。結局、従来の授業で出来るのは、教師の考え方に子どもを当てはめつつ、あたかも自ら考えたと思わせることです。簡単に言えば、詐欺の手法です。それは自ら考えることとは違います。もし、その様なことをするためには、一人一人のこどもが自分で考えたいと思わなければなりません。そのためにはそれを文化とする集団の中で自由にさせることです。

 第二に、子どもにとって一番大切なことは自ら考えることではありません。人に頼る能力です。数学で自ら考えることが必要となる人はいます。しかし、日本人の中でそれは少数派でしょう。日本人の全員が必要な能力は、数学で自ら考える能力のある人と繋がる能力なのです。

 このあたりの意識改革は難しいと思います。

ogymogym2015/10/27 22:23紹介ありがとうございます。浜松「初めの一歩」です。