西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

12/03/31(土)

[]石巻 05:15 石巻 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 石巻 - 西川純のメモ 石巻 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は石巻で講演します。心を込めて。http://bit.ly/Ad8EWD

12/03/30(金)

[]ハンガリー 18:02 ハンガリー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ハンガリー - 西川純のメモ ハンガリー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の手引き書のハンガリー語版が完成しました。これは種です。どのような花が咲くか楽しみです。http://bit.ly/H2ekhL

[]著書 09:52 著書 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 著書 - 西川純のメモ 著書 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在、新しい本の原稿を書いています。打ち出し原稿があったので息子(あと少しで小学校6年生)に渡して読んでもらいました。150ページぐらいの本ですが、1時間半ほど集中して読んでいました。合間合間に誤字を指摘したり、分かりにくいところを教えてくれました。最後に「どうだった?」と聞きました。彼によると分かりやすいそうです。ただ、本の中に自分のことが書かれているので恥ずかしいとのことでした。

追伸 息子は従来指導型のクラスで学んでおります。従って、従来指導型を否定しないように補足の説明もちゃんとしました。

12/03/29(木)

[]一人も見捨てず 07:48 一人も見捨てず - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人も見捨てず - 西川純のメモ 一人も見捨てず - 西川純のメモ のブックマークコメント

 一人も見捨てず、と言うと「見捨てない」というのはどういうことか?と聞かれます。でも、それは様々です。他者が望むこと、それを折り合いを付けて実現しようとするということです。他者が望むことは様々です。

 それと一人も見捨てず、というと目の前にいる個を見捨てないことと誤解するか違います。個に拘れば全体が見えなくなります。キリスト教の聖書に、百匹の羊を持つ羊飼いの例があります。神は一匹の羊が見つからなくなると九十九匹の羊を野原に残して探すそうです。しかし、これは神だから出来ることです。我々がそうすれば、野原に残した九十九匹がオオカミに食べられてしまいます。では、一人も見捨てずとは何か、それは個に拘らず、個に拘る集団づくりに拘るということです。

 もし、一匹の羊が凶暴になり他の羊を襲うようになれば、九十九匹の羊ではその一匹はどうしようもありません。しかし、千匹の羊が集団となり、攻撃的な羊を受け入れる体制が出来ればその一匹も受け入れることが出来ます。

[]みんなのがっこう 07:13 みんなのがっこう - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - みんなのがっこう - 西川純のメモ みんなのがっこう - 西川純のメモ のブックマークコメント

 長年つきあっている教え子からでさえ、私は宇宙語で話していると言われます。私にはリアルに見えて、そこに至る手順がハッキリしているのですが、多くの人には荒唐無稽に見えてしまいます。でも宇宙語を話せる人もいます。大阪の杉山さんもその一人です。杉山さんは、地域に住む様々な方々が一堂に会し、作文を書いて交流するイベントやっています。小中高生はもちろん、大学生、作文を書かなくなって久しい社会人の方、もう一度学びに向かいたい高齢者の方など全世代が集まる場所です。先日、千葉県の浦安市で行い、高校2年生から60代の方に20名ほどの参加者でプレイベントで行いました。今後、発展させる予定です。

 私は学校を核としてユートピアを形成しようとしています。しかし、杉山さんは学校以外からのアプローチです。同じ方向性があるなら方法は多様な方が良いに決まっています。今後に大注目です。

http://www.youtube.com/watch?v=kg8l_8U9Uxk

追伸 協同で作文をつくることの効果は非常に大きいのです。

片桐史裕、西川純(2005.10):高校生における作文共同編集と伝達の研究、臨床教科教育学会誌、臨床教科教育学会、4(1)、74-78

片桐史裕、西川純(2005.12):高校生の作文共同編集における相互交流と表現の確定について、教育実践学研究、日本教育実践学会、7(1)、9-17

g5o0t9o9g5o0t9o92012/03/29 17:15『学び合い』によって人とつながることの大切さや有効性を実感した生徒が全国的に広がって,数年後,それが普通の日本人になると,この国はどうなると構想していますか。ユートピアとは。
機会があれば,『人格の完成』その先に先生が見ているものを共有したいと思います。それが根本だと思うので。

jun24kawajun24kawa2012/03/29 18:03子どもに伝えることは最初にすぎません。学校を核として、保護者を巻き込み、地域を巻き込み、一気に日本を変えたいと思っています。その企みの一歩を、上越の地で着々進行中です。一緒にやりましょう。

12/03/28(水)

[]面 19:49 面 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 面 - 西川純のメモ 面 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』が点から線になりました。それが面になりつつあると思います。少なくとも上越ではその兆候がハッキリして来つつあります。

ghjalghjal2012/03/29 23:58横浜は面じゃないかもしれないけれど、少なくとも点ではなくなってきたと思っています。

jun24kawajun24kawa2012/03/30 05:56スタートブックのおかげで、点予備軍はかなりのかずになったと思います。それを点にし、線にし、面にする企み、進行中です。ちょっとまってね。

12/03/26(月)

[]出発 18:40 出発 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出発 - 西川純のメモ 出発 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越をゼミ生が一人ずつ巣立っていく。本日、最後の一人が出発した・・・・・

scorpion1104scorpion11042012/03/26 23:49西川先生が、・・・・・を書かれるなんて滅多にありません。いろんな思いがおありなんですね。

jun24kawajun24kawa2012/03/27 06:28可愛い、可愛い、教え子なのですから。

12/03/25(日)

[]選民主義 22:33 選民主義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 選民主義 - 西川純のメモ 選民主義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 自分が苦労していると、被害妄想が生まれるのは当然です。そして、同じ苦労をしている人に同情心がわくと共に、そうでない人を大くくりで敵と見なします。そして、自らは選ばれ者と思い、そうでない人を下だと思います。そしてそうでない人に対する配慮を欠く行動をしても良いと思いこんでしまう。第一次大戦後のドイツが至った道です。

 一人一人が正しいと思うことを目指すことは必要です。それをより多くの人に分かってもらいたいと思うのは当然です。イライラするのも当然です。が、折り合いを付けるべきです。本当に正しいと思うならば、自分と違う特定される個人・集団を否定するべきではない。そんなことしなくても、正しいならば、事実として結果が出ます。

追伸 私の過去のブログ、講演を調べれば分かります。対象を特定出来る否定は注意深く避けていました。何故なら、本当に正しいと信じ切っているからです。そして、攻撃による要らざるエネルギーの損失を避けたためです。

[]石巻 22:00 石巻 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 石巻 - 西川純のメモ 石巻 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 石巻でのプレゼンが出来ました。私の考えるユートピアを語ります。そして、私のゼミが実際に行っていることを語ろうと思います。クラスの子どもを救うにはクラスを越えねばならない。http://bit.ly/Ad8EWD

[]郡山 22:00 郡山 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 郡山 - 西川純のメモ 郡山 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 郡山でのプレゼンをつくっています。郡山では『学び合い』の多様性について語ろうと思います。『学び合い』の仲間は色々苦労しています。苦労しすぎると、ある時点で悪しき選民主義に陥ります。それはユダヤ民族もドイツも経験していることです。そして、それには未来はない。多様性認めて『学び合い』は生まれました。その我々が多様性を否定しては駄目だ、ということを語ろうと思います。http://bit.ly/yTtIE5

[]無茶 19:09 無茶 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 無茶 - 西川純のメモ 無茶 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在、小学校6年生の国社数理を冬休み中に終わらせようという無茶を息子に強いています。息子はぐちゃぐちゃと言いますが、彼は結局やります。理由は将来の夢がハッキリしているからです。将来の夢を実現するために何故必要なのかをじっくりと説明すると納得します。

 結局、学ぶ必然性がポイントなんですよね。ただし、そういう子は少ない。『学び合い』は人間関係でそれを実現します。

karakusa01karakusa012012/03/28 23:36>結局、学ぶ必然性がポイントなんですよね。ただし、そういう子は少ない。『学び合い』は人間関係でそれを実現します。
今年は、その事をよーく考えさせられた1年でした。それゆえに『学び合い』はやめられません。来年はどんな年になるのでしょうか…また日々精進です。

jun24kawajun24kawa2012/03/29 06:03自分が恐れるほど悪くなく、自分が望むほど良くはないものです。ならば、もの凄く望みましょう。

tako-suketako-suke2012/03/29 06:53私も、子育ての参考にします。

jun24kawajun24kawa2012/03/29 07:34あはははは。どうぞ。

12/03/24(土)

[]人事 19:51 人事 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 人事 - 西川純のメモ 人事 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、新潟県の教員の人事が新聞で発表されました。色々なことが起こります。色々なことを考えます。

 日本全国の教員養成系大学の二十歳代の学生・院生の中で、県の教員人事を目を皿にして、一人一人を確認している学生は殆どいないだろうと思います。ましてや校長人事を気にしている学生はどれだけいるだろう。もしかしたら、我がゼミの学生ぐらいではないかな、と思うのです。

12/03/23(金)

[]動いている 21:13 動いている - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 動いている - 西川純のメモ 動いている - 西川純のメモ のブックマークコメント

 どんどん動いています。面白い!

