西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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授業公開の仲介のガイドライン http://dl.dropbox.com/u/352241/manabiai-data/koukai.pdf
だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

11/09/30(金)

[]長崎の会 22:01 長崎の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長崎の会 - 西川純のメモ 長崎の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 長崎には多くのへき地校があります。その学校の子どもたちの幸せを保障するには、筆算の繰り上がりをうんうんする以上の何かが必要です。お誘いします。http://bit.ly/qojpTn

[]越後『学び合い』の会 21:43 越後『学び合い』の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 越後『学び合い』の会 - 西川純のメモ 越後『学び合い』の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 越後『学び合い』の会の申込期限が延びました。http://echigomanabiai.jimdo.com/

 宿泊分は地元の権現荘でやりますが、支配人が太っ腹にやってくれます。感謝です。地域コミュニティの意図をくんでくれる人に支えられています。

[]負けない 17:53 負けない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 負けない - 西川純のメモ 負けない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以前にメモったことです。負けるとは、自分が負けたと思い、反撃を諦めたことです。どんなに状況が厳しくとも、しぶとく反撃の機会を狙っていれば負けたことにはなりません。大事なのは勝つことではなく、とりあえず明日を迎えられることです。

 時間は我々の見方です。日本全国の同志が、色々なことをやっているので状況が好転します。とにかく明日を迎える、そのためには戦術的な一時退却もアリです。

 大義は我にあり!

karakusa01karakusa012011/10/01 00:57このたび、越後の会に参加できることは、いろんな意味で、みなさんとの繋がりに感謝…それと「負けない」を感じた瞬間でした。越後の会楽しみにしています。

jun24kawajun24kawa2011/10/01 07:11願うことがまず一歩です。ね。

scorpion1104scorpion11042011/10/01 07:24西川先生、「長崎の会」のご紹介ありがとうございました。
長崎県は、公立学校教職員人事異動基本方針に基づき広域交流人事制度があります。本土部をA地域、しま部をB地域とし、在職期間中に両地域に勤務するとするものです。私の場合は、2つの離島を合せて6年間勤務いたしました。現在の制度では、4年間です。今から、教職員になろうとする学生の方々や離島の勤務がまだの先生方が『学び合い』の考え方を知った上で離島などのへき地校に勤務されたら長崎県の子どもたちの離島というハンディは小さくなり、広い視野を持つ子どもの育成につながると思います。他県の方々の御参加も大歓迎です。なお、午後からの西川先生の講演会のみの参加も大丈夫です。

jun24kawajun24kawa2011/10/01 07:28本当は長崎の方にも越後『学び合い』の会に参加いただければと思うのですが。へき地小規模校の最適解があると確信しています。

11/09/29(木)

[]子ども 22:23 子ども - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 子ども - 西川純のメモ 子ども - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある教材会社の方がおいでになりました。『学び合い』の実践校で参観した後、子どもたちの直に話し合う機会を持ったそうです。その子達は、『学び合い』の本を自分たちで出したい、出させてくれと言ったそうです。

 私はそれを聞いてウルウルしてしまいました。『学び合い』開始半年で、彼らは同志です。

[]敵 21:58 敵 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 敵 - 西川純のメモ 敵 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』をやれば、なかなか分かってもらえない。ま、集団の8割は分かってもらえないと思うべきです。その時です。その8割を敵と思うかどうかです。

 実は、8割の大部分、全体の6割は単に分からないだけのことです。もし、あなたが敵と認識すれば敵になります。が、分かってもらえる可能性のある人とと思えば敵になりません。早晩、味方になってくれる人です。

残りの全体の2割は敵です。が、ま、しょうがありません。日本の教育の不易なところを守ろうとしている常識人なのです。いじくらなければ、やがて味方になってくれる人です。

分からない人の大部分は敵ではない、と思うことは大事なことです。

[]長いつきあい 21:58 長いつきあい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長いつきあい - 西川純のメモ 長いつきあい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は人とのつきあいは、長いつきあいにしたい。短期的で大もうけするようなつきあいは避けたい。何故ならば、失敗すれば相手方は損をしたと思います。そして、つきあいはとぎれます。もっと悪いのは、その人が悪い噂を積極的に流すからです。

 だから、相手が損するようなつきあいは絶対に避けたいと思います。互いに損をしないつきあいを積み上げていれば、互いに得をするつきあいが出来る。特に、互いが異質であれば、自分にはたいしたことではないことが、相手には非常に価値があることを見つけることが出来る。

 もし、相手が損をするようなことになる可能性がある場合は、避けます。が、その相手が、そのことが長期的に見られて損と見なさないならばOKです。いわゆる投資と考えられるならば。

 凡人として、この戦略を大事にしています。

[]『学び合い』越後の会 07:10 『学び合い』越後の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』越後の会 - 西川純のメモ 『学び合い』越後の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

学び合い』越後の会の申し込み締め切りは10月14日です。へき地校の教育はどうしたらいいか、どうしたら中1ギャップを解消できるか、おみせします!http://bit.ly/pKm78N

[]九州ツアー 06:34 九州ツアー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 九州ツアー - 西川純のメモ 九州ツアー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月30日に長崎で『学び合い』の会があります(http://bit.ly/pV3fen)。また、11月1日の14時から佐賀の佐城教育事務所で研修会があります。11月3日に福岡で『学び合い』の会を計画中です。3つとも別々な話をするつもりです。

11/09/28(水)

[]九州ツアー 22:22 九州ツアー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 九州ツアー - 西川純のメモ 九州ツアー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 関係各所のご努力により、長崎・佐賀・福岡で話す機会をいただけそうです。追って詳細はアップしたいと思います。

11/09/27(火)

[]お誘い 19:32 お誘い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お誘い - 西川純のメモ お誘い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月1日(土)に我がゼミの飲み会をやります。オープンですので、だれでもどうぞ。ご希望の方はメールして下さい。我がゼミは、方向性が一致すれば多様であることはメリットであることを知っている集団ですので。

[]語る 19:32 語る - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 語る - 西川純のメモ 語る - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミ生と個人ゼミをしました。そうとう悩んでいました。そこで、そもそも『学び合い』というのは何かということを語りました。そのゼミ生は十分分かっていることです。でも、教師は語るべきなのです。

 子どもたち(私の場合はゼミ生)は本当に大変なことに立ち向かっています。次のメモで書くようにアドバイスできることもあります。が、そのレベルを超えるようなこともあります。それは私のところに相談する人も同じです。その場合は、それを乗り越えるべきであることを語ります。

 教師の仕事は最善の方法を教えることではありません。せいぜい「ましな方法」を例示することぐらいです。教師の仕事は、その課題が達成すべきであり、達成するに値するものであることを語ることなのだと思います。最善の方法は当人しか分かりませんから。

[]アドバイス 19:32 アドバイス - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドバイス - 西川純のメモ アドバイス - 西川純のメモ のブックマークコメント

 色々な人から相談されます。その場合のアドバイスにはパターンがあります。

1)出来ないことをいじくらない。その代わりに出来ることを探す。

2)分からない人・動かない人をいじくらない。その代わりに分かる人・動く人を見出す。そして、その人達といっしょにやる。

3)色々な方法を、柔軟にやり続ける。つまらないことであっても並行してやる。やれるときにやればいい。

4)ある問題が動かない場合は、それよりも上位の問題で捉えて解決策を考える。

FlipperKFlipperK2011/09/27 20:09 まるで、今日の私のためのメモのように感じました。ありがとうございます。

jun24kawajun24kawa2011/09/27 22:16なんだかわかりませんが、とにかく、良かった。

11/09/26(月)

[]辛い 21:54 辛い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 辛い - 西川純のメモ 辛い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 辛いと人に言うことは大事なことだと思います。言えないと、変な合理化をしてしまう。ただ、傷の舐め合いでは、結局、合理化になります。乗り越えようとする人と語り合うことは非常に健全です。

 みんな辛いときがある。当たり前。ようは、それを相談できる人がいるか否か。そして、それは誰か?が大事。

[]教科の目指すもの 21:43 教科の目指すもの - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教科の目指すもの - 西川純のメモ 教科の目指すもの - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の課題は単純です。馬鹿馬鹿しいぐらい。それに対して、教科のことで教材研究を目指している方には、馬鹿馬鹿しいと否定されます。

