西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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14/03/08(土)

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 思い出したので、ついでに。教員採用試験を受けるゼミ生に毎年語ることです。

 教員採用試験の受験勉強の方法は大学入試と同じです。定評のある問題集を選び、それを解きます。出来たら問題番号に黄色のラインマーカーを引きます。駄目だったところは、くよくよせずに解答を見て、その解答を理解し、覚えます。とにかく最後まで解きます。そして、最初から解きます。黄色のラインマーカーを引いたところが再度出来たら赤のラインマーカーを上書きします。そして前回出来ずに、出来た場合は黄色のラインマーカーを引きます。最後まで解きます。そしとえ、最初から解きます。赤のラインマーカーを引いたところが再度出来たら青のラインマーカーを引きます。そして、最後まで解きます。そして最初から解きます。ただし、青のラインマーカーを引いたところは以降では解きません。これを繰り返すと解くべき問題数は減ります。そのため、繰り返しのサイクルは短くなります。そのため前回の解答の記憶が残っているので、今まで解けなかった問題も解けるようになります。

 ところが、どうしても解けない問題があります。何度やっても無理なのです。その問題は細かい問題で、どうでも良い問題です。そんなこと出来なくても良い問題です。それがかなりある問題集だったのです。私は問題集の選択を誤ったと思いました。

 そうすると定評のある別の教科書の噂を聞きます。早速それをやり始めました。すらすらと解けます。あっという間に青のラインマーカーだらけになりました。ところが、どうしても解けない問題があります。何度やっても無理なのです。そこで、問題集を変えました。早速それをやり始めました。すらすらと解けます。あっという間に青のラインマーカーだらけになりました。ところが、どうしても解けない問題があります。何度やっても無理なのです。

 そこで問題集を変えることを考えました。しかし、考え直しました。今まで使った3種類の問題集を並べてみました。そして、どうしても解けない問題を調べてみると、「同じ」だったのです。私はそのような問題は、細かい問題で、どうでも良い問題と考えました。しかし、3種類の定評のある問題集に載っているならば、どうでも良くない問題であることは明白です。そこで、最初にやった問題集に戻って、踏ん張って全問を青のラインマーカーにしました。そうすると残りの2種類もたやすく全問を青のラインマーカーにすることが出来ました。

 もし、私が問題集を変え続けることをしていたら、私は教員採用試験に落ちていたでしょう。そして、最初の問題集で踏ん張っていたならば、私はもっと効率よく受験勉強が出来たと思います。

 困難に向かえば、自分以外に原因を求めたいのは人情です。たしかにそうでしょう。しかし、人は変えることは出来なくとも自分は変えることが出来ます。だから、私はそれ以降、「変えてみても変わりは無いぞ」という風に考えることとしています。

kanjii4dakanjii4da2014/03/08 09:5560文字。今日も勉強になりました。ありがとうございました。
学校観、先日から何度も語っています。(^_^)

daitouirukadaitouiruka2014/03/08 09:56アドラー心理学との関係は、まさに九州の分科会でもお話させていただいたことなのですが、その理念を学級「集団」に対して生かし切れていないということが私の長年の悩みであり、その答えを示してくれたのが『学び合い』でした。
アドラー心理学も「クラス会議」というものを提案しており、集団を意識していないわけではなく、『クラスはよみがえる』の中でも、精神医学における「患者同士が相互に治療し合うことで効果も効率も上がる」という「治療共同体」の考え方を応用して、学校内の「教育共同体」というものをつくっていくことを目指すよう提案はされています。

教師を扇の要部分とする「扇型」の経営ではなく、教師も子ども達もさまざまな線でつながっていて、たとえ教師との糸が切れても、別の糸でつながっている子ども同士の糸を通してつながれるという「網型」の経営です。
ずっと理想とし、そして、全く知らないときに比べればはるかによくなってきたとは言え、十分とはとても言えず、やはり「集団」相手よりも「個別の対応」に追われ、まして、一日のうちの大半を占める「授業」においては(別仕立てのエクササイズなどではなく、教科の授業として)全くといっていいほど「道筋」が見えていませんでした。
その具体的な「道筋」を示してくれたのが、私にとっては『学び合い』だったわけです。

daitouirukadaitouiruka2014/03/08 10:06追伸:アドラー心理学の知見については、子ども達にも折に触れ語っています。
「子ども向けの本」、あるといいな、と思います。