西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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15/10/17(土)

[]科学のプロセス 17:05 科学のプロセス - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 科学のプロセス - 西川純のメモ 科学のプロセス - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の所に、『学び合い』の理科のことで相談がありました。内容は、結論を先に述べて、それをみんなが納得する説明を考えるのが、科学のプロセス、つまり、仮説を立て、検証し、結論を出すというものに反すると言われて困っているという実践者の相談です。苦笑して脱力します。未だにそのような人がいるのかと。ま、そんなレベルですね。

 そんなのは今から40年ぐらい前の話しです。

 第一に、学習指導要領にはそんなことをしなさいとは書いていません。あるのは「科学的な見方や考え方」を述べているだけです。解説にはそれっぽいことは書いていますが、そこまでかたくなな縛りはありません。第一、解説には法的縛りはありません。従って、「仮説を立て、検証し、結論を出さねばならない」という主張に法的根拠はありません。

 第二に、科学史の研究から言って、そんなプロセスで科学は発展していません。そもそもハッキリした仮説を立てられるのは結論が出てからです。本当の科学の発見はもっとグチャグチャしたものです。

 第三に、教室の実態に合いません。そもそも日本中の教室で一校時ぴったりに科学的発見がなされるという奇妙な現象が起こっています。何故そんなことが起こるかと言えば、『学び合い』の実践者が結論を最初に言おうと言うまいと、結論を最初から知っている子が3割はいるからです。その子が絶妙な時間に教師が言って欲しいことを言うから、1校時ぴったりに科学的発見が起こるのです。

 つまり、クラス中の子どもの中でそんなプロセスで考えている子なんていません。

 なんでこんなに簡単なことが分からないのだろう。と馬鹿馬鹿しくなります。

 なお、「理科だからできる本当の「言語活動」」(東洋館)をお読み下さい。その先も書いています。

 私は理科教育に関する学術業績を最も多く持っている一人です。日本理科教育学会の学会賞受賞者は10人だけです。その一人が私です。私は長らく学会誌編集委員長を務めました。その私が提唱する『学び合い』が理科教育ではないなんて大笑いです。少しはものを調べてから批判すればいいのに。