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西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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15/04/30(木)

[]講義 07:01 講義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 講義 - 西川純のメモ 講義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が講義や講演で話すこと、それが昔の研究であれば昔であるほど受けはいい。現在に近づけば近づくほど、どん引きされる。これがなかなか辛い。私にとってつまらなければつまらないほど、馬鹿馬鹿しければ馬鹿馬鹿しいほど、うけるということ。

 お金をいただく講演会、全員必修の講義となれば我が儘もききません。が、大学教員の特権である我が儘も少し加味します。つまり、最初は一般的な受けを狙いつつ、最後はどん引きされることを語る。かなりの毒を含んでいるのですが、その苦さを感じる方へ心を込めて語ります。過半数の方は最初は喜んでいただき、最後はあきれていただければ結構だと割り切っています。

追伸 私の講義の場合は、我が儘、暴走です。気に入らなければ受講しなければいいのですから。それに、私の講義をあきれる人の方がまともだと思っています。

 万人受けする大学の講義は意味が無いと思っています。何故なら、受けるのは受講者の既存概念の中で留まっていることを意味していますから。大学の講義は、既存概念の拡大ではなく、既存概念の破壊と再構築が使命だと思っています。ま、本当は義務教育も同じですけど。

[]意識改革 05:32 意識改革 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 意識改革 - 西川純のメモ 意識改革 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 高学歴化すると人口は減る、これは人口学の定説です。日本が生き残るには人口を増やさなければなりません。だから、日本人が持っている高学歴神話を崩す必要があります。これはマスコミに期待したい。

 とりあえず大学に行った人の末路をもっと露わにして欲しい。逆に、高卒で手に職を持った人の幸せを描いて欲しい。「アンクルトムの小屋」が南北戦争に影響したように、それらは過渡的に大きな軋轢を生じるかもしれません。でも、必要だと思います。

[]大学の未来 05:32 大学の未来 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学の未来 - 西川純のメモ 大学の未来 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 日本の大学は研究者によって運営されています。これは研究者養成には絶対必要なことです。しかし、職業人養成には向いていません。そして、高校がその大学予備校となっているのですから、職業人養成には向いていません。

 研究者になるのだったら、研究者養成教育を受けた人の方が賃金的に高い出発点からはじまるのは合理的です。何故なら、それに見合う仕事をするであろうと期待できるし、それに対しての投資を本人や家族がしているのですから。でも、研究者にならない人が、研究者養成教育を受けたからといって賃金的に高い出発点からはじまるのは不合理です。まあ、教員採用試験、また、初任給に、その人が大型特殊車両免許を持っていることが考慮されないのと同じです。

 現状の大学は三つの道があると思います。第一は、研究者養成のための大学。スーパグローバル大学に選ばれる大学がそうなるでしょう。第二は、職業人が運営する大学。医学部や教育学部などがそうなるでしょう。教育学部も医学部と同じように、附属学校で授業をしつつ大学で講義や研究をするようになるでしょう。つぶしのきく文学部や経済学部、また、国際とか情報とか総合とかのキーワードをつけた学際的学部を擁する大学の中で第一になれない大学は、速やかに衣替えしないと第三の大学になるでしょう。第三は、消滅。十八歳人口が減るのですから当然です。

 年金や退職金が毎年、どんどん減らされているのを見ていると、「あ~、先輩教員はいいな~」と思います。でも、これからの大学教員に比べれば私たちはまだいい。だって職がありますから。四十代前半より若い世代は職が無くなる。もっと可愛そうなのは、研究者養成のための大学で過剰に生産されたドクターでしょう。彼らは一度も職に就けなくなります。何故なら、その頃に残る就職先は第一の大学ぐらいですから。つまり、ある教授が生産できる適正ドクター数は一人となります。

15/04/29(水)

[]うるさい 21:24 うるさい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - うるさい - 西川純のメモ うるさい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は若い教師に「声を大きく出しなさい」、「ゆっくり、言葉を切ってかたりましょう」と教えます。そして本でそれを書きます。

 が、それが効果があるのは短い。賢い子どもは3回で見切ります。その語りに抑揚が無く、べったりだと直ぐに嫌になります。声の出し方、言葉のしゃべり方、表情、それは最初のつかみにしかすみません。そこから先はその人が何を考えているかです。底が浅いと、直ぐバレる。

 明日の講義では、そのあたりを話そうと決意する「今」です。

[]ライブ授業 21:13 ライブ授業 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ライブ授業 - 西川純のメモ ライブ授業 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子がライブ授業を見ています。それを私は見ています。

 最初見たとき、その斬新さにビックリしました。今は、その古くささに辟易しています。

 たしかし、下手くそな先生の授業よりは絶対に「まし」です。また、子どもたちへのレスポンスをチームで応えています。

 が、会話は成り立っていません。

 講師からの発問、子どもたちのレス、裏にいるチームのレス、それで終わりです。

 これって東進予備校のモデルを安価にしたもののように思います。そして、モデルは今の授業があります。このモデルで成功する教師は、子どもの心に火をともすことなのです。でも、それは教科指導のレベルでは無理です。その人が何を願っているかに依存します。

 息子に対して、このレベル以上の環境を整えられない自分に嫌悪を感じます。

[]北陸新幹線 19:24 北陸新幹線 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 北陸新幹線 - 西川純のメモ 北陸新幹線 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、初めて北陸新幹線に乗りました。長野に行って善光寺のご開帳に行きました。落語のお血脈で有名な御印文をいただいて参りましたので、極楽往生間違い無しです。

 それにしても、たった18分で長野に着くのですね、分かっていてもビックリです。昔は高速道路もありませんでした。その当時、長野に行くのには、長距離トラックがわんさかいる山越えの国道を使っていたので1時間20分かかっていました。それが18分です。出張に関して、圧倒的に楽になりました。

追伸 ご開帳で大混乱の中、同志の家族と鉢合わせしたのにはビックリしました。世間は狭い。

[]仙南の会 19:21 仙南の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仙南の会 - 西川純のメモ 仙南の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 6月6日に『学び合い』の会が宮城県角田市であります。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/287730/

[]大阪の会 16:07 大阪の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大阪の会 - 西川純のメモ 大阪の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 連休明けの5月10日、大阪の区民センターで『学び合い』を中心としたアクティブラーニングの会を開催されます。お誘いします。 

http://kokucheese.com/event/index/280741/

[]変化 07:00 変化 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変化 - 西川純のメモ 変化 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、本当に『学び合い』実践に関する質問メールが無くなってきた。前は1日あたり何十人もあったのに。私が相談された場合の実況中継みたいな本を一気に出したために、あれを読めば大抵のことは事足りているからだと思う。逆に言えば、それだけ読まれているからだと思います。ありがたいことです。

 あとは個別各論の本、中級者向けの本、ビジュアル・漫画本等の拡充が必要ですね。

 そしてそれ以上に、口伝を実現できるネットワークです。人は既存の概念で新たな概念を理解している。だから、本でいくら書いても誤読が生じます。これを正せるのは口伝です。現在、日本中に『学び合い』の会がありますが、それがより機能する必要があります。若い方が始めた常時授業参観OKなどはとても素晴らしい試みだともいます。その他、色々な試みを初めて欲しいと思います。

最善な方法はありません。なぜなら問題状況は多様だからです。だから最善の方法があるとしたら、「多様な方法を柔軟にやりつづける」ことです。

15/04/28(火)

[]やっと 20:04 やっと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やっと - 西川純のメモ やっと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 4月23日に書いたことですが、私が想定したこととは違う仕事が5つぐらい入って、直ぐに対応しなければならなくなり、忙しさの中にいました。もちろん、その間にも新たな仕事がどんどん来る中にです。

 本日の午前中に、その中の最後の一つが終わりました。私にしては難産でした。たった20ページの分担執筆なのに1週間近くかかってしまいました。原因は分かっています。私が書きたいと思って書き始めた原稿ではなく、突然の依頼に応えたものだからです。そのため、書き始めようと決意するまで時間がかかりました。それにしても年のせいか我が儘になったもんだと思います。

 この1週間、ずっともやもやしていたのが、やっとスッキリしました。

[]編集者 19:57 編集者 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 編集者 - 西川純のメモ 編集者 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 映画を見るとき、その内容で選ぶのは当然ですよね。でも、それ以外に映画監督とか作家とか出演者で選びますよね。私は出演者で選ぶ場合もあります。玄人の映画人で仕事の選択を出来る人ならば、自分の信用を守るために仕事は選ぶものです。

 私は本を出すようになって、編集者が出版において決定的であると感じています。それは出版社がどこかより、その本の情報を示しているように思うのです。だから、その情報を活用したいと思っています。本の末尾には出版社や出版社社長が明記されていますが、編集者名も書いてあればいいなと思うのです。そして、アマゾンで検索出来ればいいなと思っています。編集者もライターと同じにクリエーターだと思っているからです。

追伸 ま、会社の方針で担当する場合も少なくないと思いますが。逆に、無名のライターを見いだしたのは誰かはとても興味深いです。

15/04/27(月)

[]山梨の会 22:09 山梨の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 山梨の会 - 西川純のメモ 山梨の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

5月9日に甲府で『学び合い』の会があります。

お誘いします。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/goemon-lebesgue/20150427/1430139877

[]妄想(受験産業) 09:46 妄想(受験産業) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 妄想(受験産業) - 西川純のメモ 妄想(受験産業) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 素人ながら、受験産業に関して『学び合い』のセオリーから妄想します。素人ですが、玄人の中に「センター入試は廃止されない」とのたまう方がかなりいるとしたら、許されるのではないかと思います。

 今までの受験産業は教材・指導法の高さで学校と競っていました。でも、ネットが発達すれば勝てないと思います。ウィキペディアも開設当初は信用出来ないとか、あれこれ言われましたが、最近はそんな話しは出ませんよね。フィールズ賞やノーベル賞レベルの謎だったら天才には勝てません。しかし、進路指導のベテランの教師のある割合は知っている蘊蓄ならばネットで公開されるでしょう。なにより、そんなレベルだったら、その大学の合格者は知っていますから。それらの人がネットで公開したならば、一企業が太刀打ち出来るわけありません。

 じゃあどうするか。それはそれらの情報と戦うのではなく、共存すれば良い、利用すれば良い。

 それに、今までの受験産業は受験生を消耗品のように使い捨てです。まあ、使えるのは今年の宣伝に昨年の合格者や合格者数を利用するぐらいですね。もったいない。今後の社会において、最大の資源は人であり、その人の持つ知識・技能なのに。