12/03/22(木)

[]動いている 22:53 動いている - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 動いている - 西川純のメモ 動いている - 西川純のメモ のブックマークコメント

 年度末、この時期は大学教師にとって年間で一番穏やかな日です。成績はとうに出しているし。要録は書かなくていい。

 が、今年は別です。色々なことが動いています。黙っていても色々なチャンネルから全国レベルで情報が私の耳に入ってきます。そして、伝える人はワクワクしながら私に教えてくれます。

 今、私たちと繋がり、結果として人生が変わる人たちの数を数え上げれば、どれほどの人数になるでしょう。百ではありません。千では押さえきれません。おそらく、万、十万のレベルになるでしょう(おそらく数十万のレベルには行くと思うのです。そしてことによれば数百万かも。)。来年度は、その人達の人生を良くする方向で動くことに関われることにワクワクします。でも、それが出来るのはその数の十分の一百分の一の同志がいるからだと思います。

 妄想します。今私が妄想している十分の一であったとしても凄いことが出来ます。それをみんなでやれるのです。ワクワク。

[]教師冥利 06:14 教師冥利 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教師冥利 - 西川純のメモ 教師冥利 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の子ども時代に「ど根性ガエル」というアニメがありました。そのアニメに出てくる先生が「教師人生25年、こんなに嬉しいことはない・・」のように泣く場面が良くありました。

 『学び合い』では、課題設定-子どもたちの課題解決-評価がワンセットとなっています。最初は1時間ごとから始まり、それが単元ごとになり、学期ごとになります。単元ごとや学期ごとでの課題は、そこの最後に行われるテストで全員が○点以上をとるというような課題になります。で、私がゼミ生に与える課題は「日本を変える」です。従って、私がゼミ生相手に演説をするのは基本的に2回だけです。最初は、5月の連休後に、全ゼミ生のゼミ所属が決まり、その年度の西川ゼミのメンバーが確定してから最初のゼミです。私は西川ゼミの課題は「一人も見捨てない教育と社会の実現だ」と宣言します。そして、それを実現する意味を語り、ごく普通の人でもそれが出来ることを語ります。そして2回目は年度の最後です。昨日は、その日でした。以下のように語りました。

 「それでは本年度の評価をいたします。君たちは素晴らしかった。我々のゼミは単に何かが分かるとか出来るとかを目指しているのではなく、子どもや教師の人生の幸せを確実にしていることを目指しています。君たちが今年度になしたことによって、どれほどの子どもたちや教師の人生を変えたか、それは私が言うまでもなく君らは知っているはずです。しかし、君らも私も分からないことがある。それは本年度君らが蒔いた種が、来年度にどれほどの花を咲かすかです。残る我々がしっかり咲かせましょう。卒業・修了するみんなはここで学んだことを生かし、それぞれの場所で種を蒔いて欲しい。もちろん、初年はなかなか難しいだろう。しかし、落ち着いてからやろう、という人はその後も絶対にしません。世の中には出来ないことも多いが、出来ることも必ずあります。君らが出来ることをして下さい。期待しています。」

 その後の乾杯の後、修了するゼミ生から「先生~。去年と全く同じじゃ~ん。」と呆れられました。横にいるゼミ生も「うん、一言一句同じ。ぶれていない」とのこと。ビックリしました。この最後の語りは原稿はつくりません。その場で思いついたことを語るだけです。その語りが前年度と同じなそうです。おそらく、年間、色々な場面で馬鹿話の中でチョコチョコの話すことも全く同じなのだと思います。

 家に帰ってから、ふと気づきました。ゼミ生は一年前の話と同じだということを指摘しました。ということは一年前の私の話を一言一句覚えていると言うことです。今年度は大学教師としての25年目です。教師冥利に尽きます。

[]ピロートーク 06:14 ピロートーク - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ピロートーク - 西川純のメモ ピロートーク - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5年生(もうすぐ6年生)の息子の就寝時間は9時です。が、テレビを最後まで見たがります。そこで、「テレビを最後まで見るならお父さんのお話は無しだよ」と言うと、テレビを消しました。添い寝しながらのお話といっても、昔話ではありません。昨日の息子からおねだりされた話は、「自分がテレビ局のプロデューサーになった時、新たな番組企画を編成局長に提案した時に何が起こるだろうか」という極めてカルトな話題です。

 もちろんテレビ業界のことは分かりません。そこで私が学長に新たな提案をする場面をそれに置き換えて話しました。具体的に何が起こるか、その時、その以前に何をなすべきなのか、それは何故かをリアルに説明しました。息子も合間合間に質問します。そうするとさらに具体的な説明をします。結局、15分ぐらい話しました。息子は大満足で「お父さんありがとう」と言って、私の両ほほにチュをしてくれて、寝ました。父親冥利です。

katunori-skatunori-s2012/03/25 23:09うちでは2番目の子どもが大学に進みます。上の子は「就活」です。
さて、「一人も見捨てない社会」がわかりません。就職難。長時間労働。正規・非正規雇用のこと。問題山積。日本はどこに向かうのか先が見えません。
50代を目の前にして、自分の今後10年についても考えています。迷いだらけの「不惑」でした。「日本を変える」について、お話を伺いに行きたくなりました。

jun24kawajun24kawa2012/03/26 05:05私の場合は、常に『学び合い』の基本で考えています。多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決すること、この言葉には深い意味があると思います。お待ちしております。

12/03/21(水)

[]教え子 19:50 教え子 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教え子 - 西川純のメモ 教え子 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は我がゼミの追い出しコンパがありました。

 新興宗教だとか、大変なゼミだとかと周りから脅されたのにも関わらず我がゼミを選んでくれました。そして、2年間、「日本を変える!」と意味不明なことを叫ぶ指導教員のもと、日本を変えることをやってのけたゼミ生です。自慢のゼミ生です。そのゼミ生があと2週間で私の手を離れてしまいます。切ない。

twoyoshitwoyoshi2012/03/21 21:00私の時のように、また今年もつらさを隠すのに散歩に出かけられるのでしょうね、先生は。もう一年が過ぎました。おかげさまで前に進めています。ありがとうございます。

jun24kawajun24kawa2012/03/22 06:10期待しているよ。た、だ、し、駄目だった時の保険を一杯付けることを忘れずにね。

12/03/20(火)

[]家庭 17:35 家庭 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 家庭 - 西川純のメモ 家庭 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昔の日本のドラマでは退職した夫が、「君のおかげで仕事に専念できた」と感謝する場面があります。それが美談のようだったと思います。

 独身時代は、24時間の全てを仕事に費やせます。ところが結婚するとそうはいきません。子どもが出来ればさらにです。時々、「もうちょっと仕事に集中させてもらえれば・・・」と思うこともありました。しかし、今は違います。

 結婚や子育てのために仕事のこなし方が変わりました。独身時代は朝早くから夜まで仕事をして、夜は酒を飲んでバタンキューでした。しかし、結婚後は提示に出勤し、夕食は家族と一緒にしています。その代わり、合間合間にチョコチョコ仕事をするようになりました。出張も少なくしました。昔のペースでやっていたら家庭生活が崩れるし、なによりも命がなかった。少ないながら子育てに関わり、今でも続けています。おかげで息子と繋がっています。それが喜びです。

 きっとこのことは昔から同じだと思います。日本社会が仕事人間を美談として人をこき使っていたのだと思います。でも、家庭あっての仕事です。このことが分かっていない教員社会があります。何とかせねば。

[]来年度はどうなるのだろう 17:35 来年度はどうなるのだろう - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 来年度はどうなるのだろう - 西川純のメモ 来年度はどうなるのだろう - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我がゼミがどれだけ学校現場の先を走っているか、その指標になるのは大学院で我がゼミを希望する現職院生で分かります。それによれば平成18年ぐらいまでは、現場で脂がのりきっている中堅教師の中には我がゼミのやっていることに興味を持つような内容をやっていました。しかし平成19年度あたりから、だんだんと我々のやっていることが時代を先取りしてきました。おそらく平成20年ぐらいにそのピークが来ました。しかし平成21年頃から、『学び合い』が広がってくるに従って、時代が追いついてきたことを感じるのです。平成24年はどうか、それは来年度になれば分かります。

FlipperKFlipperK2012/03/20 20:05 わたしが『学び合い』に惹かれたそもそもの理由が「家庭を犠牲にすることがあってはいけない」という部分でした。でも、今もって教育現場(だけではないのかもしれませんが)では身を削るのがデフォルトの状態になっています。それはあってはいけないことだと今では思えます。

jun24kawajun24kawa2012/03/20 21:03我々は教師も一人も見捨てないシステムを構築しています。

12/03/19(月)

[]私 05:25 私 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 私 - 西川純のメモ 私 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、上越教育大学の卒業・修了式があります。教師人生27年で初めて、卒業生の名前を呼び上げます。幸い今年度は4人です。教職デザインコースという全く新たなコースを、教職大学院と連動させてつくりました。そのため学生には何が何だか分からないコースです。それを選んでくれた学生です。そして、4人のうち2人は我がゼミです。

 そして、本日、学部2名、大学院5名を送り出します。自慢のゼミ生です。おそらく、彼らは西川ゼミとは全く違う関係の中で生きることになります。ゼミの時は私は空気みたいなもの、頭の良い中学生並みのいたずらをする手の付けられないオッサン、だと思います。でも、ゼミ集団があった。しかし、今の学校現場は必ずしもそうではない。だから、大学を巣立った後こそ私を必要とすることがあると思います。彼らのことを思い浮かべ、ふと、思いました。

[]東京の会 05:08 東京の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 東京の会 - 西川純のメモ 東京の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月31日 東京で『学び合い』の会があります。http://bit.ly/Arot5K

12/03/18(日)

[]テスト 22:12 テスト - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - テスト - 西川純のメモ テスト - 西川純のメモ のブックマークコメント

 小学校5年生の息子に小学校6年生用のテストをしました。国語は漢字は7割、読解は9割でした。理科は7割、社会は8割でした。塾や予備校には行かせていません。でも、結果はそうでした。あらためて、こういう子がいるから『学び合い』は成り立つと思います。そして、こういう子こそ、『学び合い』が必要だと思います。自らの知識を人のために生かす機会を与えるべきです。

12/03/17(土)

[]本 18:12 本 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本 - 西川純のメモ 本 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、本屋で面白い本を見つけました。「爆笑テストの珍解答500連発」という本です。馬鹿馬鹿しいですが安かったので買いました。一つだけ紹介しましょう。「板垣退助が刺された時に言った有名な言葉」は「板垣死すとも自由は死せず」ですよね。子どもの解答は「ギャー」です。

