西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

11/06/30(木)

[]どんどん 19:43 どんどん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - どんどん - 西川純のメモ どんどん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年度から、上越近郊の5つの学校の先生に『学び合い』の手ほどきをしています。毎週、もしくは隔週で授業を見せていただいています。非常に順調に伸びています。とてもやりがいがあります。

11/06/29(水)

[]犬歯 21:53 犬歯 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 犬歯 - 西川純のメモ 犬歯 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、臼歯が抜けました。不安に思ったのは、犬歯がまだ抜け替わりません。あれ、どうしたのかな、と思ったのですが、幸い、息子の学校には歯医者・医者がいっぱいいます。本日、ママ友に家内が聞いたところ、そういうことは良くあることだそうです。

 何事も先達はあらまほしきけれ

[]日本を変える 21:53 日本を変える - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本を変える - 西川純のメモ 日本を変える - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、テレビを見ていると、一流の部活を出来る教師の姿が写されていました。みながら、俺は無理だと思いました。

 そのチームの「みんな」を求めるレベルだったら、おそらく、ありとあらゆる細かい問題が生まれるでしょう。そして、それを教師が何とかしなければなりません。

 一方、西川ゼミは「自分の心に響き、多くの人の心に響く教育研究を通して、自らを高め、一人も見捨てない教育・社会を実現する」を目的としています。これは、全国大会で優勝するより無茶苦茶無理なことを求めています。が、それだから、私でも研究室を引っ張っていける。

 もちろん、不遜ながら、研究に関しては一流だと自負しています。ゼミ生の5,6人ぐらいだったら、最高度のレベルにまで導く自信はあります。でも、一人も見捨てず、というレベルだったら私は無理です。でも、日本を変える、というレベルだから私でも出来るのです。

 同志は、「そりゃ、大学教師だから・・」と思うかもしれません。でも違います。小中高のいずれにおいても、「日本を変える」の方が楽なのです。それが成立するか、否か、それは、その志で他県の人と繋がり、その繋がりを子どもたちに感じさせればいいのです。

 なかなか、分かってもらえないと思いますが。

o4dao4da2011/06/29 22:02でも、日本を変える、というレベルだから私でも出来るのです。

 同志は、「そりゃ、大学教師だから・・」と思うかもしれません。でも違います。小中高のいずれにおいても、「日本を変える」の方が楽なのです。それが成立するか、否か、それは、その志で他県の人と繋がり、その繋がりを子どもたちに感じさせればいいのです。

ここについてもう少し具体的に聴きたいです。

jun24kawajun24kawa2011/06/29 22:30校長を考えて下さい。
学校レベルのことに終始している校長が学校を管理するとしたら、能吏である必要があります。ところが、ドリームメーカーであれば、管下のメンバーに能吏が生まれます。
ということです。

11/06/28(火)

[]教師冥利 22:52 教師冥利 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教師冥利 - 西川純のメモ 教師冥利 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我が大学には、教え子が同僚に二人います。本日、我がゼミの学生がその同僚から教えをいただいている姿を間近で見ました。この喜びを得られる教師が日本で何人いるだろうか?と思いました。

[]乾杯 22:10 乾杯 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 乾杯 - 西川純のメモ 乾杯 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人間ドックに向けて1週間の禁酒。本日の久しぶりの乾杯です。嬉しい。

11/06/27(月)

[]ブラジャー 22:14 ブラジャー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ブラジャー - 西川純のメモ ブラジャー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家内から教えてもらいました。本日、テレビでブラジャーの特集をしていました。それを見ていた息子が、ニマーっといやらしそうに笑っていたそうです。小学校5年生です。

[]ゼミの様子 21:56 ゼミの様子 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼミの様子 - 西川純のメモ ゼミの様子 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年度に入ってから、ゼミの様子をユーチューブに随時アップしています。HPからリンクしています。

bunbun-hbunbun-h2011/06/27 22:20わたしは50歳にもなりましたから、とうぜんもうもちろんにゃっとすることはありませ・・・

sakana10sakana102011/06/27 23:12そういう時期が僕にもありまsh…いや、現在進行形かもしれません(笑)

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/28 07:34親は子に似るのですよ

私の家では、問答無用でチャンネルを変えられました!!

というのは、冗談です!!

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/28 07:35「子は親に」の間違いでした!!(涙!!

jun24kawajun24kawa2011/06/28 16:49おバカなメモにおつきあいいただき、感謝。あははは

11/06/25(土)

[]豚がいた教室 18:14 豚がいた教室 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 豚がいた教室 - 西川純のメモ 豚がいた教室 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我が息子のクラスでは豚を飼い始めています。正直なところ、あまりこの種の実践は好きではありません。一番の問題は、ペットと養豚をごっちゃしているところです。

 その関係で、家内が見ている「豚のいる教室」を横で見ていました。一般受けする教育映画の殆どが、反吐が出るほど嫌悪感を感じてしまう私にしては、意外にも嫌悪感を感じることなく見られました。理由としては、ルーキーズや金八先生のようなカリスマ教師が突っ走ると言うものではない点です。また、大部分が子どもたちの会話で占められている点が良かった。会話は比較的自然な流れで、教師ドラマのありがちな作り物の感じが少なかった。

 ということでお勧めです。

 が、それでも感じるのは、主人公の教師が何を目的とするかを明らかにせず(というより本人が何も考えず)作業(豚を飼う)を子どもにさせているという、従来型独特の構図がハッキリ出ている。結果として、子どもが右往左往して、最後はさんざん議論させておいて教師が決めるという形になっている。

 映画の中の校長が言っているように、授業は教師が責任を負うものだと思う。だから、ハッキリと目標を与え、その目標の中で様々な方法を子どもたちが考えればいい。

 この映画だったら、第一は、「豚を飼って、最後はそれを食べることによって食べると言うことの意味を学ぶ」ということであれば、それをハッキリと述べ、それにぶれては駄目だと思う。

 子どもたちが様々な方法(例えば名前を付ける)の方法を提案したとしても、その度に、目標の確認をすべきだと思う。仮に、子どもが「可愛そうだから殺さないで」と言われても、それは駄目であることをちゃんと説明すべきだ。

 仮に、最終的な結論は定めず、子どもたちの議論に任せるというのであれば、リスク管理をちゃんとすべきだ。映画では、最終的に殺すという結論を出したが、もし、そうでなかった後のことを教師は何も考えていなかったようだ。それは無責任だと思う。

 その中で、校長の姿勢が好感が持てた。

bunbun-hbunbun-h2011/06/25 19:49その肉おいしそうなので食べるときにはぜひ私にも教えてください。
そういうことです。
ちなみに飼ってるブタに名前をつけてはいけません。
私、20年前に飼ってた牛に名前を付けたことを今でもなんとなく後悔してます。
(ある早朝に「彼」はどこかに連れて行かれてしまいました)

jun24kawajun24kawa2011/06/25 20:47ドナドナ、ドナ~、ドナ~
ということですね。

11/06/24(金)

[]床屋 22:15 床屋 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 床屋 - 西川純のメモ 床屋 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子が一人で床屋に行きたいというので、今日は一人で床屋に行かせたそうです。「はじめての床屋」というところでしょうか?嬉しいような、寂しいような、床屋記念日です。

11/06/23(木)

[]細かい 22:27 細かい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 細かい - 西川純のメモ 細かい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は心配性です。ありとあらゆることの最悪を想定し、それをなんとかしたいとジタバタします。本当に非『学び合い』的な本性だと思います。

11/06/22(水)

[]涙もろい 22:24 涙もろい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 涙もろい - 西川純のメモ 涙もろい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 自分でも情けないほど、涙もろいと思います。でも、悲惨な状態の子どものことを思い浮かべると、どうしても涙が出る。抽象論ではなく、具体的に子どもたちの顔が浮かびます。そして、それを見捨てていた自分がいます。今も救えずにいずにいる自分がいます。ウオームハートとクールブレイン。笑われても、両方とも持っていたい。

[]うまくいかなかったとき 06:50 うまくいかなかったとき - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - うまくいかなかったとき - 西川純のメモ うまくいかなかったとき - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「教師の手だて(多くの場合は旧来のテクニック)を加える」か「不必要な教師の手だてをそぎ落とし、率直に子どもたちに求める」か。

 「色々な人と相談するか否か」。

 「一人も見捨てないに拘る」か「多少はしょうがないと思う」か。

 「多様な人のために自分の出来ることをやり続けることは、自分にとって得であると思えるか否か」。

 昨日のゼミでゼミ生に語ったこと。子どもに求めていることを、自分にも求める、この当たり前のことを出来るか否かが大事だと。『学び合い』を他人の指導のための方便として捉えているか、ホモサピエンスの最強の戦略と捉え、それを自分にも人にも適用しているか。

 教師であれば指導のための方便として最初は取り入れるのは当然。でも、自分に適用していないものを人に求めても限界がある。見透かされるから。もちろん、私がそれをいつも適用しているかと問われれば、そんなことはありません。でも、適用すべきだと思っているし、適用できていないところを指摘されれば正さねばならないと考えています。せめて。

[]議論 06:50 議論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 議論 - 西川純のメモ 議論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本当は、先生方との議論の時、「それで一人も見捨てないですか?」と問いたい。そして、それを基礎として議論を深めたい。でも、それを言えば「あなたは見捨てている」と言うことと同じ。これは、よほど人間関係が出来ていて、定常的に直に会える人以外には言えない。言えば、誤解が生じるから。

 だから多くは方法のレベルの議論となる。私としては、それを通して「考え方」に繋げたい。そして「一人も見捨てない教育は可能である」ということを伝えたい。でも、なかなか難儀だ。なかなか方法のレベルの話に留まってしまう。しょうがない。私の話しているのは「方法」なのだから。

