西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

14/03/31(月)

[]先行研究 21:38 先行研究 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 先行研究 - 西川純のメモ 先行研究 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 久しぶりに学会誌をじっくり読みました。つまんない。

 教育実践の世界ばかりではなく、学術の世界も、先行研究をちゃんと読んでいないように思います。この論文を書くのだったら、あれと、あれと、あれを引用すべきだなと分かります。そして、この程度の結論だったら、二十年以上前のあの論文を読めば想像出来るよな、と思ってしまします。

 数年前の非『学び合い』の理科教育を研究する院生さんが、私の二十年前の論文を読み終わった後に言いました。「西川先生は、このあたりのことは全部やったから、『学び合い』を始めたんですね」と。その通りです。現状の枠組みで出る結果の限界は分かっています。

 ま、私の論文を読まなくても、先行研究はちゃんと読んで欲しいと思います。

[]時間の過ごし方 21:38 時間の過ごし方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 時間の過ごし方 - 西川純のメモ 時間の過ごし方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 社会科学は自然科学とは違います。大きな違いは、それ自体が正しいか否かではなく、それによって社会が動いたか否かで評価されることです。

 今、二十冊以上の本の種はあります。でも、その多くは商業ベースに乗らないのです。まだ。私が今気にしていること、願っていること、その多くは多くの人にはどうでもいいことです。私がやっていることは、私にとっては当たり前のことを、表現を分かりやすくまとめていることです。これは研究者の仕事ではありません。教育実践の方々が、研究者が明らかにしたことを実践で位置づけて欲しい。

 笑っていいとも、の最終回を見ながら、引き際を考えます。

 印象的なのは、巨泉さんと久米さんです。どちらも第一線を引きました。そのあと、巨泉さんは現状を否定せず、馬鹿な親父の姿をたまに出します。でも、久米さんは現状の問題点を愚痴ります。

 私は54歳、定年まで十年強です。先に進んで愚痴るのか、今に留まって気楽にやるか。

 本当は、死ぬ直前まで妄想し、それが数年後に実現する。そんな人生だったらいいな、と思うのです。でも、それが出来るのかが分からなくなっています。ま、愚痴です。

[]一段落 18:46 一段落 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一段落 - 西川純のメモ 一段落 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私はいつも本は一気に書きます。だらだらと書いていると、一つの本の香りというか何というかが一貫できないからです。そして、書き終わってから、じっくりと推敲します。推敲方法は色々な人に読んでいただき、コメントをいただきます。

 今回は、なんと赤坂さんと、赤坂研究室の院生さんに読んでいただき、コメントをいただきました。赤坂さんレベルの人が同僚で、その人に本を読んでコメントをいただける。こんな職場に勤めていることに、驚きます。

 さて、次の段階の推敲に入ります。

[]変わる 18:46 変わる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変わる - 西川純のメモ 変わる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 あと6時間で年度が変わります。たった一日で、全てが変わります。

 私に関わる人も、大きく変わるでしょう。幸多かれと思います。

 私の好きな曲に小田和正の「生まれ来る子どもたちのために」という曲があります。その中で一番好きな言葉が「君よ愛する人を守りたまえ」です。私の気持ちも、今、そんな気持ちです。

14/03/29(土)

[]時間との勝負 22:05 時間との勝負 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 時間との勝負 - 西川純のメモ 時間との勝負 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 この3週間ほど、日本全国の同志より人事の連絡が来る。悲喜こもごも。でもね。苦労されている方へ。大丈夫、全般的には上手くいっています。ただ、短期的、局地的にはまだまです。でも、長期的、大局的には勝負は決まっています。

 教師の同志の方、したたかになって下さい。それで大丈夫。私が心配しているのは多感な子どもたち。その子どもたちのことを考えると、苦しくなる。だから、したたかに急いで下さい。

14/03/27(木)

[]若い頃に・・・ 22:13 若い頃に・・・ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 若い頃に・・・ - 西川純のメモ 若い頃に・・・ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 若い頃に戻りたい、と人は言います。でも、私は思いません。あの苦労をもう一度したくない。私が戻りたいのは、昨日です。

 毎日、毎日、その日をすべきことをするならば、そんなに昔に戻りたくないと思います。そりゃ「あの日」ということはあるかもしれません。でも、「あの日」以降の時間を考えれば、うんざりすると思います。だから、昨日に戻りたい。

[]苦しい 21:49 苦しい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 苦しい - 西川純のメモ 苦しい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 フェイスブックを見ていると、日本全国の素晴らしい先生方の、愛する子どもとの別れの写真がアップされます。それに対する先生方のコメントを読むと、胸が苦しくなります。あっという間に三十年前の私に戻り、そして自責の念に駆られます。

 私と繋がっている方々のように出来なかった、それを思い知らされます。そして、私と繋がっている子どもたちの幸多き時間を思い、ホッとします。でも、苦しいのです。

14/03/26(水)

[]教育の力 08:21 教育の力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教育の力 - 西川純のメモ 教育の力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 苫野一徳さんの「教育の力」を読んだ。教育の本は、その時のトピックに対応した本が多い。しかし、中長期の視点が抜けているのが一般だ。しかし、若い教育研究者の中で、それを考え、社会にアピールできる人がいることは頼もしい限りです。熊本大学は良い人を採用したと思います。

14/03/25(火)

[]イエナプラン、サドベリー・スクール 18:00 イエナプラン、サドベリー・スクール - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - イエナプラン、サドベリー・スクール - 西川純のメモ イエナプラン、サドベリー・スクール - 西川純のメモ のブックマークコメント

 うちのゼミ生がイエナプランを学びにオランダに行きました。行動力に脱帽です。日本においてイエナプランの素晴らしさを広げたリヒテルズ直子さんは、 『学び合い』の会にも講演にいただいた方です。異学年教育を積極的に取り入れるなど、 『学び合い』と重なる部分が多く、共感しておりました。

 でゼミ生が、イエナプランと 『学び合い』とはどこが違いますか?と質問してきました。正直、ドキリとしました。というのは、私は基本的にそのような比較をしたことがなかったのです。

 私なりにまとめてみました。ただ、私の誤解も多いと思うので、私のメモを読まれている方の中には、よくご存じな方も多いと思いますので。誤解があれば、教えていただきたいのです。あくまでも、感じ、のレベルで、学術的な裏付けがあるわけではありませんから。

 違いの第一は、 『学び合い』は「一人も見捨てない」ということが出発点です。それに対して、イエナプランは理想の教育を目指しているところが違うように思うのです。これはサドベリー・スクールにも共通しています。

 第二は、 『学び合い』は学術データに基づき構築されていますが、イエナプランやサドベリー・スクールの場合は「そうあるべきだ」というものが先行しているように思うのです。

 イエナプランやサドベリー・スクールで書かれていることは 『学び合い』をものすごく重なります。しかし、読みながら思うのは、その教育には入れない子どもがちらつくのです。

 例えば、「イエナプラン教育の20の原則」の大部分は民主主義の基本的人権に関わる事であり、これはイエナプランかどうかのものではなく、民主国家の公教育のよって立つべき基本だと思います。

 ところが方法論になると、違うな~っと思うのです。

 例えば、「学びの場(学校)では、子どもたちがお互いに学びあったり助け合ったりすることができるように、年齢や発達の程度の違いのある子どもたちを慎重に検討して組み合わせたグループを作ります。」とあります。省略していますが、この「組み合わせたグループを作る」の主語は教師です。しかし、私の知る限り、最適なグループを作り得る学術的根拠を知りません。 『学び合い』の場合は、最適なグループはその場その場で形成されるものだと思っています。

 以降の原則1720も、まあ、望ましいとは思うのですが、全員にとって合っているかな~っと思うのです。(もちろん、イエナプランがインクルーシブであることはよく承知しております)

 サドベリー・スクールなどはそれが顕著で、「子どもは生きていく上で必要のあることは自分で学んでいくことができる」という前提ですが、そうできない子どもはいるだろうな~っと思うのです。

  『学び合い』の場合は、 『学び合い』の基本理念を本当に理解し、行動するのは2割程度と見切っています。そして、2割の子どもは、最後まで分からないだろうと見切っています。そのことを前提として一人も見捨てられない教育を実現することを目指しております。それが成り立った後に、理想の教育を構築しようと考えています。

  『学び合い』の場合は、一人一人が違うことを前提としています。だから方法の縛りは、極力、少なくしています。というのは、全員にフィットする方法はないと考えているからです。従って、学び合わないということも、 『学び合い』ではOKです。

 という違いがあるものの、共通点が多いのは、その基本としてものが似ているからだと思います。それは人間の人権に関する考え方です。ただ、イエナプランの場合はその原則の1~10がそれに当てられているのに対して、 『学び合い』の場合は「一人も見捨てない」だけなのです。では、その一人も見捨てないの見捨てられない物とは何でしょうか?イエナプランでは「価値」であり、「権利」です。その通りだと思います。ただ 『学び合い』の場合は、見捨てて欲しくないものは何かを決めるのは本人だと思います。そして、周りがどれだけ見捨てないかを決めるのだと思います。だからあえて「一人も見捨てない」と簡単に記述しているのです。