MizuochiMizuochi2012/03/17 20:17すみません。我が家にあります。^^;

FlipperKFlipperK2012/03/17 20:27私が、実際に聞いたことがあるもので傑作なのは、
「ご恩と奉公」に関する問題で、鎌倉に駆けつける武士の気持ちを吹き出しに書く問題の答えが「めんどくせー」というものでした。

mana-mama5mana-mama52012/03/17 22:23すみません、我が家にもあります。(^◇^;)
子ども、特に小中学生には絶対見せてはいけません!(笑)
珍解答のインパクトが強過ぎて、正解が思い出せなくなるそうです(娘談)あはは

jun24kawajun24kawa2012/03/18 05:47教師だったら、いっぱいありますよね。
mamaさん、そうだったんですか~。しまった息子が読んでいた・・・

tetsu4062tetsu40622012/03/18 21:10高校時代よんで爆笑してました。
珍回答は塾講師時代もよく遭遇しては講師同士での語りぐさになっていました。

jun24kawajun24kawa2012/03/18 22:12そうそう。でも、珍解答には本質が隠れています。ね。

tetsu4062tetsu40622012/03/19 03:05そうですね。問題文が悪い場合もやはり有りますし。
ちなみにその板垣退助が「ギャー」と言ったのはむしろ正しいですし。
「板垣死すとも・・・」は書生の創作だそうですから。

12/03/16(金)

[]リンク 17:18 リンク - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - リンク - 西川純のメモ リンク - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大事なリンクを張り忘れました。

 http://www.djn.co.jp/support/special/mnb/

[]予告 11:02 予告 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 予告 - 西川純のメモ 予告 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 日本全国には『学び合い』にトライしたいが、「どうしたらいいの?」と悩んでいる人がいます。その人達が最初に言うのが「課題はどうつくったらいいの?」です。『学び合い』を実践している人には、「本当に分かったかどうかを確認するためのミニテストがあるといい」という願いを持っている人は多いと思います。そして、『学び合い』を周りの人に認めてもらうために、学力向上の結果を出すことに必死になっている人は多いと思います。

 教育同人社には面白い人たちがいます。ツイッターで「生の授業を見せてください」を私に送り、私が「いいですよ。では、いつ」と聞いたら、数日後には新潟まで来てくれた森社長を筆頭に、アンテナが高くとてつもないことに面白がる人が少なくありません。そんな人たちが私の妄想を受け止めていただき、テストのプロの人がさらに妄想を広げたプロジェクトが始まります。

 まずは小学校算数の全学年でミニテストを作成します。これは『学び合い』の最後にやらせて、本当に分かったかを確認できるテストです。しかし、使い方は多様です。そのテストを黒板に貼って、「今日はこれを全員出来るように。はいどうぞ」とすれば課題になります。さらに、確認テストは教師が一斉にやらせるのではなく、教師の与えた課題を終わった子どもが自主的に利用することも出来ます。また、自分が教えた子が本当に分かったかを確認するテストにもなります。そして、そのミニテストを家庭学習に活用すれば予習・復習も出来るのです。このミニテストは教育同人社のワークテストと対応しているので、子どもの努力は確実に反映されるという仕組みです。

 まずは24年度から小学校算数全学年のミニテストを順次アップしていきます。もちろん、これはきっかけにすぎません。『学び合い』が本物だと分かっている仲間が、面白がって色々なことを始め、発展します。楽しみにして下さい。

 教育同人社の仲間は、私のゼミ生と同様に、「期待しているよ」、「寝なくて良いんだよ」というプレッシャーを受け、それから逃れられない状態にいます。なにしろ、『学び合い』での子どもを何度も見て、彼らと話し合い、『学び合い』が子どもたちにとってどれほどの意味を持つのかを分かった人たちなのですから。4月にオープンし始めますので、使ってみて、色々なご意見を下さい。これは始まりです。『学び合い』の仲間が使いやすい情報を集積したいと思います。

追伸 アップしている課題に、「上記の問題を同級生が全員解けるようになる、説明を●文字程度で作成する。同級生に説明して納得してもらったらサインをもらう。また、その人の意見をもとに説明を改良する。●人のサインをもらう。」、もしくは「上記の問題と同様の問題とその解答を作る。問題には小さくとも自分独自の工夫を入れる。その工夫を●文字程度に書く。●人の人に問題を解いてもらい、サインをもらう」というような課題を付ければ、あっという間に高度な課題になり、少数の問題数であっても、あっという間に1校時の課題になります。

karakusa01karakusa012012/03/18 00:304月がとても楽しみになりました。クラスはまだまだ大変ですけど…(苦笑)

jun24kawajun24kawa2012/03/18 05:42こうご期待!

12/03/14(水)

[]最前列 22:23 最前列 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 最前列 - 西川純のメモ 最前列 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日の悪巧みの最前列には私ではなく、ゼミ生集団がいます。私は宇宙語の妄想を語れば、何とかなりそうな感じです。なんかいい。いやとてもいい。

[]職場 21:49 職場 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 職場 - 西川純のメモ 職場 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の家族以外の飲み会の最初は中学校3年の冬休み、同級生が昼間に我が家に集まり、家にあった父親の酒を飲み尽くした時です。全員、べろんべろんになりました。母親が各家庭に電話して送りました。私も、死ぬほどの二日酔いを経験しました。(が、そのことを叱られませんでした。家が職人の家なので)

 それ以来、40年間、様々な飲み会に参加しました。本日の飲み会(教職大学院の年度の納め会)は、その中でもベスト20に入る飲み会です。少なくとも、職場の飲み会としてはベスト3には入ります。本当に楽しい会でした。息子の風呂入れと添い寝のために途中で出ましたが、それが良かった。これほど楽しい飲み会をずっと参加したら、翌日は死ぬほどの二日酔いになるのは過去の経験です。

 あ~、こんな飲み会が出来る職場にいて本当に良かった。良い教育は、良き職場があれば可能です。私は嬉しい。

[]ぶれていません 17:53 ぶれていません - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ぶれていません - 西川純のメモ ぶれていません - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日も本日も良い悪巧みをいっぱいしました。もうしばらくしたら、その片鱗が見え始めると思います。そうなれば、「魂を売った」、「堕落した」と一部の人には見えるでしょう。しかし、私はぶれていません。『学び合い』に関して、私はどこかのテロリスト集団並みに、そして数学者並みに、原理主義者です。『学び合い』の原理原則から少しでも外れていると、心の中で「違う」という声が頭一杯になります。神経質すぎると自分が嫌になるほどです。

 が、『学び合い』は一人も見捨てないという願いのための手段なのです。第一は一人も見捨てたくない。私にはその力がないために、それを実現するためのシステムを作りたいと願っています。見た目はどうあれ、そのシステム作りには、つねに『学び合い』の原理原則に基づいています。

 私はぶれていません。

[]茨城の会 16:03 茨城の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 茨城の会 - 西川純のメモ 茨城の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 4/28(土)に『学び合い』の会が茨城県つくば市であります。くわしは1http://kokucheese.com/event/index/30573/

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2012/03/14 16:294月から、つくばエクスプレス沿線に住むことになりましたので、そちらに乗って参加できればと思います

各地での『学び合い』の会、楽しみにしています!

jun24kawajun24kawa2012/03/14 21:54合点承知の介

12/03/13(火)

[]添い寝 22:15 添い寝 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 添い寝 - 西川純のメモ 添い寝 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子は小学校5年です。もうすぐ6年ですが、毎日、添い寝をします。そして、毎日、質問をします。息子の現状の夢は、日本テレビに入社しお笑い系の番組を作ることなのです。あこがれのプロデューサーをネットで見つけ、その人の話を延々と話すのです。まるあこがれのアイドルを話すようです。本当に何でそうなったのか不明です。毎日、毎日、「面白い番組を作るにはどうしたらいいか」を質問します。最近は、入社して経理に配属された時、どうやって制作に異動するにはどうしたらいいかを相談されます。その度に、『学び合い』のセオリーに基づき、人との関係で応えます。

 本日は30分かけて『学び合い』のセオリーを説明しました。大満足のチュを頂き、眠りました。とにもかくにも、息子に話をせがまれ、話すと満足していただける。ありがたいことです。だから添い寝はやめられない。息子を独占できるのです。

[]卒業はありません 22:16 卒業はありません - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 卒業はありません - 西川純のメモ 卒業はありません - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を始めた当初は、正答率がある程度あがればいいと思っていました。もちろん、それ以上を願っていたのですが、それ以上は無理だと思っていました。ところが、成績はどんどん上がります。人間関係も改善するし、不登校や特別支援も解決できます。が、限界が見えてきます。それを乗り越えるには学年、クラスの壁を乗り越えるしかありません。それを乗り越えるともっと凄いものが見えてきます。そして、それを乗り越えると、もっと凄いことが見えてきます。この数十年間はその連続です。

 それでいて、悩むことは『学び合い』を始めた当初と全く変わりません。日々の悩みです。ゼミのことで悩み、1週間程度、自分の研究室以外に出ないこともあります。冷静に考えればバカなのですが、低レベルの悩みで頭がいっぱいになります。自己評価がもの凄く低くなり、家内から心配されます。その間も日本全国の同志からお悩みメールが来ます。ちんけなことで悩んでいる自分が、偉そうにセオリー通りのことを応えます。

 私と数年間一緒に時間を過ごしたゼミOBからも、私の言っていることは「宇宙語」といわれます。でも、なんでそうしているか。それが得だからです。自分の目の前の悩みを解決することで留まれば出口が無くなってしまいます。自分の目の前の悩みを解決するには、それを越えた次元の問題を解決しなければなりません。そのためには、その次元で人と繋がれる自分にならねばならないのです。私は常に数十人以上の人の悩みにつきあっています。でも、そうすることによってのみ、自分の悩みの解決の糸口があると思うからです。