 でも、方法を議論すると、私が方法を強いているように捉えられてしまう。そして、自分の方法に従わないと「破門する」ような人と誤解されそうで怖い。でも、本当は、方法はどうでもいい。私が拘るのは「一人も見捨てない」こと。従って、「一人も見捨てない」により有効な方法であれば、直ちに受け入れます。

 しかし、「多少は見捨てても良い」という方は、そのようなことを考えるに至った履歴と現状を哀れと思います。最終的には集団の中でなんとかしたいと願います。しかし、とりあえずは語り合える相手ではないと思います。

[]指導要領 06:51 指導要領 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 指導要領 - 西川純のメモ 指導要領 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は指導要領や教科書や教科書準拠の業者テストを大事にします。私が指導要領を大事にするのは、民主的な手続きで定められた「国民全員が達成すべき最低限の基準」だから。つまり、「一人も見捨ててはいけない基準」だから。そして、教科書や教科書準拠の業者テストはそれを具現化したものだから。

 例えば、学習規律と多くの方は言います。では、教育基本法、学校教育法、指導要領のどこにそれが書かれているのでしょうか?それを吟味すべきだと思います。そうでないと、単に教師の都合で非民主的な行為を合理化してしまう。

 教科の本質と多くの方は言います。では、教育基本法、学校教育法、指導要領のどこにそれが書かれているのでしょうか?それを吟味すべきだと思います。そうでなければ、単なる一人の教師の思いこみになります。それが妥当であるか、否かを吟味するとき、「それは一人も見捨てずに達成できるか、否か」だと思います。

 『学び合い』は教師の仕事を放棄していると多くの方は言います。では、教育基本法、学校教育法、指導要領のどこにそれが書かれているのでしょうか?それを吟味すべきだと思います。そうでないと、目的と手段を取り間違えてしまう。

 他人様の子どもを預かる公教育を、思いこみでやるべきではない。その基礎となるのは法です。その言葉を確認すべきです。そして、その言葉を基礎として各人が解釈し、議論すべきだと思います。

ogymogym2011/06/22 20:35>他人様の公教育を、思いこみでやるべきではない。その基礎となるのは法です。
本当にそう思います。
「公」教育であることの意識の薄さを感じること、しばしばです。

scorpion1104scorpion11042011/06/22 21:43「一人も見捨てない」を実現するために法をもっともっと知って解釈すること。それは、法には各人それぞれが解釈できる部分と揺るがない部分があるということですね。それぞれの解釈で議論しさらに今よりもっと「一人も見捨てない」社会を実現していく。そして、法を使うことができるようになったら。~夢みたいですが。自分ができることから、始めます。いつも、ありがとうございます。

scorpion1104scorpion11042011/06/22 21:44もちろん、「一人も見捨てないために」です。

jun24kawajun24kawa2011/06/22 22:11法の条文を読むことは、非常に重要だと思います。

scorpion1104scorpion11042011/06/22 22:44「ウオームハートとクールブレイン。笑われても、両方とも持っていたい。」そういうN先生だから、「一人も見捨てない」ための『学び合い』を世の中に広めることができておられるのだと思います。
私の場合は、どちらかにでもなれるように努力が必要…で、まず有言実行…です。

jun24kawajun24kawa2011/06/23 06:32私と同種だと勝手に思っていますよ。同志

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/23 18:08私は珍種ですが、西川先生たちの目指す方向は目指して生きたいと考えています

仙台での勉強会、NPO団体の方と打ち合わせをしました

他のNPOの方にも声をかけてくださるそうです

学生団体とも連携して、良い会になるようにしていきます

ありがとうございました!!

jun24kawajun24kawa2011/06/23 19:39期待しています。

karakusa01karakusa012011/06/23 22:40「一人も見捨てないために」日々奮闘しています。
ひとりよがりにならないためにも、先生の言葉は心にしみます…
つくづく指導要領、教科書、それに連なるものがよーく考えられて作られていることに驚かされ、それでもまだ足らないと日々精進です。

jun24kawajun24kawa2011/06/24 06:43期待しています。

11/06/20(月)

[]20年後 22:26 20年後 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 20年後 - 西川純のメモ 20年後 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我がゼミでは20年後の教育はどうなるべきかという話題が盛んです。色々な驚天動地な想像が生まれます。困ったことに、どう考えても20年はかからないのです。だって、既にその片鱗は見られ、あとはそれを組織化するだけのことなのですから。

 でも、考えてもみて下さい。爆走している分野で20年後を予想したら、噴飯ものですね。だって、今思いつけることだったら、それは20年もかかるわけ無い。学生さんは、多くの人には驚天動地なことではなく、自分たちでも驚天動地なものを探しています。こりゃ難しい。でも、私にとってはワクワクです。

[]誠実 21:55 誠実 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誠実 - 西川純のメモ 誠実 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最初に申します。この手のメモは定期的に書きます。そのたびに、「私ではないでしょうか?」という丁重なメールや、書き込みをいただきます。結論から言えば、そのようなメールや書き込みをいただく方は、そのような方ではありません。

 全国の同志、その他の方に申します。皆様からのメールに対して、私が不誠実であったことが一度でもあったでしょうか?私は無かったと断言します。私は小心であり、恐れているので、そのようなことは無かったと思います。かなり不誠実なメールに対しても、誠実に対応していたと思います。

 誠実とは何でしょう。簡単です。「今日は」と言われたら、「今日は」と応えることです。それに尽きます。能力のある方は、「今日は」以上のことが出来るでしょう。でも、凡人でも「今日は」と応えることが出来ます。

 三国志の曹操、劉備、孫権の三人の中で劉備は常に義の人、仁の人、のように書かれています。でも、劉備は最も凡庸な人だと思います。おそらく劉備は自分の凡庸に気づいていた、だから戦略として「義」を基本戦略としたのだと思います。

 私は、息子が挨拶を出来ないとき、烈火のようにしかります。それは、凡人が出来る最大のことだからです。凄いことは出来たらいいが、必須ではない。でも、普通に出来ることを、常にすることが大事。普通に出来ることをしないと、その人の鼎の軽重を問われる。

[]息子の教科書 21:37 息子の教科書 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 息子の教科書 - 西川純のメモ 息子の教科書 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日のことに関して、ここまで誠実に対応する方がいることに脱帽です。ただただ感謝です。http://bit.ly/jJLeAq

11/06/19(日)

[]息子の教科書(その2) 22:22 息子の教科書(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 息子の教科書(その2) - 西川純のメモ 息子の教科書(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ツイッターで先の件を流したところ、ちゃんとレスしていただける方がいて、感謝、感謝です。

 その結果、教科書会社の編集する教科書ガイドで書かれているような説明は無理があることは了解されているように思います。5×偶数で組み合わせを限って計算しまくるという方法しかないようです。「計算のきまり」という単元名に、その労力が値するか、否かは意見の分かれるところです。

 本ブログ、及び、ツイッターでつきあっていただけた方に感謝です。なんか、気が晴れました。ちなみに、問題の次の問題は良問だと思える問題です。

[]記念日 22:07 記念日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 記念日 - 西川純のメモ 記念日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 かつて我が家の記念日を24と数えました。http://bit.ly/mEShML本日、それが誤りであることを気づきました。母の日と父の日を加えて26日です。

 夫婦・息子の誕生日、息子が家内のお腹にいることが分かった日、家内と初めてあった日、プロポーズした日、OKしてくれた日、結納記念日、入籍記念日、結婚記念日があります。これだけでも10あります。クリスマスもありますし、大晦日、正月もあります。ボーナスの出た日もあります。ひな祭り、こどもの日、冬至(冬至かぼちゃを食べます)、節分(恵方巻きを食べ、豆まきをします)、七夕、春分、秋分も家族で祝います。運動会の後、オルガン教室の発表会。そして、母の日、父の日も祝います。

 ちなみに、誕生日、クリスマスの場合は、前夜祭、後夜祭もあります。それに給料日、息子の各学期の終業式もあります。となると47日もあります。

[]息子の教科書 18:09 息子の教科書 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 息子の教科書 - 西川純のメモ 息子の教科書 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私はHP及びブログでは個人特定できるような非難はしないようにしています。しかし、息子関係するので、かなり感情的になっています。私のこのメモが誤りであるならばご指摘下さい。私としては、「私が愚かだった」となって欲しいと願います。

 事の発端は、息子が「宿題が解けない」ということで私に聞きに来たことです。その問題は私には解けません。いつか来るであろうと思っていましたが、5年生で算数が解けないことに焦ります。

 学校図書の5年上の43ページの「力だめし」の1番の問題です。

 2、3、5、6、7、8の6種類の数字から4つの数字を一回づつ使って、二つの「○.○」の小数を作ります。その積が整数になる組み合わせを求める問題です。

 二つの小数の積は小数以下2桁になります。つまり下2桁が「00」になるような組み合わせでなければなりません。下一桁が「0」になる組み合わせは九九の表を学んでいるので何とかなりますが、「00」になる組み合わせを5年生の息子に説明する術がありません。

 きっとうまい方法があるに違いないと思いました。そこで、今日の買い物で本屋で教科書ガイド(学校図書の編集発行。かなり高価)を探しました。が、ちょうど5年の教科書ガイドだけがありません。数軒の大きな本屋を探した結果、やっと見つかりました。そして、その解答の説明を見て唖然としました。その説明は因数分解を分かっていない子どもには、「それだと解けることは分かるが、何故、そういう解き方に至るのか」が絶対に分からないものです。私の頭で色々と5年生にも分かるような説明を考えたのですが、私は不可能だと結論づけました。

 この手の問題は、どこかの有名進学校の落とすためのテストにあるのだったら分かります。しかし、義務教育の教科書に載せる意図が私には全く分かりません。こんな問題を入れることによって、私のような親が教科書ガイドを買うのを促すためではないかと疑いたくなります。

