西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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10/07/12(月)

[]自信を持って反論 13:45 自信を持って反論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自信を持って反論 - 西川純のメモ 自信を持って反論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教員養成の大学に籍を置くものとして、自信を持って反論いたします。ただし、他人様、また他大学のことではなく、私、私の勤務する上越教育大学における教員養成の姿に対して主に述べたいと思います。(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/kitami104/20100711/1278866111

 とは言うものの、概括的に一言。

 まず、日本の教員養成には問題も多く、不備も多いことは十分に承知しつつ、現状の日本の教育、教師の質を諸外国と比べたとき、最高度であることに自信があります。それ故に、教員養成は概ね成功であったと確信しています(ただし、今後、これでいい、とは思っていませんが)。

 次に、今後のことですが、おそらく教員免許は修士以上が必須となり、教員養成学部は廃止されるでしょう。6年制がしっかり根付いた大学のみが少数残るでしょう(おそらく、その多くは単科大学)。そして、その時期は道州制が具体化したときだと思います。理由は予算です。現状の教員養成は非常に金がかかります。同じスタッフ数で、他学部なれば5倍以上の学生を育てられる。では、どうするか。まず、学部段階の教員養成を止めるのです。学部の単位が教員免許の基礎免となります。例えば、理学部の学生の理学部での単位は、理科の先生になるための基礎免になります。なお、小学校も学級担任制から、教科担任制になります。学部段階では、教師のための単位は取得しないし、取得できないようにするのです。そして、教職大学院のように、教員養成に特化した大学院で免許を取ります。私は文部科学省の数十年前からの一連の政策の裏には、上記があると感じています。

 さて、上越教育大学は、開学以来、二つのことを大事にしていたことは一貫していたと思います。第一に、教師は専門職である、という捉えです。これは端的には、教科教育学の重視です。例えば、理学部のスタッフと、教員養成学部の理科コースのスタッフは違うということです。当たり前のようですが、日本の圧倒的大多数の大学では、そうなっていません。物理の専門家が、ある時から理科教育学の担当になるということは、上越教育大学では開学以来、一度もありません。繰り返しになれば、これは極めて希なケースです。理科教師は理学部で学ぶものを子どもに伝えるのだ、という捉えなれば、物理の専門家が、ある時から理科教育学の担当になることは自然です。なお、言うまでもなく、これは良い悪いではなく、教師の専門性をどうとらえるか、という考えの違いです。

 第二に、上越教育大学は開学以来、教育実習を徹底的に重視していました。1年から4年まで教育実習があります。実習を支える、現場教師の授業が充実しています。これが出来るのも、地元学校の全面的な支援があればこそです。多くの教員養成系学部は、附属学校で教育実習を行っています。ところが、上越教育大学では、附属はごく一部を担当しています。それ以外の大多数は、上越地区の全小中学校で受け入れてくれています。

 この2点だけでも誇って良いと思います。

 さて、私の務めている「上越教育大学」の教職大学院は、さらにプラスアルファがあります。本学の教職大学院は「臨床」と「協働」がキーコンセプトです。だって、私当初より計画に携わり、頑固に主張し続けたんですもん(自慢)。「臨床」を銘打っている大学は少なくないと思いますが、本学の教職大学院がそれを「実」とするためにやっていること、それはスタッフです。我々のスタッフの殆どは、小中高での教職経験があります。同時に、博士・修士の学位を持ち、学術の業績を持っているのです。教職経験のみのスタッフや、学術研究のみのスタッフならば、日本中にいます。でも、両方とも、というスタッフは希です。その希な人でスタッフを固めているのです。これによって、大学という研究・教育機関においての「臨床」を担保しています。

 「協働」を担保するために、本学の教職大学院のカリキュラムは、あらゆる仕組みを取り入れています。講義は四十代から二十代の多種多様な学生が共に学び、共に創り出すことを必須条件としています。そして、「臨床」を担保している長期の実習も、多種多様なメンバーがチームとなって入り、その学校の先生と共に学校改革をすることを経験するように組み立てているのです。

 上記のことを確認したければ、いつでもどうぞ。我々はイベントで大学院公開をするのではなく、いつでも見せられます。だって、上記が日常なのですから。

 と、一気呵成に反論しました。ふ~

追伸 言うまでもなく、心ある教員養成系学部・大学の教師は少なくありません。上越教育大学とは別な方向性で、誇りある教員養成をしていると思います。特に、今の教員養成系は、潰されることに必死に抵抗しているところなんですから。

sakusaku0428sakusaku04282010/07/13 05:00「愛すべきお馬鹿さん」…私はいいと思います。普通に理想的な受け答えをして万人に受け入れられるのも一つの方法だと思います。自分の「熱い思い」でもってガンガン『学び合い』で攻めるのも一つの方法だと思います。その「熱い思い」には必ず「受けとり手」がいらっしゃいますので… 
私が採用試験の面接を行うことがあるかどうかは???ではありますが、面接のときであろうと、そうでないときでも、
一見すると常識はずれのようなことであっても、「熱い思い」で述べている人と出会ったら良く聴いて力になりたいと思います。

OB1989OB19892010/07/13 06:16一気呵成に読みました。フー。まさにその方向ですね。

jun24kawajun24kawa2010/07/13 06:39sakusaku
試験担当者がその視点を持てるか・・・ですね。
OB1989さんへ
おのおのの場で結果を出しましょう!

iku-nakaiku-naka2010/07/13 08:26私も「お馬鹿」だと思います(大汗)。
しかし、玉砕は絶対にできません。
「お馬鹿」でいろいろな衝突を繰り返してきたから、最近「したたかさ」の大事さを痛感するようになってきました。まあ、余計な衝突はない方がいいのですが・・・。

jun24kawajun24kawa2010/07/13 10:14お~・・・
実は、髭を落とした当たりから、それを感じ始めていました。ふぉふぉふぉ

moripimoripi2010/07/13 21:21吸い込まれるように一気に拝見しました。その間呼吸をしてたのかどうか・・・。iku-nakaさんと意見は同じです。したたかさを持たずに「お馬鹿」になってました。しかし「学び合い」に出会いしたたかさも追求するようになりました。玉砕しない為とそうしないことが自分の為であり、他人様にも「見せれる自分」に進化できそうだからです。あ~すっきり納得!

jun24kawajun24kawa2010/07/13 23:02あははは
期待していますよ。

daitouirukadaitouiruka2010/07/14 07:38iku-nakaさんご本人はワンピース型ということでしょうか?
だとしたら、スラムダンクの「リバウンド」や「庶民シュート」も練習して最強のプレーヤーになってください。練習の仕方は、「Nカントク」にしっかり伝えていただいてましたね。

iku-nakaiku-naka2010/07/14 08:23N先生、失礼します。
daitouirukaさん、私はバリバリの「スラムダンク型」だと思っています。「みんな」でを強烈に求めすぎて、個々の学びを保証できず「普通の授業をして下さい」と言われたことがあります。目標は「みんな」ができること。でも、その課程はそれぞれに任せるってのが1番良いのかなあ~なんて思います。

jun24kawajun24kawa2010/07/14 14:11あははは
いずれにせよ、スラムダンクとワンピースは矛盾するのではなく、相乗させるのです。お二人とも、どっちもうまいのですから。期待しています。