 ふと思います。二百弱の学会誌論文の業績を上げ、数多くの学会から賞を頂き、博士の学位と博士の学位を与えられる資格を得ました。もう、何もしなくても退職までの年月をすごしても人様からとやかく言われない業績を上げています。が、何もしない自分になった時、自分に向かって自分を問う時、どんな奈落があるかを知っています。結局、人の幸せは死ぬ直前まで、何かに貢献して、それを実感するしかないのです。自分が救われるのではなく、人が救われることに自分が貢献することしかないのです。ホモサピエンスのプログラムはそれを私に強います。

 ふと思います。悩みは終わらないな、と。私がスーパーマンになっても終わらないでしょう。でも、それを乗り越えられるか否か、その悩みを自分の糧と出来るか否か、それは私の存在を意味あるものと評価してくれる人と、どれだけ繋がれるかだと私は思っています。だから、学生に対して「宇宙語」を語り。その実現を夢想します。

 このことを一人でも多くの人に伝えたい。夢想し、自分の出来ることをやる、ということを。

[]仁義 08:18 仁義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仁義 - 西川純のメモ 仁義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日はゼミ生からデータの扱い方に関して質問を受けました。その中で仁義のことを教えました。特定の人を否定するようなデータの扱い方をしては絶対に駄目だと言うことです。我々は膨大なデータを収集しています。それらは先生方の善意のおかげです。結果として、その先生方の実践を否定するようなデータは希に出ます。その場合は、それを出しません。出す場合は、その先生の了解を得られる場合です。そのルールを逸脱することは絶対に許さないとゼミ生に強く言いました。仁義だと思います。

 以前、独善的なある著名な方がそのルールを逸脱しました。私はその方との関係を絶ちました。私はその手のことは絶対に許せません。http://bit.ly/wSBGAq

追伸 その手の秘めたる膨大なデータはゼミ生への口伝に留めています。

scorpion1104scorpion11042012/03/13 22:44ホモサピエンスのプログラムは、素晴らしいものなんですね。

jun24kawajun24kawa2012/03/13 22:51はい。それで100万年、生き残っています。そして我々は良くも悪くもそれに従うしかありませんので。

12/03/12(月)

[]ホームラン 22:34 ホームラン - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ホームラン - 西川純のメモ ホームラン - 西川純のメモ のブックマークコメント

 修了する旧セミ長から、院生控え室に来るようにという指令がありました。行くと、スタジオ(全体ゼミをしているところ)に行って欲しいとのこと。何か密談かと思っていくと、そこには電動マッサージ椅子がありました。どうやら卒業生からのプレゼントのようです。ビックリして、笑いました。

 全体ゼミでは、私は殆どリクライニング椅子で寝ています。ゼミ生の会話を音楽のように聞いて寝ます。質の高い会話は、実に寝やすいのです。いつも寝ている私のために電動マッサージ椅子をプレゼントしてくれたのです。ヒット、いや、ホームラン並みです。

[]得手・不得手 20:29 得手・不得手 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 得手・不得手 - 西川純のメモ 得手・不得手 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、私が最近手ほどきしている二つの学校での本年度の参観の最後です。その一つから急に子どもたちに語って欲しいと言われました。その際、語ったことです。

 『この『学び合い』で学んでいるのは算数です。その全員達成を目指しています。しかし、その先があります。この『学び合い』で本当に学んで欲しいのは、本当に大事なことです。算数は分かった方がいい。しかし、それが分からなくても幸せになれます。人には得手、不得手があります。それは当たり前のことです。しかし、大事なのは、分からなかったら教えて言えることです。また、100点の点数をとるよりも、人を80点になるよう教える能力が大人になって必要な能力なのです。算数の得手・不得手があってもいい。しかし、人に聞ける能力、人に教える能力には得手・不得手はあってはいけません。特に6年生の皆さんに言いたい。中学校は小学校とは格段に勉強は難しくなり、早く進みます。その中で皆さんが生き残るには、人に聞ける能力と人に教える能力が必要なのです。皆さんは中学校に行ったら厳しい状態になります。少なくともここにいる6年生は互いに支えて下さい。それが中学校に行ってから数ヶ月を生き残れるか否かです。絶対に見捨ててはいけません。そして、互いに支え合うことの大事さを周りの人に伝えて下さい。それが、この学校の5年生、4年生、3年生、2年生、1年生の幸せを保障することです。期待しています。』

 帰り際に合った6年生に「期待しているよ」と言ったら、ニコッと笑ってうなずいてくれました。

12/03/11(日)

[]黙祷 19:10 黙祷 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 黙祷 - 西川純のメモ 黙祷 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家族全員が正座して黙祷しました。息子も神妙にしていました。少し大人びたように感じます。

12/03/10(土)

[]ヤマハ 21:09 ヤマハ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ヤマハ - 西川純のメモ ヤマハ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は息子のヤマハの発表会。頑張った。ということで祝杯でした。酔っぱらいました。

12/03/09(金)

[]思い出す 22:41 思い出す - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 思い出す - 西川純のメモ 思い出す - 西川純のメモ のブックマークコメント

 テレビを見ていたら、子供が生まれることを知った瞬間の家族の反応がビデオで出ていた。思い出して、ボロボロと涙が出た。今、添い寝から戻りました。

12/03/08(木)

[]話すこと 22:14 話すこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 話すこと - 西川純のメモ 話すこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月31日には石巻で話します。4月1日には郡山で話します。前者では、教育とコミュニティの話のお題を頂きました。後者は、みんな違って、みんないい、というお題を頂きました。今回は私にとっては、一市民としての復興支援と考えています。心して話を練ろうと思っています。その子との案を今練っています。その時に話したいことを思いつくまま書きます。

 私は今から27年前に高校教師になりました。頭の中には海外の膨大な教材、そして教育心理学に基づく指導法等が一杯です。が、勤めたところは最底辺の高校の定時制です。しかし、それらが殆ど無意味であることは授業をやり始めて数日で分かりました。でも、どうしていいかは分かりません。教師の中で私の話を聞いているのは数人だけ、それ以外は全く聞いていません。あからさまにバカにする子どもが大多数です。その中で、殆ど聞いていない人に向かって語り、板書する日々です。給料を取るとはこんなに辛いことかと思いました。ほどなくして、「子どもはバカだ」という結論になりました。とにかく、時間中に教室にいて、終わったら帰る日々です。

 教室は大変でしたが、職員間は「超」良好です。職員室の横のお茶のみ場にはいつも誰かがいました。そして、私はそういう先輩が来る前に急須を洗い、お湯を沸かして待っていました。三々五々、集まってくる先輩は馬鹿話をしました、それをニコニコ横に座って聞いていました。先輩教師からは可愛がられました。代わりばんこに酒に誘われました。F先生は「F上等兵、西川二等兵と飲むためお先に失礼します」と教頭に言うと、教頭は敬礼して「ご苦労様です」と答えました。そんな職場です。頻繁に酒に誘われました。酒の時に話すことは馬鹿話ばかりです。私の愚痴を笑いながら聞いてくれます。が、具体的なアドバイスは無かったと思います。

 覚えているアドバイスは数学のS先生から「純ちゃん、僕の授業を見に来たら」というものです。ところが見に行けませんでした。ちゃんと見に行くことはS先生に「私は駄目な教師です」と告白するようなものです。自分に対する評価が目略茶低くなっていた私はそれが出来ませんでした。結果としてやったのは、廊下を歩くです。つまり、S先生の授業の時に廊下を通り過ぎるのです。横目で教室を見るのです。馬鹿馬鹿しいですよね。でも、当時の私はそれしかできませんでした。何度か往復した結果分かったのは、私の授業では野獣としか思えなかった子どもがちゃんと授業を聞いているのです。S先生はカリスマ教師ではなく、また、押し出しの強い先生でもありません。今考えると、ようは子どものことを愛していた先生だったと思います。が、当時の私にはそれが分かりませんでした。しかし、ちゃんとやれば子どもは聞くと言うことは十分に分かりました。そして、様々なテクニックを鍛えました。そして、最底辺の状態から脱しました。(今は、テクニックではなく、S先生の心が本体と気づくべきだと分かりますが・・・・)

 私は多くの先輩教師から救われました。でも、具体的な教え方を教えてもらったことはありません。一緒に馬鹿話で笑えたこと、そして、ごく希に愚痴を聞いてくれたこと、それだけです。でも、それが大事なのだと思います。一人一人の教師の抱える問題は違います。そして、それを乗り越えるのは当人しかありません。周りの教師は、その当人が投げ出さないように話すことしかないと思います。それも膨大な会話の積み上げしかないと思うのです。

 が、今は教員集団の年齢バランスの崩壊によって、それが成り立ちづらくなっています。全ての教師が幸せになるためには、その人の職場が私の経験した職場のようにならねばならないと思うのです。そのために、きっかけが必要です。私はそれを実現したいと思って全校『学び合い』を勧めています。25年以上たった今も、話した内容はハッキリしませんが、お茶飲み場と酒場とご自宅での先輩の優しい目は忘れません。

追伸 我がゼミでは、私が得た関係を得るために何が必要なのかを叩き込みます。そして、それが守れなかった時には、しっかり叱ります。ようは、若い人は「はい喜んで」の精神。挨拶をしっかりやる。日々の細かい約束を誠実にこなすなどの大人のルールを守るということです。難しいことではありません。でも、やり続けるのはかなりしんどいことです。

[]全校体制 16:49 全校体制 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 全校体制 - 西川純のメモ 全校体制 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、参観から戻りました。その学校とは5年間のつきあいです。先生方ともため口で馬鹿話が出来ます。全校『学び合い』と単学級『学び合い』を見ました。心地よかった。

