西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

11/03/31(木)

[]革命家 22:58 革命家 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 革命家 - 西川純のメモ 革命家 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は革命家にはなりたくない。だって、幸せな最後は迎えられないから。私は凡夫、ごく普通に年をとりたい。しかし、ゲバラの言葉は心に響く。

 『世界のどこかで、誰かが蒙っている不正を、心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。それこそが革命家としての、一番美しい資質なのだから。』

 ゲバラは我が子にこの言葉を贈ったとそうです。ゲバラと違って、我が子にそれを求めようとは思わない。我が子には身近な家族の幸せを願って欲しいと思います。でも、私はどこの誰だか分からない子どもが不幸であることが辛くてしょうがない。そしてそれが耳に入ってくる。だから、「一人も見捨てず」と念仏のように口ずさみ、小市民的な行いによってそれに資することをする。それによってしか、その辛さから逃れられない。

ghjalghjal2011/03/31 22:59私も辛さを感じます。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/03/31 23:48ありがとうございます

私も彼の言葉を思い出していました

jun24kawajun24kawa2011/04/01 05:49革命ではなく穏やかな変化でソフトランディングしましょうね。

11/03/30(水)

[]シングルマン 18:41 シングルマン - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - シングルマン - 西川純のメモ シングルマン - 西川純のメモ のブックマークコメント

 あまり期待せずに見始めたが、良い映画だった。人間が本質的に孤独であることを淡々と描いている。それもお涙ちょうだいではなく。最後は、それを喜んで受け入れたくなるような気がした。エンディングロールまで、見ていたい映画でした。

11/03/29(火)

[]心 22:06 心 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 心 - 西川純のメモ 心 - 西川純のメモ のブックマークコメント

  「『心』は見えないけれど『心遣い』はだれにでも見える」という宮澤章二の詩がテレビで流れています。しかし、それは違うと思います。『心遣い』に現れないほどの『心』であることは誰にでも見えます。

 心はありとあらゆる言動に表れます。そして、その言動を通して相手の思いを推論する能力はホモ・サピエンスは優れているのです。例えば、大脳がどの部分を司るかを表した「ベンフィールド地図」を見た方も多いでしょう。実に多くの領域が表情に割り当てられています。大脳という人類の最大の資源を無意味に費やすわけはありません。我々は心を表情に表し、それを読み取る能力の重要性を示すものだと思います。

 『学び合い』はテクニックではなく、考え方だと強調します。それが精神論のように思われます。しかし、心は必ず見えると思います。もちろん、細かいことが分かるわけではありません。しかし、自分たちを有能と思っているか、愚かと思っているかは子どもも分かります。少なくともクラスをリードする2割程度の子はかなり正確に読み取ります。そして、その子はその心にあわせた行動をして、周りの多くの子どもはそれに影響されるのです。同じように、その教師が「子どもが好きなのか、子どもを大人にすることが好きなのか」も分かります。また、「足し算を好きなのか、理科を好きにすることが好きなのか、それとも人の道を教えるのが好きなのか」も分かります。

 『学び合い』は教師の与えたゲームをプレイさせるのではなく、教師が与えた目的を達成するために子どもがゲームを作り、プレイするのです。その最大時なのは、その目的を信じられるか否かで、それは、その教師を信じられるか否かです。子どもは「心」を通してそれを判断します。

 あなたの上司を思い出してください。上記は正しいと思います。心は伝わらない、と思えば自己合理化できます。しかし、心は伝わると考えれば、心は正すことが出来ます。人の心を変えることは出来なくても、自分の心は変えることが出来るかもしれません。

kuro106rakuro106ra2011/03/29 22:17クラスの状態は自分を映す鏡である、ということを今年度かなり実感しました。自分が折り合いをつけようとしなかったことで、クラスにも折り合いをつける心を育てることができなかったということも。
自分は人の好き嫌いが表に出てしまう。職能を問われた一年だったように思います。集団から信頼される上司になるというのは難しいのですね。

jun24kawajun24kawa2011/03/29 22:33最高の上司には凡夫たる我々はなれません。でも、上記を意識さえすれば、ましな上司にはなれると思います。

jp-301jp-3012011/03/31 15:49 今日は3月31日。明日からラストランの1年になります。

 西川先生には、先達として今年も行く先をご指導下さいますよう宜しくお願いします。

jun24kawajun24kawa2011/03/31 22:49ラストは神様が決めるものです。
あるステージのラストかもしれませんが、次のステージを神様が用意しています。と私は信じています。毎日が最後かもしれませんし、そして、そこからなのかもしれません。JPさんは最後の最後まで青春まっただ中ですよね。あははは

jp-301jp-3012011/03/31 22:56ありがとうございます。
ご指導よろしくお願いします。

jun24kawajun24kawa2011/03/31 22:58こちらこそ。

11/03/28(月)

[]廃炉 07:18 廃炉 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 廃炉 - 西川純のメモ 廃炉 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今度の地震で分かったこと。それは、M9の地震より津波が恐ろしく、その津波より原発が怖いこと。

 今後、全国の原発では津波対策を施し、「20mの津波でも大丈夫です!」と自信満々の説明をするでしょう。たしかに、津波に対しては大丈夫でしょうね。でも、「隕石が落ちてきたら」、「某国からミサイルが飛んできたら」、「ノイローゼの職員が計画的は破壊活動をしたら」・・・・。常に想定外のことが起こる可能性があります。そりゃ、その可能性は小さい。でも、M9の地震が起こり、あんな津波が起こるなんて可能性が小さいから想定外になっていたはずです。だから、想定外のことが起こる可能性が0で無いならば、起こった後のことを想定すべきです。

 M9の地震も、20Mの津波も予防をする方法はありません。しかし、廃炉にすることは可能なのです。廃炉にすれば、M9の地震や20Mの津波より怖いものを予防することが出来ます。

 おそらく、今回の原発事故の補償で政府が支払う予算を回せば、日本全国の家庭に太陽発電や、蓄電池を設置促進することが出来るはずです。そして、そして我々が高価な電力を受け入れるならば、エコも促進するはずです。もし、上記のようなことが起これば、太陽発電・蓄電池も大量生産によって価格も下がるし、技術革新も進むでしょう。

 日本の発電所があれほど必要なのは、夏の数週間、クーラーを動かすためにあります。もし、各家庭に蓄電池があればそれに対応することが出来るのではないでしょうか?もともとエネルギー資源の少ない我が国、輸入先を多様にすることによって安全保障を維持するより、輸入しなくても得られるエネルギーを多くすることが安全保障に繋がるのではないでしょうか?

 今回の地震の後、これを乗り越えれば日本の原発技術は世界に売り込めると言った脳天気な学者がいたそうです。それを知って、「アホかおまえ!買い手がいると思っているのか?」と思いました。今後売れるとしたら、脱原発の技術だと思います。

 今回の地震で、予算的にも十分にペイすることは明らかになったと、素人的に思ういます。今回の大災害で、高い電力を国民的に受け入れられる素地は出来たように思います。これを機会に日本が変わることが、今回の大災害を生かす道だと思うのです。

twoyoshitwoyoshi2011/03/28 07:45巻町の原発開発は、高校教員のご夫婦が中心となり活動し撤回になりました。私は当時、懇意にさせていただいておりましたが、成就までには口には出せぬ様々な事があったと直接お聞きしました。それでもやり抜けたのは、先々の世代を守ろうという信念があったからだとおっしゃっていました。

jun24kawajun24kawa2011/03/29 18:37先人はいるのですね。

11/03/27(日)

[]わさお 19:48 わさお - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - わさお - 西川純のメモ わさお - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、家族で「わさお」を観に行きました。一人だったら絶対に行かないタイプの映画です。開始5分間の印象は、「あ~あ、外れだ・・」というものです。でも、提案した家内の手前、我慢して見ていました。しかし、しばらくして、その良さを感じました。

 実に淡々としているのです。動物映画にありがちな、過度なお涙ちょうだい映画ではありません。第一、動物映画ではなく、普通の人の普通の日々の映画だと思いました。なかなか良かった。

 感じが似ている映画としては「かもめ食堂」、「めがね」が近いように思います。

w8bridgew8bridge2011/03/27 20:23地元にいながらまだ実物の”わさお”を見た事がありません。いつでも見れるという、気持ちがあるからだと思います。鰺ヶ沢には、「イカ焼き」を食べるために時々出かけます。よく、「TVで取り上げられた店」ということをうたっている店がありますが、私は敢えて違う店に入ります。その方が早く買えるし、安い場合もあります。その後、近くの海に行って海を見ながら食べる「イカ焼き」は最高です。

jun24kawajun24kawa2011/03/27 20:33あ、地元ですよね。

11/03/26(土)

[]HPの勧め(その2) 19:44 HPの勧め(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - HPの勧め(その2) - 西川純のメモ HPの勧め(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 この前のHPの話をちょいと具体的に話します。

 全国の同志の方にはすばらしい情報がいっぱいあるのです。例えば、子どもたちの日々の姿を書いたメモ。子どもたちの作品。日々の課題を書いてある、振り返りカード。子どもたちの動画。つまり、皆さんが子どもたちに言っていること、書いていること、渡しているもの、なんです。そして、そのときに子どもたちが言っていること、やっていること、作ったもの、なんです。それを公開すればいいのです。

 方法はドロップボックスとjimdoというインターネット上の無料のサービスを使えばいいのです。様々なファイルをドロップボックスのパブリックフォルダーにどんどん置くのです。そのファイルを選んで右クリックすればパブリックリンクを得ることが出来ます。パブリックリンクとは、どんなところでもそのファイルにアクセスできるアドレスです。例えば、事例は(http://dl.dropbox.com/u/352241/temp/jirei1.pdf)というアドレスが割り当てられます。そのアドレスをjimdoに貼り付ければいいのです。実に簡単です。

 私が上記の情報を集めようとしたら、一人一人の同志にお願いしなければなりません。でも、私一人が日本全国の同志にお願いできるわけ無いですし、ましてや、それを集約できるわけ無い。一人一人がやれば、膨大な情報が発信できるのです。

Jimdoでホームページを作る場合、五十一のオッサンは書籍から入りました。アマゾンで「jimdo」という言葉を含む本を注文したり、近くの本屋で探せば見つかると思います。ただし、グーグルで「jimdo 使い方」で引くと、分かりやすいHPが何種類もあります。これだったら無料です。ちなみにドロップボックスも色々HPがあります(http://j.mp/elbmxB)。

