西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

12/10/07(日)

[]やる 07:17 やる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やる - 西川純のメモ やる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の同志の方は、いろいろとご苦労されています。さて、その原因は「我々が少数派である」ということが大部分の原因です。これを解決するにはどうしたら良いでしょうか?

 我々は正しいもの、正しくないものを決める際、六法全書をひもといて決めません。周りの人がやっていることが正しい、というホモサピエンスが数百万年続けているルールに則って判断しています。『学び合い』のような新たな考え方に拒否感を持つ人がいるというのは、人類の集団としては健全です。保守性は上記のホモサピエンスのルールなのですから。しかし、一方、集団には新規なものにトライするメンバーがいるというのも、ホモサピエンスの基本戦略です。もし、新規なものが正しいならば世代交代の結果として広がります。つまり、保守的なメンバーが多い古い世代は退場し、新規なものを受け入れる新たな世代が割合を上げます。そうやってホモサピエンスは生き残ってきました。が、人類の世代交代は三十年間かかります。こりゃ長い。どうするか?「周りの人」というのは、どの人も同等ではなく、かつ、正確ではない点です。つまり、自分が準拠していない集団が何をしているかは影響を与えませんが、自分が準拠している集団が何をしているかは影響を与えます。つまり、正当な権威(つまり教育委員会、マスコミ等)に認められる活動をすれば、その影響は大きいと言うことです。

 もう一つ、我々は「周りの人」ということを正確に捉えることが出来ません。例えば、アンケート調査をやって正確に何パーセントの人がやっているかで判断しているわけではありません。子どもが「みんな持っているから買って」と言うので、「だれが持っているの?」と聞くと、数人の名前を挙げてストップする減少と同じです。

 考えて下さい。一般の教師が、どれだけ情報発信しているでしょうか?他の教師の研修を深めるために汗をかいているでしょうか?それも同じ学校の同僚のためではなく、見ず知らずの教師の研修を深めるために、時間を費やしリスクを冒しているでしょうか?日本の教師の中でミクシーやブログ等で情報発信している人がどれだけいるでしょうか?自らの教育実践の意味を保護者に説明し、それを組織化している教師はどれだけいるでしょうか?・・・・もちろん、皆無ではありません。日本の教師は有能で善意の方々です。しかし、「みんな」の有効性に気づいている人はそれほど多くはないと思います。自分の勤務校の同僚(つまり、二三十人の同僚)を思い浮かべて下さい。上記のように知り合いを超えた範囲に対して「みんな」を感じ、情報発信している人がどれほどいるでしょうか?1割はいないでしょう。

 つまり、一人が上記の情報発信をすれば、我々は数十人分の動きが出来ます。そうすれば、三十年分の子どもが『学び合い』にふれることが出来るようになります。

 やろうとすればいろいろ出来ます。何らかの発表会での発表に手を上げる。たいていの発表会は発表者がいなくて困っているはずです。『学び合い』の実践者は実はかなり増えています。だから、隠れキリシタン状態の人が手を上げたら、その発表会は『学び合い』の会のようになるはずです。

 各種論文を積極的に投稿する。各種の助成に積極的に応募する。

 インターネット社会である現代は、一人一人が放送局になれます。mixy、ブログ、ツイッター、フェイスブックで情報発信できますし、書評も書き込めます。

 教員相手ばかりではありません。私のところには議員の方も、企業の方も、保護者の方も話しに来ます。どのような方にでも誠意を持って説明します。皆さんの周りにもいろいろな方がいるでしょう。小中高大の仲間もいるはずです。その人達に語って下さい。

 我々には語るに足るものがあります。何故なら、今までの実践は教師一人でやっていた。でも、『学び合い』ではクラスのみんなとやれるのです。驚異的な成果を上げることは可能です。自分の信じるものをやれるために出来ることは多いはずです。とにかくやる。それしかありません。