 もっと具体的に妄想します。

 受験産業はSNSみたいになるのです。例えば、東京大学文学部I類受験グループや、教員養成系グループみたいのをネット上で形成します。そして、各グループに部屋を用意して、そこで『学び合い』をさせるのです。

 もちろん、同じグループの人はライバルです。しかし、同じグループ内で足の引っ張り合いをするのと、支え合うのとどちらが有利かは自明です。それに入学後の仲間を受験段階で作れるのです。離れた地区のグルーの人が集まれるようにオフ会を用意するのです。

 大学の看板教授が大学での研究内容の特別講義をネットで流します。それによって受験のモティベーションを高めることが出来ます。おそらく、知恵のある教授だったら喜んで出演してくれると思いますよ。だって、優秀な入学生が自分のゼミに興味を持ってもらえるのですから。それにネット上でのメンバーのやりとりをモニターすれば協働力をものすごく評価出来ますから。ちなみに、企業に有料で公開するのです。こうなれば2チャンネルのようなばかげたネット会話は無くなりますね。

 さて卒業生も引きつけ続けるのです。ま、同窓会みたいなものです。そして、合格者の合格体験記をどんどんアップしていくのです。この情報の質と量はネット上ではなかなか得られないものだと思います。

 もちろん、定期的に試験問題をCTB方式で行い、その誤答履歴を分析し、各人にフィードバックすることはします。これは無料にしちゃうんです。

 その代わり、その予備校での諸活動の情報を優良で大学や企業に売るのです。そのうちに資格化すれば良い。個人情報だなんだと最初はいうかもしれませんが、未来の就職に役に立つようになれば、争って公開しますよ。あはははは。そして、オフ会運営の料金で設けるのです。つまり、優秀な人材がそれ自体が資源となるのです。

 もうすぐ、講義なのでここでやめますが、ちょっと考えれば色々なことが出来る。

追伸 最後に宣伝。上記を運営するためには、『学び合い』のセオリーとテクニックが必要です。ふぉふぉふぉ

追伸2 上記が成り立ては、学校が変わらざるを得なくなります。そうしないと優秀な生徒に本気で見捨てられますから。

[]受験産業 07:17 受験産業 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 受験産業 - 西川純のメモ 受験産業 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 たしかジェフリー・アーチャーの小説にあったと思うけど、どうせ金を払わなければならないならば、嫌々そうに払うのではなく、喜んで払うべきなのです。

 私は受験産業の人が何故、『学び合い』にもっと注目しないのか理解不能です。公教育の学校と違って自分の組織の生き死に関わったているのです。受験産業の人は既存のビジネスモデルでは生きていけないことが分かっているはずです。それなのに既存のビジネスモデルにすがりつこうとしている。または、全く異業種に移行しようとしている。どちらも馬鹿げている。でも、大多数はそうするでしょう。

 でも、逃げられない未来ならば、喜んで進めばいいのに。そうすれば一頭抜きんでられます。文科省は錦の御旗を与えているのですから、それを使えばいいだけのことです。

15/04/26(日)

[]教師の勤め 21:46 教師の勤め - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教師の勤め - 西川純のメモ 教師の勤め - 西川純のメモ のブックマークコメント

 うちの若いゼミ生から、『学び合い』を現場で実践したら「迫害」を受けるのではないかと聞かれることはあります。その度に、迫害を加える人はどうせ表面面しかみていことを説明し、絶対にバレない方法を伝授します。でも、その方法をやれば『学び合い』の凄さが発揮しきれません。それを言われると、「それはおまえたちの仕事ではない、オジサンの仕事。待ってなさい」と言います。

 私はゼミ生に禁断の知恵の実を与えます。まあ、サタンみたいなものです。でも、それよって教師としての真の幸せをえられる道であると確信しているから伝えます。でも、その子たちが苦労が少なくなるために何をすべきかを考えます。そして焦ります。だから、常識的な研究者は絶対にしないことを連発します。でも、それしか私に出来ることはないのです。私の出来ることをし続ける、それが教師としての私のつとめです。

[]中野西高校 09:04 中野西高校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 中野西高校 - 西川純のメモ 中野西高校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5月28日に長野県の中野西高校で『学び合い』の公開授業をします。腰を据えて、この学校をバックアップするつもりです。お誘いします。前日の飲み会も含めて私は参加します。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/g-chanDAY/20150426/1430000273

[]何故 09:00 何故 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 何故 - 西川純のメモ 何故 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を知って間もない同志の方に忠告です。

おそらく、「なんでこんなに理にかなっており、効果があるのに、見た目が今までと変わっているからという理由で認めてくれないだろう。」と思っていることでしょう。実は私もしばらく分かりませんでした。でも、今は分かります。

 理由は、「教え子を全員幸せにしよう」という気持ちがないのです。「幸せにしよう」どころではありません、「全員わからせよう」という気が無いのです。それは不可能だと考えています。その可能性を吟味しようとする気が無いのです。つまり、あなたが何を語ろうとしても「東京のマンションに投資すれば絶対に儲かります」という話と同じなのです。

 でも、実は、教師だったら心の中に「全員を幸せにしたい」という気持ちはあります。しかし、現実の中でそれを封印しているのです。その封印を開けば、現実に苦しんでいる子どもを四六時中見つめなければならなくなってしまうのです。だから臆病になっています。じゃ、どうしたらいいでしょうか?

 無理に分からせようとしてはいけません。あなたが結果を出しましょう。おそらく結果が出ていると思います。少なくとも人間関係の改善は比較的簡単に出ます。ただ、周りの人が納得しやすい単純で分かりやすい結果を出していないかもしれません。だったら、それを出しましょう。そうすれば、封印を解きたがっている人が近づいてきます。集団の中には2割はいます。分かりやすい結果を出せない方は本をお読み下さい。そこには理由を書いています。(明治図書 「簡単で確実に伸びる学力向上テクニック入門」、「子どもが夢中になる課題づくり入門」)

[]妄想は止まらない 08:08 妄想は止まらない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 妄想は止まらない - 西川純のメモ 妄想は止まらない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 鉄道が廃止になると地域が寂れるという常識に反するデータを載せている記事を読みながら思いました(http://tabiris.com/archives/category/train/localtrain/)。「まったくだよな~」と思います。私の住んでいる上越市に新幹線が通りました。おそらく、私は第三セクターとなった長野方面の電車と、富山方面の電車には乗りません。では、誰が乗るのかな~っと想像すると、まあ高校生の通学が主でしょうね。

 そもそも近距離の電車は、集約されたもので解決しようとする旧時代の産物です。おそらく小型バスを多く利用した方がいいでしょうね。その小型バスを通勤・通学の時間帯以外は、シルバー世代の病院通いや、郊外型店への移動に使う方がいいように思います。そして、知恵があるならば地域の観光に使えばいい。

 でも、そもそも高校に通うのに電車に通うこと自体馬鹿馬鹿しい。そもそも現在の学校教育大学それが必要なだけで、『学び合い』だったら勉強の得意な子も、そうで無い子も一番近くの学校に行けば良いのです。そこで、その子にあった課題をどんどん解けば良い。必要であればネットで自分に合った授業を探し、必要であればスカイプで繋がればいいのです。そして、センター入試廃止後に本格化するCBT方式(コンピュータで試験をする方式)を通じて、都道府県レベルの試験を受ければいいのです。通学に毎日使うロスを勉強に振り分ける方がいい。学校の意味は、教師から課題を与えられ評価されるところではありません。

 SOHOだって本格化すればいい。高校と同じです。通勤距離20分ぐらいの距離にあるビルを協働で借りるのです。最初は企業グループが出発点でいいですが、基本的に個人で借りればいい。そこで仕事をするのです。自然と異業種の人が集まる。そこで一緒に仕事をするのです。つまり一人の人は企業に所属すると同時に、共同ビルを借りる仲間という共同体に所属するのです。

 実は国だってそうです。社会保障の企業がもっと充実し、ありとあらゆる子とを保証するようになると、人は国と同時にその社会保障企業に所属するようになるかもしれません。

 あ~、妄想は止まらない。『学び合い』のセオリーで考えれば、今あるものの馬鹿馬鹿しさを感じます。でも、まずは現実から。

[]攻撃2 06:00 攻撃2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 攻撃2 - 西川純のメモ 攻撃2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』でよくある「おりあい」に有効な攻撃の例

 対人関係の苦手な子どもと関係を結ぼうと近づくと、その子が暴言・暴行をする場合があります。その際、単独で近づくのではなく、三人ぐらいの子どもがいっしょになって近づいて話しかけるというのがあります。ま、集団的自衛みたいなものです。それが様々な組み合わせで波状攻撃するのです。そのうち根負けします。

 他の子どもにひどいことをすると、周りの子どもが近づかずぽつんとひとりぼっちになることがあります。これも攻撃です。しかし、その状態が続けば全員達成しないので、しばらくするとその子と協働します。

 ゲーム理論に囚人ジレンマという課題があります。詳しくはご自身で調べて下さい。ようは裏切る誘惑ある条件でどういう行動をしたらいいかというゲーム理論の課題です。それを反復する課題において最も有効な戦略はもの凄く単純な以下の戦略です。

 第一は「自分からは裏切らない」。

 第二は、「相手が裏切れば、次回は裏切り、相手が協力したならば、次回は協力する」。

 子どもはゲーム理論を知らなくても、実地に反復囚人ジレンマ課題をする中でそれを学びます。

追伸 私を裏切る人の多くは、私に裏切り返された後に、頭を下げて協力するという知恵が無いですね。ま、距離的に離れているので、頭を下げて協力することによってえられるメリットよりも、何もしないというメリットを選ぶようです。すなわち反復囚人ジレンマ課題にならないのです。少数ですが、頭を下げて協力するという知恵のある方もいます。

[]全員達成 05:34 全員達成 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 全員達成 - 西川純のメモ 全員達成 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 全員達成を子どもたちに求められないと悩む同志がいます。原因は、リアルに特定の子どもを思い浮かべて、「あの子までも・・・」と思っているからです。

 安心して下さい。『学び合い』では、その子と真の友情を結べと求めているのではありません。折り合いをつけることを学びなさいと求めているのです。『学び合い』において一人一人の子どもは他の人と「おりあい」をつけて様々な程度で繋がります。1でつながることも、10で繋がることも、100で繋がることもあるでしょう。その際、全員がつながり0になることはとても損だと言うことを語りましょう。