しかし使ってみれば割りますが、ドロップボックスの操作は非常に直感的にわかりやすいので、ごく一部だけ参照するのでOKだと思います。

 だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

hideki55hideki552011/03/27 06:46さっそく、dropboxを導入してみました。無料アカウントの90日未使用の場合のデータ削除の件ですが、dropboxソフトをインストールしたコンピュータを立ち上げれば、自動的に無料アカウントにアクセスした状態になるので、それだけで大丈夫というような説明が、ご紹介のサイトに掲載されていました。
ファイルを投稿しなくても大丈夫のようです。

jun24kawajun24kawa2011/03/27 07:09ありがとうございます。

yoichiyyyoichiyy2011/03/27 11:40作ってみました!まだアカウントだけです。中身はどうしたものか・・・と思っていたところ、このメモを見て「なるほど」でした。自分の『学び合い』テクニックを積み上げていくために。また『学び合い』の生徒の一人として、いくつかアップしてみます! また、西川先生に素晴らしい方法を教わった!と思い、嬉しい+感謝なので、コメントいたしました。いつもどうも、ありがとうございます。

jun24kawajun24kawa2011/03/27 13:33ある『学び合い』の会で、ある方が発表されました。その第一声は「『学び合い』をやって失敗しました~」と。会場中が笑いと万雷の拍手。みんなは悩んでいる人の、悩みを知りたがっています。等身大でやってください。

sumi-chansumi-chan2011/03/27 13:38西川先生
HPにアップして頂いている、語りの音声ファイルを、4月2日のおにぎりの会で使わせて頂こうと思っています。この機会に、音声ファイルの文字起こしもやってみようかと思っているのですが、もしかして、すでに文書化もされてたりしますか?

jun24kawajun24kawa2011/03/27 17:04はい。あれは去年の学年の卒業研究ですから。

sumi-chansumi-chan2011/03/27 17:48文書化されたものを提供して頂くことは可能ですか?

jun24kawajun24kawa2011/03/27 19:31ちょいと待っててください。

jun24kawajun24kawa2011/03/27 19:50谷中さんに聞いたら、ファイルを持っているそうなので、送られたら添付でお送りします。

sumi-chansumi-chan2011/03/27 20:55お手数おかけして、すみません。
ありがとうございます!!

o4dao4da2011/09/25 23:54HPをみてJimdoをやってみてるのですが、先生みたいにうまくいきません。もしよかったらおすすめHPや先生のやり方をブログの書き方のようにアップしてほしいのですが・・・。

jun24kawajun24kawa2011/09/26 06:51アマゾンで”Jimdo”で検索すると本がヒットします。それが一番良いよ。

11/03/25(金)

[]HPの勧め 11:02 HPの勧め - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - HPの勧め - 西川純のメモ HPの勧め - 西川純のメモ のブックマークコメント

 先だってHPに関して書いたことに関して、ゼミ生からその真意を聞かれました。説明しましたが、ここでも書くことにしました。

私が大学院生だったとき、トフラーの第三の波という本を読みました。もともとは環境教育に興味を持った同級生が勧めてくれたものです。読んだ当初は、面白いものの、ほんまかいな~、という感想です。ま、健全な常識人が『学び合い』の本を読んだときの感想みたいなものです。あははは

 一番納得できなかったのは、未来においては、なんでもゴチャゴチャする方向だと言うことです。その頃の私は、物事は集中化し、その中で分業化し、それを管理する階層的なシステムが最も生産的であると考えていました。ところが、自己完結した小規模で多様なシステムが、柔軟にネットワークを組むことが望ましいというのです。そこから引き出される結論の中には、発電さえも大規模発電ではなく、自己発電能力を持った家庭の緩いネットワークになるというものさえありました。また、巨大メインフレームに端末がぶるさがるのではなく、パソコンがネットワークを組むというものもあります。どう考えても、そりゃ無理だと思いました。しかし、この三十年で、彼の未来像は極めて正確に実現しています。(私自身は、脱原子力発電の道はここにあると思っています)

 さて、『学び合い』に関してです。『学び合い』を知る最初の入り口として、私のブログやHPがポータルサイトの役割を果たしていると思います。そして、『学び合い』を学ぶ際の各種情報量もそれらが最大だと思います。そこで、ゼミ生は「西川先生のHPに新たに作成されたHP群を整理してネットワークを組むのですか?」というような質問をしました。三十年前の私と同じ発想だったら、そういう質問になります。しかし、そんなイメージを持っていません。それぞれの同志が、自己完結したHPを「勝手」に作成し、各人の判断で「勝手」にリンクを張るのです。そのHPに載せる情報も多様でしょう。リンクの貼り方も多様です。それが良いのだと思います。だって、『学び合い』に興味を持った人はより多くなり、より多様になります。私のようないびつな人に拒否感を持つ方も多いはずです。その人が私に拒否感を持つために、『学び合い』に拒否感をもたれたら、非常に残念だと思います。

 『学び合い』をやり始めの人は、具体的な課題をどうやったらいいのか悩みます。ま、ある程度分かってくれば、そんなところに悩むより、とりあえずは集団をどう動かすかに悩めばいいことに気づきます。が、それは『学び合い』の考え方が分かった人の場合です。これから分かろうとする人に、それを言っても禅問答です。そこで、そのようなデータベースをつくろうかと思いました。でも、そりゃ無理だ。仮に幼稚園から高校三年でも、学年が15年もあります。そして、教科があります。されに、教科書があります。そして、様々なタイプがあります。そんなことを整理するなんて無理です。そして、整理したとしても万人の多様なニーズに合うわけがない。もちろん、整理したものがあれば、選択肢の一つとして非常に有効です。でも、それでは覆いきれない。ではどうするか。

 各人が、毎日の課題設定をどうやって、どういう子どもの様子で、達成度はどうで、どこに失敗して、どこに成功した、そして何故そうなったかを書くのです。そして、最低限、「学年、教科、教科書・・」等の思いつくキーワードをそこにちりばめるのです。そうすれば、グーグルを使えばばらばらな情報が多くの人にフィットします。

 もちろん、課題ばかりではありません。「指導案をどうしよう・・・」、「保護者へのご案内は・・・」、「合唱コンクールに向けて・・・」等の様々なニーズがあります。でも、それを悩んだ同志はいますし、それの実績もあります。それを各自のHPにアップすればいいのです。

 もちろん、教師の同志ばかりではありません。子どもや保護者の同志、また、民間の同志、それぞれにはとてつもない宝があるのです。『学び合い』の会で発表したとき、教師にとって一番大受けした発表者にはそのような方が多いです。何故かと言えば、そのような方がどう思っているか一番知りたいのは教師で、そして、それを知れないのも教師なのですから。

 ブログを立ち上げている同志は多い。それによって様々なことが実現しました。次はHPです。ド素人でも作れるHPの方法が見つかったので、皆さんにお誘いしたのです。少なくとも「jimdo」という言葉でamazonnを検索すれば書籍が見つかります。いや、お近くの大きめの本屋で見つかると思います。そこで、とりあえず作ってみてはいかがでしょうか。そして、ブログを立ち上げている人は、相互にリンクを張るのです。皆さんには当たり前かも知れませんが、他の人には有効な情報がいっぱいあるはずです。それをアップすれば、一気に情報量が上がります。

 お誘いします。

ghjalghjal2011/03/26 05:02相互に関連しあって、相互に作用し合う。それぞれの持ち場で、それぞれが直面した課題についてそれぞれの解決策を吟味しあう。そうであってこそ、『学び合い』の真価が発揮できるのでは…それは有効だと実感します。HPですか?試してみようかな?

jun24kawajun24kawa2011/03/26 10:23是非!

ghjalghjal2011/03/27 00:13ええ!これでは試さざるをえないじゃないですか。しょうがないなあ。

bunbun-hbunbun-h2011/03/27 01:17ghjalさん、それでは私のHPにてお待ちしています。(ふふふ)

jun24kawajun24kawa2011/03/27 06:29ふふふ

11/03/24(木)

[]沖縄 07:14 沖縄 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 沖縄 - 西川純のメモ 沖縄 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 4月26日に沖縄全県の公立幼稚園の園長(沖縄の場合は小学校の校長と併任)を前に講演します。場所は本部小学校で、時間は15時~17時です。参観希望の方は、兼次小学校の伊波校長にご連絡下さい。なお、当日の午前中は兼次小学校の校内研修に参加します。全校で『学び合い』を取り組んでおり、異学年『学び合い』、小中『学び合い』を実践しています。

 まだ決まっていないことも多いですが、とりあえず第一報。

11/03/23(水)

[]ヒートショック 23:02 ヒートショック - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ヒートショック - 西川純のメモ ヒートショック - 西川純のメモ のブックマークコメント

 不謹慎なことを書きます。ごめんなさい。でも、なんか、無理にでも明るい未来を考えたいので。

 私は生物学を大学で学びました。その中で、学んだものの一つに、生物は困難なときに子孫を残す、ということです。微生物に生きるか死ぬかの温度にさらしたり(ヒートショック)、もしくは、生きるか死ぬかの飢餓状態(スターべーション)を与えると子孫を残すのです。これは、ほ乳類でも同じです。満ち足りた状態だと、子孫を残そうとは思わないのですね。

 十年、百年の国難です。その中で、支え合う家族が、多くの子どもをなすのではないか、とふと思いました。新しい命が生まれたらいいなと思います。


[]自分の出来ること 22:32 自分の出来ること - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自分の出来ること - 西川純のメモ 自分の出来ること - 西川純のメモ のブックマークコメント

 災害に際し、何が出来るかを考えました。でも、私の出来ることは、今までもやっていることを続けることだと思います。今は、それぞれの特殊能力が必要です。阪神の災害の際、理髪業の方が被災地に行って散髪した、と聞いて、なるほど、と思いました。自衛隊の方だけが出来るのではなく、腕に技のある方は出来ることがあるのだと思いました。でも、大学教師の出来ることはなんだろうか、と思いました。そして、上記の通り、今までもやっていることを続けることだと思いました。

 この1、2週間は、命をかけてやれることをやっている方の時間だと思います。

 そして、ちょっとホッとしたとき、理髪業のように、腕に技のある方が、頭を使って出来ることを見いだす時間だと思います。

 その後、つまり復興の道筋が見えてから、その後です。そこから凡夫の出番だと思います。一人も見捨てない教育・社会の実現、私はそれをやりたい。そして、凡夫の同志に願いたい。

 みなさんは、子どもたちの姿を通して心現れる経験は少なくないと思います。そして、その一部は私のHPに公開しています。みなさんが悩み、それを乗り越えた成果があります。その一部は私のHPに公開しています。でも、私が公開できるものなんて、ごくごく一部です。みなさんが勝手、勝手に、そして自由気ままに情報発信してください。ようは、みなさんが自分の教え子の「自慢」をすればいいのです。その一つがブログです。

 でも、もう一つの可能性が見えました。HPです。この数日、Jimdoとつきあいました。実に簡単です。少なくとも、Jimdoという言葉を含む書籍を読めば、五十代のオッサンでもなんとかできます。みんなで教え子自慢をしましょう。稚拙でいいんです。それによって、救われる教師も子どもも少なくありません。その可能性を感じています。

 今、買い占めをしない、節電をする、募金に応じる、という以外の道を見いだせない同志へお誘いします。迂遠な道ですが、半年後、1年後、十年後に生かせる道があるとしたら、何か。今、何かしなければならないと焦りながら、とにかく目前のことをやっています。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/03/23 23:11いつも、ありがとうございます

今、私が出来ることは、買占めやデマのメールを流すような大人にならない集団作りだと思っています

また、その集団作りのノウハウを、同じ道を志す若手に伝えることかな?と思っています

結局、先月までやっていたことと同じ事を続けます

でも、先月以上の情熱を持ってこれからも続けて生きたいと考えてます!!