 この学校の忘年会には毎年ゼミ生が呼ばれます(PTAの飲み会もですが)。体育系大学出身のゼミ生が「生涯で最高に面白い飲み会だ」と言っていました。学校には様々な問題があると思います。でも、良き職員集団であれば乗り越えられない課題は無いと思います。もちろん、潰れる教師は生まれません。

追伸 もちろんNRTは全校的に高成績でした。進学成績も良かった。

[]確認テスト 08:33 確認テスト - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 確認テスト - 西川純のメモ 確認テスト - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以前、『学び合い』を実践している先生に、その悩みを聞きました。その結果、「最後に確認しないでいいのか?」というのが多かったです。『学び合い』の文化が根付いていないときには、「半分かり」や「分かったふり」と思われる子どもが目につきます。最後に確認したいと思うのは当然です。

 私は確認テストは基本的には避けるべきだと思っています。『学び合い』を実践している方だったらお分かりだと思いますが、子ども達の盛り上がりやパフォーマンスは二次曲線的に上昇します。従って、子ども達の学ぶ時間を7分短くして、確認テストをすると達成度ががくんと落ちます。

 が、初期の段階では必要な場合があります。子ども達が全員達成(もしくは多くの子どもが達成した)と思っているときに確認テストをするのです。そうすれば、「半分かり」や「分かったふり」の子は当然、解けません。その結果を子ども達に明らかにして、「半分かり」や「分かったふり」を許していると言うことは冷たいことだし、正すべき事だと言うことを語るのです。おそらく、「半分かり」や「分かったふり」の子どもにそれを言っても影響は少ないと思われます。理由は「半分かり」や「分かったふり」は、そもそも「分かった」ということが分からないのですから。でも、確認テストで解ける子どもは、それを知っています。そして、そのような子は『学び合い』によってかなりの割合になっているはずです。その子が、「半分かり」や「分かったふり」の子どもを教えるとき、本当に分かったか否かを厳密にチェックするようになります。

 そのような集団になれば、確認テストは必要ありません。が、『学び合い』的な確認テストの使い方があります。つまり、子どもが主体的に利用するのです。例えば、人の説明を聞いてその日の課題を解けた子どもがいたとします。その子は、教室の前にあるネットに繋がったコンピュータに行って、そのコンピュータは確認テストに関するプログラムに繋がっているのです。ボタンを押します。そうすると乱数で生成された独自の確認テストが印刷されているのです。これは単純な計算問題だったら比較的容易く出来ると思います。また、漢字の書き取り等も、その順番を乱数で変えることで実現できるでしょう。

その確認テストには問題番号が書かれています。その確認テストを教えてもらって解けた子どもは解いてみるのです。そして、解き終わったらコンピュータに行き、問題番号を打ち込みます。そうすると、その問題の答えが画面に出るのです。それで解けたらOKです。もし、解けないならば他の人に聞くのです。その問題の解けた子は、自分の教えた子が本当に分かったかをモニターし、「ずる」していないかチェックするのです。以上のような確認テストだったら、子ども達の『学び合い』時間を犯さずに利用することが出来ます。 なお、この確認テストのプログラムは自宅でも使えるならば、予習・復習にも使えるでしょうね。

 発想の転換が必要なのです。個をみとり、個を理解し、個に対応するのは本人であり、周りの子どもです。確認について教師のやるべきものは、日々の集団のメンテナンスだけです。確認するのは最終的なアウトプットだけです。

12/03/07(水)

[]始める 21:05 始める - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 始める - 西川純のメモ 始める - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミ生によく言うことです。不安がある場合、とにかくやる。それが効率よいか、悪いかは考えず、まずやること。ということで自分にも課します。とても良い悪巧みがハッキリと見えました。

[]山菜第1号 16:52 山菜第1号 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 山菜第1号 - 西川純のメモ 山菜第1号 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、急激に雪が溶けています。捜してみると、ありました、フキノトウ。雪国のフキノトウは絶品です。植物というのは光が当たると堅くなり、えぐみが強くなる。ところが、雪国の場合、雪の下で少しずつ成長し、雪が溶ける直前まで光が当たりません。そのため、柔らかく、えぐみがあまりありません。本日は、フキ味噌か天ぷらになると思います。

[]悩んでいる教師 09:29 悩んでいる教師 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 悩んでいる教師 - 西川純のメモ 悩んでいる教師 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が『学び合い』にシフトしたのは、子どもたちの会話を徹底的に分析した結果です。結果として出たのは、子どもたちは一人一人違うということです。そして、教師が子どもを理解できるわけはないということです。その結果として、それまでの「良い方法」を見出そうとすることをやめました。「良い方法は何か?」という問いかけをやめて「良い方法を見出せるとしたら誰か?」という問いかけをしました。その結果は「当人であり、周りの子ども」なのです。彼らが膨大な会話を積み上げることによってのみ、その子に合った 方法を見出すしかないと思っています。

 『学び合い』に疑問を持つ先生方は、「これこれの方法が良いんです」とおっしゃいます。そういう場合は、「全員にとって良い方法ですか?一人一人の子どもの顔を思い浮かべてください」と言います。教師も同じです。私は日本中で一番多く、長く、『学び合い』の実践で悩んだ人の相談相手をしました。しかし、私の出来ることは限られています。私が対応できるものはあり、出来ないものはあります。そして、全てにおいて対応できる方法はありません。色々な人が、色々にやればいいのです。完璧ではないけど、藻掻くしかありません。そして、最終的には同じ職場に『学び合い』を実践している仲間がいて、「ああでもない、こうでもない」という会話を積み上げるしかありません。そういうことが出来れば、そしてチームで授業をすることができれば、語る言葉に力ない教師であっても、『学び合い』を殆ど理解していない教師であっても、なんとかできるようになります。

 でも、今はそういう環境を享受出来る人は少ないですよね、だから様々な媒体の情報発信が必要だと思うのです。どんな情報発信をしてもフィットする人は多くはありません。多様であることが大事です。色々な人が色々にやればいいのだと思います。そして、自分の方法にフィットしない人がいても批判するのではなく、ま、当然だよね、と思うことは大事だと思うのです。

 私が同志か否かを判断する方法は簡単です。「一人も見捨てず」という願いを共有し、そのために汗を流しているか否かです。それが私の方法とは違っても、それはどうでもいいことです。私はたいした人でもなく、たいしたことは出来ないことは確かなのですから。

 いずれにせよ、最終的には広がるしかないと思っています。広がって、膨大な会話を積み上げるしかない。当然、広がった結果として、『学び合い』に関して腑に落ち方も様々だと思います。それが集団としては健全です。でも、最低限、「一人も見捨てない」ことが建前ではなく本気でやらねばと思っている教師の数が多くなれば良い教育・社会が実現できると信じています。

[]大人のルール 07:07 大人のルール - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大人のルール - 西川純のメモ 大人のルール - 西川純のメモ のブックマークコメント

 個人特定される手紙・メールを公的に公開する場合、送り手の承諾が必要です。また公開する場合、送り手の了解無く、加除・改変はしてはいけません。これは大人のルールだと思います。が、残念ながら逸脱がありました。メールのやりとりの後に、その公開を求められました。その方は、一部のみの公開を求めました。私は全体ならばOKであるが、そうでなければやめて欲しいと願いました。が、それを一部だけ公開しました。このメールについては、その方と同様に、同意無く公開します。非常に残念です。他の方に迷惑がかかる部分は伏せ字にしましたが、それ以外は原文です。

西川

一つ教えて下さい。坂内さんの授業は私のメールにあったような授業の批判はだれからも受けたことはないとお思いなのでしょうか?もしくは圧倒的に少ないとお思いなのでしょうか?そう思う場合の根拠は何でしょうか?

坂内さん

すみません。意味がよく分かりません。

>坂内さんの授業は私のメールにあったような授業の批判はだれからも受けたことはないとお思いなのでしょうか?

西川

すみません。

具体的には、

坂内さんの授業では子どもたちはみんなハッピーなのでしょうか?

坂内さんの授業公開した時、それに対して批判されたことはないのでしょうか?

坂内さんの授業を校長から止められたことはないのでしょうか?

坂内さんのブログ等で書かれていることをやれば、みんな上記のように素晴らしい『学び合い』は実現できるのでしょうか?

ということです。怒らないで下さいよ。

坂内さんの他者に対する批判の源泉となる自信はどこから生じるのか知りたいのです。

ちなみに、私の場合は、私の「方法」はワンノブゼムだと思っています。

坂内さん

メールだと返信に時間がかかるのでfacebookのメッセージで返します

西川

了解です。

坂内さん

私は一度でも自分の授業を完璧だなんていったことがあったでしょうか?

私はいつも「自分の失敗してきた道だから」と述べています。郡山の会でもそう私は述べてきました。

さらに言うならば、私は学びの共同体を含めて1万時間以上協働型の授業をやっています。だから失敗の蓄積もあります。ずっとこれまで述べてきたことです。

西川

そうですよね。では、坂内さんがメールで上げた方々の授業以上だと思われる根拠はどこにありますか?

坂内さん

その答えに何か有益なものが見いだせるのですか?

西川

はい。○○の方々、○○(両方とも個人特定されるので削除しましたが、先日のブログでは削除した坂内さんが問題があると指摘した方々です)は実際に長期に見ておりませんので何とも言えませんが、上越の実践は長期に見ております。そして、膨大な会話分析、その他のデータがあります。そして、私は数年間、あのクラスの子どもを見ています。ですので、あれだけばっさりと切る根拠を知りたいのです。

坂内さん

結局、西川先生の「謙虚に受け止めたい」という言葉は偽りなのですね。

西川

いいえ。坂内さんのような見方があり得ると言うことは謙虚に受け止めました。しかし、坂内さんの見取りが正しいか否かは、根拠を明らかにしなければわからないことですよね。だって、そういう議論が出来ないならば「俺が言うのだから正しいのだ」というものですよ。

坂内さん

そのデーターをとっている西川研の院生はどうとらえていますか?

