西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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11/07/04(月)

[]上越教育大学の教職大学院の特徴 21:29 上越教育大学の教職大学院の特徴 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 上越教育大学の教職大学院の特徴 - 西川純のメモ 上越教育大学の教職大学院の特徴 - 西川純のメモ のブックマークコメント

教職大学院のカリキュラムは特徴的です。ですが、その中でも特徴的です。

第一に、協働を基本コンセプトにしている点です。

上越教育大学の教職大学院の定員は50人ですが、現職教員の院生(現職院生)と学卒学生(ストレート)はほぼ同数です。そして、多様な出身県の現職院生と多様な出身大学の学卒院生で構成しています。

多くの教職大学院では、現職院生の科目とストレートの科目は別です。これは文部科学省からの指導によるものです。ま、常識的に考えれば、現職経験のある現職院生とそれのないストレートでは学ぶものは違うと考えるのが普通です。しかし、上越教育大学の教職大学院は協働をコンセプトにしているため、一生懸命に説明して理解していただけました。

そして、講義も実習も全てチームを基本としています。例えば、教職大学院では20単位の共通科目が必修です。上越教育大学ではチーム発表を大きな割合を占めています。その発表を聞いている側も、チームで議論するのです。

また、教育実習も現職院生とストレートが入ります。ただし、現職院生がストレートの指導者となるわけではなく、また、ストレートが現職院生のサポーターになると言うわけではありません。基本的に同等な同僚として入ります。

実習も学部の実習と違って、授業をやって終わりと言うことではありません。ある学校の研究主題をサポートします。同時に、そのサポート内容を研究するのです。例えば西川ゼミの場合、『学び合い』を軸として「全校の学力向上」、「僻地校の人間関係の固定化の解消」、「小学校同士の連携」というテーマをサポートしています。一目瞭然だと思いますが、学校レベル、地区レベルの課題を解決します。結果として、現職院生はもちろんですが、ストレートも指導主事もしくは教育長レベルの問題意識を持ち、互いに議論します。そして、現職院生はもちろんですがストレートも、学校長・教頭・教務主任・研究主任と議論するのです。

同時に、様々なことをします。例えば、PTAのバレーチームが少ないと参加し、いつのまにか先生抜きでPTAの飲み会によばれるようになります。もちろん部活指導もやります。遠足の引率。もちろん授業もします。しかし、学部の実習のように訳も分からないうちに授業をさせるようなことをしません。上記のようなことで学校の先生から「学生」という立場ではなく「同僚」と思われるだけの仕事をします。そして、徹底的にその学校の子どもを見て、その学校の授業を見てからやります。あ、言い忘れましたが、我々の実習は最低でも年間4ヶ月、西川ゼミは年間8ヶ月以上はいります。それを2年間やるのです。ただし、学部の実習のように入りっぱなしということではありません。週2~3日は学校に行きますが、それ以外は大学でゼミ全体で議論し、データ分析をします。その結果を踏まえて、次の週に向かうのです。従って、ある週で問題を抱えても、みんなでそれを解決するのです。それを、西川ゼミの場合、14名のゼミ生と4名の学部学生が一緒にやるのです。

何故、そんなことをするのか?それは協働力が教師の大きな力量だと考えているからです。そのため、教師が成長する職場を大学院の場で実現しているのです。我々大学教員はその学校の校長になります。この職場によって、若い教員が成長し、三十歳・四十歳代の中堅に成長するのです。

でも、このような実習を成立させるためには、校長・教頭・教務主任・研究主任と学校のテーマはどのようなものにして、院生がどのような入り方をするかということを、つっこんで話せる教員でなければなりません。これは象牙の塔でずっと生きていた先生には無理です。

逆に、現場の指導主事レベルの方ならば上記は出来るでしょう。しかし、それだったら大学院の協力は必ずしも必要ありません。指導主事では出来ない協力が出来なければなりません。大学の場合は、学術がそれにあたります。

どちらか一方であるならば、それなりの人はかなりいます。しかし、両方出来る人というのは、そのための養成システムはないのですから。日本でもなかなかいません。ちなみに私は、いわゆる最底辺の学校で暴走族を教えた経験があります。そして、数十年間、現職院生を指導していました。そして、多くの学校の研究支援をしています。そして、多くの学会から賞をいただき、博士の学位をもらいました。その私のような人「だけで」専任教員を固めている上越教育大学の教職大学院だから、上記のようなことが出来ます。本当に、ほれぼれするほど尊敬できて、大好きな自慢な同僚ばかりです。断言できます。大学においてこんな良い職場は無いと思います。陰口・悪口が皆無。週一度ある会議では十分に1度ぐらい、大爆笑が起こるのです。

[]不祥事 06:42 不祥事 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 不祥事 - 西川純のメモ 不祥事 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が高校教師に成り立ての頃(5月ぐらいだと思います)です。授業前に教頭とテレビを見ていると、高校教員の不祥事です。型どおりに学校の管理職がテレビの前に出ます。ビックリしたのは、出たのは校長ではなく教頭です。そして、教頭は平身低頭ではなく、ある意味、「だからなんだ」という雰囲気がプンプンしています。ビックリして教頭に聞いて訳が分かりました。

 その説明している教頭は4月に異動したばかりです。ということで、不祥事の教員とのつきあいはほとんど無いし、事件は4月以前のことです。ということを教頭から聞きました。「そりゃ怒るは・・」と思いました。同時に、「最低の校長に仕えているんだろうな。可愛そうに・・・」と思いました。

 教員の不祥事があると、「そんなことするような先生とは思いませんでした。とてもまじめな先生で・・・・・」と管理職が言います。でも、半数以上は嘘ですよね。変なことする人ってどこか変です。でも、口が裂けても「やっぱり、しそうでした」とは言えませんよね。でも管理職に何が出来るでしょう。大の大人の人に生活指導できる権限もない。そして、その人を採用したのはその人ではないのですから。