それが私に出来ることです!

jun24kawajun24kawa2011/03/24 05:43はい。それを続けている内に、その先が見えると思います。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/03/24 06:10ありがとうございます

bunbun-hbunbun-h2011/03/24 16:46Jimdoで自分のホームページを設けました。(今日は休暇とっているので)
まだタイトル(「いわみbunbunサイト」)をつけただけですが、コミュニティ広場みたいなサイトができないだろうかと妄想しています。
少しずつ進めて行こうと思います。
紹介ありがとうございました。

moripimoripi2011/03/25 23:57「今は皆が大変な時期だから電気消していい?寒くなくなったね、暖房切ってもいい?」といってまわる某看護師。患者さんは拒否はしません。「戦時中に比べりゃ今はなんともないよ」と。「あの世でしあわせになってくれりゃあええが」という患者さん。私はオイルショックの買占めも知らない世代は何にもできません、冥福を祈ることしかないです。しかし何かあれば、この方たちを1人でも多く助けるぞ!決めることができました。年寄りは強しです。

jun24kawajun24kawa2011/03/26 10:25そして、その先を探しましょう!

11/03/21(月)

[]Jimdo 22:21 Jimdo - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - Jimdo - 西川純のメモ Jimdo - 西川純のメモ のブックマークコメント

 土曜日に息子と一緒に本屋に行きました。特段、見たいものがなかったのでぶらぶらとしていたとき、「Jimdoを使ってホームページを作ろう」という本を見つけました。グーグルサイトみたいなサービスのようですが、簡単そうです。日曜日に意を決してやりはじめました。ビックリするほど簡単です。そこで本日、時間をかけてホームページの移行をしたところ、スムーズに移行できました。ご覧下さい。とても、1日半で作成できたとは思えないと思います。途中過程ですが、公開することとしました。

sumi-chansumi-chan2011/03/21 22:23学び合いフォーラムのHPは、Jimdoですよ〜!!
http://manabiai.jimdo.com/

jun24kawajun24kawa2011/03/21 22:33ひょえ~・・・・

maru3110maru31102011/03/23 14:32すごいです。びっくりしました。
特にプロフィールにびっくりしました。

jun24kawajun24kawa2011/03/23 16:48どの部分にですか?

ghjalghjal2011/03/23 18:32自分も一応アカウントをとってみました。jimdoのたぶんすごいところは、ブログではなくて、かなり多用途なHPをかなり簡単に作れそうなところです。以上ファーストインプレッション。

maru3110maru31102011/03/23 20:52麗しいお姿の写真です。

jun24kawajun24kawa2011/03/23 22:17あははは

11/03/19(土)

[]200万ヒット 18:19 200万ヒット - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 200万ヒット - 西川純のメモ 200万ヒット - 西川純のメモ のブックマークコメント

 気づいたら200万ヒットを超えました。ご愛顧感謝です。

11/03/18(金)

[]卒業式 17:19 卒業式 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 卒業式 - 西川純のメモ 卒業式 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、卒業式がありました。これからぼちぼちと上越を旅立ちます。26年前、私が筑波を旅立った頃を思い出します。不安と期待。そして4月1日からの怒濤の日々。幸多かれと願います。

[]希望 07:05 希望 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 希望 - 西川純のメモ 希望 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、日本中がPDSDになりそうだ。危機に関する情報も大事。でも、それを乗り越えている人の息吹を感じさせる情報も大事だと思います。

http://t.co/o0Ko0Yc

[]トフラー 07:24 トフラー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - トフラー - 西川純のメモ トフラー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 アルビン・トフラーの第三の波という本を思い出します。大学院の時に読んだ本ですが、その予言は実に当たっています。本には徐々に移行するイメージを得ましたが、今回の震災で分かりました。分散化をしない社会は壊滅的なダメージを得るのだということを。

 何事も多様で、柔軟な方が良い。

ghjalghjal2011/03/19 21:55分散並列処理が私もいいなあ。というか『学び合い』は常に分散並列処理です。一極集中だと、その一極が崩れたときに脆い。

jun24kawajun24kawa2011/03/20 19:14 全くですね。

11/03/16(水)

[]犯人は誰 22:16 犯人は誰 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 犯人は誰 - 西川純のメモ 犯人は誰 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今回の原子力発電所事故の最大の責任者は誰でしょうか?

 東京電力でも、政府でもない。我々だとお思います。

 我が家の一ヶ月の電気料金は7000~12000円です。この料金で電気を安定提供できることを求めたら、現状以外の回答はないと思います。世の中には、火力、水力、そして原子力以外の道がある。でも、それらは皆、高価です。

 今回のことを概括して、「地震より津波が怖く。津波より原子力発電所の方が怖いことが分かった」と言っている方がいました。そうだと思いました。でも、それを東京電力や政府の責任にしている限り出口はない。両方とも、それほどのスーパーマンでないですから。でも、一ヶ月の電気料金が2万円、いや、3万円でもしょうがないという我々ならば、色々な選択肢が考えられるはずです。

 自分の家の屋根を太陽光発電(あくまでも例えば)にすることは徳目ではなく、実利として成り立つようにしなければならないと思います。産業だって、安価な電力によって成り立つ産業は縮小し、エコがお金になる産業を育成する必要があるでしょう。

 誰かを悪者に仕立てて溜飲を下げることは、決して、建設的ではない。人を変える前に、自らを振り返る。その後に、必要ならば、厳しく責任追及を行いましょう。でも、たいていは善意の人で成り立っていますから。

[]出来ること 19:54 出来ること - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出来ること - 西川純のメモ 出来ること - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、我々の出来る子は何でしょうか?テレビから四六時中流れる原子力発電所の映像を見ていても、何も出来ることはありません。正直、今、それに対応している人を信じられるかと言われれば、頷けません。しかし、懸命になって最善を尽くしている人が多いことは信じられます。信じるしかありません。

 一方、出来ることがあります。まずは不必要な買い占めをしない。使っていない機器の電気を切る。募金をする。そして、頭を使って、自分の出来ることをする。

 数日考えましたが、私の出来ることは、今、私が毎日やっていることが最善のように思います。つまり、どんなメールにも誠意を持って返答する。そして、前向きに計画する。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/03/16 22:31こんばんは

結局、出来ること(すべきこと)は『学び合い』なのかな?と思います

子ども達に、「お互いにとっての最善を選択できる集団になってください」と語り続けることが大切なのではと思います

ニュースで知りましたが、被災地で略奪が起きないことを海外のメディアは驚いているそうですが

海外に対しても、「一人も見捨てない」

を言い続けられる日本人を増やすことも大切なのかな?と
感じました

jun24kawajun24kawa2011/03/16 23:07迂遠なようで、それが根治療法だと思っています。だから、毎日が大事だと思っています。もちろん、対処療法も併用せねば。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/03/16 23:26募金などの対処療法も必要だと思います

でも、本当に必要なのは、日本(いや世界)のあらゆる組織、集団に対して、『学び合い』を語り、お互いの最善が選択できる人間を増やしていくことだと思います

私自身、『学び合い』を語るには、まだまだ器が小さいのですが、出来ることから始めなければと、今の現状を見て感じました

kamitaku0625kamitaku06252011/03/17 00:48震災以来ブログをなかなか更新できずにいました。悲惨な避難所生活をされている人、未だ家族の消息がつかめずにいる人、そして津波に呑み込まれて声も出せずにいる人も。そんな状況の中、被害が殆どないといっていい私の住む地域でも朝からガソリンスタンドに行列が出来たり、乾電池やトイレットペーパーを買い漁る人たちがいたり、職員室の中でも計画停電が起こらなかったことに対して東京電力に文句を言う声も聞こえてきたり・・・辟易していました。24kawa先生のお話、一つ一つを納得しながら読ませていただきました。手を取り合えば出来ることはまだまだいっぱいあると思います。自らを振り返ったとき、自ずと手を差しのべたくなる、そんな世界は必ずやってくると信じます。大変な中でもテレビの報道を通して垣間見る、日本人の力。今週は臨時休校が続き、18日は終了式。生徒達に未曾有の大惨事を受け止め、こんな時だからこそ出来ることを考え、手を差しのべることが出来る一人一人であって欲しいと語る今年最後のチャンスです。先生のブログに勇気を頂きました。

sakusaku0428sakusaku04282011/03/17 05:33「(交通)事故を無くすために、(自動車)の運転を止めよう。」
ということをすべての国民が決意するときだと思っています。

経済的な大惨事になることはわかっています。
それでも、そういう政治的判断を期待していますし、
本当につくづく微力ですが、自分にできることをやりつづけます。

被曝することを覚悟して、命がけで作業をしている方々のためにも…
自分の、自分たちのためにも…
みんなのために…
お金があっても、命がなければ復興もできません。
戦争体験者ではありませんが、戦後私たちはその問いを突きつけられてきているはずではないでしょうか…

jun24kawajun24kawa2011/03/18 07:24やれることは、常にあります。

11/03/14(月)

[]高校講演 22:23 高校講演 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 高校講演 - 西川純のメモ 高校講演 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は地元高校で高校生相手の講演をしました。年に一度、高校生を相手に話せます。聴衆が良かったので、気持ちよく語りました。