 ゼミ生から、そのような方も納得できるような『学び合い』は出来るかと聞かれました。私の答えは「集団が成熟すること」です。集団が成熟すれば、『学び合い』の導入段階、充実段階でやっているような単純な課題は、子どもたちが自習してしまいます。そして、その上を目指せるのです。

 教科の教材研究を目指している方の授業を何度も見ています。いつも思うのは、クラスの中のごく数人だけがついて行っているだけです。それ以外の子どもは取り残されている。クラスの全員が、その方々から見れば糞くだらないと思われるものを乗り越えた先に、教科のすばらしさをクラス「全員」で実感する授業があると思うのです。

[]教師の醍醐味 21:38 教師の醍醐味 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教師の醍醐味 - 西川純のメモ 教師の醍醐味 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師として一番嬉しいのは、学生に自分の愚かさを指摘されること、乗り越えること。だって、それで成長するから。ゼミ生からバカにされました。以下の10分頃をご覧じろ。

 http://bit.ly/pnG04z

 その背景は、以下のとおり。

 http://bit.ly/o1zZJX

hideki55hideki552011/09/27 06:28いのっちです。私のブログに西川先生の記事についてコメントを掲載いたしました。

jun24kawajun24kawa2011/09/27 06:34読ませていただきました。ありがとうございました。

11/09/25(日)

[]楽になる 09:33 楽になる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 楽になる - 西川純のメモ 楽になる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「『学び合い』をやると教師は楽になるか?」という質問を最近ゼミ生に聞かれたので、それをメモります。答えは「楽になり、大変になる」というものです。

 同じ仕事でも人によって大変と思ったり、楽ちんに思ったりします。何故でしょう。第一に、その人の能力が関係します。そのことに長けた人は楽ちんと思えるのに、そうでない人には大変と思います。また、長けた人であっても時間がない時、疲れている時があります。そんなときに仕事が来るとものすごく負担です。日本の教師はとてもまじめです。しかし、共稼ぎで子どもが病気の時はとても大変になります。

 『学び合い』ならば今まで教師が時間をかけていたことをしなくてすみます。例えばこりにこった教材研究は不要になります。プリントを用意したり、教具を自作したりする必要はありません。教科書で十分です。

 今まで気に病んでいた「あの子」のことも、自分一人で背負うのではなく、クラスみんなで背負ってくれます。そして、自分の話を聞いて納得してくれている数人が中心になっている集団を信じられるのです。気が楽になります。

 子どもが病気になっても年休を取れない状態から、気軽に同僚にお願いできます。同僚も気軽にOKしてくれます。だって、自習監督なんて行かなくても自律的にクラスは運営されていますから。いや、そのクラスと合同で授業すれば、自分のクラスももっと光るから。協働性のある職場は居心地はよいものです。

 つまり楽なのです。特に「気が楽」なのです。が、大変です。

 『学び合い』をやり始めた人から3ヶ月ぐらいたって「急にクラスの達成度が悪くなった」と相談受けることがあります。十中八九は「手を抜いて」いるからです。実際、上記の通り従来型の授業に比べて圧倒的に楽です。そして、クラスは驚異的に向上します。なので、だんだん手を抜き始めるのです。しかし、『学び合い』は従来型授業で大変だった部分は不要ですが、何もしなくても良いわけではありません。特に重要なのは「見る」という行為を省略すれば決定的です。

 考えてみて下さい、『学び合い』では子どもたちは馬車馬のように活動しつつけています。楽ではありません。特に、その中心となっている子どもは本当に大変です。分からない同級生のために予習はしなければなりません。気のあわない子と折り合いを付けなければなりません。

 さて、子どもは教師の腹を見透かします。特に『学び合い』で中心となっている子どもは特にその能力が高いのです。では、楽をしている教師を見たらどうなるでしょう。当然、自分も楽をし始めます。そうなればクラスの状態が急激に悪化するのは当然です。

 だから『学び合い』において、子どもが成長すれば、それ以上に教師は成長しなければならないのです。子どもが頑張れば、それ以上に頑張らなければなりません。子どもたちに従来型指導と『学び合い』を比較してどちらが良いかを問えば、圧倒的に『学び合い』です。しかし同時に、「たまには前の方が良い」とも言います。理由を問えば「楽」だからです。従来型指導の場合は、何も考えなくても授業が終わります。手の抜き放題です。が、『学び合い』では馬車馬のようにならなければならないし、周りの子どもが手を抜くことを許さないのです。教師も同じです。実は、子どもたちが教師の手を抜くことを許さないのです。

 『学び合い』では高い理想を語ります。それと関連して日々の課題を意味づけます。もし、教師がその語る理想に対応しない行動をしたら・・・・。つまり、人に語ることに矛盾しない行動をしなければならないということです。こりゃ大変です。でも、教師という職業に誇りを持つことが出来ます。

 つまり、「楽になり、大変になる」になるのです。

追伸 まわりの常識人に説明する、政治をする、したたかになる、という大変さもありました。

[]方法 08:48 方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 方法 - 西川純のメモ 方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 それが『学び合い』か否かを判断するポイントの一つに、子どもたちが現在やっている方法を子どもたちがやめる権利を担保しているか否かです。

 究極の『学び合い』の姿とは、例えば小学校は、「新入生が入学式に、校長先生が6年後に大人になって中学校に行って下さい。どぅぞ」です。あとは、子どもたちが全部やるのです。しかし、指導要領の縛りがある、また、教科書を使わねばなりません、だから、「教科書○ページから○ページまで全員が理解して下さい。どうぞ」という課題になります。なお、先の究極の姿ですら、小学校が6年という法の規定が無くなればもっと簡略化されます。

 が、子どもの能力を信じられなければ方法を強いてしまう。もちろん、教師は大人なので色々な方法の知識がある。それを活用することはOKだと思います。例えば、「これこれは良いよ」と例示することはOKです。問題は、それをやめる権利を担保しているか否かです。それを認めないならば、そこには子どもの能力を信じられないものがある。

 もちろん、能力を信じる、信じないのレベルではなく、方法を強いる場合があります。それは、子どもたちの生命・身体に危害が及ぶところです。それは方法を強いることは当然です。逆に言えば、それ以外は方法を強いることは避けるべきです。そして、それ以外を強いた場合、それは誇るべきなのではなく、集団づくりが未成熟であることを恥じるべきだと思います。

FlipperKFlipperK2011/09/26 19:05 時間的な余裕はできたと思います。でも楽ではないです。どっちかというと以前よりしんどいこともあります。でも、「じゃ、やめますか」といわれると、「絶対いやです」となります。

jun24kawajun24kawa2011/09/26 21:47あははは
それが私の書いたことですよ。

11/09/24(土)

[]操作的定義 07:29 操作的定義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 操作的定義 - 西川純のメモ 操作的定義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 操作的定義という言葉、これは大学院の入試で出た問題にありました。当時の私は全く分からない言葉でした。大学院に入ってから、心理学や70年代のカリキュラム運動を学ぶ中で学びました。何らかの評価をする場合は、とても大事な考え方です。

 例えば、「知能」とは何かと言うことを議論しても、ま、多くの場合、哲学的議論に陥りがちです。昨日の「説明能力」も同じです。従って、いつまでたっても評価できません。そんなとき操作的定義は有効です。

 操作的定義とは、それを測定する方法によって「それ」を定義するのです。例えば、知能とは何か?を明らかにして知能を評価するのではなく、知能検査の点数を知能と定義するのです。もちろん、知能検査が妥当か?という疑問が残りますが、でも、はてもない哲学的議論よりは「まし」と言えます。現実に何かをしなければならない立場の人は、ある段階で「エイヤ!」っと決めて進まねばならないですから。

 おおにして、非常に荒い、そして先行研究を全く参照しない哲学議論に終始します。当然、何らも生み出しません。ある段階で司会の人が、「それでは、それぞれの先生が、それぞれのやり方で」という至極曖昧な終わり方をします。

追伸 ここで言う哲学議論というのは、哲学のド素人がやる哲学「的」議論という意味ですので・・・・

11/09/23(金)

[]説明能力 22:26 説明能力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 説明能力 - 西川純のメモ 説明能力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ゼミ生より説明能力の評価方法について聞かれましたので応えました。大事なことなので、ここにメモります。なお、以下で書くことは、コミュニケーション能力や、はては教師の授業能力にも同じことが言えます。