 と思うのですが、教えて下さい。

追伸 いずれにせよ、入り口は違っても、最終的に到達したい姿は極めて似ていると思っていますし、私は大好きです。ただ、私はどこまでいっても理系人間なのです。

[]長野講座 12:43 長野講座 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長野講座 - 西川純のメモ 長野講座 - 西川純のメモ のブックマークコメント

上越教育大学教職大学院は長野県教育委員会と連携して、連続講座を行いました。

http://www.juen.ac.jp/kj/20140325.pdf

7月5日に私もやります。赤坂さんの講座を聴くついでに私も聞きに来て下さい。

[]意外に役に立っている 07:10 意外に役に立っている - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 意外に役に立っている - 西川純のメモ 意外に役に立っている - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の大学学部1年の大部分は、解析学・線形代数学・位相幾何学の勉強に費やしました(生物学専攻なのに、変な学生でした)。しかし、今は使っていません。

 一方、一度だけ教えて貰ったのに、今でも頻繁に使っているものがあります。例えば、プリントの枚数を数える方法です。高校の生徒会の時、生徒会担当のある先生から、「3枚、3枚、4枚」で数える方法を教えて貰いました。それは今でも役に立っています。

 私が小学校高学年の時、叔母が勤めている出版社の雑誌の発送の手伝いをしました。そこで冊子をヒモでくくる方法を教えて貰いました。

 本日、資源ゴミとして新聞紙や広告をヒモでくくりながら、役に立っているな~っと四十年以上前のことを思い出しました。

[]管理職 07:10 管理職 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 管理職 - 西川純のメモ 管理職 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 管理職には2種類います。部下と同じことをしている下級管理職。会社だったら主任、係長で、学校だったら先輩、学年主任にあたります。一方、部下と違うことをしている上級管理職。会社だったら社長や取締役で、学校だったら校長です。二つの管理職に求められる職能は違います。前者は、部下のやっていることに関しての職能なのです。後者は、その組織の進むべき方針を明らかにして、任せる能力が必要なのです。

 私は色々な研究をしています。その中には校長の研究もあります。例えば、色々な教師にお仕えして良かった校長と、そうでない校長をインタビューしまくった研究があります。また、校長が替わった後の職員室の雰囲気の変化を、出入りの業者のインタビューで聞き出した研究があります。面白そうでしょ。それによれば、出入りの業者が来たときに今までだったら「ご苦労様でした」といっていた先生が、無言に変わるそうです。あはははは

 それによれば、良い校長は、見事に『学び合い』のセオリーに一致します。

 現場の中で評価の高い教師の中にも二種類います。第一は下級管理職として子どもに接する教師です。これが大多数です。つまり、細かい手立てをよく知っており、それを絶妙に繰り出すことが出来る。そのため子どもたちの成績は高いし、問題も起こさない教師です。一方は、ぼや~っとしていているようで、何故か子どもたちの成績は高いし、問題を起こさない教師です。いわゆるクラス経営の上手い教師です。

 さて、その教師が年齢を重ね、管理職になります。前者の教師の中には、そのままのスタンスで管下の教師に接します。つまり、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を求める校長になるのです。指示は細かいし(逆に言えば、丁寧)、チェックも細かい(逆に言えば、丁寧)になります。このような管理職のもとでは管下の職員は依存的になり頭を使わなくなるか、学級崩壊のように管理職に反発します。

 で、何を言いたいかと言えば、『学び合い』の授業を出来る人が管理職になって欲しいのです。それは20歳代の人もです。その方法は、「7つのルール」に書きました。

OB1989OB19892014/03/25 22:08ご指摘の通りです。イエナ・プランと目的に親和性が高い反面,方法論を統一的に示されているところは異にします。20の原則も目的論と方法論が混在していて初めての人にはとまどいを感じるでしょう。実際に見てきたFさんに説明してもらうと分かりやすいのではないでしょうか。

jun24kawajun24kawa2014/03/26 05:53はい。彼の話を聞いて、やはり、と思いました。

14/03/24(月)

[]復活 16:29 復活 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 復活 - 西川純のメモ 復活 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 この6日間、ずっと3冊の本を、読み上げソフトを使って聞き、誤字脱字をチェックしました。やっと終わりました。とりあえず一段落です。

[]理科 16:29 理科 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 理科 - 西川純のメモ 理科 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教員採用試験の問題に関連して、理科のことを学生から聞かれました。私が理科に関して人から聞かれるのは、おそらく2年ぐらいぶりだと思います。

14/03/18(火)

[]3部作 20:57 3部作 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 3部作 - 西川純のメモ 3部作 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月13日から本日まで6日間で刷り上がり150ページの本を3冊、ざっと書き終えました。あくまでもざっとですが、この速度は私としても「褒めてあげたい」。本日は頭の中がヘトヘトです。この早さが実現するのは、現場の先生方との対話のストックがあるからです。だから、基本的構造が決まれば、あとは頭の中にあるものを打ち込むだけです。

 これからゆっくりと推敲します。

[]追い出しコンパ 20:57 追い出しコンパ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 追い出しコンパ - 西川純のメモ 追い出しコンパ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、我がゼミの追い出しコンパがありました。小中高の先生だったら、担任の生徒を卒業させるのは3年に1度ぐらいではないでしょうか?でも、大学教師は毎年です。

 他の人からとやかく言われるだろう私を選んで、2年間、一緒に苦労をともにしてくれた。それだけでもありがたい。一人一人を抱っこして、ほおずりしたい。四十代を超えたおっさんもです。でも、我慢し、ひたすら馬鹿親父になりました。だって、一線を越えたらボロボロと泣きそうだから。

[]桔梗さん、名古屋に現る。 21:00 桔梗さん、名古屋に現る。 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 桔梗さん、名古屋に現る。 - 西川純のメモ 桔梗さん、名古屋に現る。 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 桔梗さんが名古屋で『学び合い』からみた学級経営・授業づくりを熱く語ります。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/147151/

14/03/17(月)

[]駄目だな~ 21:32 駄目だな~ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 駄目だな~ - 西川純のメモ 駄目だな~ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は理科教育学出身です。もし、理科教育学の世界で生きていたらならば、とても生きやすいな~っと思います。日本理科教育学会で8人しかもらっていない学会賞をもらい、百を超える学術論文を書き、学会誌編集委員長を長年勤め。

 でも、それが駄目だったから今がある。正直、辛い。学術と実践の往還は、もの凄くハードです。それも最先端を走っているととてつもなく辛い。新興宗教の教祖のように言われ、日本の教育の破壊者のように言われます。

 それを何とかしようと思い、毎日来るメールに誠実に応え、本を書き、それが続きます。なんで、そんなに・・・と思います。

 私は教師としては駄目です。子どもたちの置かれている現実に真正面に向き合うことができない教師です。毎日、1升の酒を飲まねば寝られない、弱い教師です。だから、大学に異動しました。そして、個々の事例から距離を置きつつ、個々の事例に向き合っている方々と付き合って、子どもの現実を解決しようとしているのです。まあ、ホラー映画で手で目を覆いながら、指の間から怖々見ているようなものです。へなちょこであることはよく分かっています。でも、私にはそれが限界なのです。苦しい子どもの現実をちょっとでも知ってしまえば、半月ぐらいは眠れないような弱い人ですから。

 でも、大学より遙かに縛りの多い学校現場で毎日の実践をしつつ、限られた休日を講演に費やしている方々います。その中でも、私と同い年の菊池さんを横目で見ていると正直苦しくなる。自分の限界を分かるこの年になればなおさらです。劣等感にさいなまれます。

 日本全国には、どれほどの先生が私には耐えられない業と直面しつつ、かつ、それから逃げない人がいるのだろう。そんな人にはなれないけど、そんな人の手助けが出来る人になりたい。そう思います。

追伸 幸か不幸か、そういう人たちに『学び合い』をやっていると高頻度で出会います。でも、そうで無い人とも出会います。

14/03/16(日)

[]贖罪 21:37 贖罪 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 贖罪 - 西川純のメモ 贖罪 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、本を書いています。自分でも筆の速さは凄いともいます。今もばく進中です。

 で、先ほど遠方の同志(副校長)から電話がかかってきました。内容は事務的内容です。最後に私は「人事は?」と聞くと、来年度は校長だそうです。そのとたんに嬉しくなりました。その方は「明るい図々しさ」の方です。

 私は妄想が今も広がっています。その方の管下の職員、そして数百人の子ども。絶対に幸せになります。あ~、その人たちの幸せに、幾分なりといえど関われることを誇りに思います。そして、私が救えなかった子どもたちへの贖罪にも繋がると思います。