西川

お願いですから、感情的にならないで下さいね。私は坂内さんの実践を高く評価しています。しかし、坂内さんがばっさり切られた教師も高く評価しているのです。もちろん、足りないところはあるでしょう。しかし、高く評価すべき所があることを坂内さんにご理解いただければと願っているのです。ですので、どのようなデータを出せば坂内さんが理解していただけるかを知りたいので、坂内さんがどういうデータだったら納得するかを知りたいのです。

お願いですから、感情的にならないで下さい。

坂内さん

いや、冷静です。

私は西川研の院生との会話で、ビデオから予測される問題点の指摘に彼らは「全くその通りなんです」と申していました。もっと根拠が必要ならば出しますが。

坂内さん

問題点は複数です。

西川

是非、お願いします。が、ご指摘は4年前の実践ですよね。となると、○や○(いずれもその当時の院生)に聞いたのでしょうか?

坂内さん

この指摘は最近の全校バージョンものです。

では4年前に授業で1時間でやりきれないほどの課題設定をし、それができなかった子どもに説教したのが適正であったと考える根拠は何ですか?

西川

話が最近と4年前が混在していますが、とりあえず4年前としましょう。坂内さんは1時間での授業で評価していますが、授業は長いスパンで見るべきではないでしょうか?

坂内さん

でしょうね。ではなぜ説教をする必要があったのですか?

それを西川さんは笑って「いい説教だったね」とおっしゃった根拠を知りたい

西川

それは分かりません。全校バージョンだとだれのことを言っているのか分かりませんので。

坂内さん

4年前の話に戻っています。

その教師の説教が正しいと判断された根拠を聞かせてください

西川

その説教のことを覚えていないので、それは何故そのように語ったかは分かりません。一つ確認です。それは授業中の説教ですか、それとも最後のまとめの説教ですか?

坂内さん

まとめの説教です。

西川

課題が多すぎるというのは、全学年ですか?それとも一部の学年ですか?

坂内さん

一部の学年です。

坂内さん

もう一度確認しますがこれで何か有益なことが起こるのでしょうか?

それとも西川先生の理論を私にねじ伏せたいのでしょうか?

西川 純

なるほど。それならば分かりました。というか4年前ですので説教を覚えていません。しかし、評価する理由としていくつかの可能性があります。第一に、前回の説教との比較です。例えば、全校『学び合い』の場合、上級生が下級生を教えるという枠組みで考えがちな先生が多いです。そうなると上級生にだけ説教すると言うことをします。それが全学年に向かって説教することが出来るようになったら、その変化を褒めることはあると思っています。理解して欲しいのは、私は全校の先生方に手ほどきしているのです。当然、『学び合い』に大きな?を持っている先生にもです。もの凄く気を遣っているのです。だから、1問題点を指摘した場合は、5~10は褒めます。説教することを認めた理由としては、それは全力を尽くしていないからです。『学び合い』をし始めると予習する子が多くなります。そうなると、だいたい2時間分の課題を二十数分で解決することも可能となります。なぜなら、さあどうぞ、と言った瞬間に動き始めるからです。それぐらい全員達成にどん欲な子ども集団を育てるために説教したのだと思います。

ねじ伏せる、という言葉には価値観を感じますよ。そんな気持ちはありません。私は、上越で参観した先生「も」良い先生なんですよ。ということを坂内さんに分かって欲しいと願っているだけのことです。

坂内さん

我々が見た限り、子どもたちは全力でやっていました。それでも叱られなければならない理由は何ですか?

西川

いいえ、予習するほどは全力ではなかったですよね。

坂内さん

S小学校の先生を非難するつもりなんてサラサラありません。批判されるとすれば的確な看取りができないことで、アドバイスが適正でなかった西川先生にあると考えます。

西川

あ、なるほど。それならば、私にはその力はありません。了解です。

ただし、私のアドバイスが的確であるかどうかはわかりませんが、先に述べたように、様々な要因があってアドバイスしていると言うことはご理解下さいね。

坂内さん

アドバイスというのは様々な要因があって初めて成立するものです。

西川

この件に関して、坂内さんから聞きたかったことは全て分かりました。夜遅くまでつきあわせてすみません。お休みなさい。

坂内さん

この会話の流れもブログに掲載してよろしいでしょうか?

西川

どうぞ、どうぞ。と思いましたが、ごめんなさい。というのは学校でアドバイスする時、気を遣っているということはオープンに出来ません。ごめんなさい。そして、その部分が抜けると、この一連の流れが取り切れません。そして、「結局、西川先生の「謙虚に受け止めたい」という言葉は偽りなのですね。」とか「もう一度確認しますがこれで何か有益なことが起こるのでしょうか?それとも西川先生の理論を私にねじ伏せたいのでしょうか?」という部分を載せると、凄く心配する人が出そうなので。

坂内さん

では最初にメールをいただいた部分を掲載させてください。

西川

あの部分だけでは、意味不明なのではないですか?結局、メールの部分には坂内さんは何もお応えになっていませんから。

坂内さん

すみません。西川先生に聞かれるまま答えたのですがどうして何も答えていないと?

西川

あれ、電子メールの部分は、「すみませんが、意味が良く分かりません」とお応えになっただけですよね?メールという言葉の意味を取り違えたのかも

坂内さん

具体的には、

坂内さんの授業では子どもたちはみんなハッピーなのでしょうか?

坂内さんの授業公開した時、それに対して批判されたことはないのでしょうか?

坂内さんの授業を校長から止められたことはないのでしょうか?

坂内さんのブログ等で書かれていることをやれば、みんな上記のように素晴らしい『学び合い』は実現できるのでしょうか?

これらについて西川先生もいまだによくご理解されていないようなので改めて書きます!

西川

なんだか分からなくなってきました。では、「理解して欲しいのは、私は全校の先生方に手ほどきしているのです。当然、『学び合い』に大きな?を持っている先生にもです。もの凄く気を遣っているのです。だから、1問題点を指摘した場合は、5~10は褒めます。」の部分はカットして、そのまま載せるならば結構です。ていうことでよろしいでしょうか?

坂内さん

後半部分には何ひとつ有益なことがないので掲載しません

西川

いえ、載せるならば全体でお願いします。○○や○○(先に述べた坂内さんが問題あると書いた実践)は伏せ字で。そうしてください。

お休みなさい

 以上がメールのやりとりの全文です。が、明確に申したのかかかわらずメールの一部のみを公開しました。このような信義違反は非常に残念です。少なくとも電子メール等でのやりとりは出来ません。http://bit.ly/zdOpUTようは、この記事の「西川先生より」ではなく「ある方より」と代えていれば、この内容だったら個人特定は避けられました。が、そうしなかったために大人のルールを逸脱したのです。

 また、しばらくはコメントを非公開としたいと思います。なお、言うまでもなく、私が問題にしているのは個人特定されるメールを、明確に公開の仕方の条件を申したのにも関わらず、それを無視したという点です。坂内さんの実践のすばらしさや、その志の高さは高く評価する気持ちは揺らいでいません。そして、例えば私のゼミ生が学ぶ機会を与えていただけたらばありがたく思います。私と繋がらなくても、私と繋がっている人と繋がれば間接的には繋がっていますから。

 以上です。

12/03/06(火)

[]直言 22:05 直言 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 直言 - 西川純のメモ 直言 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 福島の坂内さんから直言を頂きました。とても大事なことです。坂内さんからのご了解を受けた上で以下に公開します。私も謙虚に受け止めたいと思います。

『ずいぶん前ですのでお忘れかもしれません。今から4年前、私とAさんで上越教育大学の西川先生をお訪ねいたしました。その際にB小学校の『学び合い』授業を参観させていただきました。実はその参観後、私もAもかなり怒りを覚えていました。授業が2学年の異学年、算数の授業でした。課題の設定量が1時間ではあまりに多く、到底子どもたちには解ききれるものではありませんでした。しかし、最後に担任は子どもたちに「みんなが」を強調し、説教し、それを西川先生は「いい説教だった」と笑顔でアドバイスしていました。それと対照的に子どもたちが落ち込み、潰れている状況を見ていました。このままこんなものが広がったらまずいと直感的に感じました。そして、その時に私は西川先生が授業を適切に看取れていないことを悟りました。(生意気な言い方ですみません)

それ以来、西川先生が理論を展開する一歩で、私は注意深くその他の実践の様子を探りながら、嫌われるのを承知で厳しいことを書き続けてきました。Cでも、実際の授業を見ると子どもが苦しんで泣き出し、その横でへらへらと遊んでいるような授業であったり、西川研の院生が本校で授業をしても、子どもが苦しんで泣き出すという有様です。私の下にさえ、保護者から苦情があって辞めざるをえない校長から禁止された、不登校の子どもがでた、学級崩壊したという話が舞い込んできます。

 昨日のメールにあるように、『学び合い』を実践することで「まし」どころか苦しむようになった子どもたちが大勢出ていることをイメージしていくべきです。しかし、西川先生のブログでのアドバイスはFさんが離脱した時と同じように、あまりに遠く、すぐに対応できないものばかりです。

 4年前、私とAが「まずい」と考えていたことが現実に起こり始めました。昨年からは、Aさんに代わってDさん・Eさんが授業を看取る力をつけたことで他の方々の実践に対しても情報を発信できるようになってきました。しかし、我々はあのグループ内では異端児です。厳しい言葉は誰も受け入れたくはないし、実際に多くの人々から嫌がられている存在です。我々とて、いつまでも持ちこたえられるはずもなく、私も限界を迎えています。私だって授業のことを深化させる方向で実践レベルの高い人としっとりと話し合いたいし共感を大事にした学びの場が必要なのです。

