西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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14/07/19(土)

[]一人も見捨てない 21:17 一人も見捨てない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人も見捨てない - 西川純のメモ 一人も見捨てない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は「一人も見捨てない」を『学び合い』の第一ルールとして考えています。

 そうすると、「一人も見捨てないとは、どういうことなのですか?」という質問を受けます。質問者の多くは「テストの点数を上げることなのか、そんな程度のことなのか」という言葉の響きがあります。それを聞かれると「あ~、典型的な誤解だな~」と思い失礼ながら小さく笑ってしまいます。そして、「そんなの分かるわけないじゃないですか」と自信満々に応えると、キョトンとされます。そりゃ、そうです。私が自信満々に「一人も見捨てない」と言ったから、「それはどういうことですか?」と聞いた。ところが「そんなの分かるわけないじゃないですか」と自信満々に応えるのですから。

 これを理解するには、一人一人の子どもは違うことを理解せねば。子どもという子どもは一人もいません。だから、何を持って幸せと感じ、不幸と感じるかは一人一人違います。そして、本人自体も分かっていない場合もあるし、分かっていたとしても、時々刻々と変わるのです。だから、一人を見捨ててしまうと、自分が損であることを理解する集団が、関わりながら、その場その場の最適解を見いだすことしかありません。

 その最初の練習をテストの点数でやっているに過ぎないのです。