 最近は、嫌なことが多かったけど。救われました。本日はぐっすりと寝られます。

14/03/15(土)

[]忙しい 21:29 忙しい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 忙しい - 西川純のメモ 忙しい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、アップが滞っています。というのは本を書いています。書いているときは集中しています。

14/03/14(金)

[]学級崩壊 21:52 学級崩壊 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学級崩壊 - 西川純のメモ 学級崩壊 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 お叱りを恐れず書きます。

 小学校で学級崩壊をする教師の最も典型的な姿は、長年、低学年や特別支援学級の指導が多く、それが高学年担当になった場合です。担任後、1学期の後半ぐらいから問題が表面化します。

 低学年だったら、命令が効きます。しかし、高学年には説得と納得が必要です。もし、そのクラスに賢い子がいた場合、学級崩壊は起こります。

 実は低学年であっても、説得と納得は必要なのです。しかし、低学年だと、その重大さを気づかなくても従ってくれる。そのツケが大きく自らに戻ってくる。

 解決策は、子どもにも人権があることを理解し、説得と納得が必要であることを気づくことなのです。気づけば、解決出来ます。

[]教訓 21:45 教訓 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教訓 - 西川純のメモ 教訓 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最底辺学校で新採になって1週間で学びました。「人間関係が出来ていれば怒鳴らなくても従わせられる。逆に、人間関係が出来ていなければ怒鳴っても従わせられない」ということです。そして、「教師には強制的に子どもを従わせられる、何らの法的根拠を持っていないこと」も学びました。分かったときは、愕然として、動揺し、呆然としました。でも、それを乗り越えることによって今があります。

 今は、それを早い時期で学べて良かったと思います。

 可哀想なのは、中学校の先生です。この教訓を学ばずに、人間関係が出来ていれば怒鳴らなくて良いのに、怒鳴りまくっている学校にいる若い教師です。それが可能だと思い込んでいる。若いうちだったら、修正も効く。でも、その修正が効かない年齢になって気づいたとしたら・・・・・。その学校の文化が、一斉指導にせよ、その教師が怒鳴ることではなく、教材や話術によって乗り越える可能性の芽、人間関係によって乗り越える芽を摘み取ってしまっている。

 『学び合い』に合わない教師は、子どもを信じられない教師。でも、二種類ある。一方は、授業中、しわぶき一つしない静寂の中で授業が進行させる教師。もう一方は、話術と教材によって面白、おかしい授業をする教師。本質は同じ。でも、後者には可能性はある。でも、前者には可能性はない。今の時代、時限爆弾のように、前者の教師は反発を食らう。そして、それに対して対応策を持っていない。

 全国の学校で、前者の教師を見るたびに、末期患者を診ているような気持ちになります。

 ま、大きなお世話ですが。

kanjii4dakanjii4da2014/03/14 22:25学級崩壊&教訓、共感します。まさに。です。それでもなんですけれど、私をほんの少し頼ってきてくれる若い教員たちの力になりたい・・・。なんとか、生き生きと子どもたちを指導できることを。『学び合い』を手に入れてほしいと願っています。

jun24kawajun24kawa2014/03/15 14:26大義は我にあります!

14/03/12(水)

[]宣言 08:54 宣言 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 宣言 - 西川純のメモ 宣言 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 先ほど赤坂さんと会いました。先だってのメモ(http://p.tl/9Xti)のことで意気投合しました。さすが赤坂さん、既に子どもたち向けの本も書かれている彼ですので、子どもたちによるアドラー心理学の本も試行的に実践しています。ということで、それを本格的に出版すると宣言しました。そこで「すぐにネットで公開するよ」と言うと、彼は「西川先生に無理矢理書かされました」と書きますとのこと。それは嘘です。彼が「自発的」に、「喜んで」書くのです。あと私がやるべき事は「いつ出るの?」としつこく聞くことです。ふぉふぉふぉ

[]かけ算の順序問題 08:46 かけ算の順序問題 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - かけ算の順序問題 - 西川純のメモ かけ算の順序問題 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 一昨日、ツイッターでひょんなことから、「かけ算の順序問題(http://p.tl/OE0q)」を熱く議論する方々と関わることになりました。私のもともとの専門は理科教育ですので、そのような問題が存在することを知りませんでした。最近は、『学び合い』の関係で多くの先生方と関わります。最も多いのは算数ですが、私の関わる方々からはその手の話を聞いたことがありませんでした(ま、最後の方で書きますが、『学び合い』をやっている人にとっては重要性は低いことも原因ですが)。

 限られた知識の中で、現在の私の考えを整理したいと思います。

法的なレベル

 学校教育の是非は最終的には法によって定まります。当たり前ですが、教育基本法、学校教育法、同施行令、同施行規則には順序を規定するという規定はありません。法的拘束力を持つ学習指導要領にも規定はありません。法的拘束力の無い学習指導要領解説を規定はありません。

 従って、順序を強いるという根拠はありません。

 しかし、教科書レベルでは順序を強いることを求めるものもあるようです。しかし、順序を強いてはいけないとも学習指導要領は規定していません。従って、教科書会社がある意図を持って順序を強いることは学習指導要領にもとめることを習得するに有効であると考えて、それなりの説明が出来るならば、順序を強いることは違法ではありません。

 その教科書を利用する教師、そして、準拠する業者テストが教科書通りの採点基準をテストにつけるのは当然です。また、教科書にそう書いてあるとしたら、そのように教師が採点することは非難されるべきことでは無いと思います。もちろん、教科書にそう書いてあるが、教師がそのように採点しないということもありです。

 文科省や教育委員会は法で動いています。だから、そちらに問い合わせても、「そんなこと我々に聞かないでくれ」というのが本音だと思います。事実、強いても、強いなくても違法ではないのですから。

 困ったことですが、多くの教師の方は学習指導要領をちゃんと読みません。そのため、教科書を絶対的なものと誤解しています。そして、その教科書を特定の学派の方が書かれている、そこに問題があると思います。

数学との関係

 かけ算の順序問題は、文章題でおこります。文章題は数学とは別なものです。ですので文章題で順序を強いることが、数学の乗法に影響するかを気にするならば、そうではないと子どもにちゃんと指導すれば良いことだと思います。

例えば、原子を丸い原子核を中心にして円を描きその円に沿って電子が回るモデルで描くのは一般的です。しかし、これは誤りです。原子核は素粒子によって形成されています。また、電子の軌道は円ではなく確率分布です。しかし、これに目くじらを立てる理科人は殆どいないですね。しょせんモデルなのですから。算数でかけ算の順序問題として立派に成立している理由は、文章題が数学と同じであるという誤解があるためと思います。文章題は数学を使っていますが、数学ではありません。数学の世界に具体物のような「汚れた」ものが入るわけありませんから。

だから、「かけ算は順序を変えても結果は変わらないけど、これは計算を間違えないようにする方法なんだよ。」と言えばいいだけのことです。

子どもの多様性

このあたりから、『学び合い』が前提としていることが入ります。子どもの多様性です。

子どもは多様です。たしかにかけ算の順序を強いることによって混乱する子もいるでしょう。事実、お子さんが×になった答案用紙を見せていただきました。親の気持ちとしては察するにあまりあります。おそらく、授業の時にはそれほど順序のことを指導しなかったのにも関わらず、テストの採点の時に厳密に採点されたことに由来すると思われます。

しかし、多くの算数の研究団代がその説を採用し、教科書にもそれが採用されているということは、かけ算の順序を強いた方が誤りなく計算が出来、定数と変数の違いが分かると子「も」いるということを示すものです。

このことの是非は、それらを調査してどちらの子の方が多いかという結果に基づくべきです。ところが「かけ算の順序問題」として問題が成立しているとするならば、それを決定するような実証的なデータが無いことを意味しています。

どうも教育学の世界は思弁的な議論が先行するようです。そして、その是非は「誰がそういった」とか「どの研究会でそうやっている」のような悪い意味での学派対立が残っています。そのため実証的データによって事の是非を判断しようとすることが弱いですね。ちなみに私が修士論文を書いているとき、理科以外の教科教育学の学術論文を読みましたが、大部分は思弁的な研究でした。僅かに量的分析はありますが、数十人のデータを棒グラフにして多い、少ないを論るに留まっていました。検定をかけて議論している論文を見いだすことが出来ませんでした。理学部から教育の大学院に進学した私にとっては噴飯物です。さすがに現在はそのようなことは内容ですが、実証的なデータで事の是非を明らかにしようとしないという傾向はあるようです。

ただし、『学び合い』は分かる子が多くする、ではなく、全員が分かることを目的としています。順序を強いることにメリットが多い子がいる一方、順序を強いない方がメリットが多い子がいるならば、それぞれの子が自分に合った方法を採用すればいい、というのが『学び合い』の立場です。

学ぶ意味について

 『学び合い』の学校観で「かけ算の順序問題」を考えてみましょう。『学び合い』を学んでいる人ならば、「いつものね」と思われると思いますが、ご寛恕を。

 算数の目的は何でしょうか、二つの見方があります。一つは数学を学ぶことです。おそらく、このように考える方が圧倒的だと思います。でも、そうでしょうか?数学を学んでいる方は怒らずに冷静に考えてください。

 よく、四則演算が出来ないと買い物が出来ない、と子どもにいいます。でも、買い物の時に計算していますか?おそらくバーコードをレジの人が読み込み、出た金額を疑わずにお金を払っていると思います。そして、思い出してください。この1年間に筆算をしたことどれだけあります?私の場合は、単純な計算は電卓でやっています。多段階の四則演算を必要な場合は、コンピュータを立ち上げてエクセルでやります。ということで、私はこの1年間、というより少なくとも十年間は一度も筆算をしたことがありません。

 四則演算でこの程度だったら、分数の四則演算をすることってありますか?球の体積や円錐の体積を求めることがあるでしょうか?