 家内がその解き方を読んで一言、「これじゃあ力だめし問題じゃなくて、脅かし問題だね」とぽろっと言っていました。言い得て妙で、大爆笑しました。

 私は小学校教師でもありませんし、数学教育の専門家でもありません。このブログをお読みな方には小学校の先生や、数学の先生もおられるでしょう。教えて下さい。上記のような問題を、義務教育の教科書に載せる意図を教えて下さい。繰り返しますが、私としては、私が愚かなだけで、十分な意味があることがあるという結論になって欲しいと本気で願っています。

 なお、私がここで問題にしているのは、「一つの問題」であり、教科書自体のことではありません。

tontan2tontan22011/06/19 19:56東京書籍だとよく「工夫して計算しましょう」として「25×4」という数字が3年生から出てきます。上記の問題はそうした問題に類似するものですね。自分のクラスだと解けるのは上位グループの数名でしょうね。単独だと半分の子どもは何を言ってるのかさえ分からないと思います。でもひょっとするとこんな悪問でも「学び合い」なら結構いけるよな気もしますが。
力を試すなら、こうした問題よりも「説明してみましょう」「式から問題文を作ってみましょう」という課題を多く出した方がよいと思います。

hideki55hideki552011/06/19 21:19この問題は、論理的に答えを導き出すのではなく、徹底的に計算しまくれ問題のように思ったのですが、いかがでしょうか。
まず、一つ目の小数として2.3×○.○
○に使える数は、5・6・7・8の4つ。
5.6 5.7 5.8
6.5 6.7 6.8
7.5 7.6 7.8
8.5 8.6 8.7
小数点第一位になれる数は、5 6 7 8の4つだが、3をかけた数の第一位は0にならないので、2.3は候補から消える。
というように力技で計算していくのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

jun24kawajun24kawa2011/06/19 22:25ありがとうございます。なんか、気が晴れました。

11/06/18(土)

[]講演 19:43 講演 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 講演 - 西川純のメモ 講演 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1時間ものの講演を行いました。1時間の講演の場合、内容をこなすことにいっぱいいっぱいで、笑いをとる余裕が出来ません。う~ん。ちょいと反省。

 今度は十日町です。今度は、僻地の話をしようかな。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/20 18:57一昨日はありがとうございました

学校での授業実践や、週末の学習支援活動を通して

『学び合い』の普及に努め、東北の復興を目指していきます

今後とも、よろしくお願いいたします!

jun24kawajun24kawa2011/06/20 19:27遠方からご苦労さまでした。ありがとうございました。

11/06/17(金)

[]管理職 22:07 管理職 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 管理職 - 西川純のメモ 管理職 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、管理職を目指す教員が激減している。が、しょうがないと思います。が、幸いにして尊敬できる管理職に出会える。

 でも、当たり前だと思う。私はなんとなく、というレベルのおつきあいをするほど、暇でない。今、『学び合い』を取り組もうとする管理職は、横並びではない。そして、管下の職員に語れる人だと思います。まさに管理職だと思う。

 そして、定年後に何をするかで、その人の志が分かる。

[]誇らしい 21:57 誇らしい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誇らしい - 西川純のメモ 誇らしい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある件で、相当込み入ったことをゼミ生に話し合うことを求めました。その課題を語るときは、かなり感情的になり血圧も上がっていました。しかしゼミ生が解決に向かって話し始めたら安心しました。話し合いの質は音で分かります。ですので、いつの間にか本当に眠ってしまいました。

 結果として彼らが出した結論は、学卒院生が校長先生に込み入ったことを話し合うことが望ましいとの結論です。私は私がそのことを校長に話した方が良いのではと最初に提案したのですが、彼らの結論では却下です。彼らの出した結論を尊重し、そうなることになりました。

 でも、しばらくして気づきました。これって変じゃありません?大学を卒業して数年レベルの学生が、現場の校長に関して、かなり複雑な交渉をするのです。それが出来ると本人が思うだけでなく、ゼミ生たちもごく普通にそう思うなんて、すごいことです。

 そして、そのようなゼミ生が我がゼミに所属すること。当然のごとく、そのゼミ生を真楽出来るゼミ生集団と、また、そのようなことを可能とする現場学校の日常的な関係を感謝します。

11/06/16(木)

[]辛い 22:51 辛い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 辛い - 西川純のメモ 辛い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日も『学び合い』を実践してる教師、『学び合い』で学校づくりをしている管理職に会いました。私より年上の人も含めて、ゼミ生と同じく、抱きしめたくなるほど「愛しい」と思います(もちろん、我慢していますよ。あははは)。いっぱい、いっぱい、勇気づけられました。

 が、私の心の中に残るのは、まだ救いきれない子どもがいることです。そのことを思うと苦しくてしょうがない。

 自分自身でも異常と思うほど、共感能力が高すぎます。だから、家内から聞く「おひさま」の話を聞くだけで涙が止まらないのです。ですので、作り物の話ではなく、本物、そして、今、本当に苦しんでいる子どものことを考えると耐えられなくなります。だから、高校教師から大学教師に移ったと言えます。高校教師のままだったら、40歳まで生きられなかったと確信しています。

 今、高校教師と同じように、酒の力を借りながら眠ろうとしています。幸い、高校教師の時とは違って一升以上の酒は必要ありません。そばに家内と息子がいると言うだけでどれほど落ち着くか。でも、本質的には、私がゴチャゴチャしなくても、心強い仲間がそれを乗り越えることを感じるしか平安はありません。

 幸い、本日もゼミ生がそれを乗り越えられるであろうという実感を感じることが出来ました。それを頭に思い浮かべることによって本日を乗り越えたいと思います。

 私は教師として、ゼミ生に出来ることは大きいことを語ります。そして、ゼミ生の耳元で「助けて~」と囁きながら、苦しんでいる子どもの少なくないことを語ります。でも、私も「助けて~」です。これから逃れるには、引きこもりになって情報遮断するか、乗り越えられる集団を創るかです。今は、後者を造ろうともがいています。

11/06/15(水)

[]方法 19:55 方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 方法 - 西川純のメモ 方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最善の方法は、多様な方法をやり続けることです。自分の出来ないような方法をとらなくても良い。自分の出来るようなことでも、実に多様にある。ましてや、人と繋がれば、もっと凄いことを、もっと多様に出来る。それを絶え間なくやり続ける。

 本日も、それが実現すれば、多くの学生さんや子どもの幸せに繋がると思うことを、チョコチョコとやりました。それが実になるか、無駄になるかは分かりません。でも、やらないより「まし」であることは確かです。そして、それが実現した後のことを夢想します。

 失敗すればへこたれます。でも、他のことで実現を夢想することができればへこたれません。だから、多様な方法をやり続けることが大事です。

 教師として、ゼミ生に自分の出来ることの凄さを実感して欲しいと願います。

bunbun-hbunbun-h2011/06/15 20:13女房「いろんなことしてるねって言われたけど、欲張りなのかなあ」
私「いや、これがふつうだと思うんだけどね」
・・・さっきの食卓での夫婦の会話でした。

jun24kawajun24kawa2011/06/15 22:10と、奥様に言えるとしたら、幸福なのだと思います。

messabluemessablue2011/06/16 20:31中間試験後の、高校生への講評として、先生のこの文章のほとんどをぱくって書きました。すいません。

jun24kawajun24kawa2011/06/16 22:25どうぞ、どうぞ、へるもんでなし。

11/06/14(火)

[]課題 22:05 課題 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 課題 - 西川純のメモ 課題 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を始めた方が悩まれるのは「課題」です。そりゃそうでしょう。最初に数分間の中で課題を与えて、さあどうぞ、です。そうなれば、課題を何とかしようと思うのは当然です。

 でも、私は課題なんて、どうでもいい、と思っています。ま、手ほどき段階では、うまくいく課題のポイントを語ります。15分程度とか、質を落とさず量を減らすとか、業者テストの問題を参考にしたらとか。

 でも、それらは全て方便です。本質的には課題はどうでもいいのです。

 ある先生から、「課題を与えたら、殆どの子どもが分からず、時間内に終わる子が少なかった。その場合は、どうしたらいいか?」という質問を受けました。典型的な疑問です。

 『学び合い』の手引き書や導入書にはそれに対応するノウハウを書きました。でも、本当は「なんとかせよ」と子どもに求めるのが『学び合い』の作法なのです。

 教材に手を入れるのは、主語は教師です。でも、方法レベルのことに関しては、解決するのは子どもしかないと考えるのが『学び合い』です。

 教師でも、どうしたらいいか分からない課題を、なんとかせよ、と求めるのが『学び合い』です。子ども集団に対する信頼、自分の出来ることの限界、それを本気に信じられるか否かです。

 子ども集団は偉大です。私は信じています。

[]変化 22:05 変化 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変化 - 西川純のメモ 変化 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 一週間に一度手ほどきに行く学校がいます。毎回ビックリします。『学び合い』が成績に結果を出せるには数ヶ月はかかります。でも、初期段階でも人間関係の変化は直ぐに結果は出ます。

 一週間前には苦しんだ子が救われる姿を見ると、自分は何かできたと感じれます。嬉しい。

[]出前講座 14:11 出前講座 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出前講座 - 西川純のメモ 出前講座 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院の企画で、6月18日に新潟市、7月2日に十日町で出前講座を担当します。http://j.mp/lSPmzXhttp://j.mp/kk7GIh

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/14 17:3118日、都合がつきそうでしたら、当日参加になりそうですが、参戦します!楽しみにしています!!