 全員達成のすばらしさを語るより、もし、特定の人は除外してもいい、と集団が思ったときの危険性を語りましょう。その方が簡単です。そして、特定の子どもを頭に浮かべるのはやめましょう。個々の子どものことを考えるのは集団の仕事です。教師の仕事は集団を管理することです。個々の子どものことを考えることもありますが、それによって集団を管理することがおろそかになれば、結局、全ての子どもを見捨てていることになります。

[]攻撃 05:08 攻撃 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 攻撃 - 西川純のメモ 攻撃 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある同志から、「現代社会には紛争もあり、戦争もある、また、動物社会では兄弟であっても攻撃する。本当に協働は得なのか?」と聞かれました。典型的な誤解の一つなので、ここに書きます。

 『学び合い』のセオリーは短いですが、含蓄があります。学校観は「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決すること」を学ぶことが学校の意味だと述べています。「仲良しになる」とか「協働する」ことを求めているのではありません。「おりあい」なのです。

 また、コンラート・ローレンツの「攻撃」を読めば分かりますが、「攻撃」は有効な生存のため手段なのです。「おりあい」の手段です。それは「協働」と矛盾するものではありません。『学び合い』で全員達成を目指すとき、自らの課題を解決するために協働が有効であることを学びます。同時に、攻撃「も」有効な手段であることも知ります。

 度を過ぎた「協働」、つまり人を教えるために自分が勉強することが出来なくなること、そして、度を過ぎた「攻撃」、つまりその人から徹底的な反撃を受けることを引き出す攻撃は「おりあい」に有効ではないことを『学び合い』で学びます。

 『学び合い』でまなぶのは「おりあい」です。そして、攻撃もおりあいのために有効な手段です。『学び合い』でそだてたいのは博愛主義者でも、絶対平和主義者でもありません、現実主義者です。

rx178gmk2rx178gmk22015/04/27 22:42不遜ながらもう少し付け加えていうならば『学び合い』で育てたいのは、「夢を描くことができ、夢を実現しようとする」現実主義者だと思いました。

jun24kawajun24kawa2015/04/28 05:00「いいね」

15/04/25(土)

[]いい人 06:31 いい人 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - いい人 - 西川純のメモ いい人 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「本当はいい人なんだけどね、という前置きのある人が、一番たちの悪い人」、ある方のとても含蓄のある言葉です。このタイプの人は、非常に限られた範囲のことしか物事を見ていない。みられない。そして、その範囲でよかれと思うことを滅私奉公でやる。そして、それを人に求める。結局、大局的には問題を起こす。そして、それは自分が原因であることに気づかない。なぜなら、自分は良いことをしているからです。

15/04/23(木)

[]忙しい 21:07 忙しい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 忙しい - 西川純のメモ 忙しい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私的には非常にまれですが、忙しいです。理由は私が想定したこととは違う仕事が5つぐらい同時に入って、かつ、それが数日内に解決しなければならない。と、こ、ろ、が、明日から、新入生の担任として二日間「遠足」につきあわねばならない。

 笑っちゃいます。こういうときは、短い時間で解決できることをとにかくやり続ける。ちなみに、このメモもそうです。ふぉふぉふぉ

15/04/22(水)

[]授業公開 05:06 授業公開 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 授業公開 - 西川純のメモ 授業公開 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 東京の高校生物の先生が『学び合い』の授業を常時公開しています。お誘いします。http://biologymanabiai.jimdo.com/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB/

15/04/21(火)

[]山梨の会 21:42 山梨の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 山梨の会 - 西川純のメモ 山梨の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5月9日に『学び合い』の会が甲府であります。お誘いします。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/goemon-lebesgue/20150421/1429618626

[]授業公開 19:35 授業公開 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 授業公開 - 西川純のメモ 授業公開 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 東京都の中学校理科の先生が『学び合い』授業を公開しています。お誘いします。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/inotai23/20150420

[]野上小学校 10:36 野上小学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 野上小学校 - 西川純のメモ 野上小学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 和歌山県海南市の野上小学校で授業公開があります。私も講演します。http://www.nokamies.town.kimino.wakayama.jp/

15/04/20(月)

[]お願い 21:32 お願い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お願い - 西川純のメモ お願い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 イノベーター、アーリーアダプターの同志の方へ

 今、アーリーマジョリティ用商品の品揃えを充実しています。お願いです。アーリーマジョリティの方々に伝えて下さい。お願いします。

[]英語教師 08:52 英語教師 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 英語教師 - 西川純のメモ 英語教師 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 これからの時代、一番大変な教師はどの教科の先生かと言えば、「英語」です。何故かと言えば、「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大 学入学者選抜の一体的改革について」において資格・検定試験を活用することが明記されているからです。もう少し踏み込んだことは、「英語教育の在り方に関する有識者会議英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する小委員会審議のまとめ」(平成26年7月)にあります。それによればTOEFLなどの点数を大学入試試験の点数に使うという案が出ています。しかし、このことは工程表である「高大接続改革実行プラン」には明記されていません。されていませんが、これは絶対にやると思います。特にスーパーグローバル大学以外の大学、つまり大多数の大学で使います。理由は新テストでは段階表示であり、一点刻みではありません。その部分は各大学がアドミッションポリーに従って独自に試験を作らなければなりません。ところが多くの大学にはそれが出来るだけのマンパワーはありません。だから、文部科学省のお墨付きの試験はのどから手が出るほど欲しいものです。

 文科省は何故このようなことをするかと言えば、日本の英語教師の中で聞く、話す、読む、書くの4つを教えられる教師はそれほどいないと思っているからです。あ、怒らないで下さいね。あなたがそうだというのではありません。そして、現状の英語教師が考える「聞く、話す、読む、書く」と文科省の考える「聞く、話す、読む、書く」に大きな開きがあるからです。文科省の考える「聞く、話す、読む、書く」とは国際社会で活躍できる人材の「聞く、話す、読む、書く」なのです。従って、教える教師も国際社会で活躍できる「聞く、話す、読む、書く」の能力を持っていなければなりません。もっと具体的に言いましょう。いま県から、来月から半年間、アメリカで「英語教師」として勤めることを求められたとき、それが出来る教師が国際社会で活躍できる「聞く、話す、読む、書く」の能力を持った教師なのです。つまり、仮定法過去のような知識ばかりでは無く、他国の文化や習慣を熟知していることが必要なのです。そう考えるならば、それほど多くは無いことは自明だと思います。そもそも、英語教師はそのことを前提として養成されたわけでは無いのですから当然です。その意味で、今の英語教育より、TOEFLのほうが「まし」と考えたのだと思います。

 さて、こうなると英語教師はTOEFL予備校の教師になるか、今とは全く違った英語教育、例えば異文化理解を中心にするかの選択を迫られます。残念ながら、安易なTOEFL予備校化する危険性は小さくないと危惧しています。

 実は、他教科の教師も影響があります。今後、スーパーグローバルハイスクールが多くなれば、国語や数学や理科などの教員の採用試験において、TOEFLの点数が高いことが有利になる可能性があります。そして、大学も同じでしょう。英語で授業することが予算に響くような時代も来る可能性があります。

 私は55歳です。55歳で良かったと、しみじみ思います。逃げ切れず、そのような養成を受けていない40代より若い教師は大変だと思います。

[]二流国 08:52 二流国 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 二流国 - 西川純のメモ 二流国 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 国がグローバル化を一気に進めている理由は、日本が二流国になると予想しているからだと思います。

 もともとの母語ではなく、英語を中心とした教育をしている国は2種類です。一つは、翻訳が進んでおらず、母語では十分な情報を得られない国です。現在の発展途上国などがそれにあたります。また、自国の市場が十分ではなく、海外市場に依存せざるをえない小国です。シンガポールが代表でしょう。

 残念ながら日本は人口が減少し、高齢化が進んでいます。その結果、日本の市場は縮小し、海外市場に依存せざるを得なくなりつつあります。そんな将来を見据えて国は強引にでも変えようとしていると思います。

 私はその方向性は正しいと思います。しかし、もう一つの道があると思います。それは人口減少を止め、微増にすることです。そして年齢バランスのとれた社会に戻すのです。そのためには子育てをしやすい社会を作らなければなりません。二世帯、三世帯を中核とした地域コミュニティーを作らねばなりません。だれでもかれでも大学に進学するという価値観を無くし、早くから職業に就き、早くから家庭を持ち、早くから子育てをすることをよしとする社会が必要です。

 『学び合い』ならば出来ます。

[]焦っている 07:12 焦っている - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 焦っている - 西川純のメモ 焦っている - 西川純のメモ のブックマークコメント

 中央教育審議会の答申、及び、それに基づく工程表でセンター入試は廃止すると明記されています。ところが、「センター入試は廃止されない。今まで通り」と断言している受験産業関係者がいるそうです。それを知った瞬間、大笑いしました。まさか受験産業関係者のあるレベル以上の人だったら文部行政における中央教育審議会の位置づけを知らないとは思えません。また、政府が工程表を出すと言うことの意味を知らないとは思えません。つまり、分かっていて嘘をついているのです。リーマンショックの直前に売り抜けようとしたディーラーみたいなものですね。

追伸 あまりにも無茶苦茶だったので、文部行政のシステム自体が変わったのでは無いかと思い確認しました。確認した人は、私と同じに大笑いしました。少しでも行政の仕組みを知っている人ならば思いもつかないことですから。

追伸2 もちろん、ちゃんと理解している組織があることを付け加えなければなりません。http://eic.obunsha.co.jp/viewpoint/201501viewpoint

[]『学び合い』新宿の会 06:30 『学び合い』新宿の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』新宿の会 - 西川純のメモ 『学び合い』新宿の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5月3日に新宿スポーツセンターで『学び合い』の会があります。お誘いします。

 http://kokucheese.com/event/index/287657/

[] 『学び合い』仙南の会(宮城県) 06:30  『学び合い』仙南の会(宮城県) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク -  『学び合い』仙南の会(宮城県) - 西川純のメモ  『学び合い』仙南の会(宮城県) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 6月6日に宮城県角田市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。

 http://kokucheese.com/event/index/287730/

15/04/19(日)

[]兵庫の会 21:01 兵庫の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 兵庫の会 - 西川純のメモ 兵庫の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5月8日に桔梗さんが『学び合い』の講演をします。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/287266/

[]ミッシングリング 10:25 ミッシングリング - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ミッシングリング - 西川純のメモ ミッシングリング - 西川純のメモ のブックマークコメント