 皆無とは申しません、そのようなことが出来た方がいいことも認めます。たしかに受験に必要でしょう。でも算数の目的は受験を突破するためではないですよね?たしかに理系の仕事に就く場合、いや現在の経済学等の仕事に就く場合は優れた数学能力は必要でしょう。しかし、それは日本の全人口のごく一部だと思います。それにフィールズ賞レベルの人を育てるならば、「おはじきが何個」なんていう文章題で勉強するのではなく、高木貞治の解析概論から入ってもいい。いや、空間論から入ってもいい。そもそも高校までに学ぶ算数・数学と大学で学ぶ数学は別物を考えた方が良いと思います。

 いずれにせよ、国民全員が学ぶ算数を、数学を学ぶことが目的であると考えるのは無理がある。

 おそらく以上の議論を極論だと思う方の方が多いと思います。しかし、数学を国民全員が学ぶべきかを考えていただきたいと思います。以前実施した調査によれば、成人の1割弱は算数を役に立たないと考えています。それが中学校数学になると3割弱に増加し、高校数学になると過半数が役に立たないと思っているのです。そして、教師も妥当と考えていました。つまり、「いまは分からないけど、大人になれば大事だということが分かるよ」というのは正しくなく、「いまは分からないけれど、大人になればたいして大事で無いことが分かるよ。そして先生方もそれは知っているんだよ」というのが正しいのです。

 さて、算数の学ぶ意義の、もう一つは数学(その一部)をツールと使って学ぶということです。この場合は、数学というツールを使って何を学ぶか?ということです。それは学習指導要領に「算数的活動を通して,数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け,日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え,表現する能力を育てるとともに,算数的活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き,進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる。」と書いてあります。おそらく、算数を大事にしている先生はこのことを理解されていると思います。ただ、このレベルの説明では全員が納得しません。特に、教師と違って現在の学校教育にフィットしない子は。教師になるような人は、教師から「数理的な処理のよさに気づきましょう」と言われれば「気づこう」と従順に従います。しかし、現在の学校教育にフィットしない子は、教師から「数理的な処理のよさに気づきましょう」と言われれば「何で気づかなければならないんだよ~」と思います。

 このような子どもも含めて納得させるには、そもそも算数が何のためにあるかを明らかにする必要があります。それは教育基本法第1条にあります。第1条には「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」とあります。つまり「人格の完成」が目的です。大抵の教師はこの「人格の完成」を建前論と考えて軽く考えます。そして、人格の完成を考えず、直ぐに算数は学ぶべきだという私から考えると無根拠な出発点から議論します。

 では、『学び合い』では「人格の完成」をどのように捉えるか、それは「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決する能力」がある人ということです。平たい言葉で言えば、他人の能力を借りられる人が人格の完成と考えています。これはもともとは心理学の知見に端を発していますが、経営学や生物学の知見に一致しています。

 では教科教育とは何かと言えば、それぞれの背景としている学問の一部を、人の知識技能を借りたり、かしたりすることによって獲得する過程(いわゆる学び合い)を通して「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決する能力」を獲得する場だと『学び合い』では考えます。

 この考えに立てば、かけ算の順序を強いるべきか否かは、どうでもいいことです。その時間の課題が、誤りなく計算が出来ることであれば、一人一人が自分にとって良い方の立場に立って人に聞けば良いのです。また、その能力が無い子の場合は、周りの子どもがその事対話しながら、どちらの立場で説明した方が良いかを判断し、その子にあった説明をします。

 そして、学力面や人現関係に効果が高いことを実証的データで保証しています。ま、理由は簡単です。現在、教師が担っているものは多様で重いのですから、一人で抱え込むのではなく、クラス全体で担った方がましになるのは当然です。そして、週1時間の道徳や特活の時間ではなく、毎日の教科学習の場で、関わり合いながら学べば人間関係がましになるのも当然です。

 ちなみに、これはどの教科でも同じですが、算数なればこその特徴があります。算数の特徴は、体育と同様に、子どもの能力差が大きいことが特徴です。

 社会に出れば、自分がたやすく出来ることを出来ない人に出会います。逆に、自分が出来ないことをたやすく出来る人に出会います。その時、高飛車にならず、卑屈にならず、折り合いをつけて一緒に仕事をやることが大事です。それを教師の管理下に置いて学ぶ場として算数はベストな場だと思います。

 以上の理由から、『学び合い』の立場から言えば「かけ算の順序問題」はどうでもいい問題だと考えてしまうのです。

なお、『学び合い』がどのような学術データに基づいているかを知りたいならば、以下の「学術論文(レフリー付き)をご覧下さい。http://p.tl/Gg36

学び合い』の考え方が生物学とどのように関係するかを知りたいと思われるならば、以下の11~16ページをご覧下さい。http://p.tl/k_y4

 また、経営学だったらリッカートのシステム4が最も近いと思います。また、

学び合い』と一般の”学び合い”との違いを知りたいならば、以下をご覧下さい。http://p.tl/OXTM

具体的なテクニックだったらhttp://p.tl/Gg36 の著書の26,28,31が比較的コンパクトにまとまっております。

daitouirukadaitouiruka2014/03/12 23:30「宣言」の件、楽しみです。

jun24kawajun24kawa2014/03/13 04:32でしょ!

14/03/11(火)

jun24kawa20140311

[]東京の会 15:44 東京の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 東京の会 - 西川純のメモ 東京の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月31日に 『学び合い』東京の会である、おにぎりの会が開かれます。お誘いします。http://p.tl/-BqZ

[]新刊 13:33 新刊 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新刊 - 西川純のメモ 新刊 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 久しぶりの理科本である『理科だから出来る本当の「言語活動」』を東洋館出版社から出版します。3月21日に発売です。

 言語活動と言えば、国語や英語が担当を思われがちですが、失礼ながら現状の国語と英語は最も言語活動に縁遠い教科です。どうも、言語のツールを学ぶことと言語活動の違いが分かっていないのが現状だと思います。今までの調査によれば、現状の国語や英語が足下にも及ばない言語活動を理科ではすぐに実現することが出来ます。理科人が胸を張って「理科こそ言語活動の場だ!」と主張して欲しいと願います。

 そして、国語や英語、その他の教科の方々が、「なにくそ、ふざけるな!」と奮起して欲しいのです。理科には理科でこそ出来る言語活動があります。しかし、それぞれの教科には、その教科でこそ出来る言語活動があります。その宝の山を、本書を通して見いだしていただければと思います。

追伸 アマゾンでも予約可能です。しかし、予約が殺到してアマゾンの在庫切れになり、お手元に届くのが遅れるという場合もあり得ます。確実に早く手に入れたいという方は、お近くの書店に予約を入れるという方法もありです。


[]動画 13:05 動画 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 動画 - 西川純のメモ 動画 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 中学校で学校として 『学び合い』で取り組んでいる学校の動画です。色々な教科で 『学び合い』を実践している先生の語りが素敵です。ポイントは、青森県総合学校教育センターの制作であると言うことです。http://p.tl/JfRC

[]フェスタ 07:14 フェスタ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フェスタ - 西川純のメモ フェスタ - 西川純のメモ のブックマークコメント

若い学生さんたちの会があります。

★第8回ALL東海教育フェスタHP

http://8thfes0320.jimdo.com/

szeidzsiszeidzsi2014/03/11 19:29外国語教育にもプロジェクトワーク(外国語を駆使してプロジェクトをやりとげる)とかイマージョンプログラム(他教科を外国語で学ぶ)などがあります。ただ現状としては、通常の教科(外国語)授業と、これらのプログラムは相反するものとして捉えられているところがあります。毎日の教科教育の枠内で、プロジェクトワークやイマージョンプログラムが組み込まれる形が1つの方向性なのかなと思います。

jun24kawajun24kawa2014/03/11 21:47是非、置かれた状況での道を示して下さい。

suikanomeisantisuikanomeisanti2014/03/11 23:52動画見ました。窪田先生のコメントが私には一番響きました。『学び合い』は人なり…と思います。

jun24kawajun24kawa2014/03/12 05:08クラスは自分の心の鏡ですね。

14/03/10(月)

