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西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

11/07/31(日)

[]特別支援 18:23 特別支援 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 特別支援 - 西川純のメモ 特別支援 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 特別支援教育には様々なアプローチがあります。その子を変えようとするアプローチがあります。おそらく、現状の大多数です。そして、保護者を変えようとするアプローチがあります。大事なことです。

 でも、『学び合い』は普通の教師が出来ることをします。普通の教師は特別支援の原因となっているような保護者を変える力はありません(おそらく)。医者でも大変な先天的な発達障害を普通の教師が変えることが出来ません。(これは断固として)

 『学び合い』で一番大事にしていること、それは一人も見捨てずに、です。保護者を変えることが出来ない、先天的な発達障害を直すことが出来ない、普通の教師でも出来ることがあります。それは全ての子ども(当然、その中には特別支援の必要な子どもも含まれます)に、その子を理解し、折り合いを付けてつきあい続けてくれる仲間を与えることです。

 知的障害と医者が診断する子どもが『学び合い』によって、テストでほぼ満点を取る事例はあります。そして、かなりの成績向上が見れらる事例は少なくありません。というより、現在、教室で大量生産されている特別支援の必要な子どもは、余裕のない学校が産み出した子供であって、何らかの発達障害があるのではなく、要は手がかかる子にすぎません。だから、『学び合い』だったら8割以上は解決できると見積もっています。

 でも、そんな『学び合い』でも何とも出来ない子どもは少数います。でも、その子にも仲間を与えることが出来る。というより、同僚を与えることは出来る。それによってその子は幸せになります。そのために必要なことは、全ての人は特別な支援を必要としている人であるという理解です。その「特別な支援」のごくごく一部を「特別な支援の必要な子ども」と分類するにすぎません。それでは「変な子」、「可哀想な子」、「困った子」と思われてしまう。そこには出口はない。

 みんなが特別な支援を必要としている人であるという理解を「みんな」が持てば、みんなが幸せになれる。これをより早く、より広く、より多くの人に伝えたいと願います。

追伸 私は小学校3年までは担任教師からは知的障害と分類されていました。

[]上越 07:14 上越 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 上越 - 西川純のメモ 上越 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 新潟県では大雨で洪水が起こりました。が、上越は全くなにもありません。新潟県は端から端が二百キロという大きな県です。中越地方は大地震があり、洪水がありと災難続きですが、そこから百キロ弱離れています。ということで、上越地方は何もありません。同じ県で苦労されている方のことを思うと心苦しく感じます。

HirarinHirarin2011/07/31 11:22我が魚沼市は大打撃でした。地域の簗場全壊、床上浸水も多数出ました。水は恐ろしいです。でも水は生活資源なんですよね。

jun24kawajun24kawa2011/07/31 18:06こころよりお見舞い申し上げます。

takami_swctakami_swc2011/08/01 05:10特別支援教育についての日記。とてもよく理解ができました。
今の特別支援学級の子どもたちのために,もっといろいろなことができそうな気がします。

jun24kawajun24kawa2011/08/01 05:35はい。したたかにやりましょう。

scorpion1104scorpion11042011/08/01 20:42遠い日のN川少年に思いを馳せてしまいました。

そして、目の前の子どもたちの大いなる可能性をさらに信じます。

jun24kawajun24kawa2011/08/02 06:04そう。明るく行きましょう。自分の幸せに人を当てはめるのではなく、一人一人の幸せがあり、それをみんなで実現する社会を目指しましょう。

11/07/30(土)

[]東京 06:55 東京 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 東京 - 西川純のメモ 東京 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は東京でお仕事です。中越・下越が大雨のためにダイヤが無茶苦茶です。急遽、高速道路で長野に行き、そこから新幹線です。

 だいぶ苦労して到着。でも、一緒にお仕事した方が、とてもチャーミングな方々でしたので、とても楽しかったです。

[]前期試験 06:49 前期試験 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 前期試験 - 西川純のメモ 前期試験 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院の前期試験に多くの受験生がトライしてくれました。徐々に、本学の教職大学院の良さが広がっているのだと確信します。大学がどんな宣伝文を書いても、一番は事実。

 昨年お願いして、現職者の県費派遣の受験可能になった長野県から複数の受験生が受験してくれました。色々な県の現職者、学卒院生が共に学べるというの「も」上越教育大学の教職大学院の特徴です。

 これからある、中期試験、後期試験にも多様な方が受験してくれればいいな、と思います。

szeidzsiszeidzsi2011/07/30 07:33日本のニュースを見るたびに新潟での避難指示・勧告の該当者数が増えているようですが・・・上越はどうなのでしょう。

jun24kawajun24kawa2011/07/30 20:45心苦しいですが、全く大丈夫です。

11/07/29(金)

[]手法 07:11 手法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 手法 - 西川純のメモ 手法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私はゼミ生が非『学び合い』の研修会に参加することを奨励しています。そして、それによって多くを学び取るであることを期待しています。

 が、それが不思議に思う方もいます。そう思う人がいてもしょうがありませんね。『学び合い』を私が手法と捉えているならば、非『学び合い』の研修会に参加することを奨励しないでしょう。でも、そうは思っていません。

 一番大事なのは考え方。現在、我々がやっている可視化、異学年なども、その考え方に基づく手法にすぎません。だから、非『学び合い』の手法を色々と学ぶことはとても有効です。ようはその非『学び合い』の手法を、『学び合い』の譲れないもの、つまり「一人も見捨てない」に照らして、どう使うかです。学生が、その譲れないものを分かっているならば、あとはどうでもいいことです。

 ただし、その一人も見捨てないとは、本当に一人も例外なくです。「あの子はしょうがない」という合理化をしないということです。これはとても大変なことです。その上で『学び合い』の学校観・子ども観のフィルターを通すのです。当然、使える手法もありますが、永遠に使わない手法もあります。

[]日本を変える 07:05 日本を変える - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本を変える - 西川純のメモ 日本を変える - 西川純のメモ のブックマークコメント

 自分で変えようとするから、「出来るわけな」となる。みんなでやろうと考えれば、出来ることがいっぱいある。その「みんな」が、「みんなでやろう」と考えればものすごいことが出来る。

 そのために大事なこと、自分の夢を語ること。その夢が、人の心に響くものだったら伝わる。でも、伝わるためには多くの人に、何度も語らなければ。そのためには自分の心に響く夢でなければ。

 修士1年、学部3年は研究テーマ探しをしています。最初は研究のための研究をしようとします。なんが格好いいから。でも、研究のための研究では、自分の心に響かない。まずは自分の心に響くテーマでなければ駄目だと何度も言っています。自分の心に響くテーマであれば、それを一流の学術に出来る研究手法があります。そして、学生さんが何をテーマにしても、それを実現できるフィールドがあります。だから、安心して学生さんに、自分の心に響くものを求められます。

