西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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15/10/06(火)

[]教科専門 17:55 教科専門 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教科専門 - 西川純のメモ 教科専門 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 小学校の花の観察はアブラナの花でやります。何故でしょうか?

 身近に手に入れるのだったらタンポポの方がいいですよね。

 いや、チューチップ朝顔でもいいですよね。

 アブラナの花は桜に比べて小さい。日本の花と言えば桜ですよね。

 じゃあ、なんでアブラナなのでしょうか?

 学習指導要領の5年生には「エ 花にはおしべやめしべなどがあり,花粉がめしべの先に付くとめしべのもとが実になり,実の中に種子ができること。」とあり、取り扱いは「エについては,おしべ,めしべ,がく及び花びらを扱うこと。また,受粉については,風や昆虫などが関係していることにも触れること。」とあります

 市街地において最も身近な植物キク科植物イネ植物です。ところが、タンポポなどのキク科植物は集合花です。普通の人が花びらだと思うのが一つ一つの花なのです。小学生に集合花を説明したり、一つ一つの花の花びら、おしべ、めしべを見つけるのは困難です。

 イネ植物の花は地味なので、大人も花には見えません。

 チューリップ場合は、花びらと萼の違いが見分けがつきません。我々がチューリップの花びらだと思っているうちの3枚だけが花びらで、外側の3枚は萼です。しかし、こんなことを小学生説明すると混乱しますよね。朝顔場合、花びらを何枚である説明したらいいでしょうか?

 桜の場合構造は分かりやすいのですが、バラ科植物個体変異幅が大きいのです。そのため、そのため、アブラナのように花びらが何枚、おしべが何枚という基本構造理解させるのが困難なのです。

 その他、市街地にもランの仲間の花をよく見かけますが、特殊化が進んでいる花なのです。

 ということで、花屋に並ぶ花の中でアブラナ比肩できる花は殆どありません。

 つまりなにげにアブラナの花の観察をしているわけではありません。

 これを大学就職してから生物学先生から教えてもらいました。今の大学生物分子生物学生理学などを学びますが、分類学などをしっかり学ぶことはありません。そもそもそのようなスタッフをそろえませんから。そんな学生現場に出て博物学的な小学校理科を教えるのです。

 その生物学先生には色々と教えてもらいました。そして、生物学小学校理科に以下に関わるかを実感させてもらいました。

 今、教員養成系の教科領域の教科専門は危機的状況にあります。今までは設置基準という規則によって守られていたのですが、基準が大綱化されたため、教科専門の人がいなくても大丈夫になってしまったのです。かなり以前から教科専門に対しての風当たりは強かったのですが、設置基準があるため教科専門の人の危機感イマイチでした。

 「教科専門は専門を教えればいい。その専門を実際の理科に繋げるのは教科教育学の人の仕事だ、いや、学生学校現場に行って学べばいい」、それが本音だったと思います。でも、私に上記を教えてくれた生物先生のように、生物学専門家から出来る教科専門の人は生き残れると思います。そして、大事にされます

 危機感の薄い中で、教科専門の優秀の人が苦労するであろうことを憂います