[]三級 21:19 三級 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 三級 - 西川純のメモ 三級 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、中1の我が息子が英検3級にほぼ満点で合格していることが分かりました。この1年で、5級から3級に行きました。英語で苦労し続けた私とは違います。私の高校2年の最後の全国実力テストの偏差値は27です。

14/03/09(日)

[]ホワイトデー 21:46 ホワイトデー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ホワイトデー - 西川純のメモ ホワイトデー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日の夕食の話題は、どのようにしてバレンタインデーのお返しをするかです。このことを親子の話題に出来る今を喜びます。

[]千葉の回 15:54 千葉の回 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 千葉の回 - 西川純のメモ 千葉の回 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月29日に 『学び合い』千葉の会があります。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/156221/

14/03/08(土)

[]アドラー心理学との関係 09:20 アドラー心理学との関係 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドラー心理学との関係 - 西川純のメモ アドラー心理学との関係 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は○○と関係がありますか?と聞かれることがあります。ま、基本的に関係していません。関係しているとしたら、認知心理学と経営学と生物学だと思います。でも、改めて考えれば近い部分は少なくありません。当たり前ですが、教育で目指す方向は同じなのですから。

 その中でアドラー心理学との関係を問われることは少なくありません。私なりの整理です。非常に似たところは多いと思います。でも、違うところがあります。それは少なくとも実践レベルではアドラー心理学は個人対個人(個人対数人)を想定している点です。端的に表れるのはアドラー心理学が子育てに応用されている点です。一方、『学び合い』は子育てには応用出来ません(もちろん、7、8人の子どもがいる場合は可能ですが)。『学び合い』は個人対集団を想定しています。

 だからアドラー心理学で教師が三十人のクラス経営をしたら、無理が生じると思います。具体的には、指導の濃淡が出来ると思います。では、アドラー心理学がクラス経営に無効かと言えば、そんなことはありません。アドラー心理学の知見を教師が学ぶのでは無く、子どもが学ぶべきだと思います。アドラー心理学を学んだ子どもたちを『学び合い』で教師が管理する、そんな妄想を持ちます。

 だから、子ども(小学校1年生も)向けのアドラー心理学の本がいっぱい出来たらいいのに、と思うのです。

[]変えてみても変わりが無いぞ2 09:20 変えてみても変わりが無いぞ2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変えてみても変わりが無いぞ2 - 西川純のメモ 変えてみても変わりが無いぞ2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 思い出したので、ついでに。教員採用試験を受けるゼミ生に毎年語ることです。

 教員採用試験の受験勉強の方法は大学入試と同じです。定評のある問題集を選び、それを解きます。出来たら問題番号に黄色のラインマーカーを引きます。駄目だったところは、くよくよせずに解答を見て、その解答を理解し、覚えます。とにかく最後まで解きます。そして、最初から解きます。黄色のラインマーカーを引いたところが再度出来たら赤のラインマーカーを上書きします。そして前回出来ずに、出来た場合は黄色のラインマーカーを引きます。最後まで解きます。そしとえ、最初から解きます。赤のラインマーカーを引いたところが再度出来たら青のラインマーカーを引きます。そして、最後まで解きます。そして最初から解きます。ただし、青のラインマーカーを引いたところは以降では解きません。これを繰り返すと解くべき問題数は減ります。そのため、繰り返しのサイクルは短くなります。そのため前回の解答の記憶が残っているので、今まで解けなかった問題も解けるようになります。

 ところが、どうしても解けない問題があります。何度やっても無理なのです。その問題は細かい問題で、どうでも良い問題です。そんなこと出来なくても良い問題です。それがかなりある問題集だったのです。私は問題集の選択を誤ったと思いました。

 そうすると定評のある別の教科書の噂を聞きます。早速それをやり始めました。すらすらと解けます。あっという間に青のラインマーカーだらけになりました。ところが、どうしても解けない問題があります。何度やっても無理なのです。そこで、問題集を変えました。早速それをやり始めました。すらすらと解けます。あっという間に青のラインマーカーだらけになりました。ところが、どうしても解けない問題があります。何度やっても無理なのです。

 そこで問題集を変えることを考えました。しかし、考え直しました。今まで使った3種類の問題集を並べてみました。そして、どうしても解けない問題を調べてみると、「同じ」だったのです。私はそのような問題は、細かい問題で、どうでも良い問題と考えました。しかし、3種類の定評のある問題集に載っているならば、どうでも良くない問題であることは明白です。そこで、最初にやった問題集に戻って、踏ん張って全問を青のラインマーカーにしました。そうすると残りの2種類もたやすく全問を青のラインマーカーにすることが出来ました。

 もし、私が問題集を変え続けることをしていたら、私は教員採用試験に落ちていたでしょう。そして、最初の問題集で踏ん張っていたならば、私はもっと効率よく受験勉強が出来たと思います。

 困難に向かえば、自分以外に原因を求めたいのは人情です。たしかにそうでしょう。しかし、人は変えることは出来なくとも自分は変えることが出来ます。だから、私はそれ以降、「変えてみても変わりは無いぞ」という風に考えることとしています。

[]変えてみても変わりが無いぞ 07:17 変えてみても変わりが無いぞ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変えてみても変わりが無いぞ - 西川純のメモ 変えてみても変わりが無いぞ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 厳しい教員採用試験を通って採用されたのに、数年のうちに教員をやめる方が少なくありません。それは増えています。残念と思います。その方々は職場が自分と合わない、と言います。確かにそうでしょう。私が採用された時代に比べて、圧倒的に職場の教育力は低下しています。でも、職場を変えてみても、大抵は変わりが無いのに、と思います。

 若い方は(この言葉を使うのは私が老化したことの証拠ですが)、世の中に何か正解があると思っているようです。世の中に自分にベストフィットする「伴侶」、「職」があると思っているようです。そして、それを探そうとします。しかし、ベストフィットする「伴侶」、「職」があるのでは無く、自分がベストフィットさせるか否かです。

 豊臣秀吉は草履取りの時には草履取りにベストフィットさせました。納戸役のときは納戸役にベストフィットさせました。城持ち大名の時は城持ち大名にベストフィットさせました。その場にベストフィットさせたから、次のステージに進めます。もし、草履取りの時に、「俺は城持ち大名に合っているから」と思っていたら、草履取りさえクビになるでしょう。

 進路を変えることによって成功する場合もあるでしょう。でも、圧倒的大多数は、失敗します。何故なら、ベストフィットさせる気が無ければ、結局、同じことの繰り返しです。そして、それまでの蓄積を捨てているのですから。

 来年、採用される方は色々とあると思いますが、踏ん張ってください。変えてみても変わりはありません。踏ん張って積み上げましょう。蓄積がありますから、初年より楽になります。どんな職業も、一番大変なのは採用1年目ですから。2年目は1年目ほどの苦労はありません。

[]二種類の縦糸 06:50 二種類の縦糸 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 二種類の縦糸 - 西川純のメモ 二種類の縦糸 - 西川純のメモ のブックマークコメント

私の昨日のメモに対して、同志の方が以下のことを書かれていました。とても素敵な表現です。自分が縦糸を作ることは出来ずとも、子どもたちが縦糸を作ってくれるクラスをつくることは出来る。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

縦糸と横糸

昨日、素敵な皆さん方と飲みました。

そこで喋っていて、ふと考えたこと…

おそらく縦糸には二種類あるんです。

①教師が作っていく縦糸

②教師が作らずとも、子どもたちから作ってくれる縦糸

漠然とですが、そんなイメージを持ちました。

[]テクニック 06:36 テクニック - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - テクニック - 西川純のメモ テクニック - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の考え方ではなく、テクニックの話です。

 新採で『学び合い』は出来るでしょうか?という疑問を持たれる方がいます。応えは「出来ます」です。

 数ヶ月前にあった、ある新採と私とのメールのやりとりです。その新採の方は、採用されて直ぐにフルの『学び合い』を実践した方です。メールのタイトルは「実践上の相談」です。どきっとして読んだら以下の通りでした。

おはようございます、●●です。

実践上での悩みがあり、相談させて頂きました。

一コマ45分の時間の使い方についてです。

3学期になり教科書の配当字数にかなり余裕が出てきました。

授業時間を15〜20分残して全員が課題達成(課題はシンプルな教科書○ページを全員が解き、解き方を説明する等です)をできてしまうのが現状です。

業者プリントを大量にコピーし、自由に解き採点できるようにしたりしていますが、それでも時間が余ってしまい困っています。(喜ばしいことではあるのですが)