11/07/28(木)

[]日本を変える 19:57 日本を変える - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本を変える - 西川純のメモ 日本を変える - 西川純のメモ のブックマークコメント

 凡人が何かをなすためには、色々なことをやるしかありません。ビンゴが何かなって分かるわけありません。自分が出来ることを誠意を持ってこなします。

 本日も、私が日本を変える一歩になると妄想する、凡人が出来ることを4つこなしました。私の出来ること、それは誠意を持って、時間をかけること。

 ごく普通のことで、凄いことが出来る。これが分かると、日本を変えるという荒唐無稽なことを本当に信じられる。ゼミ生にも経験して学んで欲しいと願います。

11/07/27(水)

[]MBAより上 22:17 MBAより上 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - MBAより上 - 西川純のメモ MBAより上 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院の基本計画を考えている際、MBAを参考にしました。特に、興味があったのはケーススタディです。学生さんは膨大な資料を与えられて、それに基づいて打開策を考え、教員や他の院生からの質問に応えなければなりません。素晴らしい教材です。

 が、上越教育大学の教職大学院のカリキュラムはMBAを勝っていると思います。

 だって本学の大学院は「生」の学校の中に入り、数ヶ月かけて問題を解決します。資料云々でなんとかするのとは全然違います。第二に、チームではいる点です。これによって、ごくごく普通の学生さんが、過酷な課題にも立ち向かえるからです。そして、チームで解決することを学べます。

 絶対にMBAに勝ると思います。

[]方法 08:20 方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 方法 - 西川純のメモ 方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の講演は、マイク無しのマシンガントークでやります。多くの方から、マイクを使ってゆっくりと語った方が「学者っぽくて」いいのではないか、と言われます。が、そうしません。理由は、「マイクを使ってゆっくりと語る」ことが合う人もいますが、「マイク無しでマシンガントーク」が合う人もいるからです。どんな方法であっても、全ての人に合う方法はありません。

 最善の方法は、「多様」な方法を「柔軟」に行い「続ける」ことだと思っています。でも、人には合う方法もあれば、合わない方法もある。ではどうずるか。それは、「多様な人」が「多様」な方法を「柔軟」に行い「続ける」ことだと思っています。

 『学び合い』を十数年間続けています。でも、意図的に広げようと動き始めたのは6年前です。そのときから、一貫したイメージを持っています。

我々には固定的な組織は何もありません。あるのは、一緒にやろうとする気持ちだけです。例えば、「子どもに学ぶ教師の会」には、会長もいないし、総裁もいないし、代表もいません。講演申請の際に、私の名前を書くことがありますが、だからといって会長だから持っている権力は何もありません。一級・二級、一段・二段、ゴールド・シルバーもありません。『学び合い』の会をやろうと思ったら、だれ(当然、私も)の許可もいりません。そして、やり方は自由です。方法は自由ですが、課題は「みんな」を掲げることは『学び合い』のセオリーです。

 私は『学び合い』が科学に近い宗教(?)になって欲しいと願っています。(興味がある方は、私のブログの右にある検索で「科学 宗教」というものを検索下さい。そうとう拘っていることが分かると思います。

 歴史において多くの集団が盛衰する過程が記されています。分派がおこり、闘争が起こり・・・。でも、美辞麗句を並べ立てても、結局は、大多数の人をそっちのけした、特定の人のエゴ・利害に発しています。だって多くの場合、代替わりの時の遺産相続の時に起こりますから。でも、我々の場合は継承を争うものはなにもありません。

 科学において論争はおこります。でも、科学の分派というのはありえません。それは論争する当事者は、科学のもっとも根幹を共有しているからです。我々も少なくとも学校観・子ども観を共有し、議論し、実践し、考えの具現化を目指した様々な道を探りましょう。悩んだら、「一人も見捨てず」ということ思い、それに反していないか、問えばいいと思います。

ghjalghjal2011/07/27 22:26同僚に、「一人も見捨てない」や「みんなで幸せをつくる」という考え方は、宗教みたいだと言われたことを思い出しました。言い返せなかったのですが、今度は、「いいえ、科学です」とでも言い返そうかな?
おそらく学校観、子ども観の相違を話題にした場合、随分と敵もつくってしまうのでは?と危惧します。それ以上の味方もきっとはっきるするのでしょうが。

jun24kawajun24kawa2011/07/28 06:31分からない人もいますが、分かる人もいます。そして、大多数は、いつか分かる人です。学術で伝わる人もいますが、大多数は身近な事実で伝わる人です。

11/07/25(月)

[]講演 22:17 講演 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 講演 - 西川純のメモ 講演 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は沖縄の小学校の研修会で講演をしました。スカイプを使ってです。文明の利器です。出張無しで、沖縄の学校の研修会に参加できる。面白いな。

daitouirukadaitouiruka2011/07/26 17:40質問です。
スカイプの場合、条件によっては音声や映像がとぎれとぎれになってしまってスムースに見られないことが多いのではないでしょうか?
私の場合も遠い地におりますので、スカイプがうまく活用できればありがたいのですが、どうもうまくいきません。
何かうまい対処法があるのでしょうか?

jun24kawajun24kawa2011/07/26 18:10そもそもの通信が良好である場合、二つ考えられます。
一つは、バックグラウンドでダウンロードがなされているとき。(自動バージョンアップなど)
二つ目は、コンピュータのメモリーが少ないので、処理速度が間に合わないときです。
今までうまくいかなかったときは、以上の2種類の理由でした。

daitouirukadaitouiruka2011/07/26 18:53ありがとうございます。
アドバイスいただいた点、こちらのICTサポーターと相談してみます。

jun24kawajun24kawa2011/07/26 19:36スカイプは便利です。活用して下さい。

11/07/23(土)

[]8月の予定 10:05 8月の予定 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 8月の予定 - 西川純のメモ 8月の予定 - 西川純のメモ のブックマークコメント

8月2日 仙台での講演します。(http://bit.ly/qL7zka

6日 東京で講演します。(http://bit.ly/pnh9Uq

8日、9日 兵庫教育大学の集中講義。講演会でいえば7回分以上の内容を語ります。偽学生OKです。メール下さい。

9日の夜は京都駅で泊まります。話したい人、メール下さい。

21日 学習課題研修会inいくさか(http://bit.ly/q7ny2A

22日 免許講習会(http://bit.ly/phXrHA

29日 富山市で講演します。(詳細が分かり次第、アップします)

9月4日 『学び合い』中国の会が新山口駅近くで開催されます。(詳細が分かり次第、アップします)

11/07/21(木)

[]偽学生 06:39 偽学生 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 偽学生 - 西川純のメモ 偽学生 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、さらりと紹介しましたが、改めて。8月8日~9日に兵庫教育大学で集中講義をします。その際、毎回、兵庫教育大学の学生さんに迷惑がかからない範囲内で(実際は、人数が増えると活発化しますが)、偽学生が参加します。希望者は早めに私に連絡して下さいね。