 それでもこれまで意地を張って頑張ってきたのは、『学び合い』という新しい境地を切り開いてくださった西川先生への感謝の思いからです。

 ただ、私たちもそろそろ自分の力を伸ばす方向に行きたいと考えています。だから『学び合い』グループの中や西川研の院生にバトンタッチしたいのです。先日のDさんが西川先生へ吹っかけていったのは、その議論にグループ内の方々を巻き込むためです。しかし、実際には残念ながら失敗に終わりました。

 今の『学び合い』は「法則化」と何ら変わりないものです。(それは西川先生が意図していなくても)「広げる」ことに一生懸命でその問題点を洗い出すことを怠っています。4年前に今を想像できたように、『学び合い』の今後を私は予想できます。そんなことがあって、西川先生のブログの一つ一つの言葉が気にかかります。ただそういうことにも疲れてきたので「最後にしたい」と私たちは考えています。いろいろと無礼なことを書いて本当に申し訳ございません。でもこれが本音の全てです。』

[]笑う 17:33 笑う - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 笑う - 西川純のメモ 笑う - 西川純のメモ のブックマークコメント

 学生と馬鹿話をすると気持ちが楽になる。本日は、バレンタインのこととこぶとり爺さんの馬鹿話をしました。

takami_swctakami_swc2012/03/06 23:25『学び合い』を坂内さんのような目で見るなら,結局今までの指導にあるような教師のあり方と何ら変わりがないように思います。授業を,子どもを,看取る力のある教師にだけできることで,そうではない教師がやれば子どもが苦しむことになる,あげくの果てに学級崩壊する。子どもの力を引き出すのは教師の力です。教師に力がなければ,子どもは伸びない。結局,力を注げば注いだだけ成果は上がるし,そうでなければ成果は出ない。これは『学び合い』であろうとそうでなかろうと同じだと思います。
でも,私はその見方は,『学び合い』から視点がずれていると思います。『学び合い』は純粋に科学だと思っています。教師の力が同じなら,『学び合い』のほうが確実にいいものができる。一人も見捨てない。みんなが幸せになれる。それが『まし』ということ。
教師の力のあるなしの議論と『学び合い』について議論を一緒にしてはいけないと思います。
そうは言っても,自分も教師の力については無視ができません。『学び合い』以外のところで教師の力を高めるためにはどうしたらいいかについて考えています。名古屋・愛知の会でも教師の力について中心の話題として議論したいと思っています。どんな教育を進める上でも大切なものだから。
以上は感想です。疲れやすい性格なので,議論はできません。すいません。

e_chigoyae_chigoya2012/03/07 00:08以前から言われていることですが、中高であれば部活動で『学び合い』を実践してきた方は大勢いらっしゃったと思います。その意味で「結局今までの指導にあるような教師のあり方と何ら変わりはない」というご指摘は正しいと思います。変わらないのです。
坂内さんが警鐘を鳴らすのは、『学び合い』のメインフィールドが部活動でなく授業だからです。部活動が無責任でよい訳ではありませんが、授業の責任の比ではないと思います。
私も青二才ですが、『学び合い』はごまかしがきかないぶん、教師の力をも高めると思います。

furu-tfuru-t2012/03/07 00:14>私はその見方は,『学び合い』から視点がずれていると思います。『学び合い』は純粋に科学だと思っています。

『学び合い』ってなんですか?科学ってなんですか?

>教師の力が同じなら,『学び合い』のほうが確実にいいものができる。一人も見捨てない。みんなが幸せになれる。それが『まし』ということ。

ではどうして持続できない方々が出てきているのでしょうか?「まし」のはずなのに。

>教師の力のあるなしの議論と『学び合い』について議論を一緒にしてはいけないと思います。

そうでしょうか?「力のあるなし」と「学び合い」の2つをつなげられずに苦しんでいる人がいるのでは?
そこを切り離して、苦しんでいる人達が前進できるのでしょうかね?

tontan2tontan22012/03/07 00:29教師力の「ある」「なし」なんていったい誰が言ってるのでしょう。
郡山の会ではそんな話を一度もしてはいませんが。

12/03/05(月)

[]福島 22:10 福島 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 福島 - 西川純のメモ 福島 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 4月1日福島県郡山で語ります。http://bit.ly/yTtIE5

[]全員達成 21:55 全員達成 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 全員達成 - 西川純のメモ 全員達成 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何度も書いたことをもう一度書きます。

 『学び合い』では全員がある課題を達成することを全員に求めます。が、知的な障害がある場合、それが達成できないことが繰り返されるとします。そうなると、どうしようもなくなります。ここで悩むのです。

 これは学校観と子ども観に立ち戻れば解決できます。

 『学び合い』の学校観とは、学校教育の目的は「多様な人と折り合いを付けて自らの課題を解決すること」です。自らの課題はなんでもいいのです。極論ですが、鼻くそのほじり方です。5分間で鼻くそを綺麗にとれるという課題を与えたとします。ところがそれが特定の子どもが出来ないことが繰り返された時、暗くなるでしょうか?ならないでしょうね。暗くなって出口が見えなくなるのは、例えば算数の問題を解くことがとても大事なものだと思っている証拠なのです。

 この状態に陥ったら、学校教育で一番大事なのは何かを何かを語りましょう。そして、それを分かっていなかった自分を自覚し、子どもたちに謝りましょう。その後で3つのパターンがあります。

 第一は、夢を語るです。つまり、例えば80点を取ることが重要ではなく、全員80点を取ることのロマンを語り、無理でもそれを目指そうと語ることです。達成できなくとも、それ向かって「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決すること」に向かった子どもたちの行動を価値づけるのです。これが順当なところです。

 でも、『学び合い』の子ども観、つまり子どもを信じられると、次の二つがあります。

 第二は、新たな目標を設定させる。つまり、『学び合い』の学校観を達成するために、適切な課題目標を設定させるのです。例えば、各自が元々の20%以上の点数上昇を実現するでも良いですし、特定の子どもは60点でも良いという課題です。それを教師が決めるのではなく、子ども集団がつくると言うことが大事です。子どもが、テストの点数が重要ではなく、「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決すること」の意味が分かっているならば、個々人の課題が設定できます。子どもたちが、教師に「これこれの課題にしてくれ」と要求するような集団をつくれたらOKなのです。教師のやるべきことは、子どもたちを前にして「この課題で、君たち全員が幸せになれるか」と問い、全員が自信を持ってうなずければ、OKです。

 第三は、達成する、です。本当に子どもの集団の能力を信じられた教師だけが味わえる境地です。多くの教師には「無理」と思うでしょうね。でも、知的障害の子どもも、業者テストでかなりの点数をとることが出来るのです。ま、算数・数学・体育・物理では困難かも知れませんが、その他の教科では出来ます。実現した教師を私は知っています。不遜ながら、西川ゼミはその域をキープしていると思います(常にとはもうしません)。

 全ては学校観・子ども観に帰結します。短い言葉ですが、それを徹底すると凄いことが生まれるのです。

追伸  成績上位、中位、下位、そしてだれだれ、その問題を考えるのは、教師ではなく、子どもであるということです。教師の仕事は、そういう集団をつくることです。

[]変化 17:03 変化 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変化 - 西川純のメモ 変化 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在、二つの小学校に『学び合い』の手ほどきをしています。1週間に1度ですが、どんどん変化しているのが分かります。それは先生の立ち位置に端的に表れます。

 第一段階は、ビクビクしているし、喋って良いのか悪いのかが分からず悩む段階。

 第二段階は、声がけや、課題のツボが分かり、余裕を持って子どもに接する段階。

 第三段階は、子ども集団が成長し、特段に声がけしなくても良い段階。子どもの脇に座ってニコニコ見守ることが出来ます。

 第四段階以降もありますが、手ほどきして1ヶ月の学校では第二段階まで進みました。2ヶ月の学校は第三段階まで進みました。授業中の先生方の笑顔を見ていると救われます。

12/03/04(日)

[]三丁目の夕日 18:54 三丁目の夕日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 三丁目の夕日 - 西川純のメモ 三丁目の夕日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 三丁目の夕日を見てきました。後半は、常に涙がボロボロ状態です。全員が善人で、全員が幸せになる映画が誰がなんと言ったって好きです。興味深かったのは2時間半の映画を最後まで息子は楽しんでいたことです。

[]政治 18:54 政治 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 政治 - 西川純のメモ 政治 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が高校でお仕えした教頭先生は私に「会議では何も言わなくて良いよ。誰かが君が思いつく程度のことは言ってくれるし、まともなところに落ち着くよ」と教えてくれました。事実、そうでした。そのため、高校での会議で私は発言することは殆どありませんでした。その感覚で大学に異動した後も発言しませんでした。ところが、高校での様子とは違います。私からはエゴイズム丸出しで、我田引水が見え見えの発言が続出します。そして、それが通ることが少なくないのです。呆然としました。5年間は我慢しました。自分の指導する学生さんを守るために5年後からはガンガンと発言し、論破することしました。

 何故、高校と状況が違うのだろうかと考えました。原因は管理職が不在だからです。全員がプレーヤーで審判なのです。だからプレーヤーとしての自分の利害で審判を出してしまう。このような状態では、会議はプレーなのです。では、どうすれば勝てるか。おおよそ二つのことが大事だと思います。第一に、そのプレーのルールを熟知することです。大学の会議の場合は、関係法規や学内規則を熟知する必要があるでしょう。第二は、キーパーソンを味方にすることです。会議において人が誰の側につくかを決める時、一番大事なのは誰がそれを押しているかです。というのは大多数のメンバーにとっては、その会議の意味を理解していないからです。では、多くの人に影響を与えられる人、つまりキーパーソンを味方に付けるためには何が必要か、それは「志」です。そして、言っている志に一致する行動をし続けているかです。そのような人たちとネットワークを持てるかが勝敗を分けます。

o4dao4da2012/03/04 21:32いい映画でしたね、有田秀穂さんの書き物を見たら涙は脳にいいらしいですねー。若者も、泣きました。

jun24kawajun24kawa2012/03/04 22:59あははは。私は若い頃から涙もろかったですから。

12/03/03(土)