[]追い出しコンパ 22:23 追い出しコンパ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 追い出しコンパ - 西川純のメモ 追い出しコンパ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、西川ゼミの追い出しコンパです。全く気を遣わなくていい飲み会は本当にまれです。

 こんな時でも、いや、こんな時だからこそ、若い人を祝いたい。

bunbun-hbunbun-h2011/03/14 21:47ほっとしました。よかったです。

maru3110maru31102011/03/14 22:30よかった…よかったです。

daitouirukadaitouiruka2011/03/15 02:39まだまだたくさんの心配事はありますが、とにかく、ご無事で良かったです。

sakusaku0428sakusaku04282011/03/15 05:52なかなか以前までの普通の生活は難しくても、わたしたちがPTSDになってもいかんと思っています。
不謹慎かもしれませんが、映画ロッキーくらいを観てまずは元気を出さなきゃ、と思ったりもしています。
私たちに今起きていることをどうすることもできません。
しかし、これからの復興や支援に何らかの協力できることはあるはずです。
とりあえず、私は、まずアカギレを治すことです。献血をするために…

ghjalghjal2011/03/15 20:52本川さん安堵しました。高校生の眼差しはどんな感じだったのでしょうか。興味があります。

jun24kawajun24kawa2011/03/15 22:23私はまなざしを読み取れない人だと思っています。でも、伝わったと信じています。

11/03/13(日)

[]安否 18:20 安否 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 安否 - 西川純のメモ 安否 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私と家内の親兄弟は無事でした。ゼミ生の親兄弟も無事でした。家の中はめちゃくちゃだそうです。でも、命があり家があります。

 今回の災害では、何人の人の命が奪われたのか。

 今すぐ出来ること。節電。そして募金。そして、その人なりの出来ること。頭を使えば、その人なりのことがあるように思います。

ghjalghjal2011/03/13 18:28こんな時だからこそ。人間が本来持っている。お互いを結びつけ、慈しみ、協力しあう本能?を発揮すべきですね。というか、自然に表出してきているのだと確信しています。

jun24kawajun24kawa2011/03/13 22:42非『学び合い』の私の中に、こんな一面があるかを発見して、ビックリしています。本性なんですね。

11/03/12(土)

[]幸せ 22:09 幸せ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 幸せ - 西川純のメモ 幸せ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人の幸せを喜べないことは悲しいことです。でも、自分が不幸だとそうなります。だから、人のためにも幸せににならなければならないと思います。自分の結婚式の際、私が語ったこと。そして、教え子の結婚式で語ったこと。人のためにも幸せにならねばならない。今、テレビの前で観ていられる我々は、自分の幸せを大事にして、次に動かなければならないとき、動きましょう!

[]繋がり 22:09 繋がり - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 繋がり - 西川純のメモ 繋がり - 西川純のメモ のブックマークコメント

 夕方になって、義弟の家族と繋がりました。大変そうだけど、大丈夫そう。家内の両親も大丈夫そうです。ほっとします。が、義弟の奥様が石巻の出身です。お父さんと、お姉さんと繋がらない。気持ちを察すると何も言えない。

 大事な人の大事な人の大事な人の・・・。その連綿が日本という国などだと思いました。

 今のところ、私の知り合いは無事です。でも、無事です、と言えない人もいると思います。それを思うと辛い。

[]お見舞い申し上げます。 07:18 お見舞い申し上げます。 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お見舞い申し上げます。 - 西川純のメモ お見舞い申し上げます。 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今朝、長野北部で地震がありましたが、こちらは全く被害はありません。

 テレビで家が流されるたびに、また、走っている自動車が濁流に巻き込まれるたびに、そこには命が失われているのではと思うと涙が止まりません。信じられない大災害です。

 ただただ、お見舞い申し上げます。

karakusa01karakusa012011/03/12 08:33信じられない事態ですね。無事で何よりです。
ただただテレビ画面を眺めるばかり…
お見舞い申し上げるばかりです。

ghjalghjal2011/03/12 10:14少し放心状態になっていて、心を痛めています。

takami_swctakami_swc2011/03/12 21:35信じられない気持ちです。無邪気に遊ぶ娘を見ているとうまく説明ができませんが,涙が止まりません。気持ちがとても不安定になっています。

jun24kawajun24kawa2011/03/12 21:59明日になれば、もっと分かるでしょうね。

sakusaku0428sakusaku04282011/03/13 06:25昨日は部活の試合(1回戦敗退)の後に、妻方の祖母の葬儀に行ってまいりました。あちらで起こっていることと、こちらで起こっていることのギャップがあまりにも大きすぎて…
それでも現状を受け入れて、当たり前なんてない、当たり前だとしても、そういったことに感謝して、今自分にできることは何かを考えて行動していくしかありません。

jun24kawajun24kawa2011/03/13 18:21じわじわと影響は全国に広がります。全員でなんとかせねば。

moripimoripi2011/03/13 20:13何か出来ないでしょうか・・・。すべてのテレビが被災地をライブで放送してますが、テレビをみるコトのない私、余計に見たくない、
見ると涙と少しのイラ立ちを感じます。よその地域で起きてることではなくたった新幹線で3時間、飛行機で1時間あまりのところの緊急事態、国内最大級でです。現地の方の心の痛みが心配です。阪神の時は医療スタッフが一時終結した頃、メンタルの病気を発症し何人かは看護師をやめたくらいですから尋常なんてもんではないです。怖くてとてもイライラし、すぐ泣いてしまいます。

11/03/11(金)

[]お見舞い 19:27 お見舞い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お見舞い - 西川純のメモ お見舞い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 心よりお見舞い申し上げます。

 家内の実家は仙台です。幸い、家族に怪我はありませんでした。なによりです。上越は普段通りの生活が出来ます。それを感謝しております。

maru3110maru31102011/03/11 19:30同じく実家が仙台です。
ご無事で何よりです。
ふるさとの甚大な被害に涙が出ます。

maru3110maru31102011/03/11 19:30同じく実家が仙台です。
ご無事で何よりです。
ふるさとの甚大な被害に涙が出ます。

jun24kawajun24kawa2011/03/11 22:25私もです。ボロボロと泣きました。ふと家内を見ると、同様です。

moripimoripi2011/03/12 02:28ご無事だそうで安心しました。

jun24kawajun24kawa2011/03/12 07:10ありがとうございます。

11/03/10(木)

[]教師と子どもとの距離 06:58 教師と子どもとの距離 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教師と子どもとの距離 - 西川純のメモ 教師と子どもとの距離 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は授業中に細かいことを教えません。一見していると、ぼーっとしているよう見えます。そうなると、子どもとの距離が離れてしまうのではないか?ということを心配される方がいます。しかし、そんなことはありません。もちろん、テレビドラマの熱血教師のような関係は結べません。でも、ありゃテレビの中の世界の話です。あんな関係を結べるとしたら、クラスに2、3人以上は無理だと思います。結果として、他の子どもを見捨てることになります。それは不健全だし、いけないことだと思います。

 さて、私はゼミ生に細かい指示はしません。最初はしっかり議論して方向性を定めますが、それ以降は個人的に議論するのは2週間に1度程度です。それも、どちらかの都合で流れ、1ヶ月に1度程度です。毎週の全体ゼミでは、私は長いすで寝ています。いや、その部屋にいない方が多い。でも、私は彼らと繋がっていると思います。

 思い出してください。部活の顧問と教科の先生、どちらの方の印象が大きいでしょうか?私の場合は、部活の顧問です。では何故でしょうか?それは語られる話のジャンルが、人生に繋がることが多かったからだと思います。私もゼミ生との会話では、その研究をどのように解決するかの具体的な指示よりも、何故、それを解決できなかったかのことに重点を置いて議論します。そして、それを学ぶことが卒業・修了してからの人生に関わることを語ります。

 あと1週間程度で8人のゼミ生を卒業・修了させます。今日、5時頃起きて布団の中でそれを思い出しました。すると、涙がすーっと流れました。一人一人がとても愛しい。そして、8人が私のそばから巣立っていくことが寂しい。ゼミ生から私への距離は分かりません。でも、私からゼミ生への距離は遠くはありません。

追伸 『学び合い』の場合、距離が離れることを心配するより、距離が近くなりすぎることを注意すべきだと思います。距離感が近すぎると、ゼミ生によって距離感がアンバランスになります。もちろん均等にすることは不可能です。しかし、距離感が違う事実を意識し続けることは大事だと思います。

http://j.mp/hGV50h

11/03/09(水)

[]教授 22:45 教授 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教授 - 西川純のメモ 教授 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日の会議により、教授の教え子が生まれました。めでたい。

sakusaku0428sakusaku04282011/03/10 05:35おめでとうございます。
こちらは今日卒業式です。これまためでたいのですが、全員がそろうことを祈っています。

jun24kawajun24kawa2011/03/10 06:35ありがとうございます。
何歳でも、教え子は可愛いものです。

11/03/08(火)

[]自力解決 20:06 自力解決 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自力解決 - 西川純のメモ 自力解決 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ちょっと前まで、携帯で答えを調べた学生が逮捕された事件がありました。現状の試験方法を考えれば、明らかにルール違反です。でも、自力解決とは何かを考えてほしいな~っと思います。

 言うまでもなく、本来の教育は大人になるためにあるものです。さて、大人社会での自力解決を思い出してください。もし、仕事で分からないことがあったとき、インターネットで調べ、それを解決した人がいたとします。その人が上司からペナルティを問われるでしょうか?まずないと思います。オリジナリティを強く求められる研究職でさえ、出典を明らかにしているならばOKです。そして、そういう調べ方を知っている人と、知っていない人を比べたら、おそらく前者の人の方が有能と判断されるでしょう。ありとあらゆる資料を参照できず、ノートと消しゴムだけで問題解決を求められる状況が、大人の社会であるでしょうか?ほとんどないと思います。いったい、何のための能力を調べているのか、私には分かりません。

 似たような変な現象が学校にあります。ある問題を与えて、「はい、自分で考えて」と求めることがあります。でも、その問題を解くために、教科書を見たり、ノートを見ることは制限されることはまれです。でも、本当に自力解決を厳密に適用すれば、教科書もノートも見ないでというテスト状況でやるはずです。でも、勉強する段階ではテストと違って教科書やノートを利用することはOKなのですね。でも、では他人という資料を使うことを制限するのはなぜなのでしょうか?私には分かりません。ま、安易に答えを丸写しにするのを避けるという理由を述べる方もいるでしょう。でも、そんな子は、「はい、自分で考えて」と言っている間は何も考えず、「はい、相談タイム」と言ったとたんに安易に答えを丸写しにするはずです。(これに対する対応策に関しては、別の時に書きたいと思います)