追伸 いまのところ、関西に出張する予定の唯一のものですから。

11/07/20(水)

[]懇親会 22:23 懇親会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 懇親会 - 西川純のメモ 懇親会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、教職大学院の夏の懇親会があった。4ヶ月でこうも変わるものかと、M1の変化が嬉しい。

11/07/19(火)

[]ネットワーク 21:56 ネットワーク - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ネットワーク - 西川純のメモ ネットワーク - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は一つの中学校区を構成する、一つの中学校と4つの小学校のみなさんが全校『学び合い』を参観された。「うごけ」と念じました。

11/07/18(月)

[]漫画 07:17 漫画 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 漫画 - 西川純のメモ 漫画 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の漫画を誰か書いてくれないかな、と思っています。どんな漫画だったらいいだろうかな、と思っていましたが、ふと思いました。スポ根漫画だったらいいだろう、と。

 『学び合い』を教室に適用するとビックリするけど、部活の運営を『学び合い』的にやっている人は少なくないと思います。考えてみたらスポ根漫画で部長が細かなグリップの握り方を教えている場面なんてあまりないですよね。逆に、何のために部があるのかを語る場面は多いですよね。その言葉に応えて、互いに影響し合いながらもティべーションを高めている場面は多いですよね。つまり、それらを『学び合い』の理論で整理すればいい。

 そして、その部長が、それと全く同じスタンスで授業をやっている場面を併用すれば分かりやすいと思いました。

 な~んだ。『学び合い』と漫画って相性が良いんだ。

tomkicktomkick2011/07/18 08:15「もしも女子サッカーの代表監督が,西川純の『学び合い』の手引書を読んだら」
略して「もしマナ」

これから女子サッカーブームがくることを見越しての便乗本でどうでしょうか(笑)

jun24kawajun24kawa2011/07/18 10:16どあはははは

11/07/17(日)

[]妄想 22:26 妄想 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 妄想 - 西川純のメモ 妄想 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 初めて研究の世界に入ったのは22歳の大学院に入ってから。それから30年がたとうとしています。今、ふと思いました。私はコンピュータと統計分析という鉱脈を見つけました。何が分かったか、それを数学的に証明することは当時の教育研究でも大事であろうな、ということは分かっていました。ところが、当時の教育研究では本当に稚拙な状態でした。ところが、私には大型コンピュータと統計分析という武器を身につけました。だから、本当に簡単に論文が書けました。

 次の大鉱脈は認知心理学でした。その当時は教育史や比較教育、そして教材開発が全盛の理科教育学でした。そこに認知心理学で若い十人弱の研究者が殴り込みをかけました。本当に大変でした。が、大変だったと言うことは、ある意味、楽なのです。パラダイムの中で勝てるのは本当に賢い奴らです。でも、パラダイム変換をしているときは、凡夫でも仕事が出来ます。本当に論文が書けました。当時の同級生(研究者)からは、どの学会誌を見てもおまえ(私)の論文が載っている、と言われました。当時の業績は、多くの学会から賞を与えてくれました。

 でも、満たされなかった。教師としての私は納得できなかった。で、生み出したのが『学び合い』です。これも大鉱脈です。教師一人だけでやるべきだというパラダイムを、一人よりは「まし」というごくごく単純な根拠をベースとしているのですから、大当たりです。そして、多くの教育研究者には夢のまた夢の環境が整いました。

 全ての子ども、教師にICレコーダーを装着し、多くのビデオで記録することが出来るのです。それも、長期にわたった教育実践を提案できるのです。そ、れ、も、学校レベル、いや学校群レベルのことを。これで素晴らしい論文が凡夫にかけないわけ無い。そして、日本全国レベルのネットワークを構築できるのです。笑っちゃいます。明治以来の教育学研究の中で、この機会を享受できた研究者は何人いるのでしょうか?それが凡夫である私が享受できることの、まか不思議さを感じます。

 で、本日思いました。もし、私が30年後に生まれ、西川ゼミに所属し、研究生活の初期に『学び合い』に出会ったとしたら・・・と思いました。30年前の私と同じように教師となり、で、縁あって研究者の世界に生きるような「はめ」になったとしたら、と思いました。

 おそらく、教科内容の検討の研究があるでしょう。つまり、本当に学ぶべきは何かを本気になって検討し、不必要なものは削減されるのです。さらに、学校という組織の再検討があるでしょう。学校は保護者や地域を包含し、マネージメントする組織に脱皮すべきです。また、十八まで学び、それから社会や専門教育に進むということの是非が問われます。つまり、小学生が仕事に就き、研究をして、その中で自分の適性を見出し、そこで必要なことを学ぶのです。

 ここまでは私でも想定できます。が、その先が見出せません。その先は何だろう、と思いました。が、それはどうでも良いことでしょう。私にとっても他の人にとても。だって、その先がリアルな課題となる時代には、私は完全に引退しているし、へたすると鬼籍に入っています。きっと、私が次々に鉱脈を見出したように、次の世代が鉱脈を見出すのでしょう。

 もし、私が長命を授かったら、それを知ることが出来るかもしれません。『学び合い』が定着していたならば、その成果は実践の場に還元されているはずです。その場には、だれでも参加できます。くそジジーの私も。そうしたら、現状の成果は何か、それに至った経緯を、会に参加している若い人に教えてもらえたら嬉しいです。きっと優しい若い人がいるに違いない。

 という妄想を描きました。あはははは。とても楽しい映像です。

[]会の開き方 10:12 会の開き方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 会の開き方 - 西川純のメモ 会の開き方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の会の開き方を、私のHPに公開している手引き書の最後に付録に付けました。

takami_swctakami_swc2011/07/17 12:39ためになる情報をありがとうございました。大変助かります。
はじめは3人かもしれませんが,がんばります。

scorpion1104scorpion11042011/07/17 12:53私も少数からです。でも、そのお陰で力が湧いてきましたよ。

tomkicktomkick2011/07/17 17:13うちも基本的に3人で回しています。職場でも,サークルでも3人いるといいですね。

jun24kawajun24kawa2011/07/17 18:25はい。心理学に3人の法則というものがあるそうです。2人と3人では意味合いがだいぶ違う。

scorpion1104scorpion11042011/07/17 19:11す、すみません。まだ、二人です。でも、よく理解してくれている方です。早く、三人になるように頑張ります!

jun24kawajun24kawa2011/07/17 22:28あははは。二人から三人は簡単です。ポイントは、あなたが伝えるのではなく、二人目の人が伝えればいい。分かっていれば、伝えられるという愚かな考えは持たないように。あははは。『学び合い』のセオリーです。

11/07/16(土)

