西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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14/04/26(土)

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 『学び合い』はもの凄く奥が深い。

 『学び合い』を数年実践し、現職派遣で私の研究室に所属した人が、ある日、「全校『学び合い』で全員達成しないことが続いているのです。どうしたらいいのでしょうか?」と私に質問しました。私は言下に「全員達成なんかしなくていいじゃない。そもそも全員達成が続いたら駄目だよ」と応えました。そのとたんにその方は目が点になり、口がアングリしました。その姿を見て、「あ、そうか、そのことを話していなかったんだ」ということを気づきました。そりゃそうでしょう。私の本には「全員達成に絶対に拘りなさい」と書いてあり、『学び合い』の実践者は子どもにも何度も繰り返し言っていることですから。その私が「そんなのどうでもいい、むしろ、全員達成し続けたら駄目だ」と言うのですから、あっけにとられるのは当然だと思います。

 最初に説明しなければならないのは、私が本に書いて、講演で語っていることは、全て『学び合い』を実践する前から、実践して3ヶ月程度に起こるであろうことに対してのことを述べています。せいぜいいって1年程度のことです。だって、圧倒的大多数の方が悩んでいるのはそのレベルですから。そして、その程度のことを守るだけでも、そこそこはいけます。(ただし、ステップアップとジャンプアップは読んでいただけないと、駄目ですよ)。

 でも、それらは『学び合い』の全体構想のほんの一部です。それを頻繁に書くと、多くの人には意味不明になりますし、下手をするとどん引きになりますから。だから、あまり書きません。でも、今日はちょっとだけ書きます。

 そもそも目的と手段は階層構造になっています。ある目的は上位の目的の手段です。ある手段は下位の目的なのです。

 『学び合い』の最上位は、一人も見捨てない社会の構築です。それを実現する手段が「地域コミュニティの再生」があります。それを実現する手段が「全校『学び合い』やクラス『学び合い』」なのです。

 その全校『学び合い』やクラス『学び合い』の最上位は一人も見捨てない集団の育成があります。それを実現するための手段が「日々に教科学習における全員達成を諦めない集団づくり」があります。それを実現するための手段が「その日の全員達成」なのです。

 「全員達成なんかしなくていいじゃない。そもそも全員達成が続いたら駄目だよ」という私の言葉を理解するのは、上記の「日々に教科学習における全員達成を諦めない集団づくり」の意味を理解し、「その日の全員達成」を相対的に考えられるようにならなければなりません。

 このあたりのレベルになると、本を読むだけでは駄目で、そのレベルのことを理解している人からの口伝しか無いですね。でも、そのレベルのことを求める人が一定以上になれば、そのレベルの本を書くことが出来ます。

 ちなみに『学び合い』自体も私にとっては手段に過ぎません。その上位の目的があります。一人の見捨てられない社会の構築の上位って何でしょう?それはパラダイスの構築です。もちろん宗教的なパラダイスではありません。現世でのパラダイスです。どうしたらいいか?自らの価値観を変えて、今までの因習を捨てなければなりません。そうすれば、今の科学技術のレベルのままでも、ビックリするようなパラダイスは出来ると思っています。そして、私の頭の中にはリアルな青写真があるのです。それを実現する中心は学校教育なのです。

 ね?十分にどん引きするでしょ?だからあまり書きません。そして、私の『学び合い』に関する仕事の99%以上は、「『学び合い』の国語の課題はどう作ったらいいか?」、「遊ぶ子がいた場合、どのように声がけしたらいいのか」という多くの人の現状の悩みに応えることです。でも、それを乗り越えてくれる人が増えなければ、その先に進めないのです。だからこそ、常に誠実に対応しています。

 今日もそのような本の推敲の最終段階を行いました。。今苦しんでいる、子どもと教師を少しでも楽にしてあげたい。

toyohashi-starttoyohashi-start2014/04/26 20:00自分がどのレベルなのかよくわかりませんが、先生のおっしゃることがなぜだかわかる気がします。

bunbun-hbunbun-h2014/04/26 20:30「『学び合い』はもの凄く奥が深い。」

・・・だんだん自分が『学び合い』をやってるんだか、そうではないんだか分からなくなってるけど、でも「そのこと(奥義)」だけは分かっていると(勝手に)自負しています。
でなけりゃ、7年間もこうやってやってはいませんから。

jun24kawajun24kawa2014/04/26 22:04おふたりとも、分かっているんですよ。あははは
大事なのは願い、方法はそれを実現するツール。
ただ、本当に一人も見捨てずを評価し、至らない部分を反省する。
その繰り返しが自らを劣化させない唯一の方法です。