西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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15/08/13(木)

[]自分だったら 21:03 自分だったら - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自分だったら - 西川純のメモ 自分だったら - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』ではクラスを動かすのは、かなり社会的スキルの高い2割だと考えています。その子どもは教師の「人」を見て判断しています。自分の過去を思い出して下さい。自明だと思います。

 夏休み中、数多くの研修会が開かれています。さて、それが校長たちがやっていると想像して下さい。校長達が学校運営のためにどのように管下の職員を動かすかを講演や模擬授業でやっていたとします。そこに教諭のあなたが間違って参加したとします。

 その時のあなたがクラスのキーパーソンの子どもなのです。

 もし、校長達が話術や資料や着ぐるみで自分たちを動かそうとしていて、校長達が熱心にメモを取っていたとしたらどう思いますか?おそらく、馬鹿にするなと思うでしょう。その気持ちは、クラスのキーパーソンの子は見抜きますよ。

 一方、そこにいる校長が、管下の職員が優れていることを信じて、その職員のやる気に火をつけるには「自分」が何をすべきかを語り、職員のやりやすい環境をどのように整えるかを議論したらどう思いますか?その気持ちは、クラスのキーパーソンの子は見抜きますよ。

 だから、私は絶対に模擬授業はしません。するときは実際の子ども相手の飛び込み授業をします。その際は全身全霊で勝負します。身体的にもへとへとになるほど真剣勝負をします。一期一会の子どもたちの幸せを本気で願い、心を込めて語ります。私は子どもを動かそうとは思いません。子どもたちが動くように、意味を語ります。

 このあたりを理解するには『学び合い』の子ども観が本当に分からないと理解できないでしょう。

追伸 子どもたちが有能であることを理解した上での模擬授業は可能であることも知っています。『学び合い』フォーラムでもありました。そのような模擬授業だったらキーパーソンの子どもも納得します。ただ、私は不器用なので、本当の子どもがいないと魂を込めた語りが出来ません。

追伸2 ゼミでも授業でも、そのような真剣勝負は年間に1、2回でいいと思っています。あとは、心に願っていればキーパーソンは分かってくれます。頻繁にやると子どもが辛くなります。

[]フリースクール2 09:22 フリースクール2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フリースクール2 - 西川純のメモ フリースクール2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 フリースクールが義務教育に位置づけられたら、というシミュレーションです。

 先だって野中先生の模擬授業を見させていただきました。さすが名人ですね。野中先生のように退職されたカリスマ教師がいます。大学に異動されたカリスマ教師がいます。その人達の授業を記録します。現役のカリスマ教師も兼業が認められたならば参加します。

 子どもたちはタブレット端末を使って学ぶのです。おそらく、2、3人の子どもが一つのタブレットを使いながらわいわいと『学び合い』ながら学びます。子どもたちが選択の権利を持っているならば、一斉指導の名人授業は『学び合い』において有効なツールです。基本的に異学年でわいわいとやります。

 フリースクールの案内には講師陣の名前と出版された本の一覧が並ぶのです。

 フリースクールの職員の仕事は以下の通りです。

 『学び合い』の管理者です。ま、部活の顧問みたいなものです。

 保護者と相談し、教育委員会に提出する学習プログラムを作成します。役所への書類を代行してくれたら保護者は大助かりです。そしてフリースクールに入学する人も増えるでしょう。

それに基づいた評価をします。お受験の子に対しては、予備校の模試を利用すればいいでしょう。

 地域のNPOを協働で運動会等の活動を行います。5年で異動する学校職員と違って数十年間地元に密着した人が中心となれば色々な仕掛けが考えられます。

 学生ボランティアがスタッフになってくれるので、常勤はそれほど多くなくてもいいと思います。現状の公教育に限界を感じる教職員の異動先になるかもしれません。というより自分で立ち上げればいい。

施設は、統合によって廃校になった学校を活用できるかもしれません。

 あ~、妄想は止まりません。

[]フリースクール 08:37 フリースクール - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フリースクール - 西川純のメモ フリースクール - 西川純のメモ のブックマークコメント

 フリースクールに関する法案が検討されている(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150811/k10010186561000.html)。非常に興味深い。私が勤めた高校には、3年間の出席日数が3日間で、中学校の課程を修了した子どもがいます。従って、フリースクールが義務教育に位置づけられたとしても、デメリットはないと思います。あるとしたら教師だけです。

 「子どもによる子どものためのICT活用入門」(http://goo.gl/opuVfL)という本に、近未来で起こる悪夢を書きました。今は良質な授業がネットにあふれています。そして、日本中の教師は成績中もしくは中の下に合わせた授業をしています。つまり成績上位層の子どもにとって学校の授業はレベルが低いのです。だから、成績上位層の子どもを持つ、弁護士や医者の保護者が礼儀正しく、「先生の授業のお邪魔はしませんので、タブレットを使って勉強させて欲しい」と申し込むという状況を書きました。少数でも認めたならば、クラスの半数は教師を無視してタブレット端末で勉強し、手のかかる子どもだけが教師を無視して遊び回ります。

 今、日本中の教育委員会で「やったふりアクティブ・ラーニング」をしようとしています。具体的には、「みなさんの今までの実践のままでいいんです」という免罪符を出そうとしています。しかし、不勉強な義務教育担当者と違って、受験意識の高い保護者は勉強しています。他人事ではなく我が事ですから。その保護者の中には日本の教育を捨てて海外で育てようとしています(http://spring-js.com/singapore/)。しかし、経済的な問題ではなく、家族全員で生活したく、かつ、日本での仕事がある家庭もあります。そして、今後のアクティブ・ラーニングに対応した教育をする学校がないという地方都市の人もいます。その人達にとってフリースクールはとても魅力的な選択肢になると思います。

 日本には『学び合い』で教育をしている塾があります。「お受験」を売りにしたフリースクールに移行することも出来ると思います。もし、そのようなフリースクールの卒業生が、バンバンとSSHやSGHに合格したら・・・・。日本の子どもたちの2割ぐらいが公立学校からフリースクールに入学したら・・・・・。

 学校は社会の悪弊から子どもを隔離して育てる場であると言う方がいます。しかし、歴史上、そんな機能を果たした公教育はあったでしょうか?ないと思います。公教育は現在の社会を再生産している場ですから。社会が現在の社会を変えようとする時、公教育はくびきとなります。考えすぎかもしれませんが、社会が公教育の悪弊からフリースクールに避難させようとしているのかもしれません。

 大学には「従わないならば、自滅しなさい」という圧力がかかっています。義務教育にも同じ圧力がかかり始めたのではないでしょうか?教育委員会がコントロールできないフリースクールが競争相手として生まれつつあるのかもしれません。

[]大阪の会 05:24 大阪の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大阪の会 - 西川純のメモ 大阪の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 9月26日に大阪で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/325452