[]夏休み中の対外的な予定の一覧 07:46 夏休み中の対外的な予定の一覧 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 夏休み中の対外的な予定の一覧 - 西川純のメモ 夏休み中の対外的な予定の一覧 - 西川純のメモ のブックマークコメント

夏休み中の予定がだいたい決まってきました。対外的な予定としては以下の通りです。

7月25日 沖縄県嘉芸小学校の研修にスカイプで参加

26日~28日 研修者の受け入れ

30日 東京の教育者研究所でパネルディスカッションに参加

8月2日 宮城県仙台で「『学び合い』がんばれ東北の会」で講演

6日 『学び合い』フォーラム

8~9日 兵庫教育大学集中講義(偽学生希望の方はメールして下さい)

21日 学習課題研修会in長野・いくさか

22日 長岡で免許講習会

23日~25日 研修者の受け入れ

29日 富山県草島小学校で講演

30日 研修者受け入れ

以上です。

なお、9月4日に山口で『学び合い』中国の会で講演します。

8月18日~19日にゼミ合宿を妙高の赤倉でやります。ゼミのみんなと飲みながら話したい人、メールして下さい。

私の最新の予定はhttp://calendar.yahoo.co.jp/jun1959914に公開しています。

tomkicktomkick2011/07/16 16:21兵庫教育大学行きたいなぁ。
日程確認して,連絡します。免許更新でやって下さったらいいのに~。

jun24kawajun24kawa2011/07/16 18:51歓迎します。仲間も誘ってね。

tako-suketako-suke2011/07/16 19:50ああ,出勤日の方をなしにして,天ぷら学生をやりたいなあ。でも,無理だろうなあ。

jun24kawajun24kawa2011/07/17 06:16あははは

karakusa01karakusa012011/07/20 22:50兵庫教育大学…隣ですね。
夏休みの予定、見直してみます。

jun24kawajun24kawa2011/07/21 06:35お待ちしております。

11/07/15(金)

{大事なこと]有能 22:03 {大事なこと]有能 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - {大事なこと]有能 - 西川純のメモ {大事なこと]有能 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 一人の人がまじめにある時間を過ごすことが出来れば、有能と言われるでしょう。しかし、有能と言われることは安きこと。しかし、言われ続けるには頭を使わねば。

11/07/14(木)

[]小小連携 19:20 小小連携 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 小小連携 - 西川純のメモ 小小連携 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、二つの小学校の全児童が体育館に集まり、全校『学び合い』をしました。本当に、色々なことが起こります。素晴らしい。

 何故、他県や他国の学校と連携するのか分かりません。その分の時間とお金を使って、積み上げる連携をすればいいのに、と思います。本日は感激しまくりでした。

[]連携 19:20 連携 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 連携 - 西川純のメモ 連携 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越教育大学の教職大学院は学校現場と密接に連携し、その中で学びます。本日は地元の学校の保護者懇談会に参加し、『学び合い』を説明しました。全国の同志にお伺いします。どこかの大学研究室と連携し、必要なときは保護者懇談会に参加しクラスの教育を説明する状態を想像できますか?上越教育大学の教職大学院はそういう連携をするのです。フォフォフォ

 終わってから、校門の外で保護者の集団がいました。その輪の中に入って馬鹿話をしながら『学び合い』の説明を立ち話で小一時間しました。

[]記念日 19:20 記念日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 記念日 - 西川純のメモ 記念日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は家内と最初にあった日です。祝宴です。

ogymogym2011/07/17 21:38>二つの小学校の全児童が体育館に集まり、全校『学び合い』
はは、私の想像を超えてよく分からない状態です。どんなことが起こっているか見てみたい!^^;

jun24kawajun24kawa2011/07/17 22:29どうぞ、ウエルカムです。見れば分かります。それはあなたの知っている『学び合い』と全く同じセオリーで動いている、ということ。とても楽しいですよ。

11/07/13(水)

[]歴史的な日 22:15 歴史的な日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 歴史的な日 - 西川純のメモ 歴史的な日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我々は多くの教師からは信じられないことをごく普通にやっています。まずは『学び合い』自体がビックリでしょう。でも、それが全校の子どもが学年を超えて教科学習をすることを定常的にやっている全校『学び合い』は、『学び合い』の同志でもビックリでしょう。でも、それらは少なくとも西川ゼミでは、ごくごく普通のことです。ありとあらゆることが学術的に分析しつくしました。

 明日は複数の学校の全校の子どもが、学年・学校を超えて教科学習する『学び合い』をします。今年度のうちにそれは定常化するでしょう。それによって地域コミュニティーの再生を狙っています。しかし、数年のうちにはごくごく普通の営みになるのでしょう。

 しかし、とにかくその最初は明日からです。

11/07/12(火)

[]離婚 22:16 離婚 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 離婚 - 西川純のメモ 離婚 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が人生の先輩から教えてもらったこと。そして、若い人に伝えてあげたいこと。

 結婚して、何でこんなに一杯けんかするんだ、と思いました。テレビドラマ的な熱愛夫婦とは全く間逆です。結婚した方ならおわかりだと思います。結婚して1年弱はバトルです。こんなに喧嘩しまくりならば、離婚なのか・・・と思いました。

 で、離婚経験のある人生の先輩のところに電話をかけました。そうすると、とにかく家に来いとのこと。そして、色々な話を聞きました。ポイントをまとめると、喧嘩しているうちは絶対に離婚しないとのことでした。喧嘩をするのは、なんとか折り合いを付けようとしているからです。その人によれば、離婚を決意したとたんに、たんたんと時間が過ごし、喧嘩しないそうです。

 ということで、「な~んだ、喧嘩しているから離婚しないんだ」と分かり、気が楽になりました。

 芸能界でも、知人でも、おしどりと思われた人が別れることを知り、え???と思います。でも、喧嘩しなかったんだな~っと思います。

 私は家内を愛しています。そして、とてもとても頼りにしています。家内も私をそう思っていると確信しています。ですので、喧嘩しても不安になりません。愛の証と思っています。

 な~んちゃって

katunori-skatunori-s2011/07/13 21:09わたしも家内を愛しています。「将来,おむつを取り替えてくれる人」ですし,こまめにプレゼントをしたり。「きみにプレゼントをするのに理由がいるのかい?」なんてキザなことを言ってみたり。
ところが,家内は,わたしに「愛していますよ」と言ってくれないんです。
大和撫子だからかも知れませんが。
じらされている気分の結婚23年目。でも,毎日毎日感謝し合っている,なかよし夫婦です。不安はありません。
「奥さんを大事にしなさい」も,西川先生からの貴重なお教えです。こちらはしっかり実践しています。

bunbun-hbunbun-h2011/07/13 22:04こちらは20年間、喧嘩はしてません。
機嫌がわるくなって、ふてたことはお互い数回はありましたけど。
まあ、夫婦関係もいろいろですね。

jun24kawajun24kawa2011/07/13 22:08お~
多様ですね。

FlipperKFlipperK2011/07/15 21:08 私も結婚後15年、ケンカらしいケンカはしたこと無いですね。
結婚前にやり尽くしたのだと思います。たぶん。

jun24kawajun24kawa2011/07/15 23:02お~、それはうらやましい。ところで私のメール読まれました?