jun24kawajun24kawa2011/06/14 19:32お待ちしております。

motoryoumotoryou2011/06/15 06:46昨日の失敗は,「信じてなかった」,に尽きるんだと思います。仕切り直しです。何度もこんなことをやっています(苦笑)

jun24kawajun24kawa2011/06/15 19:37私もですよ。あははは

karakusa01karakusa012011/06/19 06:35最近、悩んでいることは子どもに相談するようにしています。学級での問題は子ども達が1番知っているのですから。
学習での課題も年度当初は、ちょっと悩んでいました。でも最近どんな課題でも子どもたちが何を問われているかを見抜き学習していく姿を目にするようになりました。
子ども達は偉大です。

jun24kawajun24kawa2011/06/19 07:09そうなった後は、信頼と放任は違うことを心にとめて下さいね。

11/06/13(月)

[]規律 06:52 規律 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 規律 - 西川純のメモ 規律 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は立ち歩きはあるし、私語が多い。そのため、『学び合い』をすると学習規律が悪くなるのではないかとお思いの方もいます。がそんなことはありません。逆に学習規律は高まります。

 まず最初に学習規律のことを考えるとき、規律のことを考えましょう。その際、どこかの独裁国家の「規律」と民主国家の「規律」を比較しましょう。独裁国家では、独裁者が話すとき、姿勢を正し、それをメモし、終わったら拍手するのです。

 民主国家では、首相が演説をしているとき、ほおづえをついて国会傍聴しても構いません。そして、首相の考えに疑問を持ってもOKです。しかし、民主的に決まった法には従います。民主的に決まった法が支配しているのであって、首相が支配しているのではありません。

 さて、現在、学校で求めている学習規律とは、どちらの方の規律でしょうか?私には独裁国家の規律としか思えません。

 例えば、何何しなさいと教師が求めるとき、その理由をちゃんと説明しているでしょうか?説明するとき、それが根拠に基づいているでしょうか?私には大いに疑問です。それが成り立っているのであれば、教師の見えないところでも規律は成り立っているはずです。

 『学び合い』で学習規律が成り立つのは、子どもたちが互いに声がけしているからです。子どもは教師の目を逃れることは出来ても、同級生の目から逃れることは出来ないことを知っています。そして、教師から嫌われても屁とも思わない子どもも、クラスの子どもから浮くことは恐れます。

 となると、いつまでも自律的な規律にならないのではないかと危惧される方もいるでしょう。でも、ご安心を。元々我々の持っている規律は、それを規律としている集団の中にいることによってはじまります。そして、その中で生活することによって内在化するものだと思っています。

 その意味でも、教師一人の影響力で内在化しようとする従来型より、集団を重視する『学び合い』の方が内在化しやすいのは当然です。

西川純、高野知子(1998.3):生徒の環境問題に対する判断と行動、環境教育、7、日本環境教育学会、41-49

西川純、小松公之(2001.8):社会的に構成される環境意識に関する研究、上越教育大学学生、及び、上越地域市民を事例として、環境教育、21、日本環境教育学会、55-62

ghjalghjal2011/06/13 21:52人類は、歴史を通して、人治主義から法治主義を選択した。そこにいかなる非効率があろうとも。「私」の教室なのではなく、「みんな」の教室である。相手がお客様や大人だと簡単な理屈も。相手が子どもだととたんに通用しなくなる。庇護すべき、援助すべき相手だと、言葉はいいけど見下している。

ogymogym2011/06/13 22:22私語、というより、目的に向かった会話・・・
大衆の前でのプレゼン発表、演説弁論言葉でなく、ワークショップ的な会話言葉・・・
学習に必要な会話であり、一斉授業での私語とは意味が違って感じました。

jun24kawajun24kawa2011/06/14 07:14お二人ともありがとうございます。民主主義とは何かを学校で広げましょう。

takami_swctakami_swc2011/06/14 20:04大多数の学校での学習規律は,独裁国家の規律であると思います。子どもたちがじゃれ合いながらごちゃごちゃやっているのを今でこそにこにこしながら見ることができるようになりましたが,以前はできませんでした。TTのT1で「学び合い」をやらせてもらっている学級ではT2の先生は「学び合い」の様子を怖い顔をして見ています。ほとんどの先生にとっては「学び合い」の姿は受け入れられないものだと思います。
私も,どちらかといえば100%そんな姿を受け入れているとは言えない。だから私は,子どもたちに独裁国家の学習規律を求めます。今の学校では求められているから,学校の一員であるみなさんも守ろう,と求めています。どうすればいいか,みんなで考えています。間違っていますか。

takami_swctakami_swc2011/06/14 20:07補足です。独裁国家の規律を求めるのは,朝会などの儀式的な場面です。授業の中では,もちろん民主的な規律を求めています。

jun24kawajun24kawa2011/06/14 21:50分かる人が少なくないから、『学び合い』が広がっているのですよ。あははは

jun24kawajun24kawa2011/06/14 21:50分かる人が少なくないから、『学び合い』が広がっているのですよ。あははは

takami_swctakami_swc2011/06/14 23:23一番分かっていないのが自分かもしれません。

jun24kawajun24kawa2011/06/15 06:29それが分かっていれば、分かっている、ということです。出来な自分を感じられる、それは出来ると言うことが何かを分かっているから出来ることですから。

11/06/12(日)

[]伝えたいこと 21:52 伝えたいこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 伝えたいこと - 西川純のメモ 伝えたいこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミ生を含めて関わる人に伝えたいのですが、伝えられないことがあります。一言で言えば、『学び合い』は授業論ではなく、自らの生き方である、ということです。もっと具体的に言います。

 クラスでなかなか学び合わない子どもがいたとします。その子に何を語るでしょう。おそらく、『学び合い』は徳目の「徳」ではなく、「得」であると語るでしょう。徳目の徳であるならば、自分の余裕があるときは出来るでしょう。でも、自分の余裕が無くなったとき出来なくなります。自分のクラスの出来る子を思い起こして下さい。

 実は、自分が余裕が無くなったときこそ、『学び合い』です。そして、それが成り立つためには自分が無理なく出来ることを多様にやり続けられる人だけが、多くを得ることが出来ます。ね、そのように子どもに檄を飛ばしていると思います。それを自分に置き換えるのです。

 子どもは現実のくびきに捕らわれています。それを「大人になる」という彼らにとっては大事だなということは分かっていても、抽象的で具体性のないことに、どうあるべきかを語るのが教師の役割です。子どもが「○○ちゃんが、こうやった~」と訴えてくるレベルのことで動いていれば、悪い子はどっちだ、というレベルを超えることは出来ません。

 私は長年つきあっているゼミ生から「宇宙人」と言われるほど、荒唐無稽なことを言い出します。でも、その荒唐無稽なことを現実にしています。不遜ながら言います。私は今まで、「それは素敵だけど、無理だよ」と誰かに言ったことはありません。たいていの場合は、「あ、それはね、○年前の研究によれば・・・」と説明したり、「あ、それはね、○県の○○さんが既にやってね・・・」と言ったりします。そして、まだやっていないものであっても「それが出来たら凄いね。おそらく、○○がポイントで、○○をやれば、○○になると思うよ。というのは○年前の・・・」と応えています。

 五十一歳の私が切り込み隊長であること自体が馬鹿馬鹿しい。ゼミ生には「二十年後の教育」というお題が与えられています。ゼミ生には『学び合い』に既に局所的には解決していること、解決できるようなことレベルの「ちんけ」レベルに留まるなと檄を飛ばしています。私が腰を抜かすようなことを発想して欲しいと願います。

 が、生半可なことでは超えさせません。私は毎日、もっと凄いことを妄想して、ニヤニヤしているのですから。

 子どもに言っていることを自らに強いましょう。子どもたちに自信を持って、先の先を示せるように、先の先の先を妄想しましょう!そうでなければ、最高のクラスは創れませんよ。

[]ADHD 19:00 ADHD - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ADHD - 西川純のメモ ADHD - 西川純のメモ のブックマークコメント

 全国のADHDのお子さんをお持ちの保護者の方へ。「『学び合い』スタートブック」や「気になるこの指導に悩むあなたへ」という本をご案内します。

 『学び合い』では様々な子どもが救われますが、最も短期間に救われて、顕著な変化が見られるのはADHDの子どもたちです。だって、ADHDの子どもはじっとするのが不得意なのに、じっとすることを求められます。

 でも、出来なければしかられます。そして「いけない子」というラベルを貼られます。それが続けばイライラがこうじて、様々な行動に至ります。でも、私だって授業研究会でつまらない授業を見ると、直ぐに教室を出たくなる。

 ところが、『学び合い』では立ち歩きや周りの子どもとの相談はOKなんです。従って、問題なく勉強できます。さらに、周りの子もゴチャゴチャと動くので目立ちません。ですので「いけない子」というラベルを貼られません。

 結果としてイライラしないので、問題行動も起こりません。

 同志のブログに触発されて書きました。

 

[]捨てるのか? 08:58 捨てるのか? - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 捨てるのか? - 西川純のメモ 捨てるのか? - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の埼玉の会で、あるゼミOBに会いました。そのゼミ生が院生だったとき、私に隠れて学内のTOSSサークルの勉強会に参加していました。そのことを知って、「何で隠れて勉強していたの?」と聞いたら、「先生から止められるから」と言いました。私は大笑いしました。そして、私がTOSSを高く評価していることを言いました。多くの若い教師が苦しんでいたとき、その人たちに「明日、直ぐ生かせる」ことを提供したのはTOSSです。どれだけの若い教師が、それによって救われたか分かりません。そして、『学び合い』が方法であるならば、それはTOSSと矛盾するかもしれないが、『学び合い』は考え方なので矛盾はしないことを伝えました。その学生は、堂々と勉強会に参加するようになりました。その学生は従来指導型で教育実習をやりましたが、レベルの高い堂々としたものでした。様々な引き出しがあることによる自信が見て取れました。彼は、一発で教員採用試験に合格しました。

 その学生が昨日の会の後の懇親会の時、「今もTOSSで勉強しています。『学び合い』をするのだったらそれを捨てなければならないと思っていました。でも、そうではないことが分かってホッとしました」と言いました。私は笑うと同時に、しょうがないなと思いました。何度も『学び合い』は考え方であって方法でない、と強調しても、その意味がなかなか分からないのもしょうがないと思います。院生時代にちゃんと語った学生でも誤解するのですから。

