西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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12/10/06(土)

[]落ち込まない方法 19:31 落ち込まない方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 落ち込まない方法 - 西川純のメモ 落ち込まない方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は失敗に弱い人間です。それを自覚しています。そのため失敗を避けるために細心の注意をしています。

 『学び合い』の同志の中には、私に似た人が多いと思います。その人の気持ちがよく分かる。以下を再度アップします(http://goo.gl/fvpC3)。

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 私のところには、日本中から色々な相談メールが来ます。そして、ゼミ生からも相談を受けます。その中には落ち込んだ方よりの相談があります。その方々へのアドバイスはほぼ同じです。

 最初にアドバイスするのは、落ち込んでいることが最悪な状態になった場合を具体的に想像して下さい。おそらく死ぬことはないでしょう。そしてケツをまくったらクビになることはないでしょう。そして、1年後には過去のことになるでしょう。これが進行したらどんなことになるのか・・・、と恐れますが、具体的に最悪の状態を思い浮かべないのが普通です。だから、怖いのです。そして、それを覚悟しましょう。それほど凄いことではないはずです。そして、自分が思うほどうまくいきませんが、自分が恐れるほど悪くはならないものです。つまり、自分が覚悟したほど悪くはなりません。

まず最悪の状況を具体的に想像することです。そして、それよりは「まし」になる手を少しずつやればいい。直近の善後策は、後手後手になる可能性はあります。しかし、最悪にはならない手は、かなり余裕を持ってやれます。

 逆に直近の善後策は、それが良い方向に行くことが確信できないほどゴチャゴチャしたらしないほうがいい。やればやるほど何が何だか分からなくなります。少なくとも数日は何もしない方が良い。血の上った頭でやることで良い手だてが浮かぶ可能性はありません。どうしても何かしたいならば、近くの同僚に代わりに対応することをお願いしたらいい。岡目八目で自分がやるよりは良い手を打ってくれます。もし、そのような同僚がないならば、先ほど書いたように数日は何もしない方が良い。そして、それで駄目だったら数週間何もしない方がよい。そして、それで駄目だったら数ヶ月何もしない方がよい。そして、1年たてば問題は解決します。

次に落ち込まない方法です。

 落ち込む人の特徴として、一点集中の方が多い。絶えず、5つ以上の良い企みを持つことを勧めます。そうすれば何かが失敗して落ち込んでも、気を紛らわせることがありますから。ただし、それらの企みは同じレベルのことでは駄目です。例えば「自分の職場」レベルのことばかりだと、それらは同時に駄目になりますから。「自分のクラス」、「自分の学校」、「自分の県」、「日本」というようなレベルを変えたものを含ませるべきです。例えば、日本レベルの企てとしては、それを実現するための予算を獲得するために、助成団体に申請する申請書を書くなどは、とても面白いですよ。少なくとも宝くじよりも当たりは高いしワクワクします。

 しかし、このような複数の仕事を並行してやれるにはコツがあります。まずは良い仕事をしようとするより、7割の出来で良いから早く仕上げることです。最高の仕事をしようとしても時間がかかるだけのことです。多くの仕事をすれば、当たりもあるものです。それよりも「未完」の最高の仕事は「0」なのですから、7割の仕事の方が良いに決まっています。

 また、人と一緒にやればいい。自分一人の仕事を1つやるより、二人で2つの仕事をする方が良い。それよりも十人で10の仕事をすればいいのです。その際、多様な仕事をするためには、同僚ばかりではなく、他校、他県の仲間と繋がればいいのです。落ち込んだときは、特に、そのような仲間と繋がった仕事をした方が良いと思います。先に書いたように、いじくってもしょうがないときはいじくらない方が良い。しかし、何もしていないと、いじくってもしょうがないことをいじくりたくなるものです。とにかく何か仕事をすればいいのです。

 出来ないことはありますが、出来ることはあります。愚痴や自己憐憫は、精神衛生上、重要なことです。私もします。しかし、それらは「先延ばし」する以上の機能はありません。とにかく「今」別なことをやることです。

 最後に。

 私は本当に落ち込むことが怖い。私の生涯で17歳と21歳と23歳と30歳に最高に落ち込んだことがあります。それは数年にわたるほどのものです。毎日、天井を見上げ、それが岩であればと願いました。それが落ちたら苦しまずに死ねるのではないかと思い続けました。今思い出しても身の毛がよだつ。だから、落ち込むことが本当に怖いのです。だから、私は落ち込まないように細心の注意を払います。

 私はかなり大胆なことをしています。事前に色々と考えています。私のゼミ生だったら分かると思いますが、私は一見無茶苦茶ことをいいます。しかし、最悪でもどれだけのことが出来るかということを考えています。それを立て板に水のように語り、最後に「出来ない理由は?」と言います。私は無茶なことではなく、出来ることしか言いません。そして、リスク管理として、それに関して、客観的にものを見られる仲間に、ゴチャゴチャと事前に一杯相談します。それも複数人。

 私は落ち込まないように、最悪の状況は何かを常に想定しています。そして、落ち込まないように、上記のことを常にしています。だから仕事が早いのです。だからメールの返信は早いのです。常に、今できることをやり続けているから。残念ながら、そうしている人は多くはありません。でも、自分が落ち込みやすいタイプだと思ったら、上記をお勧めします。

追伸 何度も書いていることです。

http://j.mp/tRhe5x

http://j.mp/syqCx7

http://j.mp/ukMW3S

http://j.mp/smlPCs