11/07/11(月)

[]素直 22:36 素直 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 素直 - 西川純のメモ 素直 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何事も学び取れる人は素直です。少なくとも、それを学び取る最初の時期は。「でも~・・」とか言う人は伸びません。せめて、それを我慢し、受け入れて自分の中で判断出来なければ。例えば、物理学でも同じです。物理学を学ぶには、一定量のことは無批判に受け入れねば成りません。「摩擦0の状態なんてあるわけ無い」という疑問・反発は当然です。しかし、それを言い出して拒否している限りは物理は学べません。一度受け入れ、その構造を理解してからそれを拒否するのはOKですが、最初は受け入れなければだめです。

 本年度の最初の3ヶ月の特徴は、とにかく、地元学校に入って手ほどきの連続です。ネットで公開している私の予定を見れば分かると思いますが、毎日、毎日、それに費やしています。

 幸い、学ぶ気のある方と繋がれるので、ありがたい。そして、その変容は、笑っちゃうほど凄い。セオリー通りです。

[]ごまかし 22:12 ごまかし - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ごまかし - 西川純のメモ ごまかし - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、我が息子を徹底的に叱りました。要は、ごまかそうとしている点をです。誤るのはしょうがない。しかし、それをごまかそうとすればするほど、蟻地獄に陥り、姑息なごまかしをやりつつけざるを得なくなる。

 息子には、ご免なさいと言いなさい、と教えました。ごまかすよりは遙かに良いに決まっています。

ogymogym2011/07/12 22:50『学び合い』を学んだ学生が初任校で
指導教官「そんなやり方はXXX」
初任さん「でも・・・」
とは・・・・ならずしたたかになってますよね
大学側から地域への根回し・サポートからの支えも大きいように感じます。

jun24kawajun24kawa2011/07/13 13:53私には、その力はありませんが、みんなでやれば出来ることです。

11/07/10(日)

[]全力 10:27 全力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 全力 - 西川純のメモ 全力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我がゼミ生には、本当に凄くやっています。直接は褒めませんが、本当にほれぼれするほどやっています。でも当たり前です。単に卒業したい、修了したい、と思うような人は絶対に我がゼミには入りません。多くのものを得たいと思う人が入るゼミですから。

 修士2年のゼミ生の中には、昨年度の採用試験で合格したが、採用延長をしてもらって学んでいる学生がいます。その学生は、望めば今年から勤めることが出来、当然、給料ももらえます。ところがそれを諦め、逆に学費を払って学んでいるのです。地元で勤めれば自宅から通えます。ところが上越では、下宿費を払って生活しなければならないのです。

 もちろん、修士をとれば採用後の給料に反映されます。そして、彼が生きる時代において修士の学位を持つことが圧倒的に有利と言うことはなくとも、持たなかったら様々なところで嫌な思いをすることは確かです。

 上記を勘案しても、彼は数百万円の投資をして学んでいることは確かです。だから彼は数百万円を上回るものを得られるものをテーマとして邁進しています。彼が就職してからでは絶対に学べないことを今学んでいるのです。それは彼の一生の指針となり、彼の五十代に成ったときも役立つものです。それはダラダラした時間の過ごし方では絶対に獲得できないものです。獲得できなければ、彼は数百万円以上をどぶに捨てることとなります。だから手を抜け、と私が言っても、手を抜くわけありません。

 そして、ダラダラした生活をすれば、多くを失うことはゼミ生はみんな知っています。そして、ごくごく普通の人が多くのものを得ようとしたならば、多様な人と折り合いを付けるべきことが有効であることも知っています。

 私の卒研の指導教官である石坂先生が教えてくれました。高校までは勉強したくない人も教えてもらえる。しかし、大学にはいると、学びたい人だけが教えてもらえる。しかし、大学院では学びたい人も教えてもらえない、自らが学ぶしかない。と。

11/07/09(土)

[]志 22:42 志 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 志 - 西川純のメモ 志 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 方針が一貫しているか、否かが大事だと思います。三国志の劉備が誤っているのは、「義」を基本方針としているのか、「漢の中興」なのかが一貫していないところのように思います。それに比べて曹操・司馬懿は一貫していた。だから、劉備は勝てなかったと思います。

[]追い越して 22:30 追い越して - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 追い越して - 西川純のメモ 追い越して - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年度から、ゼミでの私とゼミ生とのやりとりをアップしています。それを見ながら思います。早く、ゼミ生からいたぶられたいと。

 私は私のレベルにゼミ生が成長することを願ってい大学教師をしているわけではありません。私を超える存在になり、それによって私が私の愚かさを笑い、それを乗り越えることを楽しみにしているから大学教師をしています。

 毎年、修士2年、学部4年の後半にそれが来ます。今年も楽しみです。幸い、今年度の修士2年と学部4年は、ちらちらと、その片鱗が見えます。早く、私を押し倒し、私を凌駕してほしい。

 楽しみです。

[]有田和正先生 19:01 有田和正先生 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 有田和正先生 - 西川純のメモ 有田和正先生 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、上越の地に有田和正先生が来訪され、授業を公開しました。社会かを専門とする我がゼミ生5名がゼミの全体ゼミを欠席して参観しました。本日、「何を学んだ?」と聞きました。各人が多くのことを学んだことが分かります。有田先生の力量はもちろんですが、ゼミ生が学び取る能力があることが分かり嬉しい。

[]教員養成について 05:57 教員養成について - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教員養成について - 西川純のメモ 教員養成について - 西川純のメモ のブックマークコメント

 数日前の私のメモ(http://bit.ly/qvbBbD)に野中先生より丁重な紹介があった(http://bit.ly/o7IkSo)。光栄なことです。同時に、野中先生の補足のコメントをいただいた(http://bit.ly/q6Zxu6)。大事な指摘だ。私なりにメモりたいと思いました。

 まず野中先生の懸念は正しいと思います。特に現状の経済状況では。私なりの対処療法としては、かつての育英会のように教員として採用された場合は奨学金の返還は免除される、というようになれば本気で教員になりたい人の志望者数の減少を留められると思います。

 さて、本題です。教師が専門職であるならば、長期の学習は必要です。当然、医者と同じように6年制の養成も考えられるでしょう。そして、現状はその方向に進むことは確かです。それが5年後になるか、10年後になるか、20年後になるかは今後の政治情勢によって変わりますが、長期的には4年以上の養成になることは確かだと思います。

