西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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15/09/24(木)

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 色々な媒体で、今ある仕事の多くは無くなり、子どもたちは今は無い仕事につくという情報が流れます。

 このような情報が流れると、今ある職業の中で残る仕事は何か?と知りたがるのが大方の反応です。でも、正しくありません。今ある仕事の中で残る仕事も斜陽な職業です。そして、古い考えの人(つまり大多数の人)がそれが良い仕事と思うので競争が厳しくなります。

 だから正しい反応は、今は無い仕事は何かということです。そして子どもたちを、今は無い仕事を生み出せる能力を育てるべきなのです。

 二通りあります。一つはみんながうらやましくなるような新たな職業を生み出す人です。これを生み出せば大きな産業が生まれます。政府はそのような人材を育てようと必死です。が、これは一部の天才のみが出来ることです。

 では圧倒的大多数の凡夫は何をしたら良いでしょうか?

 それは、その人しかやろうと思わないことだと思う仕事です。大儲けは出来ません。しかし一定の数の人のニーズがあり、ネット販売を展開すれば生活できるような仕事です。きっとそんな仕事にはAIやロボットは参入しません。そして、そんな仕事をしている人がチームになったならば浮き沈みは緩和されると思います。

 でも、今の多くの人にとっては魅力的ではありません。何故なら大儲けできませんから。でも、大儲けしようとすれば競争は激しくなり、AIやロボットに職を奪われます。だから大儲けすることを追い求めるのをやめるのです。みんなが求めるものを奪い合うのでは無く、誰でも得られるものの価値を見いだし、自分だけが求めるものは何かを自分が知ることです。

 私が今本当にやりたいこと、それはアクティブ・ラーニングでも『学び合い』でもありません。幸せの創造が出来る子どもを育てられる教育です。

 抽象的で分かりづらかったら、アルビン・トフラーの「富の未来」を読むことを勧めます。そして、私の理想社会の原型は高校時代に読んだホーガンの「断絶の航海」です(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20090101/1230772865)。