西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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11/12/30(金)

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 さて、妄想3連発(http://bit.ly/vt5pZFhttp://bit.ly/su7Ku9http://bit.ly/uLzp9N)を書きましたが、それは以下を実現させるための布石です。ドラッカーは未来社会をNPO中心に構築しようとしていました。しかし、私は学校を中心に構築しようと思っています。そのためには、それが出来る学校が必要だと思っています。

 社会をイメージするには人口構造が最も基本となるとドラッカーは看破していますが、私もそう思います。現在、「高齢化社会」がネガティブに捉えられていますが、長寿社会が問題なわけありません。富士山型の人口ピラミッドで成り立っていた高度成長はいつまでも続くわけありません。だからその時の時代に回帰するのではなく、釣り鐘型をイメージすべきだと思うのです。

 高齢化社会がネガティブに捉えられていますが、その原因は、高齢者を非生産者に位置づけられて、金食い虫と思われているからです。しかし、日本の退職者で仕事が出来ない状態の人がどれほどいるでしょうか?殆どいないと思います。日本人は「退職後は悠々自適のご隠居さん」を理想とするのではなく、「死ぬ前日までバリバリと働ける」ことを理想とすべきです。死亡の年まで間接税でも納税してもらえるならば、日本はもの凄く豊かな国になります。だって、一人の人に教育で投資した金額が、もの凄く長期間にわたって帰り続けるのですから。

 自営業の人は、それに近い人生を送っています。しかし、公務員や企業人もそういう人生を送るべきです。日本人は教育にお金をかけています。でも、退職教員が日本中にどれほどいるでしょうか?私の家内は子育て中で専業主婦ですが、長らく幼稚園・保育園の教師でした。日本中に保育士の資格を持っている主婦がどれほどいるでしょうか?外国語に堪能な海外勤務経験者の退職者がどれほどいるでしょうか?こんなのは序の口です。財務省にもない膨大な埋蔵金が日本中に死蔵されている。日本には教育を受けた労働力が死蔵されているのです。

 この労働力をどのように活用したらいいか?これは官庁の奥の院で決められません。決めても、殆ど機能しないでしょう。そして、それは市町村役場でも無理でしょう。というのは、そのような労働力は、個性が多様なのです。例えば、「何時から何時の勤務がしたい」なんていうのは序の口です。家から何分でいける範囲内というものもあるでしょう。でも、それ以上に「○○さんといっしょだったらやりたい」というものもあります。そして、○○さんといっしょだったら、○○さんの車に一緒に乗れば勤められる範囲は格段に広がります。若い労働力は、規格の中で働きますが、高齢者はそうはいきません。他人からは「我が儘」と思われるようなことを調整するには、その人を知っている人たちしか出来ないのです。

 私はそれが出来る地域コミュニティを構築したいと願っています。さて、今すんでいるところを思い浮かべて下さい。半径1km県内の人が「自分もやろう」と思う割合と強さが一番高い課題は何でしょうか?私は「我が子、我が孫」のため、つまり学校が最もそれに近いと思っています。

 学校が、まずは保護者を保護者集団にします。ミッションは「我が子」から「子どもたち」にするのです。そして、やがて保護者集団が学校に所属観を持ち、「息子の学校」から「自分たちの学校」となります。そして、『学び合い』の考えによって周りの人に声をかけ、ミッションをより広く、より多く、より多様な人を巻き込めるようなミッションにするのです。具体的には「一人も見捨てずに、最後の日まで人から必要とされる人生を送ろう」というものは素敵ですね。

 先に長々挙げた学校の条件が成り立てば、校長は大きな権限を持ちます。職員にはゆとりが生まれます。子どもたちという労働力があるのです。そして、学校という施設があります。校長は学校の管理者であると同時に、地域コミュニティの起業家になるのです。教職員や事務職員はコーディネーターになります。健康管理の資格を持つような職員が生まれ、地域の健康管理の仕事をするかも知れません。このような地域の中の『学び合い』の中で、学校の『学び合い』の中で子どもは成長し、大人になります。そして、保護者も『学び合い』を経験します。

 現在、どんどん過疎化が進んでいます。しかし、どんな過疎地にも凄い価値がある資源があります。それは親であり親戚であり、友なのです。その価値の大きさは教員養成系大学の教師である私は実感しています。学生さん達は、なによりも地元で働きたいと願っています。

 もし、自転車で10分以内に、何でも相談できる人が100人いたらどれほど素晴らしいでしょう。学校の空き教室で定期的に持ち込みパーティが開かれます。お金がかからず、そして楽しい。子どもを安価で安心して預けられる環境がそろっているならば、共稼ぎが可能となります。安価で高質な高齢労働者は、若年労働者に負けない市場を開拓できると思います。海外に工場を建てる必要はなくなるかも知れません。あ~、妄想は続きます。多くの人が多様なアイディアを出し、一人一人の「我が儘」を「おりあい」を付ければ、どれほどのことが出来るでしょう。

 私の考えるパラダイスは、生まれた時に数百人に祝福され、死ぬ時に数百人に見送られる、それが一人の例外のない社会です。私はそれのキーは学校だと信じています。それの具体化の道筋を数年以内に達成したいと「妄想」しています。

 客観的には妄想ですが、私にはリアルに想像できる。第一に、上記の十分の1でも実現できるならば、現状よりはかなり「まし」であることは120%確信しています。

o4dao4da2011/12/31 14:41一人も見捨てずに、最後の日まで人から必要とされる人生を送ろう」というものは素敵ですね。

とっても素敵ですね。先日植松努さんという北海道でロケットの部品を作ってナサから受注が来るようになった町工場の方の話を聞きました。ここ数年の話らしいです。

挫折をのりこえながらも、夢はかなう!いっぽでも進めていくことの意義を体感しました。先生がぐんぐん進めていることが希望になります。わくわくしますね。

jun24kawajun24kawa2012/01/01 08:04みんなでやれば、凄いことが出来る。逆に、みんなでやれなければ、首相だってやれることは限られている。