 では、現状で教職大学院のような教育課程が必須かと言われれば、そんなことはありません。4年の大学卒業で教師になり、素晴らしい実践をされている方は山ほどいます。ただ、現状の若い人の場合、それは丁半博打のようなものです。何故か?それは学校現場の教育力が圧倒的に低下したからです。そして、それに対応した様々な教師の自己防衛反応が起こりました(http://bit.ly/nonzJW)。

 現状で若い教師が学校現場に行ったとき、その初任校が教育力を持っているか、無いかで、その教師が教師を続けられるか否か、また、教師としての健全なスタンスを維持できるか否かが決定されます。それでは可哀想すぎる。野中先生をはじめとする様々な教師や教師集団が若い教師に手をさしのべています。上越教育大学の教職大学院が協働を基本コンセプトとしているのも、大学なりの手だてなのです(http://bit.ly/qzERIc)。

 もちろん官製の研修も制度化されています。しかし、そのような若い教師を救うために大事なことは「知識・技能」だけではないのです。なによりも「繋がり」だと思います。どんなに山ほど「知識・技能」を伝えても、若い教師の直面する悩みは様々です。その悩みを解決するのは当人しかありません。しかし、一人で立ち向かうのは若い教師には辛すぎます。相談に乗る人が必要です。何よりも愚痴を聞いてくれる人が必要です。私が新任の学校には、私の愚痴を延々と聞いてくれる先輩が、全職員が十数人の職場で片手はいました。毎日、職員室の横のお茶飲み場で馬鹿話をしましたし、毎週、誰かが酒を驕ってくれました。でも、現状の若い教師がそれをどれだけ享受しているでしょうか?

 実はつぶれているのは若い教師だけではありません。現状で指導力不足で分限を受けている人は四十代後半です。その人達は、それまでは指導できたのです。しかし、脂ののりきるべき年代で分限を受けています(http://bit.ly/q4wkMm)。理由は、同じく学校現場の年齢バランスの崩壊です。

 上越教育大学に25年も勤めていると、様々な県の現職派遣者に出会います。上越教育大学に派遣される教師は三十代後半の教師が多いです。しかし、最近十数年の傾向として、初任からずっと最若年のままで三十代後半になった教師が多くなったように思います。結果として、いつまでも若手意識が抜けず、中堅に脱皮できないのです。このような教師の場合、健全に若い教師とつきあう機会を保障しなければ成りません。上越教育大学の教職大学院は、それを保障しようと思っているのです。そして、多くの教師や教師集団が、自分と違う職場の若い教師に手をさしのべているのは、若い教師と繋がる必要性を感じているからだと思います。

 しかし、上越教育大学の教職大学院も、また、様々な研修団体も、全て「その人の職場」の補完・準備にすぎません。教師の職能は、自分の教え子たちとの関係の中で磨かれるものです。それから離れたものは、それがいかに優れたものであっても、畳の上の水練です。学んだものを、自分の教え子への実践に自らの頭で適用し、反省し、修正しなければ血肉にはなりません。そして、それは毎日積み上げていかねばならない。そのような毎日の積み上げには、日常の繋がりが必要です。それを最も確実に実現するにはどうしたらいいか?

 まず、教師が教材ではなく子どもに着目すべきだと思います。私が高校教師であったときのことです。職員室の隣の部屋にお茶飲み場があり、そこでお茶を飲むのが大好きでした。それは、馬鹿話の中にためになる先輩の話を聞くことが出来たからです。私が失敗したとき、落ち込んだとき、先輩教師から「俺も○○ということあったんだよな~。その時は、○○で・・・」とその先生の失敗談、そして解決の方法などを、クラスの様子がありありと分かるようなエピソードを聞かせてもらいました。先輩教師の教科は様々です。K先生の場合は英語、SUW先生の場合は数学、SUZ先生の場合は社会、SA先生は国語、F先生は体育でした。しかし、そのことに違和感を感じることはありませんでした。それは、先輩教師が語ってくれたのは教科学習の場面ではありますが、教科の内容ではなく、教科を学ぶ子どもの姿(そして教師の姿)だったからだとおもいます。

 これは中高の教師の場合は決定的です。なぜなら、教科内容で繋がろうとしたならば、学校に繋がれる教師が少なすぎるからです。その人が相性が悪ければ繋がることが出来ません。そもそも教科によっては、自分一人という場合も多い。だから中高で教師同士が繋がるとしたら生徒指導や特別活動が一般的です。しかし、教師の勝負の場、そして、もっとも悩むのは教科指導なのです。であれば、教科指導における子どもの姿を語るようにしなければ成りません。

 我田引水の誹りは甘んじて受けても、『学び合い』だと思っています。『学び合い』では教科指導を教科内容ではなく、子どもの姿を通してどのように改善するかを理論化したものです。さらに、それを最大限に実現できるのが異学年・異教科による合同『学び合い』です。

 今の教師は忙しすぎます。雑談する時間はありません。ところが、異学年・異教科による合同『学び合い』の場合、様々な教師がふんだんに雑談する時間を保障することが出来ます。そして、その雑談では、目の前でどんどん現れる子どもの姿という話題が生まれるので、雑談の種は尽きません。だから、職員室に戻ってからもそれが続きます。(その姿が見たければ、いつでもおいで下さい。お見せします。)

 多くの教師や教師集団が感じている、現状の教員養成・教員研修の問題意識はほぼ同じように思います。そして、様々なアプローチをしています。それらは全て正しいものだと思います。最善の一つの方法はありません。最善の方法は、様々な方法を柔軟に適用し続けることしかありません。その中で、その場、その人の最適解が見つかるのです。私は大学教師の一人として、協働をコンセプトとする上越教育大学の教職大学院と『学び合い』を多くの教師・教師の卵に提案しています。

nao_takanao_taka2011/07/09 18:11わたしが現在悩んでいる問題に当てはまる記事で,非常に勉強になりました。ありがとうございます。
わたしの職場が苦しんでいる原因は「年齢バランスの崩壊」にあるのかもしれません。30代と40代ばかりで,「総・中堅」といった様相です。
でも,職員同士の協力で,何とか乗り切ろうとしています。その作戦に間違いはなさそうで安心しました。色々と苦労している副産物として,『学び合い』に興味を持ってくれている同僚が増えています。不幸中の幸いです。

jun24kawajun24kawa2011/07/09 18:51アドバイスです。分かってくれる人に話しましょう。その人から他の人に伝えてもらえばいいのです。期待しています。

ghjalghjal2011/07/09 20:25私は、結構いまの職場に対しては楽観しています。若い人達は伸びているなあと実感するからです。中堅として自分自身が脱皮しきれていない。そこは反省します。
でも、楽観はできない。そうでない所もあるのでしょう。そういう意味では博打なのもよく分かります。
ベストではないかもしれないが、ベターである選択。そこに『学び合い』があると感じています。

jun24kawajun24kawa2011/07/09 21:39それは良かった。では、もっと凄いこと期待します。

11/07/08(金)