 中央教育審議会の答申を色々と読むと、今までバラバラに見えたものが一つに繋がっていることが分かります。まるで推理小説のようです。ワクワクします。ただ、一つのピースがはまりません。それは教員養成です。特に、免許法に関するところだけがミッシングリングなのです。きっとどこかに隠れているのだと思います。

[]公開 05:41 公開 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 公開 - 西川純のメモ 公開 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教育改革で知られている、島根県海土町の高校の先生が授業公開をしています。いつでもどうぞ。 

http://aplysian.jimdo.com/school-education/?hc_location=ufi

15/04/18(土)

[]若い人 22:06 若い人 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 若い人 - 西川純のメモ 若い人 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 色々苦労も多いけど、日本全国の若い人と繋がります。

 そのような方々と関わると、「なんで、この年でこんなことを思えるのだろう・・」と思い、過去の自分を思い起こせば恥じるばかりです。その人たちを潰してはならない、と思います。

[]定常的な公開 21:28 定常的な公開 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 定常的な公開 - 西川純のメモ 定常的な公開 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Kさんと同じく、理解ある管理職と職場に恵まれた同志の方々へお願いです。Kさん、あとNちゃんと同様に「いつでもOK」の公開をして下さい。『学び合い』だったらそれができるでしょ。お願いします。

 公開出来るならば、私に連絡していただければ宣伝します。

 参観者によって子どもが成長します。『学び合い』の強みです。

[]西川研究室関連 21:28 西川研究室関連 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 西川研究室関連 - 西川純のメモ 西川研究室関連 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5月、6月関連での西川研究室及び西川が関連する公開授業です。

 5月28日に本格的に学校として高校『学び合い』する学校の先生方が、長野県で『学び合い』を実践している高等学校に参観に来られます。なお、前日には中野で飲み会をします。

 5月31日~6月2日に研修旅行をします。31日の夕方には飲み会をして、1日、2日に小学校、中学校での『学び合い』を参観し、私と議論します。

 6月5日 和歌山県海南市の野上小学校で『学び合い』によってアクティブ・ラーニングを具現化した授業公開があります。私もアクティブ・ラーニングについての講演をします。夜は京都で『学び合い』の同志と飲み会をします。

 6月6日は京都で『学び合い』の会をします。

 6月16日は長野県総合教育センターで講演します。

 6月21日~23日に研修旅行をします。31日の夕方には飲み会をして、1日、2日に小学校、中学校での『学び合い』を参観し、私と議論します。

 6月25日は富山県朝日町教育センターで講演します。

 6月26日は京都市塔南高等学校で『学び合い』によるアクティブ・ラーニングを具現化した授業を公開します。

 以上、6月までの予定です。

[]高校『学び合い19:51 高校『学び合い』 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 高校『学び合い』 - 西川純のメモ 高校『学び合い』 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 東京都の高校の先生が『学び合い』を積極的に公開しております。詳しくは以下をご参照下さい。

http://goo.gl/bxwGKr

15/04/17(金)

[]見捨てています 21:47 見捨てています - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 見捨てています - 西川純のメモ 見捨てています - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「一人も見捨てない」この言葉の意味は難しい。

 100人の子どもがいて、一人の苦しむ子どもと、99人の子どもとどちらを選ぶか。これは永遠のテーマです。キリスト教の聖書では一人の子どもを選ぶべきだと書いているように思います。しかし、数千年の永きにわたって生き続けた言葉は単純では無いと思います。

 私はこう思います。

 一人の不幸な子どもと、99人の不幸で無い子どもがいると考えることがおかしい。子どもはみんな苦しんでいます。一人の不幸な子どもが百人います。私はそう思います。百人が百通りの苦しみを持ち、もがいています。100匹の羊が迷ったら、羊飼いはどうしたらいいでしょうか?

 100匹の羊が群れになることを羊飼いはすべきです。

 私の才能の一つは、色々なものが見えることです。嫌になるほど見える。見えると迷う。迷えば、100匹の羊を迷わせることになります。だから見えないように、見えないようにします。結果として一人の羊を迷わせることになります。分かっています。でも、限界のある私の最善の道は、個に拘らず、集団作りに拘ることに迷いはありません。

 99匹が迷っていないと思う人には、私の語る意味が分からないでしょう。その人たちから「一人も見捨てないと言いつつも、見捨ててるじゃないか」と言われれば、その通りです。と答えます。でも、一人も見捨てたくないから、私のような凡夫がそう思うから、そうせざるを得ないのです。

[]一人も見捨てたくない 21:47 一人も見捨てたくない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人も見捨てたくない - 西川純のメモ 一人も見捨てたくない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の中では、次のステージ進むための作戦があります。もう一歩進めます。その準備はそろったと思います。『学び合い』フォーラムを立ち上げたとき、『学び合い』スタートブックを世に出したとき、それと同じような気持ちを感じます。

 普及化理論の、イノベーター、アーリーアダプター、そして次はアーリーマジョリティです。キャズム理論の示すところ、戦略が違います。きっとその人に伝えようとするとき、切り捨てなければならないのは「一人も見捨てたくない」という願いだと私は思います。

 今、『学び合い』の学校観と子ども観は市民権を得ます。しかし、「一人も見捨てたくない」という願いはもう少し時間がかかるでしょう。「一人も見捨てたくない」という願いを最優先にしたとき、『学び合い』しか選択肢はないと、私は確信しています。

[]長野の会 05:28 長野の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長野の会 - 西川純のメモ 長野の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 4月28日に長野市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/i-Kawa-nakajima/20150416

15/04/16(木)

[]きれい事 07:11 きれい事 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - きれい事 - 西川純のメモ きれい事 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 おそらく、『学び合い』が「一人も見捨てたくない」という願いを持っていると言えば、「きれい事」と思う人がいると思います。

 違います。最高の戦略で、処世術です。

 人は自分のエゴで、利害で動きます。しかし、そのエゴや利害が成立するかは、周りの人がそれを許し、それを手伝ってくれるかどうかなのです。ある方に言いました。「有能であることよりも、有能であり続けることの方が遙かに難しい。何故ならら、人には嫉妬心があるから。有能であり続けたいなら、その有能を他の人に使うことです」と。私は自分の属する組織のためにありとあらゆることをします。かなり強引なこともやります。何故なら、それが私の身を守る最善の方法だと思っているからです。

 「一人も見捨てない」それを自らのテーマにして、自分の出来る範囲内で、それを実行し続けることは、我が身を守ることです。

追伸 私は病的なほど、共感能力が高い。だから、身近に不幸な人がいると苦しいのです。だから、私の精神衛生上、やっている面があります。高校教師で挫折したのは、子どもの不幸を見続けなければならなかった。弱い私はそれに耐えきれなかったのです。

[]思考する 05:35 思考する - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 思考する - 西川純のメモ 思考する - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、ある方から私が敵を作るような表現をしていると言われました。

 その通りです。何故なら、マイルドな表現にすれば、多くの人が「いまのままでいいのね」とか「わたしのやってることね」と思うからです。だから、純粋に直球勝負で語ります。

 でもね、もう分かっていると思いますが、同志の方はそれではいけません。人相手の仕事なのですから、その場その場の状況に合わせれば良いのです。でも、根幹の学校観・子ども観をゆるがせにせず、自らが行う改良(?)がそれに反していないかを省察して下さい。反すれば、一人も見捨てたくないという願いは実現せず、それは子どもに伝わります。

 私がゼミに入った人に最初にやることは、私が中学生並みの思考をするバカであり、親ばかであり、家内を愛している人であることです。つまり、等身大の人であることを伝えます。これをしないと思考停止した学生になるからです。

[]2万 05:13 2万 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 2万 - 西川純のメモ 2万 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』スタートブックが9刷になりました。累計、2万部を突破しました。ご愛顧感謝です。教育書としては異例のヒット作です。

 まだお読みになってない方へ。あなたのための、増刷です。

15/04/15(水)

[]面白い 06:01 面白い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 面白い - 西川純のメモ 面白い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、産業競争力ワーキングの議事要旨を読んでいます。面白いですね。

 中央教育審議会での議論では文科省は黒子になっています。しかし、この種の会議には局長レベルの人が参加し、率直に話しています。文科省の考え方が非常に分かります。

[]テクニックと『学び合い05:06 テクニックと『学び合い』 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - テクニックと『学び合い』 - 西川純のメモ テクニックと『学び合い』 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』はいままでの教育の様々なものを極限までそぎ落とします。教育には様々なテクニックの蓄積があります。『学び合い』はそれをそぎ落とします。それは『学び合い』のテクニックも同じです。例えば、可視覚化というテクニックも最終的にはそぎ落とします。そして、立っているだけ、いや、そこにいなくても教育が成立するようにします。何故なら、教育は子どもを大人にする営みであり、大人の社会においては教師はいないからです。

 じゃあ、テクニックは不要かと言えば、必須では無いですが有効です。

 私の講演、私の飛び込み授業、また、大学での講義を聴いた方だったら分かると思いますが、テクニック満載です。暴走族相手に物理の授業をしていたときに否応なく獲得したテクニックを雨あられと使います。また、今でも高校時代の恩師であり、私自身が知る最高の授業名人から聞いた教えを守り、落語を通勤途中で聞き話術を衰えさせないようにしています。

 が、テクニックの限界もよく分かっています。テクニックが使えるのはせいぜい4週間です。どんなにいっても3ヶ月、つまり1学期が限界です。そして、クラスをリードする、教師の腹を読むことに長けている子どもは3日でその教師の本性を見破ります。この限界をちゃんと理解した上でテクニックを使うことは有効です。逆に、この限界を理解せずテクニックを使えば、3ヶ月以内に子どもたちに見限られます。

 それを超えたとき、何が大事か。それは心です。その人が何を願い、何を信念にしているかです。しかし、それがぶれてはいけません。ぶれるとクラスをリードする子どもから見限られます。そうならないためには、自らの願いと信念を言葉にしなければなりません。ただし、それらは出来るだけ短い言葉で、少ない言葉で表せなければなりません。なぜならば、表現が複雑になり、複数になると相互に矛盾します。結果として言動にぶれが生じます。

 その教師の願いや信念が万人にフィットしなくていい。そんなの無理です。ある子どもから好かれるならば、それと同じ人数、同じだけ嫌われると思った方がいい。物事は正規分布しますから。しかし、教師の持つ願いが「一人も見捨てない」であるならば大丈夫です。何故なら、自分と相性が悪くても、教師と繋がる子どもを通してその子どもとつながり、導くことが可能だからです。