 最近は教育においてもコミュニケーションが大流行です。その結果、各学校で説明能力の育成を目指した試みがなされています。その方向性は正しいのですが、何を説明能力と捉えるかは多種多様です。

 一般に説明能力を評価する場合、一定の話形が話せているかいないかを評価します。例えば、「私は○○だと思います。理由は○○だからです」のような話形です。しかし、それが本当に説明力に関わっているという根拠はありません。また、声の大きさで評価します。でも、本当にそれが説明力に関わっているという根拠はありません。

 研究者として断言します。説明力に関して、どのような構造になっているかを学術的に明らかにした研究はありません。少なくとも、あるジャンルの研究者の多くが同意するような構造はありません。ま、あるわけありません。なぜなら説明とはそんな単純なものではないからです。

 例えば、ある研究者が実験的な条件でAと非Aの二群に分けて、Aが説明力に関係すると明らかにしたとします。別な研究者が同様な方法で、Bが説明力に関係すると明らかにしたとします。ところがAとBがともに成り立つと、A単独、B単独より関係するという子は自明ではありません。交互作用というものですが、A単独、B単独で関係するとても、AとBが重なると関係しないと言うことは良くあることなのです。

 考えてみて下さい。実際の説明の場合、たいていの場合は互いに知っている相手です。互いに見知らぬ相手に説明しなければならないという状況は実生活ではあまり無いはずです。となれば説明する相手のことを理解した上で説明します。例えば、相手はあることの理由に関して自明であればそれを省略するのは当然です。それを「私は○○だと思います。理由は○○だからです」という話形に囚われて、自明のことを繰り返さねばならないとしたらとても変な説明です。言うまでもなく数学者や自然科学者の学問上の説明でも同じです。解析学の論文が集合論やイプシロンデルタ論法まで遡って説明しなければならないとしたら、とてつもなく長々した説明になります。

 では、どうするべきなのか?それは過程ではなく結果を基準とすべきなのです。説明というものには達成すべき目的があります。例えば、「ある問題が解けるようになる」、「ある意見に同意するようになる」等のように、「ある行動変容が持続的になる」という目的があります。従って、説明の評価は、説明される側に、その行動変容が持続的に成り立っているか否かで評価すべきなのです。当たり前でしょ?

 さて、ここから先は『学び合い』を実践している方でないと分かりづらいかもしれません。

 説明には、「ある行動変容が持続的になる」の他にもう一つの意味があります。それは、相手に好意を持ってもらうという意味です。実生活を思い起こせば自明だと思います。相手に説明できたとしても、嫌われたら元も子もありません。従って、相手が説明した側の説明、または説明した人自体の好悪も評価すべきです。

 説明能力の評価の多くの場合、説明する側の評価のみがなされます。が、実は説明される側の能力も大事です。例えば、自分の分からない理由、納得できない理由を説明者に説明することが大事なのです。そして、説明者と同様に嫌われたらば元も子もありません。

 また、実生活を考えれば、ジャンルごとに適切な説明される相手、適切な説明する相手を選べる能力も必要です。そして、そもそも選択できるだけの多様な相手を持てるか否かが重要なのです。

 そして、『学び合い』を実践している方でないとかなり理解困難だと思いますが、実際の説明において、説明する人と、説明される人は固定していません。残念ながら多くの教育関係者は、成績の高い人が成績の低い人に教えるという固定的な関係を想定しています。が、実際は違います。

 ということで、残念ながら教育の世界で多く行われている説明能力の評価は的外れのようにしか思えません。

 が、もっとも重大な問題点は、それを評価している職員集団の中で「説明能力」とは何かという合意が曖昧だと言うことです。これではどうしようもありません。職員一人一人が曖昧な「説明能力」をもち、それが状況によってぶれます。そして、職員間でぶれ方が違うのです。これでは別々な言葉で会話しているのですから、そこから生み出されるものは実りが少ないのは当然です。

 ではどうするか?先に長々書いた、私から見ると的外れな説明能力の評価法であっても良いですから、職員同士で合意形成を計るべきです。合意形成のための話し合いをすれば、自分たちが育成しようとしている説明能力とは、そんな単純なものではないことが明らかになると思います。

[]正しい連携 10:05 正しい連携 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 正しい連携 - 西川純のメモ 正しい連携 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 学校には色々な連携があります。小中連携や学校評議員などです。でも、うまく機能しているとは思えません。たいていの場合は、かっちりした組織を作ります。そして、会議の場を設けます。でも、それじゃあうまくいかなくなるのは当然です。

 我々は、子どもたちが自由に集団をつれる状態で、どのような話題の時、どのような集団をつくるかを調査したことがあります。その結果、何かを聞く、というレベルは基本は二人です。そして、何かをつくるというレベルは基本は4、5人です。しかし、その集団の基本的方針を定める場合は、子どもは全員で話し合います。

 以上は教師がゴチャゴチャ言わなくてもです。

 なぜ既存の連携がうまくいかないか、それは全ての話題を全員で議論するように限定されているからです。ちょっと聞くレベルは二人で話す方が良いのです。何かを作りだそうというレベルは4、5人が良いのです。

 例えば、中学校の先生が気になるこのことを聞きたければ、前担任の小学校の先生に個人的に聞いた方が良い。自分の子どものことを相談したいならば、担任に聞いた方が良い。 もし、小中で何かの企画を計画するならば、小中の先生方の4、5人が案を練ればいい。保護者を巻き込んだ企画でも同様です。

 では、我々の考える正しい連携はどんなもんでしょうか?

 小中連携は小中合同の『学び合い』を一定頻度以上でやるのです。おそらく体育館が場所です。そこに小中の子どもたちがゴチャゴチャと学び合います。その中を小中の先生方がゆったりと回ります。そして、そこで互いの教え子をネタに小中の先生方が立ち話をするのです。

 その場に保護者が混じるのです。保護者同士が、そして、保護者と教師が子どもをネタに立ち話をするのです。そして、職員室の脇に机があって、保護者と空き時間の教師がお茶を飲みながら話すのです。

 以上の積み上げがあって、基本方針を定める全体会が生きてきます。全ての集団が有機的に動くためには、仕事をゴチャゴチャとした中で達成することが必要なのです。

私立の戦略

 我がゼミは学校を核にした地域コミュニティの創造をテーマとしていることを、ある私立学校の先生に話しました。その先生は、「うちは私学だから関係ありませんね」と言ったので、思いっきりバカにして、さんざんからかいました(その先生は元ゼミ生ですので)。

 私学こそすべきです。だって考えて下さい。その地域コミュニティの子女は、より好条件の学校に行けるのに歩いて通えるからと言う理由でその学校を選んでくれるかも知れない子どもなのです。学校にしてみれば「美味しい」子どもです。

 また、ある保護者がその学校を候補として考えたとしたとします。もし、親戚知人がその学校の近くに住んでいたら、「どんな学校?」と聞くはずです。それに対する答えは、その学校を選択するか否かの決定要因になるはずです。

 第一、地域と連携できたら、地域も学校も得です。

 なぜ、そういうことを真剣にやる私立学校は少ないですよね。でも、我が息子のかよう附属学校もあまりしません。地元の学校の催し物の案内は地域の回覧板で流されますが、附属は流しません。

[]継続性 07:20 継続性 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 継続性 - 西川純のメモ 継続性 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「岡惚れも三年すれば色のうち」という言葉が好きです。私は色々な方とつきあいます。つきあい方も様々です。一時期、濃密だったのが、ぱたり、という方が大部分です。それが普通であり、私もそういうつきあいが少なくない。でも、細くとも、長くつきあいがある方もあります。私はそういう方を大事にします。

 商売をやっていた父親から子どもの頃教えてもらったことが今も忘れられません。どういう文脈で教えてもらったか定かではないのですが、「銀行は預金残高の多い少ないでお金を貸すか貸さないかを決めるのではなく、口座を開いてからのおつきあいの長い人に貸すのだ」と聞きました。お金に貸すのではなく、人に貸すのですから、ある意味当然ですね。

追伸 上記をツイッターで流したら、そういう銀行は80年代にほぼ絶滅したそうです。そして、人ではなくお金にお金を貸すということをしたためバブルが起こったそうです。事実だとしたら残念なことですね。

11/09/22(木)