[]220万ヒット 15:22 220万ヒット - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 220万ヒット - 西川純のメモ 220万ヒット - 西川純のメモ のブックマークコメント

 気づいたら220万ヒットを超えました。ご愛顧感謝です。

11/07/06(水)

[]経験したこと 18:25 経験したこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 経験したこと - 西川純のメモ 経験したこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』をやれば、色々なことがおこります。でも、私の場合は何度も経験しているので、それがどのような過程で解決するであろうことを知っています。だから安心して眺めていられます。が、初めてやる方はビックリしますよね。

 ある学校の管理職は、4年間、『学び合い』とつきあってくれました。そのため、私と同様に、いや、それ以上に、様々な過程を知っています。ですので、安心してみています。

 そういう管理職の学校で『学び合い』を学べる教師は恵まれているな~っと思いました。

karakusa01karakusa012011/07/09 01:03そうですね。やや理解していただくのに時間がかかっているので、焦る感もありますが、少しずつ、したたかに…ですかね(笑)

jun24kawajun24kawa2011/07/09 07:06したたかにね。

11/07/05(火) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

  1. [大事なこと]小小連携

 7月14日 糸魚川市の南能生小学校で、二つの学校の全児童が体育館に集まって算数の『学び合い』をやります。

11/07/04(月)

[]上越教育大学の教職大学院の特徴 21:29 上越教育大学の教職大学院の特徴 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 上越教育大学の教職大学院の特徴 - 西川純のメモ 上越教育大学の教職大学院の特徴 - 西川純のメモ のブックマークコメント

教職大学院のカリキュラムは特徴的です。ですが、その中でも特徴的です。

第一に、協働を基本コンセプトにしている点です。

上越教育大学の教職大学院の定員は50人ですが、現職教員の院生(現職院生)と学卒学生(ストレート)はほぼ同数です。そして、多様な出身県の現職院生と多様な出身大学の学卒院生で構成しています。

多くの教職大学院では、現職院生の科目とストレートの科目は別です。これは文部科学省からの指導によるものです。ま、常識的に考えれば、現職経験のある現職院生とそれのないストレートでは学ぶものは違うと考えるのが普通です。しかし、上越教育大学の教職大学院は協働をコンセプトにしているため、一生懸命に説明して理解していただけました。

そして、講義も実習も全てチームを基本としています。例えば、教職大学院では20単位の共通科目が必修です。上越教育大学ではチーム発表を大きな割合を占めています。その発表を聞いている側も、チームで議論するのです。

また、教育実習も現職院生とストレートが入ります。ただし、現職院生がストレートの指導者となるわけではなく、また、ストレートが現職院生のサポーターになると言うわけではありません。基本的に同等な同僚として入ります。

実習も学部の実習と違って、授業をやって終わりと言うことではありません。ある学校の研究主題をサポートします。同時に、そのサポート内容を研究するのです。例えば西川ゼミの場合、『学び合い』を軸として「全校の学力向上」、「僻地校の人間関係の固定化の解消」、「小学校同士の連携」というテーマをサポートしています。一目瞭然だと思いますが、学校レベル、地区レベルの課題を解決します。結果として、現職院生はもちろんですが、ストレートも指導主事もしくは教育長レベルの問題意識を持ち、互いに議論します。そして、現職院生はもちろんですがストレートも、学校長・教頭・教務主任・研究主任と議論するのです。

同時に、様々なことをします。例えば、PTAのバレーチームが少ないと参加し、いつのまにか先生抜きでPTAの飲み会によばれるようになります。もちろん部活指導もやります。遠足の引率。もちろん授業もします。しかし、学部の実習のように訳も分からないうちに授業をさせるようなことをしません。上記のようなことで学校の先生から「学生」という立場ではなく「同僚」と思われるだけの仕事をします。そして、徹底的にその学校の子どもを見て、その学校の授業を見てからやります。あ、言い忘れましたが、我々の実習は最低でも年間4ヶ月、西川ゼミは年間8ヶ月以上はいります。それを2年間やるのです。ただし、学部の実習のように入りっぱなしということではありません。週2~3日は学校に行きますが、それ以外は大学でゼミ全体で議論し、データ分析をします。その結果を踏まえて、次の週に向かうのです。従って、ある週で問題を抱えても、みんなでそれを解決するのです。それを、西川ゼミの場合、14名のゼミ生と4名の学部学生が一緒にやるのです。

何故、そんなことをするのか?それは協働力が教師の大きな力量だと考えているからです。そのため、教師が成長する職場を大学院の場で実現しているのです。我々大学教員はその学校の校長になります。この職場によって、若い教員が成長し、三十歳・四十歳代の中堅に成長するのです。

でも、このような実習を成立させるためには、校長・教頭・教務主任・研究主任と学校のテーマはどのようなものにして、院生がどのような入り方をするかということを、つっこんで話せる教員でなければなりません。これは象牙の塔でずっと生きていた先生には無理です。

逆に、現場の指導主事レベルの方ならば上記は出来るでしょう。しかし、それだったら大学院の協力は必ずしも必要ありません。指導主事では出来ない協力が出来なければなりません。大学の場合は、学術がそれにあたります。

どちらか一方であるならば、それなりの人はかなりいます。しかし、両方出来る人というのは、そのための養成システムはないのですから。日本でもなかなかいません。ちなみに私は、いわゆる最底辺の学校で暴走族を教えた経験があります。そして、数十年間、現職院生を指導していました。そして、多くの学校の研究支援をしています。そして、多くの学会から賞をいただき、博士の学位をもらいました。その私のような人「だけで」専任教員を固めている上越教育大学の教職大学院だから、上記のようなことが出来ます。本当に、ほれぼれするほど尊敬できて、大好きな自慢な同僚ばかりです。断言できます。大学においてこんな良い職場は無いと思います。陰口・悪口が皆無。週一度ある会議では十分に1度ぐらい、大爆笑が起こるのです。

[]不祥事 06:42 不祥事 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 不祥事 - 西川純のメモ 不祥事 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が高校教師に成り立ての頃(5月ぐらいだと思います)です。授業前に教頭とテレビを見ていると、高校教員の不祥事です。型どおりに学校の管理職がテレビの前に出ます。ビックリしたのは、出たのは校長ではなく教頭です。そして、教頭は平身低頭ではなく、ある意味、「だからなんだ」という雰囲気がプンプンしています。ビックリして教頭に聞いて訳が分かりました。

 その説明している教頭は4月に異動したばかりです。ということで、不祥事の教員とのつきあいはほとんど無いし、事件は4月以前のことです。ということを教頭から聞きました。「そりゃ怒るは・・」と思いました。同時に、「最低の校長に仕えているんだろうな。可愛そうに・・・」と思いました。

