西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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10/10/16(土)

[]喧嘩の仕方 19:13 喧嘩の仕方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 喧嘩の仕方 - 西川純のメモ 喧嘩の仕方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以下では『学び合い』が成り立っていない場合、つまり、現状の我々の置かれている状況での喧嘩の仕方です。

 喧嘩の仕方で理解すべきは、最善は喧嘩しないことです。その最大の理由は、喧嘩をすれば例え勝っても自らも被害を得るからです。我々は次々に達成すべき事がある。自分の力が弱まってはそれが達成できないからです。

 喧嘩を避ける一番の方法は、その人を好きになることです。方法としては、私が信頼する人の中で、私が許せない人と折り合いをつけている人と話し合います。許せない人に「直」に腹を割って話すより安全性が高い。案外、単なる誤解ということがあります。少なくとも、単に「愚か」であると理解できる可能性はかなり高い。

 それでもその人を許せないとしても、その人を憎むのではなく、システムの問題だと理解する方が良いです。つまり現状のシステムの役割として、その人が行動していると理解します。なぜなら私が社会システムに「反感」を持っているとしても、日本においては私に攻撃することはまずありません。攻撃するのは「人」です。攻撃したいと思わせない方が良い。

 システムではなく、その人の個人の問題であると判断した場合、関わらないのが一番です。私の場合は、その人のメルアドをスパム設定にします。どうしても話し合わなければならないことがあれば、その人の話を忘れます。当然、その人からの依頼はしません。というより、聞き流すので、本当に忘れますから。後でそのことを指摘されたら謝ります。その人に対して、限りなく無能になるのです。

 さて、以上のことが全て駄目だったとき、つまり、その人の本性が問題で、とても許せず、かつ距離を置けない場合、はじめて喧嘩をします。

 さて、喧嘩の勝ち方です。まず、長期戦を覚悟しましょう。完膚無きまで勝たねばなりません。中途半端に勝つならば、しばらくしたら反撃されます。そこまで勝には、一度の会議で勝つとかいうレベルではなく、システムが常に勝利を保証するようにしなければなりません。

 そのためは、まず、自分が攻撃していることを悟らせてはいけません。公的な場、準公的な場(例えば匿名のインターネット)でそれが分かるような言動は封印します。

 次に、その人と自分との立場の違いを、公のレベルで再定義しましょう。自分が「嫌い」では、システムにすることは出来ません。

 次に、その立場の違いに関係する法律を徹底的に調べます。施行令・施行規則やその組織の定款などを調べます。

 次に、信頼できる複数の人と相談します。その際に、「その人」ではなく「その人の言動に代表されるもの」を相談します。「その人」レベルでは、単なる個人同士の喧嘩になります。それでは多くの援助は期待できません。そして、喧嘩の同志になってもらいます。

 そして、常に考え、準備します。必要に応じて、法律を調べ直したり、人と相談します。これを最低半年、多くの場合は3、4年かけて行うのです。その中で、最初は直感的な「嫌い」だったものを本当にシステムの問題として理解するようにします。

 私が「したたかに」という言葉に込めている、怖い意味はこれです。

 ただし、補足しますが、上記までに怖い計画をすることは殆どありません。なぜなら、人は大抵はそれほど悪気はありません。そして、明確に「それ困るよ」と言えば、ある程度加減してくれますから。上記をしなければならないのは二つのタイプの人です。第一は自分と違う考えの人を認められず、潰そうとする人です。第二は、自分より年齢が若い人、職階が低い人に対して、配慮する必要がないと思っている人です。数はそれほど多くはいませんが、一定数はいます。困ったものです。

みっぴみっぴ2010/10/16 21:19第2のタイプがうちの学校にもいて、非常勤で来ている先生が、非常勤なのに夜遅くまで残って仕事をさせられている状況があります。何とかしないと真面目なその人が倒れてしまいそうなので、今、策を練っているところです。まずはしっかり外堀を埋めて行きます。

jun24kawajun24kawa2010/10/16 21:24うむ~・・・・
難しいですね・・・

ghjalghjal2010/10/16 22:41したたかさには、強さが必要かと思ったけれども、怖いと思えるほどのしたたかさも必要だったとは…でも、そこまでの範疇に遭遇する可能性もあるかもしれないけれど、きっと少ないことを祈りたいです。

jun24kawajun24kawa2010/10/16 23:03はい。私の願いは、上記を理解して、安易に戦わないで欲しいということです。戦うことは、とても恐ろしいことですから。

irutyanirutyan2010/10/17 07:58>大事なのは、一人も見捨てない教育が出来ているか?と問いかけてください。その願いが『学び合い』を生み出しているのですから。

すごく安心しました
いったい誰のためのもの?
本当に、一人も見捨てていない?
と常に自分に問いかけて、その時の最善を選択します。
ありがとうございます。

jun24kawajun24kawa2010/10/17 19:00その視点で見直せば、『学び合い』の手引き書で例示しているものが、いかに効率が高いかが分かると思いますよ。ふぉふぉふぉ

daitouirukadaitouiruka2010/10/17 22:46自分なんかが『学び合い』を伝えることが許されるのか?とんでもなく勘違いしていることをしているのではないか?
『学び合い』について聞かれたり、出前授業をする中で、そんな不安にいつも駆られているところでした。
とてもシンプルな判断基準「一人も見捨てていないか」を改めて示されてなんだか少し気が楽になりました。
『学び合い』は効率がいいと思います。しかも、基本の考え方も、革命的だけどシンプル。
航空技術者でもある『星の王子様』の著者サンテグジュペリの言葉で、こんなの見つけました。
「完璧な設計だとわかるのは、付け加えるものがなくなったときではなく、取り除くものがなくなったときである。」
今まで私がやってきたことの中で、「なくてもいい」「ないほうがいい」と思えるものに『学び合い』の考え方は気づかせてくれています(同時に、やってなくて「やったほうがいい」と思えるものにも気づかされていますが)。

jun24kawajun24kawa2010/10/18 06:39例の会談、期待していますよ。一気に攻めましょう!

daitouirukadaitouiruka2010/10/18 13:41会談のお話があった時点では予定になかった複式校での私の出前授業のことも交えてお話ができそうです。
いただいた資料も拝見しているところです。
すごいです。

jun24kawajun24kawa2010/10/18 14:12西川ゼミって凄いでしょ!自慢します。