 オリジナリティが強く求められる自然科学の研究においても、どんどんビックサイエンスになっていて共同研究が一般的です。そこでは、どこからが誰、どこからが私という切れ目はありません。徹底的な議論によって研究が進められています。

 なんかまとまりがないですが。ようは、現状の学校で考える自力解決、あまり意味無いように感じるのです。

追伸 むりし、携帯もOK、いやコンピュータでインターネット検索もOK、いやスカイプで他の人と直に聞くのもOKの試験の方が良いように思います。そこでは、実際にその大学で研究しているテーマを与え、解決を求めるのです。その方が、リアルな能力を測れる。

 博士課程のテストでは、専門では差がつかず、英語でも差がつかない。結局、第二外国語のドイツ語のテストの結果が決定打になる大学もあります。でも、今時、ドイツ語の論文が読めるか読めないかが研究能力に関わる分野はほとんど無いでしょうが・・・・

[]原因はどこ 19:46 原因はどこ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 原因はどこ - 西川純のメモ 原因はどこ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 問題の原因はどこにあると考えることで、そこからの対応が違います。そして、『学び合い』の場合、普通とだいぶ違います。たいていの先生は問題のその子を何とかします。が、『学び合い』では、集団を何とかしようとします。

 場面緘黙の子がいたとします。善意の先生は、その子に言葉の指導をします。でも、その子は家ではしゃべれるのですから、言葉の能力の問題ではないですよね。また、その子に勇気づけをしたりします。つまり、その子の問題だと考えるからです。確かにそれもあるかもしれません。でも、その子を何とかして何とか出来るものだったら、とっくのとうに変わっているはずです。おそらく、教師の何百倍、何千倍も実の親が勇気づけしているのですから。

 その子が変わる可能性と、その子以外の子ども「たち」が変わる可能性とどちらが高いでしょうか?明らかに、その子以外に変わりやすい子どもはかなりの人数はいるはずです。家の人とはしゃべれるのですから、家の人と似たような人であると認識してもらえばいいのです。ではどうしたらいいか?

 そんなの分かりません。その子が場面緘黙になる原因は様々なのですから、様々な子どもが様々に関わりながら「ビンゴ」を探すしかありません。今のところ、専門家でさえ「ビンゴ」方法を見いだせないのですから。だから、先生が「その子」に話し方を教えたり、「大丈夫よ」と連呼するよりは、まし、だと思うのです。

 また、子どもがきつい言葉を同級生に発していたとしたら。おそらく、多くの教師は、きついかきつくないかが子どもが分からないと考え、言葉遣いを教えようとします。でも、きついかきつくないか子どもは分からないのでしょうか?私は分かっていると思います。だって、そのような言葉を使う子どもだって、相手によって言葉を換えているはずです。だから、きついかきつくないかを知っていないのではなく、きつい言葉を押さえようと「する気」がないのが原因です。では、その子に「きつい言葉はやめよう」と連呼したら直るでしょうか?私はそう思いません。

 おそらく、その子が変わるより、その子の周りの子どもが変わる方が可能性が高い。その子が、きつい言葉をかけるのを押さえようと思えるような人に、周りの子どもが変わる方が可能性が高い。ではどうしたらいいか?そんなのわかりません。その子がきつい言葉を発する原因は様々なのですから。様々な子どもが様々に関わりながら「ビンゴ」を探すしかありません。

 学級崩壊にせよ、不登校にせよ、問題の子どもを何とかするより、周りの子どもを何とかする方が可能性が高い。と『学び合い』では考えています。

 じゃ絶対?と聞かれたら、そうは断言できません(解決した事例だったら山ほどありますが)。でも、そう言われたら逆に聞くのは、「じゃ、あなたは絶対な策があるの?」と聞きます。ありませんよね。ましてや、教師が必ずしもその道の専門家ではありません。であれば、クラスみんなで関わりながら解決する方が「まし」と思うのです。

 その際、大事なのは、それを解決することが自分にとって「得」であることを子どもたちに納得させることです。道徳の徳目では人は動きません。実は道徳とは、多くの人にとって「得」な合意点であることを理解させねば。それが何よりも大事です。それがなければ、どんな方法も無意味です。逆に言えば、それさえあれば、どんな方法であっても、そして、それがなくても解決に結びつきます。だって、教師が示す方法が最善であることはあまりないですから。結局、教師が例示したとしても、それを超える様々な方法を子どもが案出し、試みるしかないのです。

 ということを本日の個人ゼミで話しました。

o4dao4da2011/03/08 21:22得の説明を見失っています。あれている子たちに、どう説明されますか。

katunori-skatunori-s2011/03/08 21:34「自力解決」(いわゆる問題解決型学習)について,「まさに!」と思います。全国的なのでしょうか。
「携帯でカンニング」について,もちろん先生は肯定なさっているわけではありませんよね。ルール違反だし卑怯ですから。しかし,「何でもオーケー」の試験方法にも興味があります。
ところで,o4daさんがおっしゃる「得」について,自分も興味があります。おもしろいテーマをいただきました。

jun24kawajun24kawa2011/03/08 21:43おそらく、「その子」を思い浮かべて説明を考えていません。でも、そりゃ難しいのは当たり前。でも、問題の本体はそこにあるのではありません。そこそこやっている子に説明できればいいのです。それだったら手引き書レベルでも分かる子は少なくないと思います。

sakusaku0428sakusaku04282011/03/09 06:08入試という状況で、「yahooの知恵袋」はアウトですが、入試ではなくて単純に解決方法の1つ、ということであれば面白い方法だとも思いました。
私は、中国語が書かれたお菓子のお土産をいただいたときに、そこに書かれている内容が気になって、一度だけ「知恵袋」で質問してみたことがございます。いまだにスッキリとした解答は得ていませんが、いつかスッキリするときもくると思っています。

ちなみに、大学生のときに、「何の本を持ち込んでもOK。弁当持参。終わり次第提出して帰ってよし。」という地学のテストがありました。鉱物の結晶図を書いたりしていたと記憶しています。メチャメチャ難しく、今でも「自分は正解していたのか?」という疑問がわき起こってきます。

karakusa01karakusa012011/03/09 06:24>学級崩壊にせよ、不登校にせよ、問題の子どもを何とかするより、周りの子どもを何とかする方が可能性が高い。と『学び合い』では考えています。

実践していながらも、この考え方がぶれることがあります。

>クラスみんなで関わりながら解決する方が「まし」と思うのです。

そうです。そうでした。また、子ども達に謝罪して、語ります。
ありがとうございます。

jun24kawajun24kawa2011/03/09 06:31sakusakuさんへ
 そうそう、私のイメージしているテストにあっている。
karakusaさんへ
 私もそうです。でも、色々やっても、結局、基本に戻るしか凡夫の「私」には無理だと思うのです。軸がぶれることが無くなることは今後もないと思いますが、経験するに従って、ぶれてから基本に戻るまでの時間が短くなることは確かです。

karakusa01karakusa012011/03/09 21:36ありがとうございます。基本をしっかり、そして基本に帰る。
やはり大切ですよね。心がけます。

jun24kawajun24kawa2011/03/10 06:34期待しています。
もうそろそろ、全開に復帰ですよね。

11/03/07(月)

[]求める 22:09 求める - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 求める - 西川純のメモ 求める - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日のゼミ生との個人ゼミで言ったこと。

 何が子どもの幸せになるか、何のために教師になったのか、それがはっきりすればしっかり求められるし、しっかり叱れる。た、だ、し。個人に求める以上に、集団に求めること。そして、達成すべきものは言うが、方法は任せる。

11/03/06(日)

[]規格外 22:11 規格外 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 規格外 - 西川純のメモ 規格外 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は相当規格外の学部生でした。ですので、変わった学生を見ても、私のあの時代の姿よりはまともだと思えるので、寛容になれます。しかし、教師になって27年間で、は、じ、め、て、私に比肩できる規格外の学生さんに会いました(私の規格外の方向性とは違いますが)。ということで、昔の私を思い出しました。

 内面はさておき(これはもっと凄いですが・・・)外面を中心に話します。私は51歳です。その時代背景を加味してご理解ください。

 当時、私はヒゲを生やしていました。そして、両手の殆どの指には指輪をしていました。それも銀座の金銀銅という店の凝ったデザインのいぶし銀の指輪で、オニキスがお気に入りでした。パイプと葉巻を常用していました。これまた銀座の店でローデシアンベントのパイプをかって吸っていました。服はチョッキ付きの上下、つまりスリーピースが好きでした。特に、シルク仕立てで、見た目には普通なのですが、夜、光を当てるとキラキラするのが好きでした。車は幌付きのジープです。本体価格と同じぐらいの改造をしています。現在の貨幣価値で言えば、最高級の乗用車並です。それを幌をたたみ、フロントガラスをたたんで、ゴーグルで運転するのです。つまり、ヒゲ、パイプ、スリーピースの私がジープで、大学に毎日行くのです。びっくりでしょ?こんな変な格好の学生は、筑波大学一学年1500名(学部全体で6000人)の中で一人だと思います。ちなみに、教育実習では、「ヒゲ」は剃りましたが、それ以外はそのままです。そして、教育実習期間、毎日、違ったスリーピースで通いました。教育実習終了の打ち上げで、指導教諭のY先生が「西川君は授業はうまいが、指輪はしない方が良い」と言ったのが印象的でした。当時の私は、「え?」と思っていたほどです。

 当時の私は、必死に自分のアイディンティティを探していたのだと思います。言動も、明らかに規格外でした。今でも規格外ですが、当時の私は「アブノーマルレベル」の規格外でした。

 それが4年の最後になって、そんな自分を振り返って、何も残らなかったと気づきました。そして、当時の私から見て規格内の同級生の方が、将来に向かって自分のアイディンティティを気づく方向性を持っていることに気づきました。そこから、方向性を変えました。が、大学院の私は、規格内の方向性ですが極端な方向性を突き進めました。具体的には、一日、11~13時間研究に集中し、2時間徹底的に飲み明かすという生活を続けました。その延長上で、高校教師も青春ドラマの方向性で突き進みました。

 しばらくして、本当に実績を残している人は、非常に穏和であり、腰が低いし、外見は目立たないということに気づきました。アイデンティティを目立った外見や行動に求めるのではなく、日々の行動の積み上げで出来る人の姿だと思います。今でも規格外ですが、学部当時の私に比べれば天と地ほどの差があります。

