西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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11/08/22(月)

[]創業者 05:45 創業者 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 創業者 - 西川純のメモ 創業者 - 西川純のメモ のブックマークコメント

ドラッカーの数ある言葉の中で特に大好きな言葉の一つが以下のものです。

『ベンチャービジネスにとり、最大の危機は、製品なりサービスが、何であり、何であるべきか、どのように買われるべきかを、顧客以上に知っているということである。必要なことは、予期せざる成功を機会と見なし、自分たちの専門に対する侮辱とは見ない姿勢である。マーケティングのあの基本原則を受け入れることである。つまり、企業というものは、顧客を改心させることによって対価を得ているのではないということである。顧客を満足させることによって対価を得ているのである。』という言葉が、「イノベーションと企業家精神」(ダイヤモンド社、1985、327-328)という本にあります。

 顧客には様々な種類があります。第一は、リスクを無視し、新たな可能性を求め購入する人。第二は、リスクを意識しつつ、リスクを負っても新たな可能性を求め購入する人。第三は、リスクを負うつもりはなく、改良を求め購入する人。第四は、リスクを負うつもりはなく、周りが全員使用しているのでそうせざるを得なくて購入する人。第五は、変わりたくないので購入しない人。

 私は授業方法としての『学び合い』が広がるより、「一人も見捨てない」ことが広がることが願いです。が、「一人も見捨てない」ということは顧客に改心することを求めているのです。当然、『学び合い』が広がれば、それを求めない人が多くなります。しかし、「一人も見捨てない」ことを意識しない顧客であっても、テクニックとしての『学び合い』が広がれば結果として「一人も見捨てない」教育は広がります。

 憲法の条文が分からなくても、憲法の条文の中で運用されている諸法の中で普通に生活する人が多くなれば、憲法の条文の願う社会が実現されます。憲法の条文が分かる人は集団の2割もいれば十分です。『学び合い』もそれと同じです。

 先に述べた顧客の第一及び第二までは「一人も見捨てない」ということと『学び合い』は矛盾しません。しかし、第三以降になってくると、顧客は「一人も見捨てない」ということを否定はしないまでも意識せずになります。そして、時には「一人も見捨てない」ということを軽視し始めます。このときに、ドラッカーの言葉の意味が重要になるのです。

 私にとって「一人も見捨てない」という目的のために『学び合い』があるのだけど、多くの人は『学び合い』をテクニックとして利用し、「一人も見捨てない」ということを軽視する。その時、「一人も見捨てない」という私の目的を達するために、「一人も見捨てない」ということを軽視する顧客に対して、「企業というものは、顧客を改心させることによって対価を得ているのではないということである。顧客を満足させることによって対価を得ているのである。」ということを自らに課せるか否かです。

 本田宗一郎はそれが出来なかった。だから、経営の一線から身を引きました。

F-KatagiriF-Katagiri2011/08/23 15:32昨日の講習、同僚が受講したそうです。「面白い!もしかしたら片桐が影響を受けた人では?」と思いながら聞いていたそうです。「私の指導教官です。」と教えると「やっぱり!」だそうです。

bunbun-hbunbun-h2011/08/23 19:15私の隣県のある学校が学校あげて『学び合い』に取り組んでいて(ご承知のとおり)、昨日そこの校長先生と話をすることができて、そのホットな気分で今日、地元小に行って私の同級生の教師に山口の会のチラシを見せたら、「これなのよね!」とそのチラシの西川先生の顔写真を指ではじくようにして「夏休みに「スタートブック」を読んで、こんな世界もあるのか、と思っていたのよ」と私に言いました。
以上、今日の私のブログのネタの予定ですが、片桐さんにつられてコメントしました。
(ここまで来るのに4年の年月が必要でした。大切な年月です)

t-oshimat-oshima2011/08/23 22:28私は今日は新潟でキャリア教育についての講習でした。話を聞けば聞くほどキャリア教育の理念は『学び合い』の考え方と同じなんだなあと思いました。『学び合い』の考え方が、目の前の学力向上だけを考えるものではなく、将来を見すえ、社会で必要な力をつけることを考えているからなのだと思います。だから、私にとっては、キャリア教育を特別難しく考える必要はないのだなあと安心しました。

jun24kawajun24kawa2011/08/24 05:32Katagiriさんへ
 点と点が、線と線が、面と面を繋がる事例が増えましたね。たのしみです。
bunbunさんへ
 あなたの人的ネットワークの複雑さと多様性にも脱帽です。
oshimaさんへ
 何事も、押さえるべきところを押さえれば、当人がやりますから。当人にやるきにさせなきゃ、何事も無駄。そして、当人がやるかやらぬかは、集団によって変わるものです。だから、教師は集団づくりに意を尽くすことだと思います。