 私の知る限り、最高のテクニック(?)は一人も見捨てたくないという願いと『学び合い』の学校観と子ども観です。これにより最上の子どもからの支持を確実にします。それを支持せず、批判する人もいます。ただし、その様な人には周りの人を本質的に動かす力はありません。だから相手をする必要はありません。

15/04/14(火)

[]キャリア教育 13:25 キャリア教育 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - キャリア教育 - 西川純のメモ キャリア教育 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある同志からサイモンさんの動画を教えてもらいました(http://digitalcast.jp/v/13255/)。感激しました。『学び合い』の言葉がけのルールと同じです。全ての人に受けの良い言葉ではなく、心の奥にまで響き信じてくれる少数者に語るべきなのです。そのときは最も大事にしている願いであり、信念です。『学び合い』で言えば「一人も見捨てたくない」という願いであり、学校観と子ども観です。

 今まで、「なんでみんなが直ぐに乗ってくれるようなものを願い、信じないのか」と思ったことがいっぱいあります。そうであれば、かなり若い頃から学界の重鎮として、安穏とした学者生活を送れました。でも、動画を見ながら思いました。みんなが直ぐに受け入れるようなことは、拒否はされないが何も動かすことは出来ないことを。何かをなそうとするならば、自分が信じているものを率直に語るべきことを。伝わる人に伝わるのです。そして、それが自分の信じているものならば、聞く人の深い、深いところに響きます。

 この動画は、我が教え子にして、京都で実践している同志のLHRのキャリア教育の『学び合い』で使っている動画です。こんな授業を受けられる子どもの幸せを喜びます。

15/04/13(月)

[]勝つ! 06:45 勝つ! - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 勝つ! - 西川純のメモ 勝つ! - 西川純のメモ のブックマークコメント

 組織にいるならば、上から様々なものを求められます。理不尽なものもあります。しかし、それに打ち勝たねばなりません。

 私のもともとの専門は理科教育学です。その中でも、学習論とICTが専門です。ところが、当時、理科教育学の世界では日本に十人もいない博士の学位を求められました。そして、教材開発の業績を求められました。そんな規定なんてどこにもないのにです。

 結局、理科教育学を潰したいと明確に思っている人と、それぐらいあっても当然だろうという多くの人によって思いつきで決められて、求められました。理科教育学の常識を分からない自然科学の人がそう思っても仕方がありません。自然科学の世界では博士の学位は当然ですし、自分たちの知識が直接活かせるのは教材開発だから。でも、規定にもないことを人に求めることの理不尽さを意識していなかった。

 しかし、負けたくなかった。だから相手の土俵に乗っかって抜群な成果を上げました。負けたくなかったからです。それ以来、ずっと全方位で抜群の成果を上げ続けています。

 勝てば、理不尽な要求をした人からの支配から脱し、逆に、自分の信じるものを公的に認めさせることが出来るからです。そして、それが私を信じてくれてゼミに所属した学生を守る道だからです。

 同志の方へ。負けないで下さい。その要求が理不尽であればあるほど、抜群の結果を出して下さい。

http://goo.gl/jPABLP

15/04/12(日)

[]アクティブラーニング 06:30 アクティブラーニング - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アクティブラーニング - 西川純のメモ アクティブラーニング - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何度か書いたように、これからの教育のキーワードとなるアクティブラーニングは縛りの非常に緩い言葉です。ようは今よりも学習者が能動的に他の子どもと関わるものは全て含まれます。ですので、今やっている話し合い活動の回数を少し増やす、でも、アクティブラーニングでもOKです。おそらく、その程度しか思いつかない人、それ以上のことが思いつくけど面倒なのでその程度ぐらいでスルーしようとする人が大部分とはもうしませんが、過半数だと思います。日本の社会が平和で健全であるという証拠です。国民の過半数が必死になっているという状態は、戦時下のような異常な状態ですから。

 しかし、その様な中にも2割の人は、その先を考え、その先を実践します。この文章を読む方にはその様な人がかなりの割合を占めています。そこでその方へ、『学び合い』を宣伝します。

 まず、流れに流される人が大部分です。しかし、流れを読み、その流れの方向に一歩先んずることの有利さはおわかりだと思います。さて、アクティブラーニングを学校レベルで実践しようとする場合、『学び合い』は以下の点でアドバンテージがあります。

 第一に、理論があります。

 理論がなければ方針が揺らぎます。また、理論がなければ人依存になります。つまり、誰が言ったということが判断基準になってしまいます。

 理論とは何でしょうか?網羅的なルールや法則を集めたものは理論ではありません。それらを構造化し、ギリギリまで削ったもので、それから多様に適用し、予測できるものです。例えば、古典力学はF=mαに集約されます、相対性理論もE=mC二乗に集約されます。古典電磁気学も4つの方程式に集約されます。化学は端的にまとめれば、物質は粒で考えると表現できると思っています。分子生物学はセントラルドグマがあり、生物学全体を進化論が支えています。『学び合い』は文章にすれば1行に表すことが出来る学校観と子ども観によって構成されています。

 不遜ながら、ここまで単純な理論は教育学の世界になかったと思います。これだけ単純化した結果、小学校、中学校、高等学校、大学という様々な学校段階に適用できて、あらゆる教科のあらゆる単元に適用できます。社員教育に適用している会社もあります。

 もし学校レベルで実践しようとするならば理論が必要です。それがないと職員がてんでにばらばらなことをして全体としての力にはなりません。よく研究主任が学校研究主題を説明するときに様々な言葉を結びつけた密教曼荼羅のような図で説明しますね。あれでは、一人一人がその中の言葉の一つを選んでしまいます。

 第二に、膨大な中長期にわたる学術的実践データによって裏打ちされている。

 実践界にも巨星があり、全集をなすような方々もおられます。しかし、そこで述べられているのは自分自身の限られた経験に基づくものです。

 学術界には実証的なデータに基づく成果があります。しかし、研究者と実践者の現状の関係から、中長期にわたったデータであることはまれです。

 つまり本当に有効かどうかがあやふやなのです。

 さて、これから学校でアクティブラーニングを実践しようと考えている方にとって最も意味あるのは第三番目です。

 それはマニュアルがそろっている。それも一定数で収まる。

 アクティブラーニングを主導しようとする人ならば、当人が実践するならばどんな実践でも大丈夫だと思います。結局、教師の力量は「心」だと思うからです。子どもたちは教師の言動をつぶさに分析し、その人の「心」を分析します。クラスの中には大人の腹を読むことが非常に上手い子が5人はいます。その子どもたちが話し合えば、正確に分析します。そして、その「心」によって、その教師にどれだけ従うかを決めます。子どもたちが学ぶ気になっていれば、どんな教材であっても、どんな指導法であっても学習は成立します。そして逆もまた真です。

 あなたが悩んでいるのは学校職員の中にいる「そうでない教員」だと思います。その方が悪いわけではありません。乱高下する採用計画の結果、この二十年間、職員室の教育力は低下しました。昔だったら先輩教師との膨大な会話の中で「心」を伝えていました。しかし、それが弱くなってしまった。活字離れの激しい現在、その中で本を読んでいるのは若い教師であるのは、教室の教育力の低下のためです。

 しかし、今も昔も若い教師には余裕がない。必要なのは明日の授業に必要なものです。だから世にあふれているのはノウハウ本であり、テクニック本です。私はそれでいいと思います。しかし、いつまでもノウハウやテクニックでは生きていけません。なぜなら子どもは「心」を見ているからです。良い授業をしたいと思ってノウハウやテクニックを学んでいるならば、良い授業をしたいという心を子どもたちは読み取ってくれます。ところが、そこそこ授業が出来ると楽が出来ます。そうなると学びません。そうなるとその気持ちを子どもたちは読み取ります。その結果、同じノウハウ、同じテクニックを使っているのに上手くいかなくなります。昔はそのあたりを先輩教師から口伝で伝えていたのです。

 さて、あなたは学校職員の先生方にテクニックを伝え、心を伝えられますか?おそらく無理です。あなたが伝えなければならない人の数が多すぎます。そして、あなたと相性の悪い人もいます。どうしたらいいでしょうか?

 そこでノウハウ本、テクニック本が必要なのです。それは心に繋がる本でなければなりません。『学び合い』にはそれがあります。

 『学び合い』はもの凄くシンプルな理論から構成されています。従って、方法論ももの凄くシンプルです。それらは学校段階、教科・単元によりません。それ故、実践して起こるであろう失敗は既に出尽くしています。そして、シンプルな理論なので、その失敗を避ける方法、また失敗から復帰する方法もシンプルです。だから一定数の本を読めば十分なのです。

 さらに『学び合い』は合同『学び合い』、すなわち、定常的に一緒に授業を共にすることを実現できます。それによって具体的な場面で、伝えることが出来るのです。

 『学び合い』は県庁所在地でもない地方都市にある小さい大学の一教師が始めたことです。これが全国に広がっている理由は一つです。「簡単で、直ぐに効果がある」からです。

追伸 簡単ですが、意識改革が必要です。だから、いきなり全員に強いず、まずはコアメンバーをつくりましょう。そして合同『学び合い』で始めましょう。週1からでも結構です。ただし、足して二で割る『学び合い』は入りやすいですが、崩れやすい。このあたりのことも詳細に本に書いております。

15/04/11(土)

[]教員養成系大学 17:49 教員養成系大学 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教員養成系大学 - 西川純のメモ 教員養成系大学 - 西川純のメモ のブックマークコメント

「高大接続改革実行プラン」とその背景となる「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」は読めば読むほど面白い。「これが実現したら革命が起こるな」とわくわくする一方、「まあ、そんなこと言ったって、それに対応できる人は少ないのだから、まあ、そこそこで終わるだろうな」というあきらめの気持ちもあります。まあ、世の中、自分が希望するほどの上手くいかないですが、自分が恐れるほど悪くならないものです。

最近は、上記が初等中等教育にどのように影響するかを書きましたが、大学も例外ではありません。そして教員養成系大学ももちろんです。それを妄想しました。

どう考えても、アメリカ並みのアドミッションオフィースは平成31年までに出来ません。何故なら生首は切れないからです。そして、教員がアドミッション・オフィサーにはなれません。そうなると、とりあえずは外部からヘッドハンティングしなければなりませんが、そのことが出来る人件費の余裕はありません。