 たった一日しか、それも数時間しか一緒にいません。だから、分かりません。が、私は過去の自分を思い出しながら、かってに想像するのです。彼は、今、自分のアイディンティティを探しているのだろう。そして、やがて見つけるだろう。そして、内面の規格外は変わらないにせよ、外面は普通になっていくのだろう。と。

 ま、分かりません。でも、当時の私並みに規格外の学生を見て、楽しくなりました。彼がこのメモを見るとは思いませんが、エールを送りたい。

[]理論と実践 22:11 理論と実践 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 理論と実践 - 西川純のメモ 理論と実践 - 西川純のメモ のブックマークコメント

私はしつこく、『学び合い』は考え方であってテクニックではない、と連呼します。でも、本当は『学び合い』以外の従来型指導だって同じです。考え方とテクニックを分けて、考え方を理解した上でテクニックを使わなければならないのです。そうでなくてはテクニックが有効に働かない。

学び合い』にもテクニックはあります。例えば、褒めるというようなテクニックもあります。振り返りカードなどもあります。全部を列記して手引き書には書きませんが、山ほどあります。でも、そのテクニック「も」考え方を理解していなければ無力です。例えば、何のために褒めるかということを理解せずに、褒め続けたら「うるさい」だけになります。

残念ながら、我が国の教育実践で、『学び合い』以外に理論を明確に示した例を私は知りません。少なくとも自然科学に比肩するレベルでと言う意味です。つまり、実証的データによって裏打ちされている。また、その理論が短く表現される、少数の基本に集約されているという意味でです。そして、我が国の教育実践はそれいを意識せずに、テクニックレベルのことで是非を論じています。

例えばです。広い意味での“学び合い”にしても基本の考え方は違います。まず、学びあうこと自体に意味があると考える立場があります。『学び合い』や学びの共同体がこれに含まれると思います。しかし、圧倒的多数の“学び合い”は手段として“学び合い”を使っています。大きく分けて、主に人間関係向上・生徒指導の手段として“学び合い”を使うタイプです。典型的な例は、犬山の“学び合い”だと思います。それ故、学力テストに強硬に反対したのだと思います。逆に、主に学力向上の手段として“学び合い”を使うタイプです。おそらく、これが一番多い。

さらに、子どもの能力がどの程度である、また、人間の本性として持っている“学び合う”能力はどのようなものか、ということによって、「クラス会議」、「バス学習」、「班会議」、「グループ学習」、「ペア学習」・・・・という風に分かれます。ちなみに『学び合い』は子どもたちの能力を高く評価しており、小さい気のあった者同士“学び合う”のはホモサピエンスの本性と考えています。一方、気の合わない同士の“学び合い”は、人間社会の発展に伴って形成されており、まだ本性までには至っていないと考えます。それ故に、「一人も見捨てずに」を教師が求めるべきだと考えます。しかし、それ以外は子どもたちが出来ると考えるのです。

 実は『学び合い』以外の“学び合い”の人たちの間では軋轢も少ないです。理由は方法のブレンドをするという折衷案が出来るからです。ところが考え方を明示し、それを意識化させるから軋轢が生じるのです。でも、テクニックは考え方の反映、陰なのです。だから、考え方を理解しなければテクニックは有効に働くわけないのです。だから、名人教師の指導案・教材をそのまま使っても授業がうまくいかないのは当然です。

 考え方を理解し、それとの関係でテクニックを選択したとしたら、非『学び合い』の方々の間でも当然、軋轢は生じます。おそらく代表的な者だとしたら、“学び合い”を学校研究の柱にしている学校の先生方にも、人間関係・生徒指導の手段として“学び合い”を考えている方もおられるし、学力向上の手段として“学び合い”を考えている方がいます。本当に学校研究の実をあげるためには、少なくとも意識する必要があると思うのです。

追伸 私のメモを読んでいる方は、色々に勉強していると思います。以下で書くことを、他を否定する意味で書いているのではないことをご理解ください(私の性格からそう誤解されることを恐れつつ)。

 皆さんの学ばれた様々の実践の中で、「こうである」と言うことに関して、実証データで示せる実践はどれだけあるでしょうか?専門的に言えば、曖昧な言葉を定義する場合、それをどのようにして測定するかということで定義することが出来ます。このことを操作的定義と言います。これがないと、一つの言葉がありとあらゆる意味に解釈されてしまうのです。例えば、学力にしても、教師の自作テスト、業者テスト、ピザ型テスト、NRT・・で計れる学力は別物です。それを整理せずに議論すると話が通じません。

 もう一つあります。皆さんの学ばれた実践の中で、その理論をごく少数の短い言葉で表現している実践はあるでしょうか?表現が長くなったり、多数である場合、その意味が多義的になったり、互いに矛盾することがあります。

 繰り返し言いますが、否定するつもりではなく、あくまでも現状の『学び合い』を取り巻く環境を理解するためのですので・・・・

 例えば、学びの共同体に関して、上記を思い起こしてください。私も大好きな佐藤先生の著作は多数です。しかし、それらは学びの共同体の実践に対して表現豊かに記載されています。しかし、それらを一貫する理論を短くまとめたものを見たことがおありでしょうか?また、その表現の中で、定量的・定性的なデータが示されたことがあるでしょうか?結果として何が生じるか?それは、100人いたら100人の学びの共同体が生まれてしまうのです。それはテクニックレベルの違いではなく、考え方レベルの違いです。それが学びの共同体が広がりやすい理由の一つなのだと思っています。考えを意識せず、考えを変える必要もないからです。でも、考え方を意識せずに実践することによって生じる問題が起こります。(従って、学びの共同体の実践者の中には、『学び合い』の考え方をお持ちの方も少なくありません。いや、多いと思っています。)

 私は、軋轢が生じることを理解しつつも、誤解なく理解してもらうことを大事にしています。多くの人に受け入れてもらうより、はっきりと分かった人が増えることを目指しているのです。「一人も見捨てない」ことを実現するには、それが迂遠なように見えて、確実な道だと確信しているのです。

 なお、これは『学び合い』以外の実践もすべきことだと私は思います。つまり、自分たちの実践をごく少数の短い言葉で理論的に表現にすべきです。そして、そこでの言葉の意味が何であるかを、定量的・定性的なデータで保証すべきです。と、私は思うのです。おそらく、このレベルの議論だったら実りの多い議論が出来る。残念ながら、現在はテクニックレベルの議論、また、考え方とテクニックをチャンポンにしている議論に終始しているように思います。

追伸 以上書きながら、これを書くべきではないという声が私には聞こえます。日本的には、私もあなたもともに良いですよね、という安易な合意が尊ばれます。でも、ちゃんと議論することが大事だと思うのです。ただ、残念ながら、大人のルールに則った議論が出来る方が案外少ないのが残念です。

[]教材研究 10:01 教材研究 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教材研究 - 西川純のメモ 教材研究 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 川中島の会で教材研究が発表された。ひねったことは何もない。でも、指導要領と教科書を徹底的に読み込むことによって、どんどん深まりのある教材が生まれる。シンプルなものこそ、深みが生まれる。

[]学校生協 09:56 学校生協 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学校生協 - 西川純のメモ 学校生協 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 川中島の会の始まる前に立ち話をしました。その時、スタートブックが売れているという話になりました。その中で、「スタートブックが長野の学校生協のリストに載ったのは大きかったな~」という話を聞き、「へ?」と思いました。「え!?」と思わず聞きました。それによれば、学校の先生はアマゾンを利用しないとのこと。思わず、「え?」と聞き返しました。「先生、こういう会に来る先生方は特別な人なんですよ。学校の先生の殆どは紙媒体での案内が必要なんです。」とのこと。「ほ~」と納得しました。『学び合い』関係者はものすごくアンテナの高い人です。そういう人と普段つきあっているので、見逃した点です。で、「じゃあ、どうすればそういうリストに載るの?」と聞いたら、学校生協の会員である先生からのリクエストがあと載るそうです。そのようなリクエストは少ないので、リクエストがあるとかなりの確率で載るそうです。

 ということで、学校生協の会員の方にお願いです。スタートブックはもちろんですが、「気になるこの指導に悩むあなたへ」と「忙しい!」を誰も言わない学校」、そして三崎先生の「『学び合い』入門」をリストに載せるように要望を出してもらえませんか?みなみなさんが各県の学校生協に要望を出せば、各県の生協のリストに載る可能性は高いともいます。それによって、『学び合い』と出会える人が増えます。

 会員の方が、いや、会員の方のみが出来ることです。お願いします。

maya-1maya-12011/03/06 17:34学校生協のチラシは、各県毎ではなく、全国一律だと思います。
川中島の会での、西川先生のまとめの端的なお話ありがとうございました。

jun24kawajun24kawa2011/03/06 17:41え、そうだったんだ~・・・
ありがとうございました。
でも、全国の人が声を上げてくれると意味があるとおもいました。

bunbun-hbunbun-h2011/03/06 23:02「へんなひと」
1年前に広島の夜に伺ったお父様の話と、その後のブログでの銀座と指輪の話とを、高知の夜に合わせて質問させていただいたわけですが・・・。
で、もちろん「へんなひと」という言葉は、私にとっては、自分自身に対しても他者に対してもほめ言葉ではあるのです・・・。

suikanomeisantisuikanomeisanti2011/03/06 23:15自分はまだ中途半端に『学び合い』を理解しているようでなりません。「考え方」とは、手引き書のP15第3章のことでよろしいでしょうか。

twoyoshitwoyoshi2011/03/07 00:13横井との会で会いましたが、僕的には全然企画内でした。素直でとってもいい子でした。『学び合い』同士も同じ意見だったと思います。彼も居心地が良さそうでした。きっと今日もそうだったのだと思います。

sakusaku0428sakusaku04282011/03/07 05:33《ヒゲ、パイプ、スリーピースの私がジープで、大学に毎日行くのです。》ぜひ、その当時のお写真を拝見させていただきたいです。
みんな「自分探し」の旅をしているのでしょうね。
私の大学時代は… あっ☆Nishiくんに知られている。

jun24kawajun24kawa2011/03/07 06:53bunbunさんへ
 そうですね。実は、我々みんなは変人だと思っています。
suikanomeisanti
 はい、そうです。『学び合い』の基本は短い言葉です。でも、その短い言葉にはものすごい意味が潜んでいます。
twoshiさんへ
 同感です。ただ、内面云々を言うには過ごした時間が短いので、外面のみに限らせていただきました。私も、話してみて、非常に素直で、純で、チャーミングな学生さんだと思いました。
sakusakuさんへ
 あははは。その頃は自意識が異常に過剰だったので、写真を撮ることを拒否していました。

moripimoripi2011/03/07 10:15再度ブログ開始するきっかけは先生こブログを拝見したことです。保護者であっても「苦言の提示は殆ど」ではなく、「建設的な提案ができる側であること」でした。私も変わっていますが「変わってる」といわれることにやや快感が芽生え始めたのはどういう現象が始まったのか・・・?それがワカラナイ、また放置してる自分は原則「鬼嫁」またまた「いと、おかし」(笑)です。いつか知るでしょう。岡山の会で初めてお会いした時「昔、やっとっただろうな」
と直感はしてました→言葉が失礼になりました、ごめんなさい。

jun24kawajun24kawa2011/03/07 12:05どこに繋がるか分からないですね。

hideki55hideki552011/03/15 15:39西川先生、こんにちは。日本教育新聞の3月7日に西川先生の…『学び合い』のある教室へ1…の記事が掲載されていました。これからのシリーズも楽しみにしています。

jun24kawajun24kawa2011/03/15 17:18乞うご期待!

