西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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13/06/01(土)

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 学生さんは教育実習で子どもを叱れません。これは若い先生も同じで叱れない先生が少なくありません。理由を聞くと「叱ると嫌われるから」と言います。その度に、「好かれるために教師をやっているのでは無いよ」と言います。

 子どもに嫌がられることを言えないと、メリハリのある授業が出来ません。しっかり絞めるところがあるから、また、絞められるという確信があるから、しっかりと子どもに自由を与えられるのです。しっかりと絞められるという確信が無いと、子どもに任せきることが出来ません。

 ハッキリと言えない理由は、「言いたいか/言いたくないか」のレベルだからです。「言うべきか/言わなくて良いか」のレベルで考えるべきなのです。そして「本当に子ども達のためになるか」ということを考えるべきです。もし「子どものために絶対必要だ」ということを確信できれば、それを語ることは出来ます。

 私はゼミ生をからかいますが、殆ど叱ると言うことはありません、そして怒鳴ったのは私の教師人生で4回だけです(http://p.tl/Dji5 の事例1の学生に対してもう一回怒鳴りました)。ということでゼミ生の中で一度も叱られた経験が無く卒業・修了する学生が圧倒的大多数で、私が怒鳴っている姿を想像できない学生ばかりだと思います。

 しかし、私は学生からは怖がられていると思います。何しろ夢にまで私が出て、脂汗で起きる学生もいますから。でも、その夢に出る私は怖い顔をしているのでは無く、ニコニコしているのです。何故でしょうか?

 私が学生たちに何かを求めるとき、そのことが学生たちに「得」になるかを考えます。それが「得」だと確信したら、学生達にそれをちゃんと語ります。その後は「それでいいのかな?」と問い続けるだけです。そして、「君らの人生がどうなっても、私の人生には影響が無い」と言います。自分の「得」ということを納得し、私がちょいちょいからかいながら思い出させる、それが一番きついのです。

 強面になる必要はありません、「言うべきか/言わなくて良いか」のレベルで考えるべきなのです。そして「本当に子ども達のためになるか」ということを考えるべきです。そうすればニコニコしながらからかうことが、怒鳴るより強い影響があります。そして、『学び合い』でやれば抜けが少なくなります。