[]語り 18:10 語り - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 語り - 西川純のメモ 語り - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は語りです。語り一つで変わります。でも、語りで大事なのは、達成すべき願い、本気の願い。精神論のようですが事実です。リンカーンが言うように、多くの人を長い時間騙すことは出来ませんから。

concert3concert32011/09/27 09:24昨日,佐賀で勤務時間後にざっくばらんな学習会を行いました。そこでも考え方を伝える語りが大事であることが話題になりました。

jun24kawajun24kawa2011/09/27 19:14最終的に、そこに尽きると思います。

11/09/21(水)

[]中学校・高校 07:05 中学校・高校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 中学校・高校 - 西川純のメモ 中学校・高校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は二十年以上前は高校理科教師でした。その時の高校理科教師の研修会は教科内容オンリーでした。せいぜい言って理科実験の開発ぐらい。理科実験の開発においても、科学的な実験データは膨大にあるのですが、それが教育上の効果があった、つまり子どもの反応はどんなもので成績に反映されたかというデータは殆どありません。科学を正しく深く理解してれば、自ずと子どもは学ぶという枠組みです。教え方・発問・板書・生徒理解等は泥臭いものであり、そんなものは組織的に学ぶものではなく、経験の中で学ぶものという意識がありました。これは中学校でも似たようなものだと思います。

 時代は変わったと思います。今年の『学び合い』フォーラムの参加者の中に占める高校教師の割合は急激に増えていました。ビックリしました。こんな話を聞きました。

 ある高校の校長が、『学び合い』で学校づくりをすることを決めました。これだけでもビックリです。ある『学び合い』中学校が研究発表会があります。そこに職員を派遣して学ばそうと考えたのです。が、その高校の校長は全職員を派遣することを、そして、そのために学校を休校にすることを考えたのです。これには腰が抜けました。

 そこまでして教師の授業能力を高めようとする高校ってどれだけあるのでしょうか?今まであったとしても、受験や生徒指導がらみでしょう。それも数人を派遣するレベルです。発想が違います。

 そうしたら、中学校の方では、そこまでするならば高校の生徒達も参加してもらえないかと発想したそうです。これも腰を抜かしました。生徒達が参加して発表会の分科会に参加してもらえれば実りが多いとその中学校の先生方は考えたのです。この発想は子どもを有能と考える『学び合い』以外は発想できないと思います。そういう発想が生まれ、そういう発想を受け入れる中学校が生まれていることに、その中学校の校長をはじめとする職員の方々に深く敬意を表します。

 あ~。このような方々と同志であることを心から誇りに思います。

11/09/19(月)

[]予定表(改めて) 18:56 予定表(改めて) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 予定表(改めて) - 西川純のメモ 予定表(改めて) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の公開予定表ですが、長年使っていたヤフーからグーグルに変更しました。チェックはしているのですが、移行の際に抜けがあるかも知れません。自分に関係しているところだけで結構ですので、チェックお願いします。

http://bit.ly/oY45Tu

[]大学院説明会 09:18 大学院説明会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学院説明会 - 西川純のメモ 大学院説明会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 三崎先生のご配慮と信州大学のご厚意で、今年も教職大学院の入学説明会を開くことが出来ました。

 場所は長野市の信州大学教育学部のN101教室

 時間は10月26日(水)14時40分~17時50分です。

 従って、近隣の学校の現職の方でも、ちょっと早めに職場を出れば参加することが出来ます。教職大学院の院生である3人のゼミ学生と一緒ですので、かゆいところに手の届く説明が出来ると思います。

 卒業後の進路を迷っている学生さん、大学院進学を考えている方はどうぞ。もちろん、信州大学以外の学生さんもどうぞ。そして、具体的に考えていないが、ちょっと興味のある大学の3年以下の方や、教員やその他の方もウエルカムです。単純に、教職大学院って何しているの?という方もどうぞ。

 あ、行くのは私や私のゼミ生なので、『学び合い』に興味のある方、知りたい方もどうぞ。

 その他、諸々の方、どうぞ。

 飛び入り参加歓迎です。ただ、用意する資料の数の見当を付けたいので、私にメールをいただければありがたい(急に来れなくなっても結構です)。

11/09/18(日)

[]設定 09:06 設定 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 設定 - 西川純のメモ 設定 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在、設定中です。いましばらくお待ち下さい。

[]予定表 22:07 予定表 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 予定表 - 西川純のメモ 予定表 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の公開予定表ですが、長年使っていたヤフーからグーグルに変更しました。チェックはしているのですが、移行の際に抜けがあるかも知れません。自分に関係しているところだけで結構ですので、チェックお願いします。

bunbun-hbunbun-h2011/09/18 22:20すみません。私には表示権限がないってことで、予定が真っ白なんですけど。

sumi-chansumi-chan2011/09/18 22:46カレンダーの設定で、「一般公開する」にチェックが必要かと思われます。

bunbun-hbunbun-h2011/09/18 22:55真っ白な予定表って、私、夢見ちゃいますね。子どもの頃の夏休みの前みたいで。

jun24kawajun24kawa2011/09/19 08:42了解です。
確認します。

tomkicktomkick2011/09/19 21:26みれました。お願いしたいことがあるので,近々メールさせていただきます。

jun24kawajun24kawa2011/09/19 22:19どうぞ。待っています。

11/09/17(土)

[]日本を動かす 22:41 日本を動かす - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本を動かす - 西川純のメモ 日本を動かす - 西川純のメモ のブックマークコメント

 毎年のことながら、ゼミ生がどんどん変わっているのが教師として面白い。

 入学後、1ヶ月の面談期間を経て、研究室を選びます。明らかに変わっている我がゼミを選ぶ人は、変わっています。が、その人でも私が「日本を変えるんだ!」と言えば、ビックリします。が、大学院2年生が、それを当然のように受け止めているので、それもビックリします。

 半年間、色々と議論しながら、日本を変えると言うことは凡人が毎日やれることを積み上げることによって実現できることを「理論上」理解します。そして、上越教育大学の教職大学院のカリキュラムの中心である学校支援フィールドワークによって現場学校に入ります。そして日本全国の同志と関わります。それによって日本を変えることを「体験」します。そして、新入生からは変に見られる大学院2年生になるのです。

 教職大学院も4年目に突入し、様々な環境が飛躍的に整いました。学校支援フィールドワーク開始半月で既にトップギアに入っています。まるで祭りのようです。ゼミの部屋は学生の仮眠室のようになります。私が仮眠しているある学生に「帰ってねたら?」と促すと、みんながいるここの方が居心地が良いとのことでした。あと2ヶ月で、昨年と同様に殆ど自室に戻らない学生の合宿所みたいになるのではと思うのです。

 ま、当たり前ですね。凡人が日本を変えるのはごく普通のことを積み上げれば出来ますが、積み上げ続けるのは楽ではありませんから。

munehiromunehiro2011/09/20 20:11福岡のご紹介した、あの高校の若い先生も「いごこちがいいから遅くなってしまいますね。」と笑っていました。

jun24kawajun24kawa2011/09/20 20:47はい。そうなるんです。

11/09/16(金)

[]プレゼント 19:12 プレゼント - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - プレゼント - 西川純のメモ プレゼント - 西川純のメモ のブックマークコメント

 金曜日は我がゼミの全体ゼミです。本日、ゼミ生から誕生日を祝ってもらいました。嬉しい。

 そして、そのセミ生から、『学び合い』学校の子どもたちからの誕生日プレゼントをもらいました。自慢します。全国の教育研究者の中で、現場の子どもから誕生日を祝われる人は何人いるでしょうか?

 エッヘん!