 膨大な答申の文章の中で「キー」となることは新テストの成績提供の部分だと思っています。つまり高等学校基礎学力テストも大学入学希望者学力評価テストも、段階別表示をすると書いているんです。その詳細は「段階別表示の具体的な在り方や、あわせてどのようなデータ(標準化得点や、パーセンタイル値に基づき算出されたデータ等)を大学に提供することが適当かについては、別途、専門家等による検討を行うこととする。」とありますので未確定です。答申では「一点刻み」の評価を何度も否定しています。従って、一点刻みにはならないと思います。もしそうならば、大学入試は変わります。そして、段階がおおざっぱになればなるほど変化は劇的になります。

 何故なら、多くの大学では個別試験に多くのエネルギーを費やすマンパワーはありません。従って、センター入試の点数で第一ソーティングを行い、大学独自の試験で多少補正するという方法しか採れません。ところがセンター入試が廃止され、おおざっぱな段階しか外部しか与えられないならば、大学独自の試験の重みがぐっと増えます。

 大学がセンター入試の点数を重視するのは、大学ランキングがそれによって決まるからです。でも、それが段階となれば、ランキングがおおざっぱになります。さらに、試験に合科型等が入れば何が何だか分からない。従って、一次元での序列で並べることが困難になります。その結果、大学もセンター入試の点数という鎖から放たれます。

 そこで受験生に支持され、社会に支持される試験を考えられる大学と、今までの焼き直しでなんとか時間を稼ごうという大多数の大学で差別化が起こるでしょう。

 ということは「段階数」よって変わります。

 でも、おそらく大学と同程度、いや、もっと危機的なのは都道府県教育委員会だと思います。というのは、同時に二つのことをやらなければならないのです。高校入試をどうするか(これは意識しているところは少なくないと思います。何故なら答申に直接書かれているから)と教員採用試験をどうするかです。後者に危機感を持っている教育委員会がどれほどいるか、と思います。

 従って、困るのは教員養成系大学です。インプットは変わるのに、アウトプットは変わらない。それでいて、最終的な評価はアウトプット。法科大学院はそのためにどんどん潰れています。何故なら、法科大学院の縛りとなっているカリキュラムと、司法試験と必ずしも一致していないからです。それと同じことが教員養成系大学で起こる可能性があります。結局、何とか誤魔化して、知識を1点刻みの能力に長けた学生を取るかもしれません。

 文科省が、そのあたりを気づいて、都道府県教育委員会が新テストに対応する採用試験をするように、もっと正確に言えばせざるを得ない状況にする施策をとるかどうかを興味深く見ています。今のところ、学習指導要領と大学入試の二方面でやっていますが、教育委員会のことはどちらにも触れていません。が、日本の役人は有能ですから、何か考えていると思います。

[]暗記科目 10:14 暗記科目 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 暗記科目 - 西川純のメモ 暗記科目 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 中学3年生の息子が横で数学の問題を解けません。そこで教えました。そして「数学は暗記科目だ」といつも言っていることを語りました。

 私は小中高レベルの数学は暗記科目に過ぎないと思います。結局、問題のパターンを知っているかいないかの勝負です。もちろん、それが数学とは思いません。でも、暗記科目でない数学を学ぶのであれば、理学部で数学を学ぶようにデデキントの切断公理や空間や連続とは何かレベルからじっくりと学ぶべきです。ただし、これがフィットする人は日本人全体のごく一部です。分からない人には絶対に分からない。それは耳を動かす筋肉が退化しておらず、耳を動かせる人がいる一方、絶対に動かせない人がいるようなものです。

 だから国民全員が高校まで数学を学ぶという鎖を切りたい。中途半端な数学を学ぶぐらいだったら、しっかりと国文学や社会学を学ぶべきだと思います。そして数学にフィットするような人は、早めに暗記科目から脱した数学を学ぶ機会を与えたい。

 息子の受験勉強を手伝っていると、むなしくなります。

[]結果 08:54 結果 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 結果 - 西川純のメモ 結果 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私のところには毎日お悩み相談が来ます。ただ、以前より少なくなりました。特に少なくなったのは、初心者の方からのお悩みです。これは『学び合い』関係のマニュアルが多く出版されたためだと思います。

 しかし、依然としてあるお悩み相談は、『学び合い』の入門段階を脱した人からのお悩みです。ずばり、「周りが理解してくれない」というものです。

 原因は二つです。

 本に書いたとおり、我々は人がどんな授業をしているか興味ありません。しかし、二つの時だけ興味を持ち、そして排斥しようとします。

 第一は、自分の実践を否定するようなことを言うような人に対しては、反撃します。

 だから、他の人の実践を否定するようなことは言わないのです。他の人が気に障って攻撃の対象となるのは、とりあえずは私が担います。多くの同志は「いい子ちゃん」になって下さい。わざわざ事を荒立てないで下さい。

 例えば、研究授業とか指導主事訪問とか新任指導教員の前で、わざわざ『学び合い』の実践をしないで下さい。分からない人に見せるといらざる軋轢を生じます。そして、たまたま見られたときは「時にはこのような授業”も”やります。」と言って下さい。そして、その説明の中に「言語活動の充実」とか「コミュニケーション能力の育成」などを絡ませて下さい。嘘はいけませんが、ことさら荒立てることを言わないのはアリです。

 第二は、結果を出さないときです。どうせ求められている結果なんて『学び合い』でやれば結果を出せます。簡単です。子どもたちに結果を出せ、と言えば良いだけのことです。逆に言えば、結果を出していないならば、そうしていないだけのことです。

 意地を張って結果を出さず、そのことをネタに攻撃されて悩むぐらいならば結果を出して下さい。自分ばかりではありません。同志が結果を出せば、他の同志もやりやすくなります。そして逆も真です。

 同志の方々にお願いです。結果を出して下さい。やりかたは以下に書きました。この本に書かれていることだけで結果を出すことが出来ます。

 http://goo.gl/9aFeHw

[]分かれ目 07:12 分かれ目 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 分かれ目 - 西川純のメモ 分かれ目 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 若い教師は苦しみます。そして「子どもが悪い、親が悪い、学校が悪い、制度が悪い」と言いたくなります。しかし、そう考えてみれば、奈落の底に落ちます。教師としての誇りと喜びを失います。

 私も最初の1週間でそう思いました。しかし先輩教師のおかげで脱しました。

 今、職員室の教育力が低下している。それを憂います。だから2冊の本を書きました。

 http://goo.gl/o8Jagu

 http://goo.gl/kIQoMp

 どちらも軽いノウハウ本の顔していますが、教師としての立ち位置のあり方を忍ばせています。

[]実話 06:44 実話 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 実話 - 西川純のメモ 実話 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ここで描かれていることが子ども同士でも起こります。子どもの持つ知識量は限られています。しかし、成績中の下に合わせた授業だったら十分に教えられる子どもは2割以上います。その二割の子どもは教師には実現できない膨大な会話を積み上げることが出来ます。子どもたちは多くの時間を共有しています。中には保育園・幼稚園から一緒の子どももいます。

 全ての子どもに、以下の映像で示される教師を与え、子どもを与えたい。そして、教師と子どもの役割が流動化すれば仲間になる。そして、繋がる教師・子どもが多様化すればチームになれる。

私には金も無いコネも無い。でも、多くの同志が目のあたりにしているドラマを映像化したい。

https://www.youtube.com/watch?v=Ayp8P9BXYtA&app=desktop

実話です。

成績上位の子どもが夜遅くまで寝ずに勉強していたので、母親が「あなたは100点取っているだから、そんなに勉強しなくていいから、早く寝なさい」と言いました。その子は「○○ちゃんは七の段がまだ覚えていないの。明日はその7の段が分からないと解けない問題をやるの。だから、どうやったら分かって貰えるか準備しているの」とまっすぐと母親の目を見て話しました。

15/04/10(金)

[]そう来るか 21:24 そう来るか - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - そう来るか - 西川純のメモ そう来るか - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ネットサーフィンすると面白い視点を発見します。

 『学び合い』に対する疑問は基礎基本が出来ないという疑問が典型的です。が、「児童同士が教え合えるのは、正解が分かっているものだけ。国が進めたいのは、新しい価値を「創造」するための「協働」」という新鮮な疑問がありました。

 この指摘が忘れているのは、文科省の高等教育局と初等中等教育局がやっていることが別であることが分かっていないと思います。

 高等教育局は創造を求めています。しかし、初中局が求めているのは別です。初中局は国民全員が達成すべきことを学習指導要領で規定しているのです。国民全員が言葉通りの「創造」する必要性はありません。国民の殆どは受け継いだことを確実に受け継ぎ、自分なりの付加をします。実は科学研究もそうです。

 高等教育局は「新しい価値を「創造」するための「協働」」を求めています。確かにそうです。しかし、そこに例示できるのは、旧来の枠内を例示するにとどまるに止まっています。

 そして、最も重要なのは、では「児童同士が教え合えるのは、正解が分かっているものだけ。国が進めたいのは、新しい価値を「創造」するための「協働」」の応えとは何かです。これには今のところ正解はありません。しかし、確実なことがあります。否定は素人でも出来ます。確実な代案、つまり、それに対する具体的な理論とそれに一対一対応する実践を提示できるのが玄人です。

[]同志 19:57 同志 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同志 - 西川純のメモ 同志 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我々には様々な同志がいます。その多様性が我々の強さの要因です。

 http://www.s-kenpo.jp/archives/1146

[]忙しい 19:57 忙しい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 忙しい - 西川純のメモ 忙しい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 新学期になって怒濤の日々です。でも、充実しています。

 

15/04/08(水)

[]もやもや 21:52 もやもや - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - もやもや - 西川純のメモ もやもや - 西川純のメモ のブックマークコメント

 自分が思っていることを、否定せざるを得ない立場にいることが嫌です。最初っから、最後まで、何を論拠にするかが分かります。それ故、どのように言えば論破出来ることも分かります。

 政治において理と情があれば、私は情を採ります。

 はやく、無責任になりたい。

15/04/07(火)

[]担任 20:01 担任 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 担任 - 西川純のメモ 担任 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越教育大学には担任制度があります。5年ぶりに担任を仰せつかりました。昔は「担任!嬉しい!」という感じでしたが、何故かその感慨がありません。年を取ったな、と思いました。

 本日、学部1年生に会いました。顔を見ると、ムクムクと教師の心に火がつきます。「お、大丈夫だ」と思いました。

15/04/06(月)

