西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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15/10/10(土)

[]合わない 10:44 合わない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 合わない - 西川純のメモ 合わない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「『学び合い』に合わない子もいます。だから、『学び合い』は万能ではありません」という方がおられます。その度に、「その方は『学び合い』を教授方法としてとらえているんだろうな」と思います。つまり、「一人も見捨てたくない」という願いで『学び合い』をとらえていないということです。

 『学び合い』に合わない子がいることは、人様から言われなくても知っています。だって、私がそうですから。だから、私は小中学校で友だちがいなかったのです。私の一番嫌いな教師の言葉は「好きなもの同士で集まって」という言葉です。

 でも、そのような子どもは大人になります。では、「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決すること」(『学び合い』の学校観)が出来ないままで、その子は大人社会で生きていけるでしょうか?その問いかけが無く、その日の授業のことしか考えられないから「『学び合い』に合わない子もいます。だから、『学び合い』は万能ではありません」と言うのです。

 だから、何が何でも大人社会に巣立つ前に「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決すること」が出来るようにしなければなりません。それを組織的に学ぶ場は学校です。

 でも、自閉症のようにそのようなことが極端に不得意な子がいます。しかし、私の知る限りにおいて普通学校に通える子どもだったら、その子の扱い方を知っている仲間は創れます。そして、そのような仲間集団の中では、皆、見捨てられません。

 このあたりを理解する人を増やすためには、とりあえず入門段階を超えて、子ども達集団がどれほどのことが出来るかを経験しないと実感がわかないと思います。

 ということで、今日も本のゲラをチェックし、新しい本の原稿を書いています。