 教員の不祥事があると、「そんなことするような先生とは思いませんでした。とてもまじめな先生で・・・・・」と管理職が言います。でも、半数以上は嘘ですよね。変なことする人ってどこか変です。でも、口が裂けても「やっぱり、しそうでした」とは言えませんよね。でも管理職に何が出来るでしょう。大の大人の人に生活指導できる権限もない。そして、その人を採用したのはその人ではないのですから。

11/07/03(日)

[]とても大事なこと 22:06 とても大事なこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - とても大事なこと - 西川純のメモ とても大事なこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大事なものが何か、それを自分なりに確立することが大事だと思う。私の場合は、家族仲良く健康で、に尽きる。http://bit.ly/jc7ttR

 家族仲良く、健康で、ということを成り立たせるためには、小市民の幸せを追求すること、それが100%ではなりたたない。自分が出来る、一人も見捨てない、ことが必要。それは自分のクラスが良くなる、大変だというレベルとは違う。

 これって、なかなか分からない。そして、それが分からないと、『学び合い』は導入段階は出来ても、充実段階には入れない。だって、上記を子どもに納得させなければ充実段階の全員達成は成り立たないから。求める人が、自分の言っていることを納得していなきゃ、子どもは動かない。

 なんで、この当たり前のことが分からないのだろう。子どもは、教師の本心を見抜く。リンカーンが言ったように、多数の人を長期にだますことは絶対に出来ない。

o4dao4da2011/07/03 22:49自分が出来る、一人も見捨てない、ことが必要。それは自分のクラスが良くなる、大変だというレベルとは違う。

馬鹿なんでもうすこーしおしえてくーださい。

jun24kawajun24kawa2011/07/04 06:01つまり県や日本を変えるために、自分の出来ることをやることが、自分に得だと言うことを理解することです。

11/07/02(土)

[]吟味 21:46 吟味 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 吟味 - 西川純のメモ 吟味 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、息子の宿題をチェックしていながら、残念に思います。小学校の算数の多くは筆算が占めています。息子には大事だよ、と「嘘」を言いますが、全く無駄だと思います。成人してから筆算したことなんてありません。数の性質を学ぶと言うことに、どれだけ筆算が必要なのでしょうか?

 テレビを見ていると漢字の書き取りのためのノウハウが放送されていました。それほど必要とは残念ながら思いません。言葉というのは、伝える人と伝わる人の両方が分かってなければ意味がありません。それほどの感じが必要であるとは思えないのです。明治初期の本を読める人がどれほどいるでしょうか?その当時の漢字を常識だと言い放って、それが分かる大人がどれほどいるでしょうか?

 私のもともとの専門は理科教育学です。過去の様々な論文を読んでみて、「これこれは必要である」という論文は山ほどあります。でも、「これこれは必ずしも必要ではない」と書いてある論文は殆どありません。「必要だ」と言うのは楽です。「不必要だ」というのは見識が必要です。

 そもそも、現在の学校で教師が忙しいのは、書類の多さです。でも、それらは、なんか事故がある度に小役人作成するマニュアルに由来します。対策を講ずる方が楽です。対策を削減するのには勇気が必要です。残念ながら、それを出来る人が殆どいません。

 ドラッカーは、生産性の低くなったかつての成長部門を廃止することが大事だと言っています。残念ながら、教育において、それはなされていません。だから、『学び合い』のことはさっさと終わらせて内容論の吟味に移りたいのですが。

[]十日町 05:58 十日町 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 十日町 - 西川純のメモ 十日町 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、十日町で講演をします。http://bit.ly/hSAqYA

[]小小連携 05:58 小小連携 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 小小連携 - 西川純のメモ 小小連携 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、小規模校同士の教科学習を通した小小連携がありました。本格始動です!

[]教職大学院 05:58 教職大学院 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教職大学院 - 西川純のメモ 教職大学院 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院で1年間なんだ学生が、「教職大学院で学ばずに教員になるのは犯罪だ」とつぶやきました。私も教職大学院で学ばずに教員になった一人です。彼の言葉が分かります。

 教員になった方だったらおわかりだと思います。教員は、4月1日の辞令を受け取った瞬間から「先生」と呼ばれます。そして、その瞬間から10年の経験を持った先生と同様の仕事をすることを同僚から求められます。子どもや保護者からも、当然のようにそのように期待されます。

 一方、なって仕事をし始めると、直ぐに大学で学んだことは役に立たないし、大事なことは教えてもらっていないことに気づきます。特に教員養成系大学以外で免許を取った場合(私もです)、教科内容に関しては教えてもらえますが、どのように教えるかということが殆どかけています。また、クラス経営も教えてもらいません。教科のことがいっぱい知っていれば、教えられるという教育です。

 確かに、クラスに問題が無く、子どもたちが「学ぼう」とする構えがあるクラスだったら大丈夫でしょう。でも、そんなクラス、日本に1%もあるでしょうか?

 今の教員免許状は、9割が座学で、5時間程度の教習所内の運転だけで、路上無しで免許を与えるようなものです。現状の教育実習はガチガチに実習担当教諭の保護の基でやっている実習です。それは教習所内の運転のようです。だから、私もそうでしたが採用されて4月から5月の連休までは地獄になり、とにもかくにも1年間はジェットコースターのような日々で新規採用者は過ごします。

 よく事故を起こさなかった・・・と思います。いや、対物事故はいっぱいあったと思います。人身事故は接触程度はあったでしょう。でも、十分に死亡事故を起こす危険性はあったと思います。

 日本の免許制度は、戦前の師範教育の反省に基づき、開放制度を基本としています。そのため、どんな大学でも出来る座学中心の免許制度となっています。現在、それを見直す時期に来ていると思います。なぜなら、明らかにかつてに比べ現場学校の教育力が低下し、一方、保護者からの要求は高くなっているからです。

 現状の教員採用試験は、大学入試レベルの教科内容と、最低限の人物を見る面接で行われています。でも、これでは大学入試直後の高校3年生が一番通りやすい試験です。だから、高校3年までにちゃんとした勉強をした人ならば受かります。が、受かった後にやめていく人が現在、非常に増加しています。また、やめずとも、安直な路線に陥る人も増えています。

 しっかりした実地経験を長期に受けてから教師になるべきだと思うのです。それが若い人の幸せに繋がる。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/07/03 05:19昨日はありがとうございました

他の教授の講義も参加させて頂きましたが、大変、勉強になりました

宮城の大学院での講義にも参加するつもりですが、上教大の講義にもまた参加できれば嬉しく思います

ありがとうございました!

jun24kawajun24kawa2011/07/03 06:41我が同僚は、自慢の同僚です。