西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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13/08/29(木)

[]教師の職能 08:30 教師の職能 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教師の職能 - 西川純のメモ 教師の職能 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 子どもたち同士の学び合いで学習内容が理解できる、と私が書くと、「教師の職能が無いのか?」とおしかりを受けます。たしかに、教える、説明するということを教師の職能だと思われる方が圧倒的大多数だと思います。そのため、着ぐるみを着たり、落語で話術を学び、過去の教材を勉強することに力を入れている志の高い先生は少なくありません。

 でも、私は「教える、説明する」というものは教師の職能だとは思っていません。学習指導要領レベルのことを「教える、説明する」だったら、子どものでも出来ます。そして、子どもたちだったら、個別指導も可能で、膨大な会話を積み上げることが出来ます。従って、子どもたちの方が教師より優れていると思います。

 というと、「教師の職能が無いのか?」とおしかりを受けるのです。しかし、教師の職能はあります。それは「人の道を説くことです」。足し算の繰り上がりを間違っていることを教えられる子はクラスの2割以上います。しかし、クラスメートに対して、クラス全員に対して人として守らねばならないことを説ける子は「いません」。

これは職員室に置き換えましょう。職員の大多数が「それはやるべきだろうな~」と理解していたとしても、職員の数人が「そんなの、面倒だ」と主張していた場合、「それをやるべきだ」と職員会議で言える職員は殆どいません。村社会で、いつ仕返しが自分に降りかかってくるか分からないからです。そのようなとき「それはやるべきだ」と言えるのは校長だけです。

 もう一つあります。子ども集団のやる気に火をつけることです。部活の顧問、そして、校長も、今、その集団(部、学校)が解決すべき課題を、解決しようとするやる気に火をつけることが第一の仕事です。

 『学び合い』では、教師は教室においては校長だと言っているのです。校長の職能は若い職員の横に座って教材の手ほどきをすることではありません。子どもの言えないことを語り、納得させ、やる気に火をつけることです。これが「教師の職能が無い」と主張しているわけでは無いことは自明と思います。