西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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15/06/07(日)

[]テストの点 05:21 テストの点 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - テストの点 - 西川純のメモ テストの点 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を実践されている方、特に小学校の教師の方に申します。明治図書の「課題作り入門」、「学力向上テクニック入門」を読まれましたか?読まれていないとしたら、今、『学び合い』実践で悩まれているものの原因は、そこにあります。

 私は多くの方に「テストの点数に拘って下さい」と申しています。しかし、曖昧な笑顔で逃げられてしまうことがあります。そして、「テストの点数はそこそこでいいんです、その代わり・・・」と言われます。でも、それでは「その代わり」の後に続くものも実現できません。

 世の中には子どもの関わりを大事にした教育実践は数多あります。しかし、それらの圧倒的大多数は、学力に偏っているか、生徒指導に偏っているか、いずれかです。中高は学力に偏っており、小学校と荒れた中高は生徒指導に偏っています。

 『学び合い』は学力向上にも生徒指導にも偏りません、それより上位のものを育てています。それが学校観です。それが成り立てば、結果として学力と生徒指導が向上します。学校観で目指しているものを実現するためには、学力と生徒指導の両面から指導を加えなければならないのです。

 仲良しこよしの部活で団結力が生まれますか?成果を上げられない部活で団結力が生まれますか?生まれません。

 「課題作り入門」、「学力向上テクニック入門」を読んで、一度、自分が教えているものを徹底的に相対化して欲しいのです。

 ちなみに、実践で悩まれているもう一つの周りの無理解も、結局、結果を出すしかありません。管理職、同僚、そして保護者が分かる結果を。

追伸 大きな書店だったら、二つとも置いています。そして、今日一日で両方とも読めます。

追伸2 私の実際に目にした最高のクラスは、知的な障害があると認定された子どもがいるクラスです。今は亡きある先生は、2年間かけてクラス集団を育てました。そのクラスは3回連続で業者テストで全員満点を取りました。その姿は、最高の「部」の様でした。