西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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15/09/27(日)

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 本のタイトルには、多くの人が求めているものが何かが端的に表れます。例えば、「子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい」、「「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方」という本のタイトルが目に入ってきました。最初に私も「億万長者になりたい」、「子ども理IIIに入れたい」という気持ちがあることをカミングアウトします。その上で以下を書きます

 貧乏は嫌です。でも、億万長者にならないと幸せになれないわけではありません。ではいくらのお金必要なのか?そして、それを明らかにするには、そのお金で何を買いたいかが決まらないといけません。そのためには、自分にとっての幸せとは何かを考えなければならないのです。

 理IIIで得られるものって何でしょうか?私はあまり分かりません。きっとその本を手に取っている親も知らないと思います高収入を得たいならば、学歴よりもコミュニケーション能力の方が大事だと思います。「白い巨塔」という小説によれば、科学研究費の配分を自由自在にあやつり、地方大学ポスト自由自在に出来るようです。しかし、実際のシステムに携わることによって、それがフィクションであることを知っています。少なくとも今は。そして、仮に本当であったとしても、それをしたいとは「私」は思いません。理IIIに入るような能力があるならば、もっと別な方面活躍したら良いのではないでしょうか?少なくとも東京大学医学部出身者でノーベル賞を得た人はいません(もちろん、ノーベル賞受賞が幸せに直結するとはおもいませんが)。

為政者日本が生き残るために、エリートとそれ以外の学ぶシステムを分けて、資源を集中させようとしています。そして、エリート以外に関してはジョブ型にしようとしています。そのためのアクティブ・ラーニングだと私は理解しています。私は、その方向性は正しいと思います。だれもかれもが東京大学に行くためのレースに参加し、そして99.998%が脱落する。そんなことより、一人一人が別々のゴールを目指せば良い。その選択のためには、自分にとって何が幸せかを考える必要があります。そして、どんなゴールであったとしても、ノブレス・オブリージュ意識するならば、それはエリート。つまり子どもたち全員がエリートになれる。

 11月に出す本では、自分にとっての幸せを問うことの意味を書きました。それを抽象論に終わらせるのではなく、具体の人生設計につながることを書きました。それを具体の教科内容におとしこむこと、それが私のやりたいことです。まずは第一歩です。