西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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15/08/20(木)

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 かつてソ連はアメリカに先駆けてスプートニクという人工衛星を打ち上げました。アメリカ中は、いつ宇宙から攻撃を受けるのではないかと恐れました。スプートニクショックと言います。ソ連に科学技術で負けないようにと科学教育に膨大な予算を与える国防教育法という法律が成立しました。それがため1970年代には革命的なカリキュラム開発が行われました。

 しかし、ソ連がアメリカよりも早く人工衛星を打ち上げられたのは、ソ連の科学技術教育が優れていたわけではありません。当時のソ連の教育はかなり悲惨なものだったと私は理解しています。それでは何故出来たか?それは、ナチスドイツの降伏時に、ミサイルの専門家をドイツから連れてきて研究させたからです。しかし、それは、その道の専門家はよく分かっていました。分かっていたが、ソ連の教育が優れている証拠だと利用し、多額の予算を獲得した人たちがいるのです。

 私が理科教育学で頑張っていた時の話です。その大会に院生と参加しました。その大会では認知研究が中心に位置づけられ、良いポジションで発表が出来ました。院生さんから「西川先生は何故、今後は認知研究が主流になると分かったのですか?」と聞かれました。私は満面の笑みをたたえて「主流になることを予想したのではなく、主流にしたんだよ」と応えました。

 当時、私は三十代半ばでした。その頃の理科教育学は教育学の流れをくむ教育史と比較教育、そして教材開発が主流でした。そして認知研究は異端であり、迫害を受けていました。そこで、同年代の生きの良い研究者とグループを作りました。そして、個々独立でやっていた研究を認知研究という旗印の下で発表しました。生きの良い研究者が5人で発表すればかなり目立ちます。そして、いつの間にか、異端であった認知研究が主流の位置についています。当時の仲間はそれぞれの分野で学会長レベルのポジションについています。

 なお、その前にも戦いがありました。理科教育学の研究の中で、千人レベルのデータに基づき、統計分析をちゃんとした学術論文は、私の修士論文を学会誌に投稿したものが最初です。今では量的分析は常識になっています。

 今、3度目の戦いの最終局面です。

 様々な人が様々な情報に基づいて、政治をします。

 おそらく、保守派は自分の都合の良い情報に基づいて政治をするでしょう。でも、私は負けるとは思っていません。何故なら、保守派が根拠とする情報が脆弱であることを知っているからです。煎じ詰めれば、「面倒くさい」、「嫌だ」という気持ちから、「そうあって欲しくない」が「そうならないだろう」となり、「そうなるわけない」に変質しているに過ぎません。

 一喜一憂するのでは無く、囲碁のように盤面全体を見た戦いをします。