西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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11/09/10(土)

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 学活を思い起こして下さい。クラスで何か問題があったとき、話し合いをさせるとします。終わった後に何が起こるでしょう。おそらく、子どもの代表がどいういう方法でその問題を解決するかを教師に報告します。そして、教師はその方法を守れるかどうかの確認をします。でしょ?

 でも、西川ゼミでは違います。たいていの場合、私はその話し合いの場にいません。そして、話し合いの結果の報告は私にしません。したとしても「終わりました」と言うことぐらいです。私が確認するとしたら、その方法ではなく、元々の問題は解決できるかどうかです。例えば、「じゃ、問題は解決できるのね?」という風に。

 この違いは、学習者集団を信じられるか否かです。また、過程に拘るか、結果に拘るかの違いです。そして、その違いは、学習者集団が自律的になれるか、なれないかの差を生みます。

追伸 もちろん、私もゼミ生に方法レベルのことを強います。それはHPで事細かく記載しています。しかし、その場合は、それはそれを過つと学生の生命に関わること、たいへんなことになることに限定しています。そして、その理由をちゃんと説明しています。

 それ以外にでも、方法を例示することはよくあることです。特に、教えたがりの私なのですから。しかし、大事なポイントがあります。それは、私が例示したものを使わないという権利を学生が持っている点です。そして、それを奨励しています。私が大事にするのは結果であって方法でないですから。