西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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14/04/12(土)

[]花見 19:41 花見 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 花見 - 西川純のメモ 花見 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 OBOGが花見のため高田に来ました。ということで大学で花見です。教職大学院の初代、二代目、三代目のゼミ長が来ました。初代と三代はゼミの中で伴侶を見いだしたので、ゼミ生の奥様、その他にも2名の卒業生、そして地元の同志での飲み会です。

 まったく気を遣わなくてもよい飲み会です。楽しかった。

 でも、オジサンが長っ尻はよくないので退散しました。そして、いまから家族で晩酌です。

 彼らには直接言いませんでしたけど、成長が分かります。

追伸 旅行でこんな飲み会があったら、翌日は悔悟の念に1日費やす二日酔いになると思います。

[]今年の講義 07:35 今年の講義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 今年の講義 - 西川純のメモ 今年の講義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は、久しぶりのバリバリの一斉指導で1時間半、ジェットコースターのようマシンガントークでやりました。気持ちいい。でも、一晩明けると違和感。そして、かつて同志の一人が言っていたことを思い出します。曰く「『学び合い』を実践して、そして『学び合い』を離れた人は本当の『学び合い』は実践していなかった」と

 私は研究室は完全無欠の『学び合い』で運営しています。ところが3年前までは講義はバリバリの一斉指導です。理由は「楽」だからです。一定以上の授業能力があれば、そして、子どもに対する見取り能力が低いならば、そこそこの授業能力でも、一斉指導法が「気」が楽なのです。

 お子さんを育てたことのある方だったら分かるはずです。はじめて子どもにボタンをさせるとき、どう思いましたか?任せるより、自分でやった方が楽でしょ?子どもが料理をさせるとき、掃除をさせるとき、みんな同じです。

 『学び合い』の最初の1時間目「さあどうぞ」と言ったあとに、動きが軌道に乗るまでの数分間、それを待つときの苦しさは、何度やってもあります。動き出したあとに、手を抜いているやつ、遊んでいるやつがいたとき、それを分かっているのに最後まで見守るのは辛いものがあります。『学び合い』はクラスの闇がよくみえる。それを子どもたちが改善するまで見守るのは辛い。それだったらマシンガントークでやった方が楽です。それを踏ん張れるには何が必要でしょうか?それは「一人も見捨てたくない」という願いでしょう。そのために「コミュニケーション能力が最高の能力である」、「子ども集団は凄いぞ」ということの理解だと思います。

 振り返ってみれば、ゼミにおいては「一人も見捨てたくない」という願いはありますが、講義に関してはそれが弱かった。長らく、『学び合い』は文化の問題だから年間十数回では難しいという、今から考えてみれば馬鹿なへりくつで合理化していました。でも、大学と高校でしか教えたことのない私が、飛び込み授業で小学校や中学校で『学び合い』を1時間で成立出来ることは経験済みです。

 きっと、自分がスーパー教師になるためのツールの一つとして『学び合い』を学ぼうとする人、特段の願いは無いけど、学校の方針だから『学び合い』を実践した人の場合、「一人も見捨てたくない」という願いが弱い。だから、『学び合い』の実践をやめるのだと思います。偉そうに言っている私も、大学の講義ではそうでしたから。

 ということを反省して数年前から「さあ、どうぞ」でやっています。マシンガントークで授業をするのは講義中2、3回ぐらいです。その他は「さあ、どうぞ」です。

 今年から、一歩進ませることにしました。つまり、昨年までは「不登校」、「学級崩壊」のようなお題を与え、それに関して学び合わせます。今年からは、『学び合い』に関する本を与え、「私を論破せよ」という課題を与えました。具体的には、どんなことでもいいから従来指導の方が『学び合い』より「まし」であるものを見つけて、私にそれを認めさせたら学生さんの勝ちというルールです。日本中から百人以上の方が上越に来られて私に疑問をぶつけます。それと同じことをします。

 私は負けることが楽しみです。だって、学生さんに負けたとき、私は成長出来ますから。

[]新人 07:35 新人 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新人 - 西川純のメモ 新人 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 十年以上前の学部、学卒院生が卒業・修了するときには「いきなり『学び合い』はするな、徐々に隠れキリシタンのようにやりなさい」とアドバイスをしています。ところが、最近は言いません。彼ら自身の判断に任せています。そして、新規採用の年からバリバリの『学び合い』をやる学生が生まれ始めています。正直、ドキドキしていますが、しょうがないな~とも思います。経験の無い新人がまともな一斉指導を出来るわけありません。技術の知識も不足しすぎています。『学び合い』だったら、覚悟をもてれば彼らでも一定レベル以上のことは出来ます。それは在学中に学んだはずです。

 おじさんとしては、彼らが生きやすい環境をはやく創りたいと思っています。

[]誠実 07:35 誠実 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誠実 - 西川純のメモ 誠実 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人と人との関係は損得勘定で繋がっています。これは紛れの無い事実です。

 愚かな人は、自分が得になるように立ち回ります。でも、直ぐに見破られてしまうので、だれからの相手にされなくなります。普通の人は、自分と相手がイーブンになるようにします。そうなれば、付き合ってくれる人はいます。賢い人は自分と相手が得になるようにします。つまり、自分にはそれほど価値は無いが相手にはとても価値があるものを相手に与え、逆に相手にとってはそれほど価値の無いが自分にはとても価値のあるものを自分にもらうという関係を結びます。こういうことが出来る人には、繋がりを求める人が集まります。

 しかし、このような損得勘定を維持するには、損得勘定を記憶しなければなりません。会社の帳簿ならば簡単ですが、人間関係の損得勘定はお金以外の様々なことで取引されています。だから、記憶しなければなりません。そのような損得勘定を記憶出来る人数には限界があります。

 このような限界を超えるために、損得勘定しないという関係を結びます。つまり、相手から求められたことに関して誠意を持って対応し、同時に、相手にも自分が求めることに関して誠意を持って対応することを期待出来るという関係です。このような関係を多く持てる人が、多くのことをなしえます。

 この関係はとても有効です。でも、一度でも相手から誠意を疑われた瞬間、損得勘定の関係になってしまいます。どんな言い訳をしても、どんなに謝っても、許されるかもしれませんが損得勘定をしない関係に修復出来ません。なぜなら、誠意を守る能力の無い人だと思われるからです。そして、一人の人に疑われるような人は、多くの人に疑われる。従って、何もなすことは出来ません。

 これを復帰するには数年間、積極的に誠意を尽くさなければならない。これは大変です。だから、私はそのようなことが起こらないために、もの凄く色々な仕掛けを自分の周りに用意しています。でも、それが出来ない人は少なくないです。

 難しいことでは無いのです。息子にも何度も言うことですが、頼まれたことは出来るだけ早く行う。そして、頼まれたことが解決するまで、頼まれたことを解決していないことを意識出来るようにする。だから、私は仕事が早いのです。仕事を先延ばしにするほど私は暇な人では無い。あとからあとから様々な人から求められているからです。頼まれたことを先延ばしする人は、絶対に、損得勘定をしないという関係を持てません。

 また、家内の言いつけを忘れている息子を見ながら思いました。困ったもんだ。あはははは