[]発表会 11:02 発表会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 発表会 - 西川純のメモ 発表会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我がゼミが今年から入った学校で発表会があります。現在、ばく進中の学校です。学校から頂いた詳細は以下の通りです。

●10月7日(金)5限(13;55-15;20)6年『学び合い』の授業(算数)を公開いたします(校内授業研)。

●上教大教職大学院の学校支援プロジェクトの一環として、本校6年担任の今井教諭が、西川純教授の研究室の院生と一緒に5月から取り組んできたものです。

●『学び合い』の授業では、学級の子供間の人間関係の改善と学力向上が同時に進行します。

教師は、学習課題を明示した後、学習活動(教授)は子供同士のたずね合い・教え合い・学び合いに委ねます。肩の力をぬいて授業に臨めるため、子供理解が進み一人一人の学習状況が見えるようにもなります。

●6年生で始まった本校の『学び合いの授業』は、現在、5年、2年、3年と広がりを見せています。いずれ、これらの学年が、一堂に会し一斉に交流しながら学び合う授業に発展するに違いありません。

●当日は、授業公開後ただちに、30分程度の研究協議会を予定しております。『学び合いの授業』を進めてきた今井担任と6年の子供たちが応答いたします。

●まだまだ、発展途上で稚拙な実践ですが、別紙添付文書のようにご案内いたしますので、興味のある先生方にご紹介いただき参加へのご配意をお願い申し上げます。

春日良樹(新井北小)

●追伸…資料作成の都合がありますので、参加のおおよその人数を、当日朝までに、本校西條教務まで電話でお知らせいただけると有り難いです(当日は地区陸上の予備日ですので…)。

春日良樹(新井北小)

http://bit.ly/roMUKW

http://bit.ly/nKlRr7

11/09/15(木)

[]誰のため? 06:55 誰のため? - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誰のため? - 西川純のメモ 誰のため? - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を分かった人が陥りやすい罠は、従来指導で有効なテクニックを併用するテクニックの罠です。従来指導も『学び合い』も一定の考え方によって構築されています。従来指導をしている人は意識していませんが、「子どもは有能ではない」、「学校教育の目標は教科内容を教えること」、そして「全員に分からせるのは無理」というように考えています。だから、従来指導で有効なテクニックを併用すればするほど『学び合い』は崩れてしまうのです。具体的には子どもに任せる時間が短くなる。

 『学び合い』の様子を子細に見れば、『学び合い』における効果は指数関数的に上昇します。だから、それを5分短くすることは、大幅に効果を減じてしまう。ところが、従来指導方で有効なテクニックの場合、その大事な5分を短くしてしまいます。一方、『学び合い』の初期で必要なテクニック、例えば可視化は子どもの手を止めません。そして聞き流す権利を子どもが留保している。だから、効果を減じないのです。結局、子どもを有能と見られるか否かの問題です。

 が、もっと大事なのは一人も見捨てずということが弱くなり、自分が楽になりたいからという気持ちが起こっているからです。

 だって、どんな従来指導で有効なテクニックでも結構です。それをやることによってメリットのある子は誰かを、自分のクラスの子どもの顔を思い起こして考えて下さい。どう考えても、他の子どもとの膨大な会話以上にメリットのある子はほとんど無く、ともすると皆無ということがあります。

 『学び合い』を成立させたクラスならば一人も見捨てない教育が実現する可能性はあります。が、従来指導型で有効なテクニックを積み上げても、一人も見捨てない教育が実現する可能性は無いと思います。であれば、後者を選択するということは何人かはみすててもしょうがない、ということです。では、そうしてまでやるのは誰のためでしょうか?

 迷っている自分が気が楽になるためで、自分のためだと思います。

 『学び合い』を伝えようとしてもなかなか分かってもらえません。となるとイライラしますよね。では、誰のために伝えようとしているのでしょうか?もし、相手のためだとしたならば、イライラしないはずです。が、実際は自分の利害からだからイライラして感情的になる。そして感情的になればその気持ちは相手に伝わる。得ることはありません。これは、子どもであっても同僚であっても保護者であっても同じです。

 この場合は、距離を置くことです。知ってしょうがないこと(だって何も出来ないのですから)で、悪しき結果を生み出すしかないならば知らない方が良い。いや、むしろ知れないように部地理的に距離を置き、分からなくすることの方が良い。その人と繋がる必要はありません。しかし、その人と繋がれる人と繋がればいい。分かってもらえる人に分かってもらえばいい。人を説得する最大の方法は、理屈ではありません。「周りもそう思っている」ということなのですから。

karakusa01karakusa012011/09/15 23:25つい…つい…子どもを信じ切ることを忘れる瞬間があります(悲)
今回の研究授業などの時は特に…
情けない…

jun24kawajun24kawa2011/09/16 05:50と、思えるならば大丈夫。『学び合い』と従来指導をブレンドできるのが教師の職能だ、と思い始めたら崩れていきます。

takami_swctakami_swc2011/09/17 09:51この日記,肝に銘じました。完全保存版にします。
一人も見捨てないことが弱くなっています。自分のための学び合いになっています。自分のためだからイライラします。
繰り返し振り返って,自分自身に問いかけます。

jun24kawajun24kawa2011/09/17 09:56一斉指導だったら、「これ、ポイント。赤線を引いて。あ、テストに出るかもよ」というところですね。ふぉふぉふぉ。

11/09/14(水)

[]偉大 19:05 偉大 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 偉大 - 西川純のメモ 偉大 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は『学び合い』を学びたい人には伝える能力はありますが、どうするか迷っている人に伝える能力はありません。が、一方、ゼミ生はその力があります。だから、本格的に支援に入って1ヶ月弱でどんどん学校を地域を動かしています。偉大だと思います。本日も、それがありました。彼らは指導主事、いや、教育長レベルのことを考え、行動しています。それを二十数歳の学生もやっているのです。

追伸 上越教育大学の教職大学院では長期間で学校に入り、その学校の先生方と一緒になって学校を変えることを「カリキュラム」に組み込んでいます。それが学校支援プロジェクト科目なのです。

[]一里塚 06:54 一里塚 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一里塚 - 西川純のメモ 一里塚 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 かつて上越教育大学は3学期制で9月に授業をしていました。そのころ全学必修科目を教えていたとき、本日の授業の最初に「本日は何の日でしょうか?偉大な方がお生まれになった日です」と最初に語ります。誰も分からないので、「そのお方は・・・・・私」と言って学生に呆れられ、授業を始めました。

 小学校の頃、一休さんの伝記を読み、その中にあった「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」という言葉がとても印象深かったので、今でも覚えています。本日、52歳となり「冥土」という言葉が意味深くなります。限られた時間の中で、凡夫たる私が何をなせるのか考えます。

 朝一番、寝床の中で家内と息子におめでとうを言われました。

[]おつきあい 06:54 おつきあい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - おつきあい - 西川純のメモ おつきあい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は人とつきあうのは嫌いです。退職したら引きこもりになりたいと願うほどです。ま、サルの本能に回帰するようなものです。

 ですので、おきつきあいは慎重にします。そして、長くつきあえない人とはつきあわなくしています。その判断基準は誠意です(http://bit.ly/okT3Qf)。誠意と言ってもそれほど難しいことではありません。「おはよう」と言われたら「こんにちは」と挨拶を「すぐ」に返すことです。長い返事を書こうとしたら、返信が遅れますし、下手すると失念します。だから、短くとも返すと言うことが大事だと思っています。

 人間関係、互いにメリットがなければ続きません。もし、「お金」のような一つの次元で帳尻を合わせるのは難しい。「時間」、「専門性」・・・・という多様な次元で繋がれば帳尻は合いやすい。ある人にはお安いことだけど、相手には凄くありがたいこと、それらを交換できれば長続きできる。そのようなことを見出し、互いにメリットを生み出すには知恵が必要です。でも、それ以上に「相手に(もちろん自分にも)メリットを生み出そう」と考え続ける必要があります。これが継続的な誠意だと思います。しかし、短期の誠意のない人に、継続的な誠意は持てません。

 昨日は、長いおつきあいの第一歩になることを願い、じっくりとした提案をしました。実り多いものになることを願います。

sakusaku0428sakusaku04282011/09/14 13:15誕生日おめでとうございます。今日は記念日ですね。
実は、我が家も記念日でして、10年前に婚姻届を出した日です。
ケーキくらいは買って帰ろうかなぁと思っています。

jun24kawajun24kawa2011/09/14 19:06ともに、目出度い!

