西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

13/11/18(月)

[]強み 22:00 強み - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 強み - 西川純のメモ 強み - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の強みを感じることがあります。

 一人一人の発信力、一人一人の人徳、それで言ったら私は中の下かもしれない、と落ち込みます。でも、私がその程度でも、私が願っていることを発信してくれる人、人を引きつける人徳のある方、これってもしかしたら『学び合い』が日本随一ではないか、と思い始めました。これに気づいたら、なんか気が楽になりました。

 我々の納得させなければならないことは、単なるテクニックではなく、根源的な意識改革です。大変です。でも、いっしょにやってくれるひとが多い。

 『学び合い』は、科学をモデルにして、それから外れないようにずっとモニターしていました。結果として、個人崇拝や、集団同床異夢にならないようになりました。結局、それが力になると思います。

 私には同志がいます。

[]シャワー 06:27 シャワー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - シャワー - 西川純のメモ シャワー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の初期はテクニック的でした。「自己モニター」というテクニックを開発しました。方法は簡単です。子どもたちが自分たちの話し合いの様子を5分間記録し、それを自分たちで見直すのです。全部でも15分程度。これを1回やれば話し合いが驚異的に改善します。考えてみてください。職員会議の際、馬鹿げたことを延々と喋る人がいますよね。その人は、自分の姿が客観的に見られないだけなのです。だから、職員会議の様子を記録し、みんなが一緒にそれを見直せば、恥ずかしさで二度とやりません。『学び合い』は学習者の能力を信じます。学び合うことが教えるべきものではなく、学習者の中に内在すると考えるからこそ開発できるテクニックです。

 このテクニックを外部の人に試してみました。ところが見事に無効なのです。不思議に思ってビデオを見て分かりました。たしかに、その人はテクニックを使っています。でも、そのテクニックを使っていない黙って立っているときに、不安そうな様子をしているのです。そしてそれを子どもたちが見ていたのです。

 分かってみれば、当たり前のことです。我々は意識的なことをしている時間より、無意識で行動をしている時間の方が圧倒的に長い。そして、その際も、ボディランゲージを雄弁に語っているのです。子どもはそのボディランゲージによって、その教師の「心」を見透かします。

 『学び合い』は、そのボディランゲージを最大限に使っています。でも、そのボディランゲージを最大限に有効に使うためには、二つのことが大事です。第一は、見透かされる「心」が子どもを動かすにたるものであるか、ということです。では、「心」を高めるにはどうしたらいいでしょうか?滝に打たれ、十日間の絶食をするべきなのでしょうか?『学び合い』は「一人も見捨てたくない」と願い、「多様な人とおりあいをつけて自らの課題を解決できるようになること、その仲間を創ることが学校教育の意味」、「学習者集団は有能である」という二つのことを理解さえすればいいと考えています。

 もう一つは、教師や子どもが規制された場ではボディランゲージは有効ではありません。『学び合い』では教師も子どももフリーな状態です。だから有効なのです。

 そのため、立っているだけで、賞賛と叱責のメッセージをシャワーのように全員に発することが出来ます。フリーの状態だから、子どもたちのことを見ることが出来ます。見れば、自ずとボディランゲージを発します。評価とは見ることなのです。

 無言だからこそ、教師の発するボディランゲージを、子どもたち一人一人が自分に置き換えて解釈することが出来ます。説明的な言葉にすれば解釈が狭まってしまう。禅宗の公案のようなものです。

 なんのことはありません。野球チームやサッカーチーム等の監督をやっている方だったらお分かりのはずです。そこに立っているだけで、集団をどれだけ動かせるかを。『学び合い』はそれを洗練し、徹底し、教科学習でも有効なことを明らかにしただけです。