11/03/05(土)

[]西川教 22:48 西川教 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 西川教 - 西川純のメモ 西川教 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 近代以降においてもっとも成功した宗教はなんだと思いますか?それは自然科学だと思います。だって、物質の運動は質点の運動で記載できる、とか、はては物質は粒子的であり波動的であり、てなことを本当に信じるのは宗教以外の何者でもありません。

 理系人間として自然科学という宗教はすばらしいと思っています。私は『学び合い』を自然科学のようにあるべきだとイメージします。従って、『学び合い』が宗教だといわれれば、上記の意味で宗教であると思います。だから『学び合い』教といわれれば、失笑しますが、ま、いいかなとも思います。が、西川教と言われると、う~ん、と思います。

 『学び合い』の研究の中で様々なことを明らかにしました。例えば、「能力差と人間関係で、話し合わせたときの型が予想できること」、「年齢構成と話し合わせたときの型が予想できること」等の結果は、非常に安定しています。だから、私は数百キロ離れた『学び合い』の実践者の悩みを理解し、アドバイスが出来るのです。それは統計力学の説明力のように感じるのです。

 一方、私自身は愚かです。人間的にも問題が多い。そして非『学び合い』的人間です。だから、私の姿によって『学び合い』が誤解されることが非常に怖いのです。シュレディンガーと波動方程式は別です、アインシュタインと相対性理論は別です。お二人に比肩するにははばかられますが、決してシュレディンガー教とかアインシュタイン教とは言われなかった。私は『学び合い』に反することをすれば、学生から指摘されます。なぜなら、『学び合い』のセオリーは非常にシンプルだからです。

 教育における過去の理論は、理論となっておらず、高度に個人依存的です。だから、個人の名前を冠されてもしょうがない。でも、『学び合い』のセオリーは、そして、その根拠たる実証データは個人の名前を冠されるものではないと思っています。だからこそ、二十歳そこそこの人が、私をセオリーに基づき論破できるのです。

 http://j.mp/eU89cf

 全集を出すレベルの偉大な方々、例えば、斎藤喜博先生や大村はま先生と理論レベルで若い学生が議論することが可能でしょうか?無理だと思います。それは、全集で書かれていることを一貫する理論を短い言葉で表現できる、数少ない原理原則で記載していないからです。それに近い表現は全集の中では散見されます。しかし、それらを集めたら膨大で、かつ、言っている次元が違います。従って、素人から見れば矛盾しているとしか思えない場合もあります。もちろん、両先生の中では矛盾しているのではなく整理されているのでしょう。しかし、どのような整理がされているのかは他者には分からないのです。だから個人名が冠される必然性があります。そのような点は自然科学とは違います。

 私がたいした人でないこと、人間的に問題の多いことは、人様から言われなくても、私自身が一番知っています。しかし、『学び合い』と私とは別物です。『学び合い』は自然科学に近いと理系人間として確信しています。

[]上越教育大学の教職大学院 18:37 上越教育大学の教職大学院 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 上越教育大学の教職大学院 - 西川純のメモ 上越教育大学の教職大学院 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越教育大学院の特徴は色々ありますが、年間のカリキュラムの配置にも特徴があります。まず、圧倒的大多数の国立大学における教職大学院は「14条適用」です。つまり、2年間ではなく、1年間は大学で学べますが、2年目は現場で通常通りの仕事をしながらです。が、新教育大学の3大学とごく少数の大学の場合は2年派遣を基本としています。そのため、じっくりと学べることが特徴です。

 おおざっぱに2年間の流れを言うと、講義は1年目の前期で殆どとれます。そして、9月~12月の4ヶ月間、教育実習です。実習と言っても学部の実習とは全く違います。週のうち2~3日実習に入り、あとの日は大学でみんなと議論したり、分析したりです。つまり行きっぱなしではないのです。それを4ヶ月間続けます。

 そして、実習はチームで入ります。つまり、一人で問題を抱え込まないですむのです。そして、実習生という立場と言うより、学校の仲間として入ります。だから忘年会にはもちろんよばれます。うちの学生が言っていましたが、生まれてから一番楽しい飲み会だそうです。そして、自分の授業能力の向上はもちろんですが、学校がどのように良くなるかを考え、計画し、実践するのです。それが学卒の二十代前半の兄ちゃん、姉ちゃんもやるのです。当然、現職院生の方は、その上を行くことがテーマとなります。

 さて2年目ですが、前期に授業は何もありません。そして、9月から12月に2度目の実習があります。1年目の経験をふまえて実習に行くのです。

 つまり、1年目の1月から2年目の8月まで、何もないのです。なぜそのようにしたかと言えば、色々な意味があります。

 第一に、学卒院生に関しては、受験勉強に集中できるようにしているのです。また、自分の持っていない免許状をとるために、学部の授業を取りやすくしているのです。上越教育大学の教職大学院は何らかの免許を持っていることが入学資格です。でも、小中高の一つだけしか持っていない人は、足りない免許を取ることが出来ます。また、中学校の別の教科の免許状を取得することが出来ます。

 第二に、現職院生さんにとってです。現職院生さんの場合、受験勉強は必要ありません。それをどう活用するか、です。実は、現任校の校長先生が認めた場合は、自分の学校で実習が出来るのです。だから、1年目の1月から修了するまでの1年と3ヶ月の殆どを、地元で実践することが出来ます。もちろん、議論のために定期的に戻ったり、発表会に参加したりする義務はありますが、基本的に地元で実践できるのです。

 じゃあ「14条」とどこが違うのか?そりゃ、じっくりと実践し、じっくりと考えることが出来るのです。上越教育大学の派遣は2年派遣です。従って、現任校で担任を持たせたり、公務分掌をもたせたりすることは出来ません。だから、自分の計画にあった限られた時間を実践するのです。もちろん、自分の実践だけ、というと現任校のみなさんから嫌われますよね。そこは、忙しい同僚がいたら「はい、よろこんで」で手伝います。実習生という戦力が増えるのですから、現任校にとっても願ったり、かなったりです。

 ということで、家庭の事情で2年は・・・という方もおられるでしょう。でも、上越教育大学の場合は、それを乗り越えることが出来ます。が、絶対に2年目は現任校で、と決まっているわけではありません。上越でじっくりとやりたい方はそれもありです。ご本人の希望によりです。ご家族と一緒に上越に来て、世帯棟に入る方の場合、子どもが地元の学校に入学したとしたら、2年間はいたいと思うと思います。

 ちなみに、地元の小学校は上越教育大学の現職派遣の方が入れ替わり入っている関係上、転校生になれていますし、転校生の占める割合が少なくありません。ということで、子どもも直ぐに馴れます。また、奥様にとって2年間はパラダイスになるはずです。だって、今まで子育てを一手に引き受けていた奥様が、旦那がいっしょになって子育てをしてくれるのです。また、世帯棟(世帯のための学生寮があり、安価に借りられます)には似たような奥様がいっぱいあります。その結果、今日は上の部屋で「パン教室」、明日は下の階で「パッチワーク教室」、明後日の夜は「奥様の飲み会」というふうになるのです。

 我がゼミの院生さんから実際に聞いた話です。2年間の修士が終わり、引っ越しの準備をしていたら、「ねえ、あんた。次に派遣してもらえるのはいつなの?」と奥様に聞かれて困ったと言っていました。あははは

 つまり、家族の事情にあわせて、多様な2年間の計画を立てられるということです。

 ね、なかなか考えられたカリキュラムでしょ?

karakusa01karakusa012011/03/05 22:28よく考えられたカリキュラムだと思います。ちょっと今血が騒いでいます。

jun24kawajun24kawa2011/03/05 22:49でしょ!えっへん。

OB1989OB19892011/03/06 06:48OBとして,絶対にお薦めです。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2011/03/06 13:05こんにちは

社宅だと、ご主人同士の上下関係に嫌な思いをするという奥さんの話を聴いたりもしますが、上教大の家族寮では、楽しく家族ぐるみの生活が出来そうですね

西川先生のモットー?の

「家族が仲良く幸せであること」

は大切なのでしょうね

社会で暮らす人々が、そういった日常の幸せを実感できるようになれば、もっと国や社会自体も元気になるのだろうなと感じました

とりあえず、新宿で学生さんや社会人が学びあえる場所創りを続けていきます

この活動が地域コミュニティの再生にもつながればと思っています

jun24kawajun24kawa2011/03/06 17:36川中島でキャラの濃い学生さんと会いましたよ。話してみて、とてもチャーミングは学生さんでした。あははは

11/03/04(金)

[]失礼 19:34 失礼 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 失礼 - 西川純のメモ 失礼 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 有徳の被害者の申し出により、「ここ」からは削除しました。しかし、授業公開に関して、性善説に立つことを再検討しなければならないと思いました。

[]同志の方々へ 09:06 同志の方々へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同志の方々へ - 西川純のメモ 同志の方々へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 初期の目的を達成したので、削除しました。

sakusaku0428sakusaku04282011/03/05 05:38読んでいるうちに、ときどき私に反発する子たちが思い出されました。中にはいつも反発という子もいるのですが…
「人は、その内容よりも、誰に言われるかによって動かされる」ことの方が多いのかな?と考えたりもしています。
例えば、私が職員室で「みんなで『学び合い』をしましょう!」と提案したとして、
「私の言うこと」だから…
「賛成」の人もいれば(いるはず!いるかな…?いるはず!)
「反対」の人もいるはずだと思います。