 繰り返します。今までに多くの教師が開発した技術には深く敬意を表します。そして、その価値を高く評価します。それ無しでは生きていけない状態の教師がいることを知っています。その第一の原因は、職場の協働力・教育力の低下です。そのような状態の中で、毎日、毎日、手探りで、日々の教材を用意しなければならない若い教師にとっては、直ぐ使えるものが必要です。家族のことに時間を費やさなければならない子育て世代の教師も必要です。それを従来型で解決しようとする多くの常識的な教師にとって大事なものだと言うことを理解しています。

 ということを前提に、あくまでも『学び合い』をやろうという方が今まで学び取ったものとの折り合いをつけるにはどうしたらいいかということに対してのアドバイスです。『学び合い』をやろうとしない方に関しては全く無関係なことですので。

 今まで多くの真摯な教師が生み出した技術は『学び合い』でも使えます。ただ使い方が違います。従来型指導の教師の場合は、自分が使います。『学び合い』だったら、その技術を子どもたちに提供し、それらのどれを使い、どれを使わないかの判断する権利(すなわち義務も)を与えます。

 多くの真摯な教師の知恵の集積である様々な技術は、かなりの割合の子どもにとって有効だと思います。が、同時に、有効ではない子どももいます。ある子にとって有効か無効かを判断できるのは、「当人」しかないと『学び合い』は考えます。もちろん、分かるとは何かを分からない子どもはいます。しかし、その場合は「当人」の周りの子ども集団で判断させるのです。そのような集団を作るべきと『学び合い』です。

だって、我々はエスパーではないのですから、他人が分かったか否か、楽しいと思うか否かを分かるわけ無いのですから。考えてもみて下さい。長い間連れ添った家内のことだって誤解することは少なくないのですから、他人の子どもを分かるわけありません。それが三十人もいるのですから。だから、子どもたちに判断させるしかないのです。

 さらに、今までの技術ことが書かれている本を子どもに与え、それ以上のものを生み出せと求めるのが『学び合い』です。だって、ユーザーこそが求められているものを知っており、それを吸収しない商品に未来の無いのはどの社会も同じです。あることが好きで好きでしょうが無い人が集まって作った商品は、一般受けしません。我々が手を焼いているのは、それが嫌いで分からない子どもなのですから。

 『学び合い』をやるには、今まで学んだことを捨てる必要はありません。活用すればいい。ただ、最初の3ヶ月ぐらいは封印しなければならないと思います。そして、『学び合い』がどんなものかが分かりかけたときに、それを吟味し使えばいいのです。

 その際に注意すべきは、目先の問題の解決に捕らわれ、「一人も見捨てない」という基本を忘れないことです。それを忘れてしまうと、あっという間に『学び合い』もどきになります。なぜなら、従来型の技術は子ども集団の問題を教師からは見えにくくすることが出来るという特徴があります。だって、教師の指示の基に同じ行動をすることを求めるのですから。

 一糸乱れぬマスゲームをしているクラスにおいて、一人一人の抱える問題は見えません。だから、教師にとって気が楽なのです。だから、問題が起こると従来型の技術をすれば一見問題を解決したように見えます。でも、「一人も見捨てない」という意識を持って子どもを見れば、つまらなそうにしている子どもが見えるはずです。それを見て「しょうがない」と思ったならば教師ではありません。それを見て、さらなる技術を加えようと思ったら従来指導型の教師です。それを見て、それを乗り越える集団を作り出そうと思い、それを生み出したのは自分の心にあると考えるならば『学び合い』です。そうであれば、様々な技術は有効です。

追伸 現在もゼミ生が『学び合い』以外の勉強会に参加することを奨励しています。ただ、その勉強会で西川ゼミであることを「カミングアウト」すると、変な顔で見られるそうです。あはははは。もちろん、それを乗り越えて参加して勉強しています。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/12 22:08切り込み隊長になる方の資質というのは、どうやれば獲得できるのでしょうかね?

これは、先天的なものなのでしょうか?

中国や欧米、中東の指導者たちに『学び合い』を伝えにいけば、さすがのN先生も、腰を抜かすのでしょうか?

それとも、

「みんなができる」

のメッセージを、太陽系の外に向けて発信でもしないと駄目でしょうか?

犬死は避けながら爆走したいものです!!

いつも、ありがとうございます!!!

jun24kawajun24kawa2011/06/12 22:28簡単です。で、難しいですが・・・・
自分の今の次元と別な次元をイメージすればいいのです。
自分の今の問題の場を超えた場を想像し、それを今の場に結びつければいいのです。
例えば、今、クラスで悩んでいるとしたら、学校をどうしよう、県の教育をどうしようと考え、それを実現できるような人と繋がる頃です。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/12 22:37企業に居た頃に、今の役職より、上のレベルの視点で物事を考えると教わりました

昨日の会場でも申し上げましたが

「地域の人、学校、子どもたち」の中で、強烈なリーダシップを発揮している人の言動から学び、自分を成長させるという方法を発見しました

両者を組み合わせて、今居る次元からワープしていきます!!

11/06/11(土)

[]フォーラム 22:39 フォーラム - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フォーラム - 西川純のメモ フォーラム - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教室『学び合い』フォーラムの申し込みが開始されました。http://j.mp/iDh78O

[]埼玉の会 22:39 埼玉の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 埼玉の会 - 西川純のメモ 埼玉の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 楽しかった。その一言に尽きる会でした。

[]上越教育大学院の教職大学院 06:05 上越教育大学院の教職大学院 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 上越教育大学院の教職大学院 - 西川純のメモ 上越教育大学院の教職大学院 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院は実習を中心としたカリキュラムが特徴です。上越教育大学の教職大学院は、その中でも特徴のある実習をやっています。一言で言えば、徹底的に学校に入り、仲間になっちゃう実習です。

 現職教員が現任校に入るのだったら多くの大学でも実現できるでしょう。でも、学卒院生がそこまでになると言うのが本学教職大学院の特徴です。

 飲み会、忘年会に呼ばれます。そして保護者とも仲良くなるのです。二十代の現職未経験の学生がそれを実現できます。理由は本当に仲間になるからです。

 我々が入る学校には、当然、『学び合い』に?の方がおられます。しかし、その方もゼミ生に対しては満額二重丸です。自慢のゼミ生たちです。http://j.mp/lKiu5I

makine45makine452011/06/11 23:52いろいろとお世話になりました。
ありがとうございました。
次の企画を考えたいと思います。

jun24kawajun24kawa2011/06/12 07:04楽しみです。期待しています。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/12 20:47昨日の講演をお聞きして元気が出ました

ありがとうございます

つい、話しすぎでしまいますが、先生方にお互いがもっと楽に幸せになる方法を考えていきたいと考えてます

8月の仙台の会を成功させるために、学生さんやNPOの方、マスコミの方等とも連絡を取っています

お忙しいところすみませんが、東北の学生さんの為に、よろしくお願いいたします!

jun24kawajun24kawa2011/06/12 21:33期待しています。

11/06/10(金)

[]考え方 22:25 考え方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 考え方 - 西川純のメモ 考え方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は考え方であって、方法ではない。

 この建前論のような短い言葉、その言葉の深みは凄いことがあります。この言葉の意味が分かれば、教科学習以外にも、学校経営にも、会社経営にも、コミュニティーも、保護者会も適用できる。手引き書に書いていないことにも対応できる。日常のありとあらゆること(伴侶・子どもとの対応以外)に適用できる。そして、今後発展する、今では荒唐無稽に見えることにも適用できる。

 手引き書に書いてある程度のことしか、心の痛まない状況の中で『学び合い』を出来るならば、テクニックでもできます。しかし、そのレベルだと、一度不安になり始めると、テクニックに頼り始め、それをどんどん加えて、あっという間に『学び合い』もどきになってしまいます。

 良いものと、良いものを加えるとより良いものになると思いがちです。でも、マヨネーズと抹茶塩を混ぜたら、マヨネーズより抹茶塩よりおいしくないものが出来ます。同じで手引き書通りのことをやっている分にはなんとか出来ても、手引き書に書かれていることの意味を分からず、それと異質なものを加えれば『学び合い』とは別個のものが直ぐに生まれます。

 抹茶塩に少しでもマヨネーズを加えた段階で、マヨネーズになります。

 『学び合い』は考え方、この言葉はとても深い意味があります。これを分かるためには、上記のような状況の中で踏ん張り、基本に戻った人がだけがわかります。そして、何度も、この言葉の意味の深さを分かった(つまり失敗した)私でも、テクニックの誘惑はいつでも来ます。

[]時間の使い方 22:15 時間の使い方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 時間の使い方 - 西川純のメモ 時間の使い方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の尊敬している友人である池田修さんの名言。「若い奴らに無意味に多量にあるもの。それはエネルギーと時間」実にその通りだと思います。と、言いましても、多くの若い人には、この言葉の意味が分からないと思います。で、書こうと思いました。

 多くの若い人は「無意味にエネルギーと時間」があると言われても、同意しないでしょうね。忙しいし、ヘトヘトになっていますから。でも事実です。

 三十代以降とそれ以前の忙しさの質が違います。若い人の忙しさは「自分のための忙しさであり、エネルギー」です。ところが、三十代以降は家族であり、同僚のための忙しさです。それが殆どを占めているところが特徴です。

 だから、三十代以降には「失われた時を求めて」みたいな本は読めません。カントの本のように、数学書を読むように一字一句を確認するような本も読めません。いや、文庫本で2cmを超えるような本は読めません。

なぜなら、それらの本は一定時間、連続して集中して読まなければおもしろさが分からない本だからです。ところが三十代以降は、家族や同僚のための仕事があり、それらは自分の都合と関係なく勃発するのです。