[]喜び 21:21 喜び - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 喜び - 西川純のメモ 喜び - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を分かるまで、多くのカリスマ教師のように、私の授業は笑いあり、涙ありの飽きさせない1時間でした。

 その時、私の充実感は、私の意図したとおりに出来たことにあります。

 今は違います。私が思いもつかないことを子どもがなすときに充実感を感じます。

 本日、ベテランの先生から『学び合い』を受けた子どもたちの感想文を送っていただきました。読みながらじんわりします。いわゆる教師受けを狙った文章ではありません。実に淡々としています。でも、多くを得たことを感じます。

 そして、その先生から「不躾と思いましたが、送らせていただきました。教員生活の中でこの一年が一番の一年でした。今年度は仲間を増やしていこうと思います。」というメールをいただきました。その方が数十年の中で得た多くの経験の尊さは推し量ることは出来ません。しかし、その方は子どもの凄さを感じたのだと思います。

 そのメールで、心豊かにいます。

 色々と嫌なことがありますが、「私には同志がいる」と思えると強くなれます。

[]道徳 21:21 道徳 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 道徳 - 西川純のメモ 道徳 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今度出る本はICTだと思います。そして次は生徒指導だと思います。その後は色々の候補があります。出版社の予定で決まります。

 その中に道徳もあります。

 私は、道徳は『学び合い』しかありえないと確信しています。理由は簡単です。

 正しいと理解することと、その正しい行動することは全く別の仕組みで動きます。つまり正しいと理解をいくら深めても、正しい行動をするとは限らないのです。逆に言えば、正しいと理解が深まらなくても、正しい行動はします。

 例えばです。少なくとも私の年代の人で本を踏み台にすることには抵抗があります。では、何故、それが駄目なのかをちゃんと言える人はいるでしょうか?ま、いません。冷静に考えれば本は踏み台に出来ます。でも、私は出来ません。さて、何故、出来ないでしょうか?それは自分の属する集団のメンバーの行動が関係するのです。道徳が行動に結びつくには、集団が関係あり、それを効果的に実行できるのは『学び合い』です。

 思いつきでもうしているのではありません。ちゃんとした学術データに基づいているのです。そのうち、世に出します。こうご期待。

[]記念日 21:21 記念日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 記念日 - 西川純のメモ 記念日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は入籍記念日です。が、本日は家内が忙しかったので、冷蔵庫にあるものが夕食です。晩酌の最初は乾杯です。ま、それだけでしたが、心豊かです。考えてみれば、毎日が記念日みたいなものです。明日は息子の進級記念日です。私はステーキを提案しましたが、健康を考える息子に却下されました。

[]操作的定義 06:36 操作的定義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 操作的定義 - 西川純のメモ 操作的定義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以前に書いたことです。

 定義の仕方としては、内包的定義と外延的定義が有名です。前者はそのものの全てが満たしている条件を挙げることによって定義することです。ところが我々の概念の多くは族類似性という特徴を持っており、内包的定義は出来ないことをRoschという人が明らかにしました。つまり、我々があるものを「犬」か否かを判断するには、数多くの特徴に着目します。その特徴が多ければ多いほど「犬」だと判断するようになるのです。しかし、面白いことにその全ての特徴を持つ「犬」は存在しないのです。

 外延的定義はそのものを全て枚挙して定義する方法です。でも、日本の大都市のように数十ぐらいで収まる定義でしたら可能ですが、それ以上になると訳が分からなくなります。

 教育で扱われる言葉は、抽象的につくられた概念では無く自然発生的に生まれた概念ばかりです。その一つ一つが多様で、多数です。だから、教育では定義がものすごく難しいのです。で、定義されない言葉が踊ることになります。

 じゃあどうするか?操作的定義が有効です。つまり、概念からそれを判別する方法を考えるのでは無く、判別する方法を最初に定め、それによって概念を定義します。もっとも有名なのは知能指数です。知能指数とは田中ビネー検査で測定されるもの、と定義できます。

 では学力をどのように定義したら良いでしょうか?田中ビネーほど広く受け入れられた測定法は無いですね。その場合は、自分たちで決めるのです。例えば、日々使っている業者テストで定義すれば良いのです。

 そう言うと、学力は業者テストの点数では無い、といわれる方が少なくない。でも、その方に伺いたいのですが、では、それに代わる測定方法があるでしょうか?おそらく言葉に詰まるはずです。だから、決めない、では宗教活動になってします。だったら、まずは、そこから始めるべきだと思うのです。

 何度も書いたように、アクティブラーニングというものは何かという定義はありません。しかし、新たな大学入試でのテストでアクティブラーニングという言葉が操作的に定義されます。

 『学び合い』としては現状のググれば直ぐ出る知識を覚えさせることも簡単です。でも、多くの先生方は、現状の指導法の方が教えられると思い込んでいます。でも、大学入試で問われるものが今まで自分が教えた方法では対応出来ないと思えば意識改革する教師は増えるでしょう。それが楽しみです。

15/04/05(日)

[]進化 19:39 進化 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 進化 - 西川純のメモ 進化 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 多様性のない種は環境が変化するとき一斉に滅びてしまう。種の多様性は隔離が必要です。

 社会環境の変化に対応し、文科省が改革をしようとしても、地方の教育行政が見事に形骸化する場合があります。というより中央教育審議会の答申の言葉を使いながら、真逆なことをする場合があります。理由は、現状の教育での実績を認められた人が、その行政組織を再生産しているからです。悪気はないのです。理解できないだけです。人は既存の概念で物事を理解しますから。しかし、今回は文科省は誤解を許さないでしょうね。日本に後がないから。

 願わくは、多様な試みを許し、結果で評価して欲しい。残念ながら行政は結果を求めない代わりに、方法に従うことを求める。そして、それに従った結果については、だれも責任を取らない。

[]閑なとき 19:14 閑なとき - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 閑なとき - 西川純のメモ 閑なとき - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は閑な日でした。午前中に本の分担10ページをチョチョっと書いて、あとは特段の仕事はありません。そこで、新年度に使う消耗品の在庫を整理し、必要数を調べました。それと併せて倉庫を少し整理しました。これで3時間かかりました。こういう仕事は閑なときに限ると思います。

[]忙しい 19:14 忙しい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 忙しい - 西川純のメモ 忙しい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は基本的に仕事の早い人と仕事をします。理由は仕事の早い人は基本的に忙しい人です。そのため、人の時間を大事にしてくれます(それによって自分の時間も大事にしています)。暇な人は無意味に時間を使います。そのため仕事が遅い。

 もちろん、私は自分のスピードを他の人に求めません。でも、約束を守ることを強く求めます。短期間に3回連続で約束を破ると、その人との仕事上の関係を断ちます。ようは口先で何を言おうと、そのレベルに私を考えていることの証拠ですから。その様な人とつきあっても得るものは無い。もちろん、その場合でも直に会いに来てちゃんと謝れば許します。ただし、相応のペナルティを科します。ま、私をそのレベルで考えているのですから、そんな風に謝りに来た人は、今までに一人だけです。

15/04/04(土)

[]信じる信じない 21:54 信じる信じない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 信じる信じない - 西川純のメモ 信じる信じない - 西川純のメモ のブックマークコメント

私が興味があるのは4月13日にこのリンクがどうなっているかです。

http://spotlight-media.jp/article/131910398681010802#/

ちなみに保存しました。http://urx.nu/j9Ln

[]発見 19:50 発見 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 発見 - 西川純のメモ 発見 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、家内が息子のあるものを見付けました。夫婦で協議した結果、見付けなかったことにしました。息子が正常に成長している証拠であると思います。

 息子には何度も言い聞かせています。「整理整頓が出来ないおまえ、整理整頓がまめなお母さん。絶対におまえは隠せない。」と。分からないようです。ふぉふぉふぉ

[]上からじわじわ 19:50 上からじわじわ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 上からじわじわ - 西川純のメモ 上からじわじわ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志各位へ

 みなさんは高大接続改革実行プラン(http://goo.gl/zfP09X)をお読みになりましたか?読んでいないならば、是非、読むべきです。このタイトルから、「あ~、高校の先生が関係するのかな~、じゃあ、関係ない」と思っているとしたら間違いです。もちろん高校の先生の方は必死になって読むべきですが、小中の教師も読むべきです。そして、子を持つ人ならば読むべきです。

 簡単に言えば、入試方法が変わるのです。そして工程表が決まったと言うことは、政権党が変わっても、そこに書かれているとおりに進むと言うことです。それによれば平成31年度より今までとは違う大学入試がはじまるのです。ということは、小中の先生方が今教えている子どもの将来に関わることなのです。

 お読みになれば分かると思いますが、いわゆる現状のテストとは異なったものになるのです。おそらく、「まあ、そんなこと言ったって、そんなに変わらないでしょ」と思う人が大部分だと思います。しかし、私はそう思っていません。これは経済産業界がバックアップしている改革と思うからです。

 何で経済産業界がバックアップしているか、それは20年後、30年後の産業構造が激変することが予想されるからです。そのような激変する時に対応する人材を確保する必要が経済産業界にあるからです。

 「でも、それは高校の先生方が考えればいいことだよね」と思っているあなた、それは誤りです。

 大学入試が変われば、高校教育は変わり、高校入試が変わります。その影響は中学に波及し、中学の教育が変わります。小学校から中学校へは試験はありません。しかし、保護者が小学校に影響を与えます。児童の保護者の中には中高に子どもを持つ保護者もいます。そこから小学校の保護者集団に情報が流れるのです。

 ね、対岸の火事ではないでしょ。では、その火の粉が自分に降りかかるまでの余裕はどれほどでしょうか?そんなこと大学入試が変わる31年のだいぶ後でしょと思っている人もいるでしょうね。

 同志各位へ

 変化を後追いする人が大多数です。しかし、変化を理解し、それを自分の武器にする人もいます。どちらが賢明かは論を待ちません。そのためには理論武装をしましょう。まずは先に紹介した文章を読みましょう。そして、これに関する情報にアンテナを立てましょう。

追伸 個人的には何故31年度なのかと思います。27年、いやもっと早くやって欲しかった。本日も息子を私の研究室に缶詰にして勉強させました。息子が働く時代は人工知能とロボットが生活の多くを占める時代です。そんな時代を生きる息子に、ググれば直ぐ出る知識を覚えさせている馬鹿馬鹿しさに吐き気がします。

 それにしても文科省は巧妙だと思います。高等教育から圧力をかけることによって、次期学習指導要領を形骸化させないようにしている。

15/04/03(金)

[]アクティブラーニング 14:47 アクティブラーニング - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アクティブラーニング - 西川純のメモ アクティブラーニング - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は積極的にアクティブラーニングという言葉を『学び合い』と結びつけることが必要だと思っています。今、みんなアクティブラーニングに興味があるのですが、その実態が分からない。そして、それが分かったとしてもどうしたら良いか分からない。そんな空白の時間が流れています。この時期に、一気に進むことが大事だと思っています。

 さて、そんなことをやりとりした同志から、「『学び合い』をアクティブ・ラーニングの授業にするには、具体的にあとどのよううな要素が必要なのでしょうか。現在、そのあたりのイメージがまだできていないのです。授業の最後に「発表やまとめ」みたいなものが必要なのでしょうか。」と質問されました。おそらく、同じように思っている同志もおられると思います。

まずは、文部科学大臣の諮問をお読みください。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1353440.htm

読めば、「まさに、『学び合い』」と思われるとおもいます。

さて、ではアクティブラーニングとはなんでしょうか?