その「反対」の人にいくら私が説得してもその場では無理でしょうね。
それは「センコウの言うことには従わないんだよ」と言って反発する生徒と同じようにも見えます。

児童・生徒と教師は同じ人間だとつくずく感じています。

職員室や、教育委員会の職場で、例えばQ-Uテストをすることは、鬱病で休職される方を未然に防いだり、改善するための第一歩になると考えたりもしています。

jun24kawajun24kawa2011/03/05 07:05Q-Uも利用すればいいかもしれません。でもね、我が子、我妻が疲れているかいないかをQ-Uで調べないでしょ。あははは。結局、普段の雑談数が増加すれば、未然に防げます。だから、異学年、異教科の合同『学び合い』がいいのです。自然と雑談の種が生まれますから。

ghjalghjal2011/03/05 14:12つい雑音に耳を塞ぎたくなったりします。そして、音源を突き止めようと遮二無二もがこうとしてしまいたくなります。でももっと楽で意味あるのが、放っておくことなのですね。どのような世界にもノイズはあるものです。そのノイズに気を取られるのか。それとも、ノイズはあっても、データが意味するものを受け止めるのか。もうちょっと大人になろう。そう思いました。

twoyoshitwoyoshi2011/03/06 11:23西川先生が『学び合い』を自然科学の目で捉えているという事は、私もほんの最近気づきました。ゼミ生でさえこうなのですから、もっとこの部分を広く伝えることが大切かと思います。

jun24kawajun24kawa2011/03/06 11:49ghjalさんへ
 私も日々、悩んでいます。
twoyoshiさんへ
 了解です。

11/03/03(木)

[]学術研究 22:49 学術研究 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学術研究 - 西川純のメモ 学術研究 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日のゼミでゼミ生に語りました。正しい、正しくないは相対的なもの。客観的なものなど存在しない、常に主観的なもの。そして、それは自然科学の研究においても同じこと。生半可な理解で自然科学を理解すると、自然科学は客観的であり、絶対的と思う。しかし、科学史や認識論をちゃんと学べば、それは幻想に過ぎないことが分かる。

 自然科学でのもっとも大事な基準、それはオッカムのカミソリ、つまりシンプルであること。そして、数学においても大事にされる基準、それはチャーミングであること。だから学術研究は美しく、楽しい。

[]ひな祭り 21:43 ひな祭り - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ひな祭り - 西川純のメモ ひな祭り - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ちらし寿司と蛤のお汁で祝いました。日本人だな~

[]新採 22:36 新採 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新採 - 西川純のメモ 新採 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の会議で、教職大学院のDVDの視聴がありました。その中で我がゼミのOBが新採の修了生として写っていました。その語る姿を見て、涙がボロボロと流れました。彼は学部3年で私のゼミに入った子です。4年間、私のところにいました。決して要領の良い子ではありません。でも、素直なよい子です。危ういところもいっぱいありました。

 が、写っている彼の姿を見て我が子の卒業式に、我が子の成長を感じて感涙にむせぶ親の気持ちになりました。受け入れた学校の先生方の愛を感じます。そして彼のしたたかさを感じます。同時に、新採の年から『学び合い』を実践するしたたかさを知りました。既に彼は私の知っている彼ではありません。それが嬉しかった。

D902iD902i2011/03/05 22:13ありがとうございます、お父さん!笑
まず、先生のご期待を越えるインタビューの映像にならなかったことをお詫びします。数日、反省の嵐でした。
先生が私を成長したと見てくださるとすれば、それは私のクラスの子どもたちの影響がほとんどです。毎日、毎日、本当にたくさんのことを教えてくれます。
そして、子どもから本気で教わろうという姿勢を与えれくれたのは『学び合い』です。『学び合い』を知らなければ、子どもを不幸にし、子どもを不幸にしていたと思います。『学び合い』は子どもを信じるという心に、自信を与えてくれます。もちろん、たまには揺らいでしまうこともありますが、明確な理想があることは自信になります。
学生時代だけでなく、現職になってもお世話になっております。一歩ずつでも、先生の知らない私で、したたかに期待を越えていきたいと思います。

jun24kawajun24kawa2011/03/05 22:18期待しているよ。

11/03/02(水)

[]いい方法 22:23 いい方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - いい方法 - 西川純のメモ いい方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何度も書いたことだけど、再度書きます。

 人に伝える方法に関して、色々な人が「これこれがいい方法」という言葉を聞くと、常に「誰にとって?」とつっこみたくなる。それがたとえ相対的にいい方法かもしれないけど、それにフィットする人もいれば、フィットしない人もいる。7割の人が分かればいいというならば、それもありかもしれない。でも、『学び合い』では、一人も見捨てない。万人に対して、「いい方法なんてない!」と思います。

 じゃあ、この人の多様性を前提にして、一人も見捨てずに伝えるにはどうしたらいいか?相手が多様なのだから、伝える側も多様であらねばならない。多様な人が、一人一人の頭を使って、その場にあった方法を多様に用いるべきだと思います。

 じゃあ、『学び合い』も使う場合もあるし、使わない場合もある、と思われる方がいます。でも、その方の場合は、『学び合い』を方法でとらえている。だからの誤解です。『学び合い』を「たち歩きOK」、「私語OK」、「教師の教科内容に関する発言は極端に少ない」等々の「方法」を『学び合い』ととらえるならば、そりゃ、いろいろな方法とブレンドできます。が、ブレンドした段階で、『学び合い』ではないのです。

 というのは、『学び合い』の本体は、「多様な人間と折り合いをつけて自らの課題を解決することが学校教育の目的」と「子どもたちは有能である」というたった二つの考え方だからです。過去の『学び合い』の方法も、現在の『学び合い』の方法も、未来の『学び合い』の方法も、全てこの二つの考えから引き出されたものです。

 だから、この二つの考えにぶれていなければ、方法はブレンドしても『学び合い』です。ところが、『学び合い』を方法ととらえている場合は、二つの考えにぶれが生じているはずです。特に、「子どもたちは有能である」という部分にぶれが生じているはずです。この基本的な部分にぶれが生じると、子どもたちは無能になります。そして、ブレンドしたものの『学び合い』(?)部分もうまくいきません。だって、子どもは「先生は我々を本当には有能とは思っていない」と見透かしますから。特に、出来る子どもが。

[]従来指導型『学び合い22:23 従来指導型『学び合い』 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 従来指導型『学び合い』 - 西川純のメモ 従来指導型『学び合い』 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 先のメモと関連して。

 従来指導型『学び合い』と私が言っている姿は、五年前、十年前は『学び合い』と私も言っていたことです。でも、その従来指導型『学び合い』が『学び合い』か否か、それはちょっと目には分かりません。でも、中長期の結果を見れば、はっきりと分かります。結 局、従来通りの結果になります。

 色々な学校に関わっていますが、「本校なりの『学び合い』を」という言葉を聞くと、「あ、そうですか」と思います。その話を聞くと、だいたいが従来指導型『学び合い』かブレンドを意味しています。結局、その方向に行くのは、『学び合い』の二つの考え方に反しているからです。そして、見た目は分からなくても、子どもは分かります。結果でわかります。

 じゃ、今の私からみて従来指導型だった5年前、10年前の私が、今の私が考えるピュアな『学び合い』の授業をみたら、どう思うか。そりゃ、最初は笑い出すでしょうね。そして、直ぐに「いい!」と思うでしょう。そして、未来の私と話し合って、その根本を確認します。そして、「やっぱね~」と言うでしょう。だって、『学び合い』の二つの考え方から言えば、必然の姿です。5年前、10年前の私だったら、理論的には正しいが、そこまで出来るか不安な姿ですから。

 例えば、今の私は、最初の語りは有効だと思っています。そして、『学び合い』の手引き書に書かれたことを理解することが『学び合い』を成功するには有効だと思います。でも、仮に、「多様な人間と折り合いをつけて自らの課題を解決することが学校教育の目的」と「子どもたちは有能である」というたった二つの考え方を紙に書いて新人教員に渡します。そして、そのとたんにその新人教員が、課題達成100%の授業を連発すると聞いたら、私はびっくりするでしょう。そして、参観すると思います。そして、その授業みた後の姿は、先に述べたとおり、笑い出すでしょうね。だって、素敵ですから。

 今までの授業論や教育論は、常にプラスアルファです。でも、『学び合い』は常に極限までにそぎ落とす過程なのです。プラスアルファに美を感じるかもしれません。でも、私は自然科学を通して、シンプルなものに美しさを感じます。シンプルなものが普遍的であり、あらゆるものに適用できると考えています。

追伸 ちなみに私はシンプルな美しさを求めています。そして、研究者として、常に最先端を走りたいと思っています。しかし、その方向性が最善とは限りません。一番重要なのは、一人も見捨てない、ということです。そして、『学び合い』か否かは「多様な人間と折り合いをつけて自らの課題を解決することが学校教育の目的」と「子どもたちは有能である」というたった二つの考え方にぶれがないかどうかです。私と違ったアプローチで、そのことを実現できると分かったら、直ぐに今を捨てます。

[]統計力学 22:23 統計力学 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 統計力学 - 西川純のメモ 統計力学 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は現象を統計力学的、また、生態学的に見ます。つまり、個々の粒子の動きとか、個々の生物・個人の動きを見ません。だって、そんなこと見ても、訳が分からなくなりますから。そうではなく、その粒子や生物個体・個人の動きを律する大きな法則は何かを理解したいと思っています。そして、私はその法則が『学び合い』だと思っています。

 その考えによって考えるとき、自分自身である私も、当然、粒子であり、生物固体・個人なのです。従って、私がどう振る舞うかは全体の動きを決定するものではないと思っています。そりゃ、多少は影響があると思います(思いたい)。でも、本質的には大集団の動きは、粒子や生物個体・個人を超えたところにあります。私は、数多くの実験データ、そして、理論的な背景から、『学び合い』はそうだと固く信じています。

 私は、その法則に従った方がよいと思っています。『学び合い』の考え方に従った、多様な方法を私もみんなもやればいい。一人一人が最善であると思う方法を、多様に柔軟にやればいい。と思っています。

追伸 私以上に過激な人が数十人いたらば、私はいい親父を演じられます。切り込み隊長が少ないから、五十を過ぎてもそれをやっているのです。あははは