私は自然棟という建物の6Fに研究室があります。事務に書類を出す、ポストに手紙を出すとなると別の建物に行きます。となると往復10分ぐらいかかります。私は、その移動を無駄にしないため、頭を使います。行くとなったら3種類以上の仕事をこなすことを考えます。

学生さんの動きを見ていると無駄が多い。もちろん無駄な時間は大事です。でも、無駄な時間を生み出すために、必死に頭を使って、それ以外の時間を効率よくこなすか否かを考えているかをオジサンは見ています。

無意味に時間とエネルギーを費やして欲しくないな~っと思います。できれば、オジサン・オバサンになったら出来なくなる一つのことに時間を変えて欲しい。もしくは「大人」になって、自分のこと以外に時間とエネルギーを費やし、自分の時間を必死にかき集めて欲しい、と願います。

ま、これはオジサン・オバサンにならないと分からないかもしれません。そして、そのオジサン・オバサンも、もっと時間を過ぎると「無意味に多量にあるもの。それは時間」と言われる老後があるのですから。

もちろん、最高の社会は最後の最後まで「無意味」な時間もエネルギーもなく、他者と自分の時間の折り合いをつけなければならない社会だと思います。

[]明日のお題 05:17 明日のお題 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 明日のお題 - 西川純のメモ 明日のお題 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 明日は久しぶりの講演です。主催者からは職能形成という「お題」をいただいたので、今まで講演では話さなかったことを話そうと思います。概略は以下の通りです。

 かなり以前、私は教師にアンケート調査をしました。そこでは、その人の考える教師の職能とは何か、そして、それが何かを分かったのはいつか、ということです。

 その結果分かったのは、多くの教師が職能であると思っていることは教職経験数年で気づけることであり、その先に最低で3種類の職能があります。ところが多くの教師は、数年で気づける職能にとどまり、残りの3種類を獲得しないまま教師人生を続けるのです。

 その実態は、研究授業における検討会で出る話題に端的に表れます。そこで話される話題の多くは、その数年レベルで気づけるレベルのことなのです。

 ところが、中学生に小学生相手の授業を実践させ、それを集団で討議・改良させると、あっという間に多くの教師が一生涯獲得できない職能に関わることを気づけるようになるのです。

 では、何故、普通の教師が一生涯獲得できない職能を、中学生がいともたやすく獲得するか、それは中学生は議論の中でそれを見いだしているのです。

 多くの教師がそれを獲得できないと言うことは、そのような議論を一生涯経験していないということを意味しています。

 以上のことをまとめて、私の考える教師の職能を提案します。そこでは、網羅的な知識・技能ではなく、協働を軸としたものです。

 てな新作を話したいと思います。

 詳細はhttp://j.mp/mH84rZhttp://j.mp/jhM4Ja

追伸 なお、当日、私に聞いていただければ、授業検討会を活性化させる「小技」を伝授いたします。本当に簡単で、有効です。

motoryoumotoryou2011/06/10 21:56>授業検討会を活性化させる「小技」を伝授
 当日,直接聞かなきゃだめですか~?お聞きしたいです…

jun24kawajun24kawa2011/06/10 22:15ふふふ。今度合ったとき、伝授しますよ。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/10 23:09こんばんは

一番上の文章、順番が逆ではないですか?

『学び合い』は、方法ではなく考え方ですよね?

考え方を伝えるために宮城で奮闘しています!

明日のお話、楽しみにしています!!

jun24kawajun24kawa2011/06/11 05:47はい、あわてて修正親しました。馬鹿だな~

karakusa01karakusa012011/06/11 07:58基本を忘れずに頑張りたいです。

僕が講師をしていたときに、大好きな先輩が話してくれたことを思い出しました。
「歳とっていくと学級のことより学校のことを考えていかなきゃならないんだよ。」
その頃はわかりませんでした。

埼玉の会、成功をお祈りしています。
「小技」聞きたい!!

jun24kawajun24kawa2011/06/11 22:43とても楽しかったです。

11/06/07(火)

[]急ぎましょう 21:59 急ぎましょう - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 急ぎましょう - 西川純のメモ 急ぎましょう - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師は一人一人の子どもを理解すべきです。てなことを言う人がいると、殺したくなるほど(不穏当な表現お許し下さい)の怒りを感じる。馬鹿野郎、と叫びたくなる。

 一人一人のは深い「業」を背負っていると思います。そして、恐ろしい業を、子どもが背負っている場合があります。それを知っても何も出来ません。助けるポーズをすることさえ恐ろしい。

 若いとき、そして独身の時、それにふれたことがあります。恐ろしい。眠れません。1升の酒を飲んでも目がさえるほどの恐ろしさ。当時の私の出来ることは、酒を飲んで自己憐憫の合理化しかできません。自分の境遇、自分の両親をどれほど感謝したか。

 だから、その業にふれるのが怖い。だから、一人一人の子どもを理解したくない。理解しても、自己憐憫に陥るしかないから。でも、そういう子どもがいることを知っています。そして救いたいと願います。

 人は、だれかと繋がっていれば大丈夫です。それが複数であれば、多数であれば安定します。教師はそれを組織的に、全ての子ども与えられる凄い職業です。

 中長期的な計画をしています。でも、焦らなければならないと思います。詳細は知りたくありません。でも、その恐ろしさは分かります。私の知っている様々などのケースか分かりませんが、どのケースであっても恐ろしい。

 同志の皆さん。我々は幸せです。例え辛くとも。でも、恐ろしい境遇の子どもがいます。我々は急がなくてはいけない。問題を解決できなくとも、全ての子どもに繋がりを与えることが出来る。それは神仏並の救いを与えるほど、凄いことです。

 同志の皆さんは、そのような事例を自分のクラスの中にいるはずです。分かっています。でも、皆さんのクラス以外の子どものためにも急ぎましょう。http://j.mp/kA2GCb

 私は絶対に「その子」の詳細は知りたくない。でも、その子を救うため、そのような子が生まれないために、何が必要かを考え続けたい。クールブレインは必要です。でも、ウオームハートも必要です。同志の熱き思いを触発され、私の中の熱き思いに火がつきました。

maru3110maru31102011/06/07 23:55自分の立場だと、そういう生徒がいっぱい見えます。
「生徒指導」と「特別支援」の間でぐるぐるしています。
一部の先生が疲弊しています。
焦ります。
みんなでやらなければと思います。

jun24kawajun24kawa2011/06/08 06:51はい。
本当は、大きな集団の中で全ての子どもを育てなければならないと思います。理解の壁は高いですが、分かる人はいます。

ghjalghjal2011/06/08 20:39「業」について。タッチすることに限界がある。これが、教員採用試験での面接の私の答えでした。でもそのときには、難しいという答えや限界だという答えしか持ちあわせていませんでした。でも、考えて見れば、我々は「人類」だったのですね。

scorpion1104scorpion11042011/06/08 21:55「業」に囚われないこと、難しいですがきっとできるようになります。先生の励ましのお言葉を生涯忘れません。ありがとうございました。

jun24kawajun24kawa2011/06/09 06:38ghjal、scopionさんへふれてもしょうがない業に拘るのではなく、繋がれる人を与えましょうね。

karakusa01karakusa012011/06/09 23:40>人は、だれかと繋がっていれば大丈夫です。それが複数であれば、多数であれば安定します。教師はそれを組織的に、全ての子ども与えられる凄い職業です。

その言葉に救われます。その子のバックボーンを理解したり、背負ったりすることは、残念ながら…なかなか教師にはできません。しかし、先生の言うように「繋がり」を築くことは教師にはできると思います。そこに日々精進しています。

jun24kawajun24kawa2011/06/10 04:56期待しています。

11/06/06(月)

[]ゼミ 22:23 ゼミ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼミ - 西川純のメモ ゼミ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、ゼミでの話をどんどんアップしています。今は『学び合い』にカルチャーショックを受けているゼミ生との対話が主ですので、多くの方が疑問に思うようなことを説明しています。

 西川ゼミは徹底的な『学び合い』で運営されています。その姿が端的に表れているのは全体ゼミです。近々、それもアップしたいなと思います。どんどん馬鹿な話をしながら、それを実現する姿です。

 http://j.mp/kRwbgV

11/06/05(日)

[]リアルな荒唐無稽 19:16 リアルな荒唐無稽 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - リアルな荒唐無稽 - 西川純のメモ リアルな荒唐無稽 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の研究を始めた頃、ごくごく普通の価値観を持った研究者でした。ただ、全員分からせたいということには拘りました。が、あくまでも勉強が分かることを目指しました。それが勉強だけではなく全人的な成長が出来ることが分かりました。そして、『学び合い』が教育だけにはとどまらず、実は人間集団の管理の一般論であることが分かりました。

 2002年に出した「学び合いの仕組みと不思議」という本の最後に以下を書きました。

『さらに、異学年にとどまらない。学校同士がネットワークで結びついた学び合い(即ち、学び合う学校群)、学校外の一般社会と結びついた学び合い(即ち、学び合う社会)を模索している。それによって、社会みんなが救われるのではと考えているが、こうなると宗教に近くなってしまう。筆者の研究室所属のゼミ生には「最終的には「学び合う宇宙」までいけたらいいな」といって、ほら話を締めくくることにしている。』

この当時は異学年に手をつけ始めた頃です。当然、学び合う学校群、学び合う社会は夢の段階でした。しかし、今では学び合う学校群は実現し、地域コミュニティレベルでの学び合う社会は今年度中に出来るでしょう。そうなると、既に社会改革のレベルになりつつあります。

 次は宗教レベルになると考えています。あわてて補足しますが、自然科学と同じ意味での宗教です。そして、自然科学と同じぐらい成功する宗教になると思います。例えば、化学は「物質は粒である」という考えに基づいた宗教だと思っています。ではご本尊は何かと言えば、自然です。

