西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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15/08/14(金)

[]勝機 10:32 勝機 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 勝機 - 西川純のメモ 勝機 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日はフリースクールのことを書きました。今日は私立の小中高のことを書きたいと思います。

 今、私立学校の経営は厳しい。子どもたちの数は減っています。そして、景気が低迷して私学に進学させる余裕のある保護者が少なくなっています。だったらアクティブ・ラーニングで差別化するのも一つの手だと思います。

 今、必死になって教育関係者はアクティブ・ラーニングを形骸化させようとしています。何故なら、それを認めてしまえば、自分を変えなければならない。面倒なのです。だから外圧が無ければならない。

 私立の場合は定数法で縛りが弱い。『学び合い』だったら一人の教師で数百人の子どもの学習を成立させます。事実、私の飛び込み授業では3クラス100人相手の授業をします。ゼミ生は200人相手の授業をします。『学び合い』は数が多ければ多いほど、質の高い教育が出来ます。人件費を抑えたり、もしくは一人あたりの授業数を減らしたりすることが出来ます。後者によって、優秀な教員を引きつけることが可能になります。

 当然、そのような教育に躊躇する保護者が多いでしょう。比較的大きな都市だったらロングテール商法が可能です。そして、不登校や特別支援の子どもを持つ親の場合、公立学校という選択肢を採りたくない。フリースクールであってもありがたいという保護者だったら私立学校は良い選択肢になると思います。

 とあいえ、不安だと思います。

 だったら、週に1時間だけの合同『学び合い』から始めるのは安全な第一歩だと思います。

 私立学校には圧倒的なアドバンテージがあります。それは何か?それは公立学校の危機感の欠如なのです。やろうと、やらまいと、勤務校が廃校になっても、自分はクビにならないという安心感があります。特に決定権のある管理職は、あと○年を過ごせばいいと思っている人が少なくない。そんな公立相手の勝負だったら楽ですよ。

 もし、その様な教育が良いということが広がれば、教員数を削減することも可能になるでしょう。結果として学費を抑えることが出来ます。そうなれば、やる気の無い公立から私立に流れる人が多くなる。その数が急激に増えたならば、議会から追求される。おそらく、言葉遊びで逃げるでしょう。しかし、そう行かなくなるとき、保守的な地域も動きます。

 私は早く意識改革を進め、犠牲になる子どもや教師の数を最小限にしたいと思っています。

 最近のメモを再度アップします。

「戦争を宣言するのは老人であるが、戦って死ぬのは若者たちだ。しかし勝利の栄光は 老人が取り、苦しみや悲しみは若者の分になる。」

H.C.フーバー(1874~1964、アメリカの第31代大統領)

 これは学校に当てはめると。

「熟慮検討する(つまり何もしない)と宣言するのは老人であるが、対策が後手後手になって問題が重篤化したあとの後始末をするのは若者たちだ。しかし自分を変えないという楽は老人が取り、失業の苦しみや悲しみは若者の分になる。」

 私がイライラするのは年長者なのです。管理職になり、変えられるのに、現状の延長上しか想定できない無知。自分の想定を超えたものに対して恐れから拒否する愚かさ。

 でも、これが成立するのは、実は若者が無知で愚かだからです。残念ながら。