これは

「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて」という答申に表れた言葉です。

もともとは大学教育改革で使われた言葉なのです。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1325047.htm

まずは、ざっとお読みください。

その上で用語集の37ページをお読みください。

そこにはアクティブラーニングの定義として、

「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。」

なのです。

だから、今までよりも能動的な学習全てがそれに含まれます。

つまり、『学び合い』をアクティブラーニングするために足したり引いたりするする必要はありません。

では、様々なアクティブラーニングの具現化の中で、善し悪しを決めるのは何でしょうか?

それは大学教育に関しては、「新たな未来を気づくための大学教育の質的転換に向けて」という答申に書かれているものを実現しているか否かです。

そして、小中高においては、文部科学大臣の諮問に対応する答申に書かれているものを実現しているか否かです。

そして、答申と諮問はほぼ一対一対応しています。

だから現状では、諮問に書かれているを実現しているか否かなのです。

さて、同志各位に問います。

学び合い』にことさら何かする必要性がありますか?

私は無いように思うのですが、あれば教えてください。

そして、『学び合い』以上に諮問や答申に書かれているものを実現できるものがあると思いますか?

自信を持って進んでください。

そのままやれば良いのです。

それをアクティブラーニングという言葉で表現すれば良いのです。

その是非を問われたら、先に挙げた諮問と答申を示してください。否定的な意見をおっしゃる方は、100%読んでいません。その上で議論しましょう。もちろん、柔らかくね。

追伸

教員はちゃんと文章を読む必要があります。

そうしないと、思いつきや思い込みで強いられます。

知識は力です。

tcc_kubotatcc_kubota2015/04/04 21:33すみません,1つ質問です。
先生のこの書き込みの中で,中段あたり,用語集のアクティブラーニングの定義の下あたりから,「アクションラーニング」という言葉を使っています。僕がまだ,十分資料を読みこなしていないだけかもしれませんが,なぜこの部分だけ,この言葉を使ったか,教えていただければ幸いです。

jun24kawajun24kawa2015/04/05 05:52ごめんなさい。誤字です。修正します。

tcc_kubotatcc_kubota2015/04/05 11:40重箱の隅をつつくような事をして,申し訳ありませんでした。
それだけしっかり読んでいる,と捉えていただけるとありがたいのですが。
すみませんでした。

jun24kawajun24kawa2015/04/05 18:35感謝です。

15/04/02(木)

[]研修旅行 14:22 研修旅行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 研修旅行 - 西川純のメモ 研修旅行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本年度最初の研修旅行をご案内いたします。

 西川研究室には日本全国から色々な方々が学びに来ます。以前は、お申し出があるごとに対応していましたが、数が多くなったので調整し始めました。おいでになられる期間は、私は応対に時間がとられ平常の仕事が出来ませんので。

 本年度の最初は、5月31日(日)から6月2日(火)に設定いたします。大凡の流れは以下の通りです。

 5月31日においでになった方から、私やゼミ生と議論します。ありとあらゆる質問にお答えします。ですので早く到着された方ほど、いっぱい議論できます。5時半までに到着されたならば、ゼミ生主催の懇親会に参加下さい。

 6月1日の朝の指定された時間に高田駅近くの「ホテルラングウッド上越(旧 ロワジールホテル上越)」のタクシーがいる道路に集合です。午前中は授業参観を行い、午後は議論です。夜は、参観者にお任せします。参観者同士で議論してはいかがでしょうか?

 6月2日は昨日と同じ流れです。大凡、2時頃をめどに大学を出発します。

 以上が基本的な流れですが、各自の予定に合わせて遅く参加したり、早く出発したりすることは可能です。初日の到着が遅い場合は、初日の懇親会には参加せず、二日目の朝から参加ということも有りです。

 なお、移動方法・宿泊方法に関してはHPhttp://goo.gl/BBjQ0r)をご覧下さい。

 参観校への事前の連絡も必要ですので、氏名、所属、参観の目的を出来るだけ早くご連絡下さい。連絡は電子メールでお願いします。メールアドレスはご覧のFBやブログに公開しております(FBのメッセージではなく、電子メールでお願いします)

 なお、変更もしくは追加の情報がある場合は、ごらんのFBやブログでご連絡します。

 以上、第一報です。

15/04/01(水)

[]出会い 19:51 出会い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出会い - 西川純のメモ 出会い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 4月から学校現場から大学に異動する方々を知り、異動が幸多きことを願います。心から。

 大学は恐ろしい世界です。高校から大学に異動して何がビックリしたかと言えば、高校現場に比べて無法地帯なのです。ルールというのが殆ど無く、そのメンバーの合議によって決まります。そして、そのメンバーの合議といっても、ごく少数の意見が通ります。その結果、後出しじゃんけん満載の世界です。自分に都合の良いときは、正論を持ち出し、逆に、都合が悪いと、「ま、そんなに堅いこと言わずに、なんとなくでやろうよ」と言います。そしてルールを決めようとすると、「その場その場で決めよう」というのです。

 その中で生き残って行くには、何を持ち出されても勝てるようになるしかなりません。

 「白い巨塔」では、大学内のドロドロとした世界を描いています。でも、財前助教授がノーベル医学賞をとっていたら、そんなドロドロは何もありません。ドングリの背比べの実力で勝とうとしたからドロドロの世界に浸かってしまったのです。つまり、抜群に有能というわけではなかった、それが原因です。

 だから、私はありとあらゆる方面で業績を出し続けました。でも、それだけでは足りなかった。良き人に出会ったからだと思います。

 私は山ほどの論文を書きまくりました。でも、周りからは「品がない」、「フィロソフィー」がないと言われました。それを乗り越えたのは数多くからの学会から賞をいただいたからです。でも、それがとれたのも、今は亡き私のボスの推薦があったからです。

 博士担当者になる資格を十分に持って他のにもかかわらず、規定にない博士の学位が必要だと後出しじゃんけんで私をつぶそうとした人がいました。当時、日本の理科教育学の博士の学位を持っている人は5人もいないのに。そして、私が専門としている認知研究では皆無なのに。そこで博士の学位を取れるよう動いてくれたのもボスです。

 私より十歳も、十五歳も上の助教授がいっぱいいたのに、最年少記録で教授になれたのもボスが押してくれたからです。

 本来は学界の重鎮がなるべき学会誌の編集長になったのも、その前に4年間、ボスが編集長を務め、事務局長を私が務め、その実績を認めた次期学会長が私を選んでくれました。

 今の学会長を務めている学会が、日本学術会議から学会として認められる実績を上げられたのも初代会長のボスのおかげです。

 そのボス以外の方にもお世話になりました。私が三十歳代で新しいコースを立ち上げ、四十歳代で新しい専攻を立ち上げられたのは、後に学長になった方が私に任せてくれたからです。その方が初めて副学長になった16年前から、ありとあらゆる仕事を私に任せてくれました。そして、それに関するふんだんな情報を与えて貰えました。そのため、普通の教員だったら一生涯気づかなかった大学という組織の仕組みを学ぶ機会を得ました。

 そのような方々に出会わなかったら、今の私はどうなっていただろうと思います。

 が、今、私の年になってみると、不遜ながら私自身もその方々にとって、良き出会いであったと思います。当時の私は、その方々とは毎日、1、2時間は話し合いました。そして何を考えているかを共有していました。そして、その方々が求めるであろうことは常にシミュレーションをして、情報収集を行い資料を作成していました。だから、その方々からご下問があってから1時間以内に、詳細な資料冊子を提出します。その時にビックリする顔を楽しみにしていました。その方々の動静を理解し、次に行うべきことを整理し提案しました。

 私より若い、ある大学人に何度も言うことです。「有能であることよりも、有能であり続けることは遙かに厳しい。男の嫉妬は女の嫉妬よりも執念深い。敵は最小限にすべきだが、皆無には出来ない。皆無にするには、目立たない人生を送るしかない。でも、それは望まないだろう。であれば、敵は仕方がない。大事なのは敵に倍する味方をつくりなさい。それも敵よりも遙かに力があり、知恵のある味方を得なさい。あなたの味方が愚かであるか、賢いか、正しいか、誤っているか、それはあなたが決めること。敵も味方も、あなたがの鏡だから」と申します。

 新年度に新たな職場に異動した方々に、年長者からのアドバイスです。

追伸 だから私は何でもかんでも明文化したルールにすることを目指します。一部の人の都合でなんとでもなるようにしないように、です。年長者の義務だと思っています。

[]寄せ書き 17:37 寄せ書き - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 寄せ書き - 西川純のメモ 寄せ書き - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日のメモを書いた後、懐かしくなって寄せ書きを探しました。ありました。正確には「西川さんは砂漠に洪水を起こすようなエネルギーと小鳥のような精細さが同居していて、私には「こわい」存在でした。でも、このこわさは生徒には好ましいと私は勝手に思っています。ガンバ」とありました。

 う~ん、なかなか良いこと書いているじゃん、と思います。

 でも、かなりの人は私の酒関係のこと書いています。あの頃は、1年三百六十五日、一日も欠かさず、一升以上の酒を飲み続けていたのですから、しょうがない。

 書いていただいた先生の中には鬼籍に入られた方も少なくありません。教授として働いている後輩も複数います。そして、高校教師として今日も子どもたちの前で教えている後輩もいます。今、どういう生活をしているのだろう、と、名前を見ながら思います。

 確かなことは、みんなかなりのオッサン、オバサンになっていることはたしかです。

 http://urx.nu/j3oA