[]ふきこぼし 08:00 ふきこぼし - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ふきこぼし - 西川純のメモ ふきこぼし - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は全体ゼミでよく寝ます。質の高い『学び合い』が成り立っている時の「音」は心地よいものです。よく眠れます。そして睡眠学習のように、彼らの会話の中で面白い会話を自動的にピックアップして、眠りの中でそれを考えているのです。

 本日の彼らの会話の中で気になったのは「ふきこぼし」です。『学び合い』は一人も見捨てません。一人も見捨てない、というと「落ちこぼれ」をイメージすると思います。事実、一番悲惨なのは下位層です。しかし、落ちこぼれと同時にふきこぼしにも対応すべきだという言葉がありました。それを一言聞いてからの私の眠りながらの思考です。

 全ての子どもが見捨てられている危機にあるのです。「ふきこぼし」も「落ちこぼれ」も、よい子も問題児も、目立ちます。が、クラスの大多数は目立たない子です。特段のクレーも言わないし、なんとなくその他大勢でくくれそうに思います。が、全ての子どもはみんなその子の人生を精一杯生きているのです。私が高校から大学に異動したあと子どもたちは手紙を書いてくれました。そして最後まで手紙を書き続けてくれた子は、ごくごく目立たない子どもでした。その子の手紙を読むと、その子が実に多くのこと考えており、悩んでいることを知りました。そして、その子に何もしていなかった自分を知りました。

 『学び合い』で一人も見捨てないといった場合、一人の例外も無いみんなです。従って、下位層に向けた特別の手だても基本的にしませんし、同様に上位層にもしません。一人一人に対応するのは教師ではなく、子どもたちです。そして、一人も見捨てない集団を創り上げるのが教師です。従って、出来ない子がいないように教える子が生まれるのも当然ですが、出来る子の願いを実現することを願う子どもも生まれなければなりません。

 5年生の息子に、6年生の社会科全単元を網羅する16枚のA3版の業者テストを与え、帰るまでに解いておくように指示しました。帰ってから採点すると、夏目漱石の「漱」などの難しい漢字は書けませんでしたが、ひらがなでもOKという採点基準ならば、全単元に渡って70点以上はとっていました。そういう子もいます。このような子の場合、その単元を越えた中学校の勉強をしたいと言うかも知れません。こうなれば、教師では対応不可能でしょうね。さらに、先に述べたように、全員、一人一人みんなニーズがあるのです。

 では、どうしたらいいか。

 第一に、全学年の『学び合い』が必要でしょう。

 第二に、その日の課題を教師が与えるなどは論外でしょう。月レベルの学習計画を子ども自身が、それも全員が建てられるようにすべきでしょう。これは我がゼミの杵淵さん、中井さんが5年前ほどに実証したことです。

 その上で、教師の与える縛りは、指導要領に沿った単元に関わるテストを何月何日に実施するので全員が一定の点以上をとることを求めるのです。

 となると教師は何をすべきでしょうか?それは対外的な交渉をしなければなりません。そして何よりも金を獲得しなければなりません。多くの子どもは自分にあった教材を本屋で見つけて買ってもらえばいい。また、インターネットで検索し、利用すればいい。しかし、それが叶わない子どもいます。従って、教師は多様な教材を教室の端に置いておく必要があります。全学の人材でも解決できない高度な課題に取り組む子がいるかも知れません。それだったら、全国の仲間と連携し、スカイプなどで繋げられるようにしなければなりません。これを実現するためには、机間巡視している時間を削って、各種の助成団体に予算獲得の書類を書くべきです。そして、全国の人と繋がるためにブログやメールを活用すべきです。つまり、私がやっていることです。

 と考えているうちに、本格的に寝てしまいました。

[]今年度 06:52 今年度 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 今年度 - 西川純のメモ 今年度 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年度も西川ゼミは大きな成果を上げました。

 第一に、上越地方で『学び合い』が変な新興宗教という見方から、「え?あそこでも」という段階にシフトしつつあります。これが成り立ったのは、ひとえにゼミ生の人柄だと思います。ゼミ生には「『学び合い』を変と思うのが普通。『学び合い』を分かる君たちの方が変であることを自覚してね。だから、まずは君たちの人を理解してもらって下さい。人は何を信じるかは、誰からの情報であるかに大きく依存します。」とよく言います。彼らは、私の想定を越える信頼を多くの人から得ました。本当に凄いと思います。

 第二に、第一の成果を基に、日本全国から来られる方々に『学び合い』の実際を伝えることが出来ました。『学び合い』の実践自体を見るのだったら、北海道から沖縄まで広がる多くの実践者に頼めばいいことです。しかし、学校レベルとなると数が少なくなる。そして、学校同士の『学び合い』となると、今のところ上越が一歩先に進んでいます。それらの成果を伝えることによって、学校レベルの改革を考えている方々、日本レベルの改革を考えている方々に多くを伝えることが出来ました。今は種ですが、来年度には花開くと思います。

 一人の教師が変われば、小学校で三十人、中学校・高校で数百人の子どもの人生に影響を与えることが出来ます。『学び合い』は計算が速くなるとか、読み取りが深くなる、というレベル「だけではなく」、人としての生き方、人同士の信頼を学ぶことが出来ます。これは例え1年であったとしても、それを経験して大人になるのと、それを経験しないで大人になるのでは天と地ほどの差が出ます。

 今年度のゼミ生は、どれほどの人たちの人生に影響を与えたのでしょうか?それを考えると、身がすくむほどの畏怖を感じます。素晴らしいことです。誇らしいことです。

[]来年度 06:40 来年度 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 来年度 - 西川純のメモ 来年度 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 来年、ゼミとして改良したいことを述べました。

 第一に、学術研究です。西川ゼミの特徴は、学術と実践の融合です。既存修士に所属している時は、一定のスケジュールをこなせば、自ずと学会誌に投稿できるレベルの研究はまとまります。事実、多くの学会誌に掲載されました。ところが、教職大学院は専攻としてのイベントが多いので間合いがとりづらい。結果として、データとしてはダイヤモンドの価値を持つが、それを学術の書式に載せきれる時間の余裕がない事例が多くなりました。もったいないです。これを改良したい。

 第二は、学部生と院生との融合です。大学院の中の現職院生と学卒院生の融合はうまくいっていると思います。無計画な採用計画によって、今の現職者は自分より若い教員と関わった経験が少ない。これは彼らの今後のキャリアには必須な条件です。一方、学卒院生はそれまでの人生で十歳以上離れた人と同僚になることはなかった。ところが、採用されるとそういう人と同僚になる。初任の時は殺人的な忙しさです。そこを健全に乗り切れるか否かは年長者と繋がれるか否かです。そのため、上越教育大学の教職大学院では、それを意図したカリキュラムを用意しています。が、学部との融合は完全ではありません。今年度はそれを補完したいと思います。

 第三は、上越の地の『学び合い』ネットワークです。現在は西川ゼミが中心になっています。が、上越での『学び合い』の広がりは急激で、西川ゼミのマンパワーの範囲を超えています。今後は、地元の先生方を中心に据え、我々がサポートする体制にシフトしなければなりません。それも早急に。

 以上のことを元にして、来年度は上越の地で『学び合い』を広げます。特に、学校の教科学習を核にした地域コミュニティーの再生を具体化するのが来年度の目標です。

scorpion1104scorpion11042012/03/04 21:19ダイヤモンドの価値を持つ過去のデータを読ませていただきました。ダイヤモンドの価値をはるかに超えるような真実があると思いました。その真実とは、『学び合い』は得であるということだと思いました。

scorpion1104scorpion11042012/03/05 23:19私が出会った知的な障害を持つ子どもは、能力的な限界がどうしてもありました。その彼らの幸せな将来を思うとき、何が必要となるのかを考えると『学び合い』は自分自身を表現し伝える力を育ててくれることだと考えます。表情一つ、頷き一つ、つぶやき一つでも自分を自分以外の人に表現できることは幸せにつながると考えます。『学び合い』の学習形態で、それが発展していけば将来的に困難を抱える子どもも含めた全ての子どもの幸せにつながるという希望が持てます。ですから、ダイヤモンドの価値以上のものがあると思いました。

jun24kawajun24kawa2012/03/06 08:41全ての解決策は、ネットワークにあると思います。一人も見捨てない、おりあいをつけた社会の実現が最終的な解決策だと思います。大丈夫、その方向に我々は進んでいますよ。

12/03/02(金)

[]これから 19:11 これから - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - これから - 西川純のメモ これから - 西川純のメモ のブックマークコメント

 来年度に向けて、徐々に動き出している。と、感じます。

12/03/01(木)

[]一歩 22:51 一歩 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一歩 - 西川純のメモ 一歩 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越地方のある学校が、『学び合い』で学校づくりすることに本格的に取り組むことを決めました。嬉しい。

[]熊本 22:35 熊本 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 熊本 - 西川純のメモ 熊本 - 西川純のメモ のブックマークコメント

3月16日に熊本発の授業研究会があります。お誘いします。

熊本県山鹿市立鹿本中学校です。お申し込みは、教頭の秋吉先生に電話もしくはFAXにてお願いします。

http://bit.ly/ytApJy

[]3研究室の飲み会 16:17 3研究室の飲み会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 3研究室の飲み会 - 西川純のメモ 3研究室の飲み会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、久保田研究室、水落研究室、西川研究室の合同追い出しコンパです。全部そろうと一つの学部ですね。