では、『学び合い』は何かと言えば、学校観と子ども観を一般化すればいいのです。つまり、「多様な人と折り合いをつけて問題解決をすることが幸せに繋がる」、「人間集団は有能である」という考え方です。では、ご本尊は何かと言えば、ホモサピエンスのDNAの中に刻みつけられた戦略です。

 私は5年後の状態をリアルに想像できます。それは多くの人には荒唐無稽に見えるでしょう。でも、我々はその荒唐無稽を実現しつつけています。今の想像を実現します。しかし、5年後の私が、その時点の5年後(つまり10年後)に何を想像しているかが想像出来ません。こんな馬鹿げた想像し、その馬鹿げたことを公言し、それを実現する人を増やしたい。

 ということで、ゼミ生を煽りました。楽しみです。http://j.mp/lOr9uT

tetsu4062tetsu40622011/06/06 20:53西川大先生に楽しみにされてしまって戦々恐々としています。同期との『学び合い』で想像を先へ先へのばしたいと思います。

jun24kawajun24kawa2011/06/06 22:01大いに楽しみにしています。

11/06/04(土)

[]学校に広めようとする人へ 08:58 学校に広めようとする人へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学校に広めようとする人へ - 西川純のメモ 学校に広めようとする人へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 過去に何度も書いたことですが、改めて書きます。

 第一に、学校レベルで伝えようとする場合、『学び合い』を目的としないで下さい。そうではなく、『学び合い』の達成しようとする願いである「一人も見捨てない」ということを目的として下さい。そして、それを具体的な評価方法を決めるのです。例えば、テストの最低点(もしくは何点以下の子どもの人数)にするのです、くれぐれも平均点では駄目です。おそらく、これを達成しようとするには『学び合い』以外では不可能です。

 『学び合い』を伝えようとすると、『学び合い』をやりたくない人は、積極的に問題を起こします。その多くは、以前からあった問題です。そして、それがおこった原因を『学び合い』に帰結し、伝えようとする人を責めるでしょう。それは実りはない。

 上記が成り立ったら、それを達成することを事実で証明するのです。でも、事実を突きつけても、分かりたくない人は、なんやかや理由付けをして自分を合理化するでしょう。しょうがないです。人間ですもの。深追いは禁物です。分かりたくない人をいじくるのは、非効率的ですし、危険です。でも、結果を見せれば分かろうとする人はいます。その人に伝えればいいです。

 『学び合い』の相性のいい人は分かります。授業中に笑いがあるクラスです。子どもの方からの「突っ込み」がある人です。それでいて、真顔で話すとクラスの大多数(からなずしも全員でなくても結構です)が頭を切り換えられます。

 他方、相性の悪い人は、授業中ずっとし~んとさせている人です。もう一つは、マシンガントークや小技で笑いのある授業を成り立たせている人です。両者の共通点は、子どもを信じられないのです。おそらく、後者の人はなかなか『学び合い』に取り組みませんし、取り組んでも直ぐに「な~んちゃって『学び合い』」に陥ります。

 やり始めて『学び合い』を直ぐに出来る人と悩みつつ会得する人がいます。前者の人を見つけるには部活・委員会活動でのその人の「結果」を知れば直ぐに分かります。なぜなら普通の公立学校でそれらで結果を出せるのは『学び合い』でやらねばならないからです。その人の場合は、教科学習でも同じだということがわかりさえすればいいからです。

 以前、私のゼミにKさんという中学校の先生が所属しました。Kさんは私が『学び合い』をやっているということは知りません。Kさんは理科教育の第一人者として学会で名が通っている人として私のゼミを所属しました。ところが、彼が所属することには、私は『学び合い』に完全シフトしてしまいました。半年間、色々と話したのですが、『学び合い』に対する拒否感は変わりません。ところが、疑いつつも実践しました。ところが、1週間後には、最高度のレベルで『学び合い』を実践し始めました。彼曰く、「私は前から『学び合い』を知っていました。」と言い出しのです。彼は中学校のバスケット部の顧問になりました。ところがバスケットを何も知りません。ところが、彼の部はあれよあれよという間に強くなり、県大会で優勝し、全国大会に出たのです。専門外のバスケットを指導して何故急に強くなったのかは長い間謎だったんです。しかし、『学び合い』を実践して、自分が無意識のうちに部活指導で『学び合い』をやっていたことに気づいたのです。彼は、バスケットが分からなかったので細かいことを教えられませんでしたし、教えませんでした。一方、それを目標設定や集団の凝縮力を高める声がけをしました。それを教科学習にやったのが『学び合い』であることに気づいたのです。だから、県大会優勝出来るチームを作れる実力があったのですから、最高度の『学び合い』が出来るのは当然です。

 さて、分かろうとする人に対しての伝え方にも注意があります。『学び合い』を広げようとすると多くの人、そして、広めようとする人自身も「方法」を広げようとしてしまいます。「『学び合い』は考え方であって、方法ではない」という短い言葉の意味を本当に分かるには時間が必要です。もちろん、考え方を語っても建前論としか思われません。方法と一対になって分かるものです。しかし、焦っていると方法だけ伝えてしまうのです。例えば、『学び合い』で子どもを褒めて価値づけして下さい、とあるとその子のそばで、その子にだけ聞こえる声で褒める人がいたとします。方法だけ伝えるのでしたら、「周りの子どもに聞こえるように褒めて下さい」とだけ語るでしょう。でも、それでは「考え方」が伝わりません。

 私だったら、以下のように語ります。

 「『学び合い』は個人にこだわらず、集団を動かします。先生は今○○さんを褒めましたよね。それは○○さんを動かそうとしたのですよね。でも、それは効率が悪い。もう少し大きめの声で褒めて下さい。我々は○○さんに語りかけているのではなく、クラスに語りかけているのです。○○さんの行動は価値あることだとクラスに語りかけるのです。こうすれば一人一人に語らなくても一発ですみます。さらに○○さんにとっても、個人的に褒められるより、公的に褒められた方が嬉しいですよね。では、あそこの○○さんに動きがあります。あの子を褒めてみて下さい。」と促します。

 その先生が大きめの声で褒める。再びその先生の近くに寄ります。

 「ほら、先生が褒めたら、あの子も、あの子も動き始めましたよね。一言で影響がクラス全体に広がるのです。では、今度はあの子を褒めましょう。その際、笑顔でね。緊張しているのは分かります。でも、クラスの子どもたちは、先生を見ているのです。先生の一挙手一投足が評価なのです。今、クラスは先生が価値付けした方向に動いています。喜んであげて下さい。スマイルです。」

 のように語るでしょう。そうすれば、クラスの子どもたちが動き始めます。やがて、クラスの中で手のかかる子どもが近くの子どもと相談し始めます。

 「ほら、○○さんが○○さんと一緒に勉強していますね。手のかかる子どもを動かす力は我々教師にはないのです。それは熱意とか、能力とかの問題ではなく、相性の問題です。相性なのですから、いかんともしがたい。でも、子どもたちの中には、○○さんと相性が良い子がいます。そっと近づいて、彼らの話を聞いて下さい。きっと先生はニコニコしたくなると思います。それが大事です。先生の笑顔で価値づけて下さい。」と語り、子どもの集団の有能性を語るでしょう。

 何でも同じですが、理解には膨大な対話が必要なのです。これをやるには合同クラスでの『学び合い』が有効です。

ogymogym2011/06/07 23:08校内研修では「一斉授業・問題解決学習の授業がそのクラスを作っているのだからいい先生の『授業の方法』や『授業の型』を真似しよう」と進んでいます。しかし、私の周りの「力のある教師」と言われる人々は、特別活動~特に行事への取り組みやクラス活動への取り組み~で『学び合い』の考えに近い子どもへの指導が多く見られるように思います。校内研修自体が『方法』にとらわれすぎていることが多いのかなと思いました。今年、『その先生の考え方全体に目を向けよう』という視点で会議中に問いかけていくことで、『学び合い』について共感を得たり『学び合い』の方法にも興味をもってもらえることにつながるかなと考えました。

jun24kawajun24kawa2011/06/08 06:50分かる人はいます。その人を増やしましょう。無理はせずに、ね。

11/06/03(金)

[]直ぐに分かる 22:36 直ぐに分かる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 直ぐに分かる - 西川純のメモ 直ぐに分かる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 固定化した人間関係の打破は、『学び合い』の一番最初に現れるハッキリとした変化です。成績の向上は一拍おいてからです。時間差があります。

 例えば、入学以来、授業中に周りの子と関われない子がいます。「教えて」と言えないのです。しかし、援助がないと解決できない子なので、たいていの場合、分からないままです。

 『学び合い』以外でしたら、見捨てられるか、その子に「聞きに行きなさい」と言うか、手すきの時にその子の近くに座って教えるかです。

 『学び合い』の場合は、集団に全員達成を求めます。1日、2日のレベルはまどろっこしいでしょうね。でも、数日たつと変化が起こります。結局、その子が変わるのではなく、周りが変わるのです。

 このケースの子どもの変化は、ADHDの子どもの変化とともに最も早く、そして確実に現れる変化です。でも、それによってその子は幸せになります。

 『学び合い』を中途半端にやって投げ出す人と、辛くても踏ん張る人の違いの一つは、このような子どもたちの苦しみの深さを理解できるか否かではないか、と思います。

 本日、私が手ほどきしている学校の校長からメールが来ました。自慢します。

 「今日は、もっとすごいことが起こっちゃいました。○○君といって、今まで教育補助員さんが付ききりで補助しても、授業中に他の子供と交わらなかった子供がいるのですが(先日は2名の男子が一瞬声をかけただけの子)、今日は女子数名が声を掛け、おまけに算数の内容まできっちりと教えているようなのです。○○先生が、にこにこして写真を撮って持ってきました。「子供は自分で学ぶことができる」ということの意味が少しわかったような顔をして…。『学び合い』恐るべし!。これからこの学級も変わっていくでしょう。」

