西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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15/05/11(月)

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 本日は静岡市の美和中学校で飛び込み授業をしました。

 我ながら、見事な飛び込み授業です。たった2時間で、子どもたちの動きを変えます。私のちょっとした言葉がけで、子どもたちは変わります。歴史に残る名人教師よりも劇的な変化を子どもに起こします。と不遜ながら思います。

 授業中に2度泣きました。

 1度目は、まじめに子どもに語ると、見事に子どもが変わります。その素直さにビックリします。そして、かわいい。

 2度目は、申し訳なくて泣きました。

 人は変わりません。それは子どもも同じです。元々出来ないことをたった2時間で出来るようにすることは出来ません。でも、2時間で子どもは変わりました。何故出来たかと言えば、子どもが元々あったものを出しただけなことです。私がやったことは、子どもの出来ることを邪魔しないことです。ま、邪魔する人ではないと言うことを分からせるために1時間目にテクニックを少々使いましたが、少々です。2時間目は殆ど何もしていません。私が2時間かけてやったのは子どもを育てることではなく、子どもの持っている能力を出しても良いよと分からせただけなのです。

 子どもには無限の可能性があるという言葉があります。それは純白のキャンパスに様々な絵を書き込める可能性があるという意味で使うのではないでしょうか?でも、違うと思います。子どもたちの中には、ホモサピエンスならみんな持っている素晴らしい名画が描かれているのです。もちろん、人それぞれの名画です。しかし、いずれもホモサピエンスの感動を引き出せる素晴らしい名画です。教師が名画に筆を加える必要は無い。それを正しく出させるだけです。だから私でも出来る。

 私は日本全国の子ども、いや、目の前の美和中学校の子ども可能性に圧倒し、それを出し切れていない自分のふがいなさに涙が出ました。一期一会ですが教え子の幸多いことを願います。でも、大丈夫。あとは美和中学校の先生方にお任せします。