FlipperKFlipperK2011/09/14 19:43お誕生日おめでとうございます。私も先週の木曜日我が子から「誕生日おめでとう」を言われました。

jun24kawajun24kawa2011/09/14 21:48我が家では家内と息子が「ハッピーバースデー」の歌を歌ってくれました。

11/09/13(火)

[]参観 05:09 参観 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 参観 - 西川純のメモ 参観 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は教育同人社の方々と、久しぶりのクラスの参観です。楽しみです。

karakusa01karakusa012011/09/14 00:05偶然、先生のプロフィールを見ると今日が誕生日ではありませんか。誕生日おめでとうございます。今日が良き記念日となりますように…僕は今日いや昨日研究授業を終えました。教育同人社のドリル使ってます!

jun24kawajun24kawa2011/09/14 06:27あははは。有り難うございます。

11/09/12(月)

[]西渓中学校 14:25 西渓中学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 西渓中学校 - 西川純のメモ 西渓中学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 10月13日に佐賀の西渓中学校で『学び合い』の研究発表会があります。お誘いします。http://bit.ly/rlAwkJ

[]入学相談会 10:32 入学相談会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 入学相談会 - 西川純のメモ 入学相談会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 9月23日(金)に上越教育大学教職大学院の入学相談会が、東京の田町であります。お誘いします。http://bit.ly/pXIN8phttp://bit.ly/n03Llf

11/09/11(日)

[]分かれば 20:44 分かれば - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 分かれば - 西川純のメモ 分かれば - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が言っていること、書いていることって、分かれば、当たり前のことを繰り返しているだけなんだよな。

FlipperKFlipperK2011/09/11 23:33『学び合い』に関する話をすると、学校現場以外の方からは肯定的な意見が多いように感じます。「当たり前」のことだからでしょう。

jun24kawajun24kawa2011/09/12 10:06当たり前を当たり前にしましょう。

11/09/10(土)

[]僻地校の全校『学び合い16:06 僻地校の全校『学び合い』 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 僻地校の全校『学び合い』 - 西川純のメモ 僻地校の全校『学び合い』 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 新潟県小千谷市の真人小学校(全校27人)は月曜日~金曜日の毎日、2時間目(9:30~10:15)に定常的に全校『学び合い』を実施しています。つまり、この学校の子どもたちは算数は常に全校『学び合い』なのです。その授業の参観はいつでもウエルカムです。ご希望の方は、その学校に支援に入っているゼミ生である伊藤さん(itoyoshitaka@gmail.com)に電子メールで連絡して下さい。

 場所的には関越高速道路の越後川口近くですので、新潟の中下越、群馬、埼玉、東京あたりの人でしたら、交通の便が良いと思います。お誘いします。どうそ!

[]教材研究 07:00 教材研究 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教材研究 - 西川純のメモ 教材研究 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、ある先生と立ち話で相談を受けました。内容は発表するする力を育成する授業をどう組み立てたらいいか?ということです。

 大抵の先生の教材研究は、どのような教材・教具を使って、どのように発問し・・・・ということに意識が行きます。でも、そんなことはどうでもいいことです。というのは、人間にとって最大のツールは人間なんです。だから、どんな他者と繋げたらいいかを考えればいいのです。

 そして、発表する能力を育成したいと教師が願っても、それは子どもの願いにはならない。なぜなら必然性が無いからです。だから、達成したいことが子どもの必然性になるにはどうしたらいいか?ということに頭を使うべきです。例えば料理学校の教師が学生に千切りを学ばせたいと思ったとします。普通だったら、千切りを正確に出来るためのスキルアップの方法を考えます。でも、それ以前に、千切りを覚える必然性を与えることの方が大事です。具体的には、千切りがうまいか下手かで、料理の味がまったく変わる料理は何か?を考えるべきです。その料理をつくれば、千切りを覚える必然性が生まれます。あとは、教師がスキルアップを教えなくても、それが書いてある本を置いておけばいい。集団のごく一部はそれを読むでしょう。そして大多数は、その少数が読み取ったスキルを耳学問するのです。

 私が例示したのは三つです。第一は、地域活性化の案を考えて、地方選出の議員に発表するという案です。第二は、発表の仕方が分かる資料をつくり、それを下級生に発表するという案です。第三は、第二を発展させ、上級生にも発表するのです。そして、下級生と上級生への発表の仕方の違いをまとめさせるという案です。ま、その場の思いつきレベルですが。

[]話し合い 07:00 話し合い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 話し合い - 西川純のメモ 話し合い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 学活を思い起こして下さい。クラスで何か問題があったとき、話し合いをさせるとします。終わった後に何が起こるでしょう。おそらく、子どもの代表がどいういう方法でその問題を解決するかを教師に報告します。そして、教師はその方法を守れるかどうかの確認をします。でしょ?

 でも、西川ゼミでは違います。たいていの場合、私はその話し合いの場にいません。そして、話し合いの結果の報告は私にしません。したとしても「終わりました」と言うことぐらいです。私が確認するとしたら、その方法ではなく、元々の問題は解決できるかどうかです。例えば、「じゃ、問題は解決できるのね?」という風に。

 この違いは、学習者集団を信じられるか否かです。また、過程に拘るか、結果に拘るかの違いです。そして、その違いは、学習者集団が自律的になれるか、なれないかの差を生みます。

追伸 もちろん、私もゼミ生に方法レベルのことを強います。それはHPで事細かく記載しています。しかし、その場合は、それはそれを過つと学生の生命に関わること、たいへんなことになることに限定しています。そして、その理由をちゃんと説明しています。

 それ以外にでも、方法を例示することはよくあることです。特に、教えたがりの私なのですから。しかし、大事なポイントがあります。それは、私が例示したものを使わないという権利を学生が持っている点です。そして、それを奨励しています。私が大事にするのは結果であって方法でないですから。

11/09/09(金)

[]未来の教室 07:02 未来の教室 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 未来の教室 - 西川純のメモ 未来の教室 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 西川ゼミの運営は25年間の経験の積み上げです。そして、その後半は『学び合い』によって運営されています。失敗もありました。それを踏まえてやっています。

 ゼミに入った当初は『学び合い』の手ほどきをします。具体的には『学び合い』に関する書籍を読み、それに対する疑問を徹底的に議論します。それ以降は、全体ゼミと個人ゼミによって構成されています。

 全体ゼミではメンバー同士の意思疎通、打ち合わせ、意思統一の場です。運営はゼミ生に完全に任せています。私がいない時間が殆どです。私が関わるのは、全体に対して意思統一を求める語りの時です。その場合は、事前にゼミ長に連絡して時間をとってもらいます。

 それぞれの個人テーマに関して、私と議論します。ただし、個人ゼミといっても、だいたい3、4人ぐらいでやります。というのは、私からガンガンに論破された後のフォローはゼミ生同士の中でやるのですから、私との議論の情報は公開した方が良い。もちろん、ゼミ生から「お悩み相談」を受けることはあります。その場合は、私の研究室で一対一でやります。しかし、これが起こったとしたら、私のゼミ運営がまずいと言うことです。どう考えても若い人たちの悩みにアドバイスできるとしたら、同年代ですから。私に「お悩み相談」があるということは、ゼミ生同士のネットワークが弱まっていることを表し、それは私の責任ですから。ま、殆どありませんが。

 おそらく、これが未来の教室運営のあり方のように思います。

 つまり、授業は完全に『学び合い』でやります。それも、毎時間ごとの課題提示ではなく、単元単位・学期単位で課題を提示し、定期テストで評価します。集団の見取りは、教室のざわめきの音で分かります。結果的に、授業時間の殆どの時間は教師の自由裁量です。忙しい書類書きもこなせます。でも、それでもふんだんに時間があります。そこでです。個人面談を定期的にやるのです。1時間ごとに4人程度の子どもをピックアップして、教室の隅で個人面談するのです。こうやれば、小学校だったら週に1回は全ての子どもに面談できます。中高の教科担当であった場合は、1時間ごとに6人程度にすれば、1ヶ月強に1回程度は個人面談が可能です。もしくは、学年団活用し、教員間で分担すれば小学校と同様に高頻度で個人面談が出来ます。

 ただし、青春ドラマでありがちな「お悩み相談」ではありません。あくまでも教科学習に関することです。私は教師は「お悩み相談」に手を触れるべきではないと思っています。教師が拘るべきは、そのような「お悩み相談」に乗ってくれる子ども集団の形成です。教科学習の相談を受けることを通して、集団形成に還元するのです。

[]敵 05:36 敵 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 敵 - 西川純のメモ 敵 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何かをなそうとすれば、敵は生まれます。絶対に。万人、全方位で好かれる人は、何もなそうとしてない人です。だから敵が生まれてしまうことを気に病むことはありません。

 大事なのは味方を増やすこと。あなたの志が高ければ、志の高い人が味方になってくれます。あなたの志が低ければ、低い人が集まり、傷の舐め合い、他人の悪口座談会になります。