 何が嬉しいか。それは、その子の変化を、担任の先生が喜んでいることです。子どもが分かるか否かを目的とするか、それに端的に表れる、子どもたちの幸せを目的とするか。同じ点数にこだわっても意味が全然違います。


[]改名(洗脳旅行) 19:41 改名(洗脳旅行) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 改名(洗脳旅行) - 西川純のメモ 改名(洗脳旅行) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我がゼミに泊まり込みで学びにくる奇特な人が出てきたのは平成16年度の末頃です。それが頻繁になるにつれ、シャレで「洗脳旅行」という言葉が平成18年頃に生まれました。その当時は、本当に「洗脳」を求めてきた人です。だって、今と違って、海のものとも山のものとも分からないもののために、大枚のお金と時間をかけてくる人なのですから。ですので、こられる方もシャレを楽しみ、自らも「洗脳旅行」という言葉を使い始めました。

 が、最近は違います。『学び合い』が広がるにつれて、その目的も多様になりました。今後は、「『学び合い』のアラ」を探しに来られることさえおこるかもしれないというぐらい『学び合い』は広がっています。こりゃ「シャレ」が分からん人もいるでしょう。それに今後は個人相手ではなく、学校単位や教育委員会・行政単位のおつきあいが増えることが予想されます。

 いままで色々な方より改名を促されていましたが、半分意地で使い続けていました。しかし、『学び合い』を取り巻く状況から改名することにしました。

 今後は「西川ゼミ研修」、「研修者」という至極普通の言葉を使うことにしました。ちなみに、このネーミングはゼミ生には不評でした。

[]『学び合い』の会 06:55 『学び合い』の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』の会 - 西川純のメモ 『学び合い』の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 6月26日に「『学び合い』模擬授業から特別支援教育を考える」という会が東京であります。お誘いします。http://j.mp/kRwbgV

bunbun-hbunbun-h2011/06/03 22:31改名、個人的にはさみしい気もしますが、これも世のため人のためにはしょうがないことでしょう。
(「洗脳旅行」的なノリの部分はこちらで引き継ぎましょうかw )

jun24kawajun24kawa2011/06/03 22:45お願いいたします。

sakana10sakana102011/06/04 02:00個人的にはロマンチック研修が一番ツボでした。でもノリ的には洗脳旅行が一番良い気もします。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/04 06:43いつも、ありがとうございます

3学年の合同授業の後、いつもは、少しさみしそうにしていた被災児童の楽しそうな笑顔が嬉しかったです

さて、西川先生の予定を拝見しているのですが

ゼミ研修に参加可能な日は、「全体ゼミ」と書かれている日で、よろしいのでしょうか?

また、以前に開催していた起爆祭は、今でも行われていますか?

最後に、差し支えなければ、夏に仙台に滞在する日にちを掲示板かメールで連絡いただけると幸いです

地元の学生さんや企業の方々とのつながりも出来つつありますので、学校での実践に合わせて、「仙台の会」の準備も、進めていこうと考えています

お手数ですが、質問へのお返事お待ちしています

ありがとうございます

jun24kawajun24kawa2011/06/04 06:52sakanaさんへ
 ロマンチック研修とお堅い行政で使えないと思った次第です。私も、今も洗脳旅行という「シャレ」が大好きです。
kyoさんへ
 全体ゼミ以外の日でも良いですよ。起爆際はそのうち始めます。夏の予定が決まったら連絡いたします。ちょっとまってね。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/06/04 07:02承知しました

私も、N研の皆さんに負けないように爆走します!
(たまに電柱に激突するのが悩みです。。。)

そちらの学生さんたちと、お互いに切磋琢磨できれば幸いです

今後とも、よろしくお願いいたします!

11/06/02(木)

[]埼玉の会 07:02 埼玉の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 埼玉の会 - 西川純のメモ 埼玉の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 6月11日に埼玉の会があります。お誘いします。http://j.mp/jhM4Ja

[]長野 07:02 長野 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長野 - 西川純のメモ 長野 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院の制度は行政の方から見ても複雑です。さらに、上越教育大学のカリキュラムは独自性が高く、今までの大学院教育から見て画期的です。ところが、開設前は超忙しかったので、各県へのご説明が不十分だったと反省しています。

 長野県の現職教員の同志から「長野県からは既存大学院へは派遣可能だが教職大学院はいけない」というビックリする事実を聞きました。そこで昨年、県教育委員会にご説明に参りました。時間を作っていただき、丁寧に聞いていただきました。

 昨日、来年度から(つまり本年度の受験から)、教職大学院にも進学可能となったことを知りました。県教育委員会のご理解を感謝し、可能性が広がったことを喜んでおります。

kan66kan662011/06/02 08:29長野県の教員として、喜ばしい限りです!
何よりも、かたくなな県教委の姿勢を変えていただけたことに感謝いたします。ありがとうございます。

jun24kawajun24kawa2011/06/02 10:34長野県は丁寧に誠実に対応していただきました。感謝です。ただただ、ちゃんと説明していなかったことを反省することしきりです。見知りの方でよろしい方がいらっしゃったらご紹介下さい。長野県の場合は選択しは二つあり、『学び合い』を学ぶ場合、どちらもベストな選択になると思います。本学が2年派遣ということが特徴ですので。様々な人の置かれた状況の中で選べばいいと思います。

11/06/01(水)

[]学年ゼミ 16:04 学年ゼミ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学年ゼミ - 西川純のメモ 学年ゼミ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミの様子を公開することにしました。現職院生と学卒院生が話し合っているのですが、どの声が現職院生で、どの声が学卒院生かを判別するのは困難だと思います。

 こんな感じで、中堅と若手が話し合える学校だったら、子ども達が幸せになると思います。

http://j.mp/jmC5xW

[]受験 06:57 受験 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 受験 - 西川純のメモ 受験 - 西川純のメモ のブックマークコメント

  ある方より、受験は無くすべきではないか?という問いかけをされましたので、それに応えたいと思います。

 結論から言えば、受験はあって当然だと思っています。学校だって、会社だって、適性を調べるのは当然です。また、希望者が募集者を上回ったとき選抜が必要です。そのとき、ガラガラポンよりもましな方法があるべきだと思うのです。

 しかし、現状の「受験」は改善すべき点が二つあると思います。第一は、過度な競争を是正する。第二は、求められる適性をちゃんと募集する側が考えるべきだと思います。

 まず、過度な競争についてです。今は偏差値で志望校を選んでいる人が多いのではないでしょうか?ものすごく成績が良いと、とりあえずは東大の理Ⅲに行くという人もいるのではないでしょうか?受験雑誌の一覧表と、自分の偏差値で大学を選ぶ人がいます。そうなれば、偏差値という一種類の物差しを使った、同年代全員がライバルの競争をすることになります。それは実りがないように思います。

 例えば、かつてのマイスター制度のように、職人の人が尊敬を受けられるようになれば良いと思います。頭の中で10次元の世界をイメージできる能力と、細かな細工を集中できる能力は異質ですが、ともに尊重される能力出ると思います。そして、超ひも理論を研究する物理学者と指物師はともに尊敬されるべきだと思います。

 また、大学も偏差値ではなく、そこにいる研究者によって選ぶべきではないでしょうか?私は動物行動学を学びたいと考え筑波大学に入学しました。が、入学してみて、動物行動学を研究している人がいないということを知りました。馬鹿馬鹿しいことです。生物学一つでも多種多様な研究分野があります。全ての大学に全ての分野の研究者がいるわけではありません。そのレベルで大学をみられる受験生が多くなれば、過度な受験も解消されると思います。http://j.mp/kvk6k8

 次に適性です。何故、偏差値を大学や会社が手がかりにしているのかと言えば、それ以外に手がかりがないからです。なんやかや言っても、偏差値は、その人の長期間の履歴を理解できる手がかりとなります。少なくとも、「長期間、課題に取り組める能力」や「課題を効率よく解決できる能力」を推測できます。少なくとも、それらがない人は、高い偏差値を得ることは不可能です。が、それは十分条件の一つかもしれませんが、必要条件ではありません。

 大学もそうです。大学の場合は学術業績によって採用不採用が決まります。でも、それは十分条件の一つかもしれませんが、必要条件ではありません。そして、人事を過てば数十年の時間と数億円のお金が無駄になります。それは企業も同じでしょう。

 本当は時間と金をかけた選抜を、各大学・企業がやるべきだと思います。

 以上のことは是正するには多くのことが必要です。では、ごく普通の教師が出来ることはないのでしょうか?あります。http://j.mp/izG72uhttp://j.mp/jHPTP8

 ようは、学校教育の目的は何か?をちゃんと考えるべきだと思います。教科の内容を伝えることを学校教育の目的と考えるならば、それの出来不出来という軸で子どもを見てしまうし、その価値観を子どもに与えてしまいます。

 不遜ながら、『学び合い』の学校観以上に私にしっくりする学校教育の目的を私は知りません。さらに、時間をかけたキャリア教育をすべきだと思っています。http://j.mp/lZfPNP

mana-mama5mana-mama52011/06/01 23:17職人の世界では適性があると言われた人よりも、むしろ、まったく向いていないと言われた人の方が後々大成することが多々あるように思います。例え向いてないと言われても心惹かれてしまうことが一体何なのかを考える場、そしてその欠けている部分を補ってくれるのが学校の役割ではないのでしょうか・・・。

jun24kawajun24kawa2011/06/02 06:52そうである場合もあるし、そうでない場合もあるでしょう。そして、適性があると言う「人」によって評価変わります。適性をはかるとしても、限界があると思います。結局、その人の人生を決められるのは当人だけだと思います。だから、最終行に書いたように、徹底的なキャリア教育をするべきだと私は考えています。