西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

10/08/05(木)

[]質問に応えて 08:04 質問に応えて - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 質問に応えて - 西川純のメモ 質問に応えて - 西川純のメモ のブックマークコメント

先だっての講演会で、質問書がまとめられました。本日、質問書を受け取りました。その中には、ありがたいご意見を多数いただきました。ありがとうございました。元気になりました。以下では、講演会では回答しきれなかった質問に関してのみ書かせていただきます。なお、個人情報が多数含まれる部分もありますので原文を記すのは控え、概略のみを書かせてもらい、その後に私なりの回答をさせていただきたいと存じます。なお、講演会でも申しましたように、質問メールはいつでもOKです。

Q1)塾に行っているなど先に理解している子が中心になるなら、理解することが中心となって自力で解決したり、全体で練りあがったりする場はどこにあるのか?

A1)まず理解していただきたいのは、子ども一人一人理解の仕方は違うと言うことです。教師の発問・板書が授業の大部分を占める授業では自力解決は出来ません。また、教師が主導する全体の練り上げでは、クラスの中の優秀な子が数人が発言し、それを理解できるクラスの上位3分の1だけの練り上げとなります。結果として、中位3分の1は「他人さんの練り上げ」であり、下位3分の1はちんぷんかんぷんとなります。もちろん、それ以上のパフォーマンスを実現する教師もいるでしょうが、大多数の教師では無理です。それに優れた教師であっても、クラスの能力差から考えて全員の練り上げは不可能です。『学び合い』は一人も見捨てない教育を目指しています。子どもたちは膨大な会話を積み上げることによって、一人一人自分の自力解決や練り上げを実現します。

Q2 中学校の国語科の教師です。国語科での『学び合い』の実践例があれがご紹介ください。成績評価の方法を教えてください。

A2 例えば「学び合う国語」という本を出しています。成績評価は従来通りで結構です。

Q3 この取り組みは、いつ頃から生まれたのか?また、始めようと思った理由は何故か?

A3 講演会で配布した手引き書をご覧下さい。詳細は、私のHPに公開しています手引き書(完全版)をご覧下さい。

Q4 人はサボりたいという気持ちがあるので先生が提案された『学び合い』でもサボる生徒はいるのでは?

A4 います。特に導入当初は、2~3割はいます。その子は、今まではやっているふりをしていた子で、実質は勉強していなかった子です。でも、『学び合い』ではそれがどんどん減ります。理由は、教師の「勉強しろ」より、同級生の「いっしょにやろうよ」の声の方が強力だからです。

Q5 全員が達成できるシンプルな課題というのが今ひとつぴんときません。

A5 お配りした手引き書に具体的な事例があります。ご覧下さい。

Q6 どのような集団においても、必ず指導リーダーは生まれるのでしょうか?

A5 はい。指導力というのは固定的なものではなく、集団の関係の中で生まれるものです。

Q6 教師は子どもの理解の道筋を確認するのですか?

A6 それは不可能です。物理的な時間の制約から言って、数十人の子どもの理解の道筋を確認するのは不可能です。さらに言えば、無限の時間をかけても理解できない道筋もあります。ですので、『学び合い』では、教師が全員の道筋を理解するのではなく、互いに理解し合う集団を創ることにエネルギーを費やします。

Q7 高校でも可能でしょうか?

A7 幼稚園から大学院まで可能で、実践されています。さらに言えば、企業も同じです。『学び合い』は集団管理のセオリーです。

Q8 習熟度別教育をどのように思われますか?

A8 非常に効率の悪い方法だと思います。さらに言えば、民主国家の構成者の育成する教育とは私には思えません。

 以上が受け取った質問の残りです。抜けがあったり、まだ分からないのでしたら、どうぞメールをお送りください。誠意を持ってお応えします。