 戦い方はエレガントに。あくまでも高い志を持って。ポイントは中間層がどう見えるか、です。

 戦わなくても良い場合は、受け流す。いつか分かるときも来るかもしれないのですから。

追伸 本当に戦うつもりだったら、1年間かけて完全に勝つ覚悟と、目算がなければなりません。

karakusa01karakusa012011/09/09 06:00先生のこの言葉、勇気と元気が湧いてきます。よくftogpxtakaさんにも同じことを言われて励まされることがよくあります。今、何となく敵が多いように感じているもので…ありがとうございます。

jun24kawajun24kawa2011/09/09 06:41敵は目立つだけです。味方は敵と同等はいます。それが少ない場合、敵ではなくあなたに問題があるのです。誠実であれば味方はかなり生まれます。

karakusa01karakusa012011/09/10 06:23jun24kawa先生 ありがとうございます。
しっかり見つめなおします。

ogymogym2011/09/10 06:37『学び合い』で「なるほど」と思うに至った点やうまくいった事実をこつこつためて広めて、来年の研修計画に盛り込まれるよう種をまいていこうと思います。1年かけて。

jun24kawajun24kawa2011/09/10 07:03ご両人の成果、楽しみです。
ogymさんへ
途中経過も随時、発信して下さい。できれば、その成果をいつでもアクセスできるようにしていただければと思います。

11/09/08(木)

[]どんどん 17:48 どんどん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - どんどん - 西川純のメモ どんどん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 どんどん、進む。来月には、どこまで進んでいるのだろう。

11/09/07(水)

[]勢い 22:29 勢い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 勢い - 西川純のメモ 勢い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今現在、私の研究室が関わっている様々なことが、ものすごい勢いで進んでいます。時に、私の妄想の速度を超えようとしているのです。当然、ゼミ生達も嬉しい反面、不安に駆られます。アドバイスです。

 第一に、勢いに乗ることです。幸運の女神は前髪しかありません。時機を失すれば取り返しがつかないことになります。勢いに乗っても、乗らなくても、思わざる障害にぶちあたります。ならば勢いに乗って行くだけ行く方が良い。障害にぶち当たったら、勢いに乗って突き進んだ、そこから捲土重来すればいい。

 第二に、その障害の被害を最小限度にするべきは、その渦中におらず、かつ、その状況を相談すれば理解してくれる人と一杯話すことです。大抵の障害は、第三者から見れば当然すぎるほど、当然なことです。だから、相談すれば、大抵は避けることが出来ます。

 第三に、勢いに乗っても一つのことに全勢力をかけてはいけません。たえず、様々な方向に発展するようにするのです。もし、たった一つにかけて、それが失敗すれば落ち込みます。しかし、並列していれば、とりあえずそこはそのままにして、別なことに気を変えてやればいい。たった一つにかけてしまうと、失敗したときの引き際を誤ってしまいます。駄目なときは、いくらいじくっても改善しません。いじくると悪化します。ところが、しばらくほっぽっておいておくと、道が開かれることが良くあることです。

 私は上記をやっています。

追伸 私の表現より、うまいと思います。http://amba.to/lKiu5I

[]上越『学び合い』の会 14:50 上越『学び合い』の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 上越『学び合い』の会 - 西川純のメモ 上越『学び合い』の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越地区での『学び合い』に関する気軽な会です。お誘いします。http://bit.ly/mSJAbc

[]中学校 14:46 中学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 中学校 - 西川純のメモ 中学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今週から上越地区の中学校に手ほどきに入っています。笑っちゃうほど急速な変化しています。その先生に話したときから理解するまでの速度は速いなとは予想していました。が、その速度は急速です。『学び合い』3回目にして、離れたところの教室のつぶやきを机間巡視の中で聞き取り、それを返しています。ビックリです。管理職も、じっくりと見守っていただけている。ありがたいことです。私の中では、妄想が渦巻きます。あははははは

 願いは叶うもの。

matchy-ez8matchy-ez82011/09/07 18:19上越の会のご紹介ありがとうございます。妄想なら我々の支援チームも負けてません。

jun24kawajun24kawa2011/09/07 22:20ふぉふぉふぉ
頼もしい限りです。私ももっと、もっと

11/09/06(火)

[]毒される 09:10 毒される - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 毒される - 西川純のメモ 毒される - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我がゼミは本当に凄いことを、こともなげになして、なしえています。が、渦中にいると、その凄さが分かりにくい。でも、何かのきっかけで気づくと驚くのです。

http://amba.to/oK87rU

http://bit.ly/qfrG4O(15分以降です)

11/09/05(月)

[]『学び合い』中国の会 17:44 『学び合い』中国の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』中国の会 - 西川純のメモ 『学び合い』中国の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』中国の会に参加しました。予想以上の成果です。求めている人、発信する人、両方ともかなりの人数になりました。そうなると、どんどん相互反応が起こります。この会をきっかけに、動き出しそうな芽がいっぱいありました。

 日本のどこかで、今日のこの会があったことによって救われる子どもと教師の数を思います。もちろん、たった一人であってもそれは貴い。

[]連鎖反応 17:44 連鎖反応 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 連鎖反応 - 西川純のメモ 連鎖反応 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私のところには色々な情報が入ってきます。明らかに思います。連鎖反応が起こり始めています。今年度中に最低限達成したいと思っていること、それを上方修正すべきだと思っています。

[]褒められた 17:44 褒められた - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 褒められた - 西川純のメモ 褒められた - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、私の所に一本の電話。出ると尊敬すべき管理職からです。内容は、日本教育新聞に連載した最終回の記事に対する感想です。「ただ、今、感動を伝えたい」という飾り気のない、短い言葉は最大の賛辞です。

 思わず、あれを数年のうちには、少なくとも方向性はハッキリと示せます。その端緒は本年度中にはお見せします。と大見得をはりました。だって、本当だから。

moripimoripi2011/09/05 18:46昨日の山口の会、お話が聞けてうれしかったです。職種は違いますが「やれることはまずやってみる」、子どもたちのために『学び合い』を社会と連携させる活動を続けていきます。

jun24kawajun24kawa2011/09/05 19:34どの立場でも、皆同じ。やれることをやりましょう。

sakusaku0428sakusaku04282011/09/05 22:56上越教育大学教職大学院のDVDを早速帰りの車内でかけ何度も聴かさせていただきました。
そして、DVDと中国の会でいただいた資料を今朝校長先生にプレゼントさせていただきました。

jun24kawajun24kawa2011/09/06 06:42ふぉふぉふぉ

11/09/04(日)

[]フィンランド 06:56 フィンランド - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フィンランド - 西川純のメモ フィンランド - 西川純のメモ のブックマークコメント

 フィンランドに視察に行った同志と話しました。凄く納得しました。

 本を読む限り、『学び合い』に近いものがあると感じていました。が、誤解でした。日本における様々な実践と『学び合い』との決定的な違いと同じで、子ども観が違います。子どもを有能とは考えていないそうです。それがために、教員を高学歴化し、補おうとしているそうです。

 子どもを個々で見て、駄目な子どもに目が奪われれば、そうなるのは当然です。しかし、子どもを有機的な集団とすれば、彼らはかなり有能です。少なくとも、時間と手間をかけられるキャパは一人の教師の数十倍です。小学校一年であったとしても。それが分からないのだと思います。

[]高学歴 06:56 高学歴 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 高学歴 - 西川純のメモ 高学歴 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私はフィンラドとは別に、日本の教員養成は高学歴化すべきだと思います。理由は、教師の専門教育が殆どなされていない現状です。それは教員養成系大学以外の教員免許状取得に端的に表れます。

 私は筑波大学の生物学類に入学しました。教師になろうという希望は、これっぱかりもありませんでした。しかし、同級生がみんな教員免許取得の科目を履修しているので、なんとなく履修していました。その科目を履修することが目的ではなく、とりあえず同級生のそばにいることを求めていたのです。そして、教育実習以外は、なんとなく科目を履修し、なんとなく免許を取得しました。そして、なにがなんだか分からないうちに学校現場に入り、そこで教師としての勉強をしました。

 でも、医者に置き換えて下さい。例えば経済学部に学んでいる学生が、十数の科目を履修し医師免許を取得でき、とりあえず病院に行って実地経験で医師としての勉強をする。こんな医者に我が子を預けたいと思いますか?私は嫌だ。さらに、昔は学校の教育力が高かった、でも、今は先輩教師に余裕が無く、見捨てられる若手が多いのです。