早く次の単元に入るのもいいかと思いましたが、学年で進度に差が出たり、何より3月にやることがなくなってしまいそうです。

なかなか他の先生には「授業でやることがなくて困ってるんです」とは聞けないので、現状の現場において、どう時間を活用したら良いのかお教えいただけたらと思います。

お忙しい中と思いますが、よろしくお願い致します。

 繰り返しますが、以上は新採の先生の悩みです。私はコンピュータの前で爆笑し、アドバイスを送りました。

学び合い』はシンプルで簡単です。ですので新採が授業をするとしたら従来型より圧倒的に安定した高い成果を上げることが出来ます。(ただし、上記のような学習成果に抜群の成果を上げるにはフルの『学び合い』をしたときです。でも、一部『学び合い』を取り入れた状態でも人間関係はかなり向上します。)

 上記の人は、管理職・先輩の理解ある職場に勤めています。また、当人も周りとの良好な関係を築いているのでしょう。でも、そういう環境で無い方もいます。その方には、『学び合い』のテクニック(考え方では無いですよ)の本体は何かを語ります。

 それは、「授業の最初に全員の力で全員が課題を達成することを求め、最後に全員達成したか評価し、それに基づき説教する」という約60で表現できます。私が書いた『学び合い』のノウハウ本はつまるところこの約60文字を安定して出来るためのものに過ぎません。

 馬鹿みたいに簡単ですが、実は革命的です。というのは、今までの授業で「本当」に全員達成を求めていたでしょうか?おそらく、国際会議での「核の全面廃棄」の宣言ぐらいの意味しか無いと思います。つまり、「そうなったらいいよな~。でも、無理だよな~」というレベルです。教師がそのレベルならば、子どもはもっとです。でも、『学び合い』では額面通りに信じて、求めます。

 次に、今までの授業で「全員が課題を達成する」ことを求めた場合、一人一人の子どもは自分が課題を達成することに集中します。「全員が課題を達成する」とは、その一人一人の単純な足し算です。だから、達成しなかった場合、達成しない子の責任だと考え、説教します。一方、『学び合い』は「全員の力で全員が課題を達成する」ことを求めます。従って、一人一人の子どもは自分の課題達成はもとより、他の人の課題達成も求められています。従って、達成しなかった場合、全員の責任だと考え、説教します。

 上記のように、「授業の最初に全員の力で全員が課題を達成することを求め、最後に全員達成したか評価し、それに基づき説教する」は革命的なのです。が、「授業の最初に全員の力で全員が課題を達成することを求め、最後に全員達成したか評価し、それに基づき説教する」をやって咎められる学校が日本中にあるでしょうか?ありません。

 ようは「授業の最初に全員の力で全員が課題を達成することを求め、最後に全員達成したか評価し、それに基づき説教する」を確実に安定した成果を上げるためのテクニックが一般の人には気になるのです。

 例えば、授業の大部分を教師が仕切っているのに、教師が「授業の最初に全員の力で全員が課題を達成することを求め」たら、子どもは「そんなの、先生の責任でしょ」と言われてしまいます。だから、子どもに任せる時間を長くします。

 決まった1校時の中で子どもに任せる時間を長くするためには、課題の説明をダラダラと続けるのでは無く、クラスの2、3割り以上が確実に理解できるレベルにまで削ります。

 子どもたち全員の力を最大限に生かすために、立ち歩きや相談を許します。

 でも、それが一般の人には気になる。ならば、折り合いをつけてやれば良いのです。わざわざ戦う必要はありません。研究授業や新採研修の指導教員の前では従来型の授業をすれば良いのです。分からない人には、「今」は分かりません。そのうち分かります。でも、「今」ことを荒立てる必要はありません。

 それにしても『学び合い』のテクニックが「授業の最初に全員の力で全員が課題を達成することを求め、最後に全員達成したか評価し、それに基づき説教する」という約60文字に集約できるなんて素敵でしょ。私は自然科学をモデルとして、『学び合い』を考えています。

追伸 上記のテクニックを支えているのが学校観、子ども観という考え方であることは言うまでも無いことですよね。

kanjii4dakanjii4da2014/03/08 09:5560文字。今日も勉強になりました。ありがとうございました。
学校観、先日から何度も語っています。(^_^)

daitouirukadaitouiruka2014/03/08 09:56アドラー心理学との関係は、まさに九州の分科会でもお話させていただいたことなのですが、その理念を学級「集団」に対して生かし切れていないということが私の長年の悩みであり、その答えを示してくれたのが『学び合い』でした。
アドラー心理学も「クラス会議」というものを提案しており、集団を意識していないわけではなく、『クラスはよみがえる』の中でも、精神医学における「患者同士が相互に治療し合うことで効果も効率も上がる」という「治療共同体」の考え方を応用して、学校内の「教育共同体」というものをつくっていくことを目指すよう提案はされています。

教師を扇の要部分とする「扇型」の経営ではなく、教師も子ども達もさまざまな線でつながっていて、たとえ教師との糸が切れても、別の糸でつながっている子ども同士の糸を通してつながれるという「網型」の経営です。
ずっと理想とし、そして、全く知らないときに比べればはるかによくなってきたとは言え、十分とはとても言えず、やはり「集団」相手よりも「個別の対応」に追われ、まして、一日のうちの大半を占める「授業」においては(別仕立てのエクササイズなどではなく、教科の授業として)全くといっていいほど「道筋」が見えていませんでした。
その具体的な「道筋」を示してくれたのが、私にとっては『学び合い』だったわけです。

daitouirukadaitouiruka2014/03/08 10:06追伸:アドラー心理学の知見については、子ども達にも折に触れ語っています。
「子ども向けの本」、あるといいな、と思います。

14/03/07(金)

[]縦軸論の負の側面 05:55 縦軸論の負の側面 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 縦軸論の負の側面 - 西川純のメモ 縦軸論の負の側面 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』に対する誤解の一つに、子どもたちの関係性を管理するには教師と子どもの縦軸が出来てからだ、というものがあります。たしかに縦軸が出来た方が『学び合い』も上手くいきます。でも、私は縦軸論には乗りません。なぜなら、そうできない人もいることを知っていて、その人も見捨てたくないからです。

 だから、縦軸が無くても『学び合い』をはじめ、それによって『学び合い』を支持する子どもの支持によって徐々に縦軸を形成し、それによって横軸を形成する。この往還によって縦軸を形成するべきだと思うのです。

 縦軸論が強い人が職場にいれば、その鬱屈したエネルギーは他に向けられます。心理学の調査によれば、イジメが起こるのはこのタイプの教師のクラスです。そして、エネルギーは縦軸論を持てない教師に向けられます。その先生の授業で思いっきり荒れます。それに対して、縦軸論の強い人は、その縦軸論を持てない教師を「駄目な教師」と見ます。こんな職員集団で学校がよくなるわけがありません。

 民主的な管理が現行で一番強力です。そして、職員室はチームです。自分とは違い、永遠に自分とは同じになれないことを理解しつつ、チームになることが大事だと思います。

[]強面(こわもて) 05:44 強面(こわもて) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 強面(こわもて) - 西川純のメモ 強面(こわもて) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 少なからざる方へ、特に中学校の先生へのメッセージです。

 私の教師人生の出発点は最底辺校の高校です。暴走族及び暴走族OBが一杯いる学校でした。そこで多くのことを学びました。その一つに「人間関係が出来ていればきつく言わなくても従わせることは出来る。人間関係が出来ていなければきつく言っても従わせることは出来ない。」ということです。これは私が勤めた高校以外でも同じなのですが、私のような高校だからそれがすくに分かったのです。

 多くの学校では、きつく言えば従ったふりをします。そして、それは澱のようにたまります。そのエネルギーは陰湿になり、その教師に向けられないならば、相対的に弱い教師に向けられ、同級生に向けられます。私の場合は、その場で私に向けてくるので非常に分かりやすい。そんなことで「人間関係が出来ていればきつく言わなくても従わせることは出来る。人間関係が出来ていなければきつく言っても従わせることは出来ない。」を学びました。

 だから私の基本戦略は「教え子を愛する」ということです。どんなに愚かであっても。それさえあれば怒鳴る必要は無いと思います。私のゼミ生で私が怒鳴っている姿を見た人は殆どいないと思います。だって長い教師人生の中で4回ですから。

 では、どうするか?大抵はニコニコしてからかいます。そして、その事をやること、やらないことがどのような意味があるかを説明します。ゼミ生の夢に私が出ると言われます。いずれも私の顔は笑顔です。でも、それが怖いと言われます。何故なら、私の言うことは常に実現可能なことであり、それをしない場合に困るのは本人であることを知っているからです。私の笑顔は、それを思い出すことの象徴だからです。

 叱る場合でも、静かな声で3分間程度かたり、「はい、これで説教は終わり」で笑顔になります。これが年間に3回程度ぐらいですから。

 さて、いろんな学校に参観します。特に中学校に行くと醜く見える方が少なくない。直接、話せば、面白いし、優しいし、子どものことを本当に思っている方であることが分かります。ところが、いざ全校集会になれば暴力団のような声の出し方、表情の仕方をして子どもを脅しているのです。それも、そんなことしなくても従うであろうことが明白な子どもたちにたいしてです。それを見ると醜く見えます。その方の教師の品格を自ら汚しているとしか思えず、残念に思うのです。

 私の経験上、暴走族だらけであっても、人間関係が出来ていて、並ぶ意味をちゃんと説明していれば、怒鳴らなくても、穏やかな表情で見ていれば直ぐに静かになるし、並びます。だって彼らは暴走族の集会では長時間、しわぶき一つない状態で聞ける能力があるのですから。

 日本は民主国家であって専制国家ではありません。教育基本法第1条に「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」とあります。民主国家の形成者をそだてるには民主的にあらねばなりません。それは公務員が大人に対する態度であらねばならないのです。考えてみてください。市役所に行ったら職員が怒鳴ったり、表情で威嚇して秩序を維持しようとしますか?

