西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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13/12/02(月)

[]足して2で割る 08:51 足して2で割る - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 足して2で割る - 西川純のメモ 足して2で割る - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は超シンプルな『学び合い』を提案しています。しかし、それ以外を認めないと申しているのではないのです。そのあたりを誤解されて「西川先生は駄目だというだろうけど」、「西川先生は怒るだろうけど」と言われるのを心苦しく思います。ま、私が面前としている時に言ったり、私が読むことを予想している場所に書いてあるのですから、悪気はなく、冗談半分であることは十分に予想できるのです。しかし、私と直にあって、馬鹿なおっさんであることを知らず、教条的な大学教師と思っている人には、額面通りに受け取られかねません。で、定期的にアップします。

 私は大学の教師であって、小学校の教師でもなく、中学校の教師でもなく、高校の教師でもありません。だから、小中高の子どもを教えることに関しては、小中高の先生がプロだと敬意を払います。しかし、『学び合い』を教師に伝えたことに関しては、ダントツで私がプロだと思っています。伝えた教師、学校の数が違います。伝えた教師の多様性もダントツです。中には、『学び合い』をやりたくないという人に伝えることもあるのです。

 その経験から言えば、シンプルでない『学び合い』、具体的には従来の手法を取り入れたた足して2で割る『学び合い』は、初心者には難しいのです。足して2で割る『学び合い』は一斉指導での力量が極端に高い教師のみが出来ることです。ところが、人は自分の経験に照らして、一般化します。たった一人(もしくは数人)の「自分」の経験に基づいて、一般化してしまうのです。私は直に伝えた教師だけでも数百人います。

 なぜ足して2で割る『学び合い』は難しいのでしょうか?それは、教師の介入する割合が多くなれば、その教師の力量に成否がかかってしまうからです。たとえば、中間のまとめ、後出しじゃんけんの指示は一斉指導ではよくあることです。というよりも一斉指導の多くの教師は、自らが何を目的に授業しているかを明確に考えずに、とりあえず授業をして、後出しじゃんけんで修正することはよくあることです。

 中間のまとめ、後出しじゃんけんの指示、さて、それが有効な子どもは何人いるでしょうか?クラスの中には東京大学に進学するかもしれない子もいる一方、知的な障害が疑われる子どもがいるのです。その子どもの顔を一人一人思い出してください。さて、何人がその中間のまとめや後出しじゃんけんの指示が有効でしょうか?

 一般の教師だったら3割程度、名人教師であっても6割程度だと思います。でも、従来の一斉指導の場合は、子どもたちは座っていて、黙っているので、その問題点が表出しません。ところが、『学び合い』はよい面も悪い面も、非常にわかりやすい状態です。3割程度しか有効でない中間まとめや後出しじゃんけんの指示をすれば、『学び合い』の質は下がるのは当然です。

 事実、私のところに来る『学び合い』の悩みのうち、同僚・上司とのおりあいの付け方以外の悩みの九割以上は、足して2で割る『学び合い』によって生じたものです。

 ただ、シンプルな『学び合い』の欠点は、多くの教師が信じ切れない、ということです。信じ切れなければ、それが子どもに伝わります。それを乗り越えるために、『学び合い』ステップアップでは、イベントの『学び合い』から入ることを提案しています。イベントだったら、週1時間だけならば、割り切ってシンプルな『学び合い』に取り組める人はかなりいるでしょう。そして、より確実に『学び合い』を学ぶ道として、『学び合い』ジャンプアップで紹介した合同『学び合い』、異学年『学び合い』を提案しています。これは思いつきでやっているわけはありません。千人を超える教師、数十の学校に『学び合い』を伝えた経験と、それに関わる学術データで保証しているのです。

追伸 『学び合い』の考え方が分かった後は、「一人も見捨てない」という軸をぶらさない限り、自由に変形しても大丈夫だと思います。私がやっているのは、入り口だけを用意しているだけなのですから。

daitouirukadaitouiruka2013/12/03 04:42「論理的」の件、大変興味深く読ませていただきました。
現在、国語教育の中では「論理的」という言葉がとてもよく聞かれるようになってきており、私自身も少なからず興味を持ち、関連する書籍などもいくつか読んでいたからです。

そのことについてこの欄に少しお書きしてから質問しようと思ったのですが、書き始めてみて、とてもとても長くなりそうなので、近々お会いしたときにでも直接お話しさせてください。

その前に言葉の定義として、西川先生のお考えになっている「論理的説明」や「論理的思考」というものはどのようなものなのでしょうか?
そして、それを身につけるためにはどのような学習をしていけばよいとお考えなのでしょうか?
できればお聞かせください。

ogymogym2014/01/12 22:23[学習指導要領を無視して、その人が思うとおりに他人の子どもに教えてよいのは何故か]

「学校の研修の方向性を無視して、あなたが思うとおりに教えてよいのは何故か」を問われてしまうことが現場では多いように思います。研修内容や授業形式がそもそも…となると、積み上げてきたものを崩すのは3年しかいられない職員ではだれも硬直して大鉈をふるえない。

変えれない、と思って変えないのではなく、変えて…正常な状態に微力ながらできることをしていきたいと思います。