西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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13/02/25(月)

[]西川ゼミ 07:13 西川ゼミ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 西川ゼミ - 西川純のメモ 西川ゼミ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 西川ゼミは徹頭徹尾、『学び合い』のセオリーで動いています。

 ゼミ生集団を信じているので、ありとあらゆることを任せています。大学から教務上の手続きの通知が来たならば、ほぼ、何も読まずにゼミメーリングに流します。

 ありがちな輪読なんかはしません。効率悪いから。読むべき本は一人一人違うし、分からなければ人に相談すれば良い。ましてや、そこに教師がいる必要はありません。教師が言うようなことを書いてある本を知っている人が集団の中にいれば良いだけです。

 ゼミで集まることはしますが、それは意思決定の場面です。そして、そこに教員がいる必要性はありません。教員が何を考えているか分かっているゼミ集団であれば、いちいちチェックする必要はありません。

 ということで、一般の大学教員がゼミ生指導でやっていることは殆どしません。

 その一方で、多くの大学教員があまりやっていないことをやっています。

 第一に、ゼミのルールを成文化しています。ゼミ生に丸投げではダメです。リスク管理上、任せていることと、任せていないことの線引きは明確にしなければなりません。

 第二に、個人面談を重視しています。ゼミに入りたての学部3年、大学院1年の学生は週に1度、学部4年、大学院2年は2週間に1度、個人面談をします。ただし、個人面談と言っても、私の部屋で二人きりではやりません。大抵は4、5人が同席し、次々に面談をします。そうすれば、一度、話せば、同時に何人もの面談が出来るからです。大抵同じことをゼミ生は聞きます。

 そこでは研究や学校支援のこと、はては受験や恋愛のこと、様々なことを相談されます。その度に、『学び合い』のセオリー通りに問題を分析し、解決策を例示します。これによって、『学び合い』がお題目ではなく、ありとあらゆる場面に適用できる強力なセオリーであることを実感させます。

 第三に、自分たちが成した成果を実感させます。西川ゼミには日本中からお客様が来ます。その方々は教諭、校長、教育長、塾経営者、予備校経営者のような教育関係者ばかりではなく、議員、企業の人もいます。そのような方々とふれあうことによって、自分たちの成していることが、日本中の子ども達の人生に関わっていることを実感させます。そして、自分たちが今、日本を変えているんだということを確信させます。

 第四に、政治をします。ゼミ生が思いもつかないような予算を獲得し、ゼミ生が思いもつかないような人事をします。管理職は部下の延長上にあるのではありません。部下が思いもつかないこと、部下が出来ないことをするのが管理職の勤めです。でも、それを出来るためには部下が出来るようなことは全て部下がこなしてくれないと出来るわけありません。我がゼミはそれが成り立っています。

 以上の結果として、我がゼミは膨大な学術論文、実践本、学校支援、教員研修・教員養成の実績を上げています。そのレベルは圧倒的であると自負しています。

 と、ここまで書くと、上記は大学だから出来る、と思う人がいるかも知れません。でも、そう思っている限りは、何も出来ません。実は、上記は小学校でも出来ることです。

 第一に、学級もしくは担当クラスのルールを成文化することは出来るはずです。「みんな輝け、楽しいクラス」レベルの学級目標を教室の前に貼っているクラスは一般的です。しかし、それによってありとあらゆることを、教師に確認せずに出来るようなルールを成文化しているクラスに出会ったことはありません。でも、出来るはずです。

 第二に、個人面談も出来るはずです。毎日、毎日の課題を与えるレベルでは無理でしょう。しかし、単元レベルで課題を与え、任せたならば、一人一人の子どもが各人時間調整が可能です。だから、月に1度ぐらいのペースで、5、6人を教室の後ろに集め、個人面談をするのです。内容は雑多でしょう。そこでは、『学び合い』の学校観に基づき、それを分析するのです。

 第三に、授業参観を積極的にするのです。そして、自分たちの学びを自分たちでまとめ、それをブログ等で情報発信するのです。

 第四に、政治をしましょう。お金を助成してくれる団体はあります。5つ応募すれば一つぐらいはあたります。その予算を子ども達に任せるのです。また、教育長レベルと繋がれるような自分になるのです。(どうしたらいいかは7つのルールに書いてあります)

 ほら、出来るでしょ。このような説明した後にゼミ生に「出来ない理由を述べよ」と問います。ゼミ生は「ありません」と応えるしかありません。そして、「出来なかったら、その理由は?」と問えば、「やらなかったから」と応えるしかありません。