 専制国家が衰退し、民主国家が多くなっているのは、善だからではありません。民主国家の方が国は栄え、戦えば勝つからです。勝つから勝者の論理が善となっているのです。子どもの管理も民主的に行うべきです。

 それに無理に暴力団のようにならずに、素のままの自分で子どもと接する方が楽ですし、教師人生も豊かになりますよ。

14/03/06(木)

[]檄 19:39 檄 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 檄 - 西川純のメモ 檄 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 さっき地元のOBが研究室に顔出してきた。いつもながら檄を飛ばし続け、高いハードルを与え続けた。でも、それによって自分に檄を飛ばし、高いハードルを与えていることを感じる。

 自分の志を維持するためには、志の高い人と繋がることが必須なんだな~。最近、ちょっと落ち込むことの多い日々に、そよ風。

14/03/05(水)

[]2次試験 21:18 2次試験 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 2次試験 - 西川純のメモ 2次試験 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 急遽、本学教職大学院で2次募集があることになりました。そこでお誘いです。

 本学教職大学院の良さに関しては最近書きました(http://p.tl/N94r)。以下では、そこに書かないことを補足します。

 まず、非常勤講師を考えている方へ

 非常勤講師で学べることは、正式採用されれば1年で学べることです。そして、結局、担任を持たない限り、本当の職能形成は出来ません。自分の授業の出来不出来が、それから1年、数年影響するかもしれない、という視点で自分の授業を振り返らない限り、駄目です。

 それに、教員採用試験の受験勉強を思い起こしてください。非常勤講師をやって、そのような勉強が出来ますか?おそらく出来ないでしょう。現場にはほれぼれするほど良い非常勤講師の方がおられます。不思議に思って周りの先生に何故合格しないのですか?と聞くと、受験勉強をしないからだ、と言います。目の前に子どもがいれば、授業に手を抜けませんね。

 では、大学院のウリは何か?教職大学院を修了すると、一次試験免除などの特典がつく都道府県が多くなっています。

 そして、上越教育大学の教職大学院なればこそのウリは何か?(順不同です)

●受験勉強が出来ます。本学教職大学院のカリキュラムは受験勉強が出来るように、修士1年目の1月から修士2年目の8月まで、何も勉強しなくてもいいようになっています。

●現職院生さんと一緒に学べます。今、採用されて数ヶ月でやめる人がかなりいます。数年以内にやめる人はもっといます。何故でしょうか?現場の年齢バランスの崩壊で、若手を育てられない職場が少なくないからです。簡単に言えば、自分のことで手一杯の中堅・ベテランだらけの学校もいます。そんな学校に右も左も分からない若手が入れば潰れるのは当然です。そのような学校に就職しても潰れないようにするためには、手一杯の中堅・ベテランに可愛がられる若手にならねばなりません。どこで学べば良いでしょう。大学では、プラマイ3歳ぐらいの人とのつきあいしか出来ません。上越教育大学教職大学院は現職院生とチームとなって実習が出来るのです。

●長期の実習が経験できます。数ヶ月教育実習して終わり、という学部の教育実習とは違います。中長期にわたってじっくりと実習校の先生方と人間関係を結びながら、同僚としての関係を結ぶのです。ちなみに忘年会にも呼ばれるような関係です。

●免許を取り増しできます。たとえば中高免許状の場合、教科によっては絶望的な倍率の場合があります。もっと悪いのは採用自体が無い教科もあります。それであったら、小学校免許を取って、小学校の先生になるという道もあります。事実、私のゼミにはそういうゼミ生が数多くいます。小中の人事交流がある県の場合は、小学校で入ってから中学校に移動することも出来ます。第一、そのような県の場合、中学校だけというのは採用に関してかなり不利です。

メジャーな国語、数学などの免許と、技術科などの採用が少ない科目を両方持つのは有利です。というのは小さい中学校の場合、技術などの教科は講師が担当します。ところが、両方持っていれば、講師を採用しなくても良いので採用に有利なのです。

上越教育大学の教職大学院では、大学院在学中に学部の免許科目の履修が可能です。

 ということです。で、受験の情報は以下の通りです。進路に悩んでいる人がいたらお知らせ下さい。とにかく、急なことなのです。

 情報はhttp://p.tl/hInXです。

 出願が3月7日~12日です。試験日は18日です。お待ちしています。

追伸です 日が迫っているので書類等が集めきれない場合もあると思います。その他、色々な問題が起こったら本学の入試課に連絡下さい。相談に乗ります。あ、私も。

[]説明の論理 07:10 説明の論理 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 説明の論理 - 西川純のメモ 説明の論理 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』に対して様々な疑問を受けます。当然です、今までと見た目がかなり違いますから。みなさんも同様な質問を受けると思います。何度か書いたことですが、私の定型的な応え方です。ただし、穏やかにやってくださいよ。

 まず、「『学び合い』をすると丸写しをする子が生まれるのではないか?」のような「『学び合い』では●●がおこってしまうのではないか?」という疑問と、「『学び合い』で本当に分かるのか?」のような「『学び合い』では●●はできるのか?」疑問が典型的です。

 まず、前者に対する対応法です。

 「では、今までの授業で●●はおこっていないのですか?自由にさせたとたんにそれがおこるならば、子どもの本質は●●なんではないですか?そのような子どもに指導して変わりましたか?変わらなかったですよね。それはしょうがありません、そのような子どもは歴代の担任が同じように注意して、改善しなかった子どもですよね。あなたとでは無く、教師と相性が無いのですから、どうしようもありません」と話します。

 これに対しては、「私は出来る」、「それは教師がすべきだ」という反応があります。その場合は(1)に進んでください。「なるほど、今までの授業でも改善できないよね」という場合は(2)に進んでください。

(1)「たしかにあなたならば出来るのかもしれません。しかし、あなたの次の担任の時はどうしますか?進学先ではどうしますか?」と言います。

 これに対しては、「私は出来る」、「それは教師がすべきだ」という反応があります。その場合は(1-1)に進んでください。「なるほど、今までの授業でもそのレベルは改善できないよね」という場合は(2)に進んでください。

(1-1)「素晴らしい。あなたは『学び合い』で無くても良いと思います。でも、そうできない教師もいます。『学び合い』はそのような教師のためにあります」と言って引き下がります。それ以上言っても感情論に行きますから。かの大村はま先生でさえ、一部の子どもから「ババア」とよばれたのに・・・・・

(2)「『学び合い』は現状の問題点を教師の管理下で露わにして、教師の管理下で解決する根治療法をする教育です。では、どのように解決するか?教師がその子を変えようとしても無理です。でも、教師の言うことを聞く子どももいます。その子たちが中心となって、一人も見捨てない学習集団を育成します。あなたが気になる子どもは教師の言うことを聞かないかもしれませんが、クラスメートの言うことは聞きます。そういう仲間を創れば、進学先でも社会に出ても問題を軽減する可能性があります。教師が先読みして手立てを講じれば、問題が起こらないようにすることも出来るかもしれません。しかし、それは問題を先送りする対処療法です。『学び合い』は根治療法を願っています」と語ります。納得するか否かは別で、このようになればたいていの場合は、話の筋は通っていることは分かって頂けます。

 「『学び合い』で本当に分かるのか?」のような「『学び合い』では●●はできるのか?」という疑問に対する対応法です。

 「では今までの授業で●●はできていましたか?クラスの中には東大に行きそうな子どもがいる一方、知的な障害が疑われる子どもがいます。子どもたちは毎日毎日の授業のたびに、様々な疑問を持ちます。文科省の統計によれば子どもの3割は塾・予備校・通信教材・家庭教師で学んでいます。そして、多くの教師は成績中の下に合わせた授業をします。ということは3割近くの子どもにとっては、退屈な授業となっています。その子にはより高度な学習を与えるべきですね。でも毎時間、発展教材を用意したら、教師がパンクしてしまいますね。」と聞きます。

 これに対しては、「私は出来る」、「それは教師がすべきだ」という反応があります。その場合は(3)に進んでください。「なるほど、今までの授業でも改善できないよね」という場合は(4)に進んでください。

