西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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13/12/14(土)

[]規律 19:28 規律 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 規律 - 西川純のメモ 規律 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 どこかの将軍様の国会の様子がテレビに出ます。指導者が党員票を上げて賛成すると、全員が熱烈賛成をします。指導者が喋ると、全員が静かに聞いて、喋り終わると全員が立って全力で拍手します。実に規律正しい。で、日本の国会もそうなって欲しいですか?

 その国のマスゲームを見て、我が国もそういう風になりたいと思いますか?

 そんな分けないですよね?

 でも、我が国でも教室には手の上げ方を指定し、声の大きさを指定しています。その教室では、それを守らないと叱られるのです。なんか変ではありませんか?

 よく静かに聞くトレーニングをしないと大人になって困ることがある、と言う人がいます。でも、そんなときっていつです?おそらく、結婚式の媒酌人と主賓の挨拶中ぐらいではないでしょうか?結婚式でも、友人挨拶あたりになるとだいぶ崩れる。あと考えられるのは葬式の際、最前列で正座しているぐらいです。そんなことのために、成長盛りの子どもが毎日6時間、週5日、黙って静かにするトレーニングをする必要がありますか?

 そのトレーニングが全く失敗したであろう暴走族を教えたことがあります。たしかに授業中は崩れています。ところが暴走族の集会では何時間でも実に規律正しい。少なくとも、動員のかけられた研修会の研究主任説明の時の教員よりは規律正しい。

 教育基本法第1条は「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」とあります。では、現状の規律正しさは、「民主的な国家及び社会の形成者」の規律正しさでしょうか?いいえ、専制国家の指導者が、自分の都合で強いている規律以外の何者ではない。

 日本の教師の中で「民主的な国家及び社会の形成者」の言葉と現在強いている規律を整合できるのでしょうか?教育関係の全ての法規を読んでも、どこにも「静かに座りなさい」とは書いていないのです。

 ある同志の授業を参観した偉い人が、子どもが何を学んでいるかを見ずに、学習規律がないとご指導されたそうです。その人は教育基本法の第1条を読んで欲しい。民主的な国家及び社会における規律とは、一人一人のメンバーがその規律の意味を理解し、自らの判断で意味があるときにそれに従うのが規律です。

学び合い』が成立しているでは、教師が「静かにしろ」、「こっちを向きなさい」と言わなくても必要なときは静かになり、教師の方に向きます。それが民主的な国家及び社会における規律です。