 でも、だからといって戦前の師範大学による免許制度を求めているわけではありません。私のような教師も必要だと思います。でも、徹底的に教師の専門教育を受けた教師も必要です。多様な教員集団が、もっとも安定していると思います。だから、一般教育的な大学の学部(これは教員養成系大学でも近いものがあります)の上に、教師の専門教育を施す大学院が必要だと思うのです。

 そして、昔の私のような学部・大学院で他の領域を学んだ人と、大学院で教師の専門教育を受けた人を免許を変えて、採用試験は別にするのです。それぞれの都道府県は、それぞれの考えに従って、採用枠を設定すればいい。つまり、現在教科別に採用しているのと同じ考え方です。

[]おじさん 06:12 おじさん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - おじさん - 西川純のメモ おじさん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 いつもながら、若い学生さんと話すと、おじさんになってしまう。でも、楽しかった。『学び合い』中国の会の前夜祭。

FlipperKFlipperK2011/09/04 21:16記念日を控えながらも山口までおいで頂き、ありがとうございました。あまりお話ができなかったのですが、この次のお楽しみということで。

scorpion1104scorpion11042011/09/04 21:19『学び合い』中国の会では、山口県立大学の学生さんが生き生きと活動していました。若いエネルギーとN先生の具体的なお話をいただき、明日からの活力となりそうです。ありがとうございました。

karakusa01karakusa012011/09/05 01:33先ほど我が家につきました。N先生と今回会に携わってくださった皆様にパワーをもらいました。ありがとうございます。また明日から精進です。あっもう今日ですね(笑)

sakusaku0428sakusaku04282011/09/05 06:17山口までお越しくださりありがとうございました。
ご家族の方々にはご迷惑をおかけしてしまいましたが…

N先生をはじめ参加されていた方々のように、もっともっと前向きに物事を考え、行動できる人になりたいと思っております。
できることからはじめたいです。

jun24kawajun24kawa2011/09/05 17:37皆々様に感謝!

11/09/03(土)

[]語ること 15:10 語ること - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 語ること - 西川純のメモ 語ること - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』において語ることは大事です。本当に願っていることを正直にかたり、本当に願うべきことを自分に語る。

 一度の語りで全員に分かるわけありません。いや、最後まで分からない子がいても良いのです。一人も見捨てず、それに最後まで拘れば、一人も見捨てない教育は実現できます。

[]僻地校 15:10 僻地校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 僻地校 - 西川純のメモ 僻地校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 僻地校は教師対子どもの比率が1対数人です。ですので、やろうと思えば個に対応した指導が出来るように思えます。でも、それは誤解です。子どもの疑問に答えられるのは子どもなのです。少なくとも全員は無理です。でも、分かったふりが出来る子どもに教師はだまされます。

 そして、なによりも忘れてはならないことは、いつまでも少人数の集団でいられないと言うことです。その子が中学校、高等学校、そして社会に巣立ったとき、生き残れる子どもでなければなりません。学校はそれを保証すべきなのです。

 今、個別対応を受けることが出来たとしても、より本質的な子どもの幸せを考えるべきです。教師の手助け、それも中学、高校では絶対に得ることの出来ない個別支援によって、目の前のかけ算が解けることがその子の幸せを保証することではありません。分からなかったら、教えて、と隣の子どもに聞ける能力が必要です。そして、それをしっかり教える能力が必要です。

 自分が消しゴムを忘れたとき、隣の子に消しゴムを貸してと言えず、教師にそれを求める子どもを生み出す教室で、その子の幸せを保証することは出来ません。

11/09/02(金)

[]ついに 06:54 ついに - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ついに - 西川純のメモ ついに - 西川純のメモ のブックマークコメント

 中京圏で最初の『学び合い』の会が開かれます。http://bit.ly/oSkaLH

[]教職大学院 07:02 教職大学院 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教職大学院 - 西川純のメモ 教職大学院 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 埼玉県の高校に関しては、上越教育大学の教職大学院へ現職派遣が可能であることが判明しました。

[]教え子・実習生へ 07:02 教え子・実習生へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教え子・実習生へ - 西川純のメモ 教え子・実習生へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教員採用試験の結果が出始めています。同志の周りの人にも、意にかなわなかった人がいるかもしれません。そのような方へ、上越教育大学の教職大学院を推薦下さい。25年の大学教師の私が、手前味噌ですが日本最高の教員養成・教員再教育を断言します。

 人生万事が塞翁が馬です。今の禍を福に転じればいいのです。今の学校は昔に比べて教育力が低下しています。学部卒でそのまま教師になるのは、ある意味、丁半博打です。教育力のない学校が初任校であれば、それからの教師人生の方向性を過つ可能性があります。我々は教育力のない学校にいったとしても生き残れる新任を育てます。

takami_swctakami_swc2011/09/02 10:51名古屋・愛知の会アップしました,よろしくお願いします。リンク先がkan66さんのブログになっているんですが…

jun24kawajun24kawa2011/09/02 16:18修正しました。

takami_swctakami_swc2011/09/02 17:09ありがとうございました。

11/09/01(木)

[]VIEW21 05:55 VIEW21 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - VIEW21 - 西川純のメモ VIEW21 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 中学校の同志へのお誘いです。昨日、ベネッセが発行し、全国の中学校の校長先生へ配布している「VIEW21」という雑誌の取材を受けました。そこでは私の話の他に、『学び合い』を取り入れ自校化している中学校の紹介があります。

 11月に発行されます。うまく使って下さいね。

[]封印 05:55 封印 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 封印 - 西川純のメモ 封印 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 だれしも物心つく頃、「死」を意識し、眠れぬほどの恐怖に捉えられたことがあると思います。しかし、やがてそれを封印する術を知ります。それを考えなくなるし、それを思い出すような情報を無意識で避けるようになります。

 そんな人にとって、「地獄図」と「極楽図」を対比させながら布教する人の話は、思い出したくもないことを思い出させる嫌な話に聞こえると思います。おそらく「極楽」を信じて布教している人は、極楽図をイメージさせることを目指していて、地獄図はその対比で使っているのだと思います。しかし、その極楽を信じられない人は、考えたくもない地獄を思い出させる話としか思えません。

 『学び合い』で「一人も見捨てず」という言葉は、これに似ていると思います。教師は採用後、ごく短い時間の中で「一人も見捨てず」という心を封印します。それが辛い人は部活や放課後の個別支援に活路を見出そうとします。しかし、毎日の教科指導では封印します。『学び合い』によって一人も見捨てない教育が実現できるかもしれない、と思えない人にとっては、『学び合い』の話は「おまえは子どもを見捨てているんだぞ」と傷口に塩を塗っているようなものなのかもしれません。でも、教師はその痛みを思い出すべきだと思います。だって、その数十、数百倍の苦しみを毎日絶え間なく味わっている子どもがいるのですから。

[]東三河の会 05:21 東三河の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 東三河の会 - 西川純のメモ 東三河の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 豊橋近くの方へのお誘いです。http://bit.ly/r0WFsj

kiri-2000kiri-20002011/09/01 08:24取材を受け,授業を提供したN先生曰く「最高の授業をお見せできた」と申しておりました。

jun24kawajun24kawa2011/09/01 20:47ふぉふぉふぉ。その言葉、良し!

daitouirukadaitouiruka2011/09/01 22:06「VIEW21」、先日、研究所でも回覧で回っていたので見ました。
『学び合い』ではないですが学び合う学習についてたくさん書かれていまいた。
11月、楽しみです。

takami_swctakami_swc2011/09/01 22:32Viewは私も見ました。本校では見ずにゴミ箱にポイなので,私はいつも拾ってきて読んでいます。小学校のViewは『学び合い』ではありませんでしたが学び合いがテーマになっていました。中学校では『学び合い』なのですね。ベネッセのHPで全文が見れるので,アップされたらぜひ見てみたいです。

scorpion1104scorpion11042011/09/02 06:04早速、この度の研修で知り合った出版社の方と教育ジャーナリストの方へメールを送りました。情報ありがとうございました。

jun24kawajun24kawa2011/09/02 06:47同志の方々へ
今回の取材は「中学校版」であることをご注意下さい。是非活用下さい。

toyohashi-starttoyohashi-start2011/09/02 22:43ブログに掲載していただき、ありがとうございます。
何人集まるか心配ですが、やれることはやりたいなと思います。

jun24kawajun24kawa2011/09/03 09:25期待しています。