(3)「たしかにあなたならば出来るのかもしれません。しかし、あなたの次の担任の時はどうしますか?進学先ではどうしますか?」と言います。

 これに対しては、「私は出来る」、「それは教師がすべきだ」という反応があります。その場合は(3-1)に進んでください。「なるほど、今までの授業でもそのレベルは改善できないよね」という場合は(4)に進んでください。

(3-1)「素晴らしい。あなたは『学び合い』で無くても良いと思います。でも、そうできない教師もいます。『学び合い』はそのような教師のためにあります」と言って引き下がります。それ以上言っても感情論に行きますから。認知心理学のエキスパート・ノービス研究からいって絶対に不可能であることは学術的に明白なのですが・・・・

(4)「子どもたちは一人一人、違った学びを必要としています。それらに一人の教師が対応することは不可能です。理屈は簡単です。一校時をクラスの人数で除してください。1分少々ですね。さらに授業の大部分が1種類の説明で押し通したとしたら、個別支援が出来るにはごく僅かの時間です。それをクラスの人数で除してください。十数秒ですよね。これは無理だ。どんなに教師の指導が優れていたとしても十数秒では無理ですよね。例えばです。アフリカの飢餓地域に千人分の高級栄養食材を送るのと、そのお金で十万人分のくず米を送るのでは救われる子どもはどちらが多いでしょうか?取り出した1、2人に放課後1時間の指導をするのより、毎日、子ども同士が教え合う方が良いのでは無いでしょうか?第一、本人が勉強する気が無ければ全ての教材や指導法は無効です。逆に、本人が勉強する気になればどんな教材でも有効です。では、いままで勉強する気を持たなかった子に持たせるにはどうしたらいいでしょうか?おそらく、様々な教師が指導して無理だった子だと思います。だったら、同級生の「一緒に勉強しようよ」の方が可能性があるのでは無いでしょうか?さらに今まで「もう分かっているよ・・・」と思っている学習済みの子どもは教えることによって学びます。教えることが勉強になることは教師が一番分かっていることだと思います。そして、周りの子どもから「ありがとう」と言われます。勉強は出来るが、対人関係が不得意な子どもが周りとつきあい始めるきっかけになるのではないでしょうか?少なくとも現状よりは「まし」だと思います。もちろん、先生が育てたいと思っている教科の本質の部分は直ぐには教えられないかもしれません。でも、それを授業で扱うためには、クラス全員の底上げをしてからだと思います。そうでなければ、クラスの一部だけが分かって、最後に数人から素晴らしい発言があってめでたしめでたし、という授業になりかねません。もし、クラス全員が一定レベルの学力が保証されたならば、素晴らしい授業が出来ると思います」と語ります。納得するか否かは別で、このようになればたいていの場合は、話の筋は通っていることは分かって頂けます。

 以上が私の手の内です。これを印刷して配っても良いですよ。

14/03/04(火)

[]分からないだろうな 21:40 分からないだろうな - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 分からないだろうな - 西川純のメモ 分からないだろうな - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を否定する人の発言がありました。その人の教室は入学者を選抜します。それだったら『学び合い』で無くても教科の力はつくかもしれません。でも、多くの学校は違います。そして、選抜した集団では、大人になって必要な力はつきません。

FlipperKFlipperK2014/03/04 23:19 母集団を選べるということは、「気に入らないなら出て行け」と、言えるわけですよね。公立学校ではあり得ないことです。少なくとも義務教育では。

jun24kawajun24kawa2014/03/05 07:15分かる人に伝えるしかありません。我々に伝えられない人に伝える方法は、我々が伝えた人に伝えてもらうことです。
家内に説明すると反発をされるので私も家では基本的に『学び合い』のことをは話しません。しかし、私以外の人から伝わると納得してもらえます。

14/03/03(月)

[]人事 17:39 人事 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 人事 - 西川純のメモ 人事 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月は人事の季節です。ドキドキです。

 教え子でもなく、自分の勤務する県でもないのに、そこの人事が気になる教育研究者はどれだけいるでしょうか?それも少なくとも30以上の都道府県の、教諭から校長・教育行政の方々まで。胃が痛くなる思いです。

 学術と実践の往還が必要だということは昔から言われているが、遅々として進まない教育の課題です。でも、上記のレベルの往還があると、なかなか大変です。

jun24kawajun24kawa2014/03/03 21:52期待しています。したたかに

14/03/02(日)

[]大学ガイド 09:45 大学ガイド - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学ガイド - 西川純のメモ 大学ガイド - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大学受験生のお持ちの方、指導する方へ。「時間と学費をムダにしない大学選び2014 - 最辛大学ガイド」(http://p.tl/Yo3M)をお勧めします。大学の発行するパンフレットによるガイドではなく、実際に大学に足を運んで取材する、その膨大な蓄積による本です。帯の宣伝文句は「広告・宣伝、一切なし。日本の全大学に、実際に行って集めた情報ばかり」です。

[]仕事のノウハウ 09:20 仕事のノウハウ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仕事のノウハウ - 西川純のメモ 仕事のノウハウ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は博士の学位を得て、5つの学会からの賞を頂き、32の本を書き、166の査読付き学会誌論文を書き、日本中から講演に呼ばれます。数多くの実践論文も書いています。本日も約2時間で4ページ分の実践論文を書き上げました。

 何故出来るか?ノウハウがあるからです。

 不遜ながら言います。私は一斉指導は上手い。私の講演を聴いた方だったら分かると思います。これは定時制高校で物理を教えたことから学んだことです。実は、一定以上の一斉指導をするには、それほど多くはないポイントを理解すれば良いのです。だから、山ほどの教材研究や、指導法を学ぶ人を見るたびに、無駄だな~っと思います。そんなことで授業能力を上げようとしたら、一生かかっても無理なのに、と。

実は、教室の対角線の子どもの耳にも届く声を喋れるということが、第一のポイントなのです。それにはのどで喋るのではなく、腹で喋らねばなりません。これは大学でも教えないし、センターでも教えていない。そして、これが出来る教師は殆どいません。私はこれが出来るからホールの講演でもマイク無しで1時間半講演できるのです。

以上はたった138ページにまとめることができます。

「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」(http://p.tl/9X8l)です。お勧めします。

追伸 不思議なことを発見しました。今(3月2日9時段階で)アマゾンを見てみますと、中古品の最低価格は3110円なのです。そして、それ以上に高い価格の中古品が4点出品されています。最高価格は4246円なのです。不思議です。だって、定価1890円で現在流通している本なのですから。お買いになるときは1890円でお買い下さい。

[]仕事の出来る人 08:55 仕事の出来る人 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仕事の出来る人 - 西川純のメモ 仕事の出来る人 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 全く同感です。以下が出来ない人と仕事をすると疲れるし、嫌な思いをします。http://p.tl/6Mly

14/03/01(土)

[]飛び込み授業(詳細) 06:33 飛び込み授業(詳細) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 飛び込み授業(詳細) - 西川純のメモ 飛び込み授業(詳細) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が中学校に行って飛び込み授業をしました。私の講演、飛び込み異学年、そして昼休み、飛び込み異学年の2時間目を公開します。

 http://p.tl/fa7v の最後の方です。

 子どもたちがあまりに可愛いので、最後はウルウルでした。この異学年では様々な教科が混在しています。

 以下では、『学び合い』初心者の方が1ヶ月~3ヶ月かけて自己変容する過程を3時間に凝縮しました。

 講演(全校の子どもたちへの講演です。一斉指導のテクニック満載です。例えば、頭の切り替えが大事だと最初に印象づけます。あとは、それを繰り返しながら強化します。これによって自由にさせてもケジメをつけられるようにします。私が定時制高校で使ったテクニックです。最後は、異学年『学び合い』を受けるクラスを全校の前で立たせ、自覚させます。集団を使った動機付けのテクニックですね。)

 『学び合い』異学年1時間目(『学び合い』のテクニックを意図的に使っています。例えば、『学び合い』ステップアップで例示している可視化を多用します。最初に『学び合い』をすれば問題は一杯起こります。それが「美味しい」のです。わざと失敗させます。そして、最後に語ります。最後の部分に次のがありますが、無視してください。)

 『学び合い』異学年2時間目(授業の最後の部分は聞き取りづらいと思います。この時間は5時間目で、昼休みに近くのちゃんぽん屋で食べました。この店は美味しいので有名なのですが、盛りが良いのでも有名です。そこで麺大盛り、野菜大盛りを頼んだところ、化け物みたいなちゃんぽんが出てきました。そういえば、注文したときお店の人が「大丈夫ですか?」と聞いていましたが、その意味が分かりました。それを食べ尽くしたので、お腹はパンパンです。そのエピソードを小声で話して子どもの笑いをとり、授業の導入にしました。ま、私が一斉指導で使っていた「まくら」です。この時間は意図的に『学び合い』ステップアップで書いたテクニックを使わなくしました。声を落とし、言葉の数を減らし、立っているだけで伝え始めます。)